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聖なる旅



 
2012 夏至の納め 編



2012.6.21〜6.30

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 6月29〜30日
 宮島から帰った夜、頭がすっきりクリアでほとんど眠れず。眠れたのは、せいぜい一時間ぐらい。でも、それほどきつい感じはなく、昼間も眠気が襲ってくることはなかった。
 夕方、再びヴィーナスヘアパックで脳の調整をして、次の準備も完了。ベッドに入ってウトウトしていたら、ある事柄に対する具体的な未来のビジョンが、次々に浮かんできた。・・・・・

 6月30日
 とうとう、この日を迎えた。5月のアセンションの旅を終えて最初に浮かんだのは、6月中に・・・つまりこの日までに、ある区切りを付けるということだった。それが具体的に何なのか、どのようにするのかはわかっていなかったけれど、それまでには方法が出てくると思っていた。

 その通りに、ヴィーナストランジットから動きが始まり、統合のための「変容」がスタート。その変容との同時進行で、夏至を迎える前に「納め」をすることが伝えられた。その最後のくくりを、この日にすることに決めたのだった。

 同じ時に、これまで意識していなかった地球暦からの情報も入ることになり、今日のこの日に「地球と冥王星の結び」が行われることを知った。(!)

 「冥王星は、破壊と創造死と再生など一見ネガティブなキーワードで読み 解かれていますが、その意味するところは、人類全体の総資産、歴史や 時代背景、個人の輪廻など、日常を超えた大きな存在です。 内側で起こっている全てを知っている時の番人は、外側の銀河と内側の 太陽系の狭間で、創造と進化の流れを調整しているのかも知れません。 一つの場所に居続ける冥王星は、一つのテーマにじっくりと取り組んでいるようです。 今日は、冥王星の力も借りてとことんまで掘り下げてみましょう。」

 大祓い&誕生日に、「破壊と創造」「死と再生」だなんて、あまりにピッタリ過ぎる〜。(^^) 

 ・・・ ということで、まずは「納め」のくくりとして出てきた「水天宮」へ。全国にある水天宮の総本宮が、久留米にある。須佐厳さんによると、元は女性が作った神社で、由緒には記されていないけれど、弁財天信仰の終焉地になっているとのこと。 それで、納めを終えた後で、ここに参拝してくくりをするということが浮かび、この日が相応しいと思ったのだった。

 電車とバスで、JR久留米駅まで。そこからは歩いて行くつもりだったものの、方向がわからなくなって、しばらくウロウロ。それでラクラクコースとして、タクシーで行くことにした。(^^)
 水天宮は、2年前の正月明けに、山田さんたちとの「和合」参拝からの流れで御挨拶していた。(Diary190) 寸前まで雨が降っていたようで、地面がしっとり濡れている。そのおかげで、爽やかな風が吹いて清浄感が感じられた。背筋ピ〜ンの狛犬さん、相変わらずバランスの取れた筋肉でナイスボディ。 ・・・・ 目指したいですね〜。(ははは)
 
   

 この夫婦木は、バランスが取れている。どちらか一方が大きい(強い)のではなく、互いが対等という感じ。 (画像右) この絵が浮かんでいた。(きゃはっ)

   

 こちらの木は、宮島の九本松みたいに開いている。池には、鮮やかな色の鯉。金色を帯びてキラキラしている。(これもカップルみたい。^^)

   

 本殿の前には、茅の輪くぐりも。お参りしてから、周辺を散策。脇には、筑後川が豊かな水を湛えている。

   

 裏の摂社にいる狛犬ちゃん。(よしよし) ここでも、また木に目が留まる。

   

 戻ってから茅の輪をくぐった。境内に入った時はくぐる気がしなくて、出る方向で通ることになった。その時に、これが「納め」のくくりを象徴しているのだと気付いた。(!) 「入るのではなく、出て行く。」 なるほど、そういう意味でもあるのですね。自分の中で繋がってきた。

 ここまで来て滞在したのは20分弱ぐらいだったけど、もう終わったのを感じて出ることにした。帰りは、てくてく歩いて駅へ。バス乗り場に行くと、ちょうど12時になったところだったようで、からくり時計が動いていた。それも完了の合図のように思えた。

 西鉄久留米駅まで戻って、ランチタイム。いつか機会があれば行こうと思っていた、サンバル食堂さんへ。マクロビ料理に、バリ風のお店。中に入ってみると、貸し切り状態に。
 いつもは、ワンプレートに8種類のお惣菜が取り放題になっているそうだけど、この日はワンメニューだけになっていた。それはちょっと残念だったけど、今の私の身体には、その方が良かったのかも。メニューは、チャーハンにベジの水餃子で、とってもシンプル。


   

 すぐ後ろに本棚があり、その中で女神のことが書かれた本が出てきた。(!) ゆっくり頂きながら、パラパラと読んでみると・・・・・
 まず、2004年のヴィーナストランジットのことが出てきた。「女性が宿すエネルギーの象徴である金星が、男性的エネルギーの象徴である太陽の前を通過する。この日食が意味するところは、計り知れない。」

 金星が一定の周期で動いていることから、「この周期は、女神ビーナスの誕生そして復活の物語とも密接に関係している。60日間かけて地下世界を訪れる金星=ビーナスは、そこにとらわれている魂を解放し、光に辿り着けるように導く。

 そして「イナンナ(イシュタル)」は、ギリシャではアフロディーテとして呼ばれていることも。「アフロディーテは、水と空気が混じって生まれたと考えられている。水は女性らしさ、空気は男性らしさを象徴する。」 「(トランジットについて) 男性的エネルギーと女性的エネルギーの融合と受け取る人もいる。」 ・・・・  それでイシュタル女神も、今年のヴィーナストランジットで復活したのかも。(!) この最近、アフロディーテオイルを頻繁に着けていたのも、わかる気がした。

 アトランティスに関する記述では、高僧で精神性の象徴だったヘルメスのことが書かれ、「崩壊の前にアトランティスを去り、エジプトを訪れた。エジプトではトト(「エメラルドタブレット」)、イギリスでは(魔術師)マーリンという名前で知られている。」
 
 その錬金術の極意(上にあるもの・・・・)は、六芒星で表現され、火と水を象徴とする紋章として考えていたことや、ヴィシュヌ神の紋章でもあったこと。
 
 レムリアに関するところでは、「海の民」の特徴として共通することもあった。「髪は長めにしていて、やや赤味を帯びている。」 ・・・・ 生まれつきというか、地毛も赤味がある上で、ヘナで強調される色も好きだったし、最近特に頻繁に使いたくなっていたというのも、その本能が出てきたからかも。

 「かつての時代、水は情報やエネルギーの媒体であり、エネルギー界と物質世界の橋渡しとして機能する物質であると信じられていた。昨今の研究は、この認識が正しかったことを示している。触れた物体に関する情報は、伝わったエネルギーの特性という形で記憶され、長い時間が経過しても消えることはない。」

 他にもアテナ女神や、著者のセドナでのスウェットロッジ体験に、聖母マリアのことも書かれ、像やメダイに記される「」は、「Mother」の「M」であるということも。・・・・ この日、駅に着いてから、まずマリア像が描かれた(あるカレッジの)看板が目に付き、バスで戻ってくる時も教会のマリア像に目が向いていた。

 こんな感じで、次々に繋がることが出て、これまでのことを確認させてくれているかのようだった。ガラス窓から、すぐ隣に「88−88」カーが止まっているのが見えていたことも。

 食事が終わってから、タロットリーディングへ。宮島からの帰りに、お店を再度チェックしていたら、他にも繋がりがあったのを知り、この流れでお願いすることにしたのだった。 ボイジャータロットは初めて。絵柄も独特で面白そう。

 まず現状としては、「二つの世界の狭間にいて内省している。」 その通りで、「変容」のプロセスに神の世の「納め」をしながら、これからのことも考えていた。
 
 これからの方向性として、「自分が心地良いと感じるものを選択していくこと。今まで十分に情報を取り入れているので、これからは気持ちが楽になる方向を選んでいく。」

 去年の末ぐらいから、今年の2012年からはもっと軽やかに生きたいと思うようになった。その後、MEのワークも集中して受けて、特にその思いが強くなっていて、少しずつ選択の方法を変えていたところだった。
 過去生からも含めた古い観念として、自分は楽をしてはいけないとか、苦労して努力して得られるという、修行僧や修道女的な考えが根付いていた。それは、「無限の可能性を開く」という、今のテーマにはもう相応しくない。そのパターンを、どんどん外そうと考えていた。

 「今までしてきたことは、血となり肉となっている。その経験があったから、ここまで来ている。何も無駄にはなっていない。後は、これから余分なものを剥がして行くだけ。」
 「もっと楽になって、楽しんで行く。普通に生活しているだけで、人は何かの役に立っている。今のこの瞬間で幸せを感じて、”今が幸せ”そう思って生きていくこと。」

 そうですね、「幸せになりたい」では、いつまでもなりたい状況から変わらない。

 チャレンジとして出たのは、「マジシャン」だった。(!) でもウエイト版の「魔術師」とは、解釈が異なってくるようで・・・・ 「スピリチュアル的な力は、これまでしてきたことで十分。それ以上もう学ぶことはない。今までしてきた二つの世界の均衡が取れてきている。これからは、日常生活のことをしていく。三次元での土台を、もう一度作る。そのために現実的なことをしていく。今までしてきたことで、十分に実力が付いてきているけれど、ここで三次元的な生活を付け加えて、また統合していく。すると、そこからまた新しいことが始まる。」

 スピリチュアルの世界に目覚めてから、ようやく自分のやるべきことがわかったことから、導かれるままに没頭してきた。この13年間、無我夢中で走ってきた。その間、自分の日常生活(私生活)は脇に置いてきた。そうしないと、不器用な私には両立出来なかった。そんな中でも、おかげさまで子供は心身共に健やかに育ち、早くも自立してくれた。

 初エジプト(2008年)から帰った後、オーラリーディングによるスピリチュアルレベルが98%になっていた。(肉体は2%以下) おそらく、その時が一番ピークだったと思うけれど、それは普通ではない。(笑) その頃は、日中でも異次元との世界を行き来して、情報を得ているとも言われていた。 その時は、それでも良いと思ったし、そうでないと出来ないこともあったのだと思う。
 そこから再び、肉体を持った存在として戻っていく。この間に学んだことや、体験してきた多くのことを、自分の中の「宝」として活かしていくために。その統合を、今年に入ってしている。

 次に出てきたのが、「ブレイクスルー」。「三次元的な生活をして行くだけで、自然と何でも突破していくことが出来る。突破すること自体に意識を向ける必要はなく、ただ淡々と現実的なことをしていくだけで、全てが流れて整っていく。その中で、自分が行きたいところは、どんどん行って良い。何も特別なことはしなくても良い。」

 これからも、自分が行きたい、したいと思ったことはして良いみたい。(^^) ただ、何かの目的のためにではなく、本能に応じて動いて良いということで、より自然な状態に戻っていくことが出来るようです♪ 

 日常的なことで普段やっていないことをすることで、得られるものとして出てきたのは「時間とスペース」だった。 同じく5月の旅から帰ってから、部屋の中の整理も始めていた。これまで気になりながらも、手が付けられなかったことが、この時にはやらずにはいられなくなっていた。時間の使い方や流れ方も変わっていた。それ以前も、タイミング良く時間通りに流れていたけれど、今はもっと余裕のある状態で流れている。それも、軽やかな方法を選択することを、自分に許すことが出来るようになったからだと思う。 そう、どんな現実も、創っているのは自分自身。

 最後に、整体もしてくれることになった。時間にすると5分ぐらいだけど、ぐっとツボに入った箇所もあり、軽やかになった。それも脳を使った方法で、実は私も今月から学んでいるところなのでした。(えへっ)

 その後で、予約していたヘナアートに。ヘナアートは、3年前にドバイでして以来。「納め」が終わって、新たに使命への道に進んで行くと言われていた。その新生の印として相応しいと思ったから。
 デザインは、蓮の花オンリーだった。薔薇にしようかと思っていたのだけど、蓮の花はマナリーディングで、魂の象徴のようになっていたのでピッタリみたい。 
 6枚の花びらが重なって開いたようなデザインになっている。本質の中でまだ眠っていた部分が、統合して新しく生まれた花として、これから開かれていく。その「花」を、「華」へと昇華させていきたい。 このアートを目にする度に、その決意を思い出す。 そして消える頃までには、その思いが深く深く浸透して、具現化させていく道を進んでいく ・・・・・。

 リーディングが始まった頃から激しい雨が降っていて、部屋の中に雨の音が響いていた。ヘナアートの時には上がり、帰る頃には太陽が顔を出していた。

 こうして2012年の誕生日は、「魂の新生」への記念日になったのでした ☆   ・・・・ 続きは、Diary 252 へ