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聖なる旅



 
2012 夏至の納め 編


2012.6.21〜6.30

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 6月28日
 夏至からの続きとして、「納め」第二弾へ。須佐厳さんを通して出てきたのは、厳島神社だった。その地で、市杵嶋姫神が最後の納めをして下さるという。
 上弦の月である27日を予定したところ、急遽別の予定が入り、それが「納め」の準備になっているのを感じて変更。その通りに、前日には大きな解放と破壊が行われた。(ガラガラ ガッシャーン!) 夜は、またまたヴィーナスヘナパックで、脳と子宮に滋養を与えて準備完了。

 そして、この日は「水星と火星の結びの日」であることを知る。地球暦によると「行いを整え、願を掛け、思いを成就させるサイクル。今取り組んでいることが結果となって現れるこのサイクルは、体の新陳代謝も入れ替わり、新しい自分を作っていくようです。“水星と火星の結び”となる本日の会合は、“結び”=ムスヒ=産日ですから、新しいことを“生み出す日”。今日は、ひらめいたこと(水星)を、実際に行動(火星)して、火と水の、カ・ミのリズムに乗ってみましょう。 」

 うわ〜っ、何だかピッタリ! 「火と水」といえば、2008年の旅が浮かんでくる。40度を超す高熱が出た直後に、弥山に登っていた。そこで「火」と「水」の洗礼を受けたのだった。(「秋の宮島 弥山編」

 「内にある火の力を使うことによって高熱を出して、極限までエネルギーを高めながら、細胞を原子転換させていく。出すものを出し切ったところで、水の力へと移行。急激に、極限まで冷やすだけ冷やして、下げていく。その温度差が激しければ激しいほど、細胞が強い振動を始めるようになる。その全身の振動によって、バイブレーションが上がり、さらに活性化して、細胞がより進化して行くことになる。火と水の力が一つになって完成し、新しい力が生まれていく。

 あの旅からの「結び」も同時に行われ、それが「納め」になるように感じた。さらに前日の夜に金星の逆行が終了し、この日から順行に戻ることになっていた。(うはっ!)

 すっきりした目覚めで出発。新幹線でG0−GO−! 着く直前に、ビルに描かれていた絵が目に飛び込んだ。丸い形の虹模様に、ウインクした顔が書かれていた。「GOOD LUCK !」と言われた気がしてウキウキ♪ その直後に、「新生○○」と書かれた看板も。またまた・・・・。(^^)

 二つある宮島へのフェリーの内、JR西日本は大鳥居の前を経由してくれるのでお薦め。ご無沙汰していま〜す。今日は登らないので、ここから弥山に御挨拶。大鳥居のところも、この時間はまだ潮が引いているみたいね。

   

 入ったところで、まず一頭の鹿さんが寄ってきて、手に持っていた案内図をパクリと取り上げた。早速、鹿の洗礼を受けちゃった。(笑) 程よい距離感を保っている、カップル鹿も良い感じ。(うふっ)
 
   

 お昼前でお腹も空いたので、先にランチタイム。たくさんあるお食事処の中で、今回選んだのは「錦水館」内の「まめたぬき」さん。「火と水のアセンション」の時には、その別館に泊まっていた。宮島名物の穴子ご飯を、陶箱で蒸し上げたオリジナルの「穴子陶箱飯」がある。それによって、ふんわりふっくらした穴子飯になっているそうだ。
 一番乗りで入り、しばらく貸し切り状態。カキフライとのセットを注文。どちらもアツアツ。ちょうど食欲が戻ってきたところだったので、時間掛けてきれいに完食。(^^) その頃には、次々にお客さんが入っていた。 ・・・・ その後で、「たぬき」さんでシンクロすることが!

   

 阿吽の狛犬さんも、こんにちは。大鳥居は、すでに潮が満ちていた。

   

 厳島神社の寝殿造りの社殿は本当に美しく、まるで平安絵巻の世界。これまでは、他にもあちこち行くところがあったので、スタスタ歩いていた記憶があるけど、この時は違っていた。自然とゆったりとした足取りになっていて、優雅な気分を感じていた。(おほほほ〜。^^) またいつもなら、ツアーの団体さん達で溢れているところ、この時は静かで落ち着いている感じも。

   

 お祓いを済ませ、本殿前へ。納めのために何とかするというより、私はただ姫神たちに今までの感謝の祈りを捧げていた。ここにある狛犬も、また独特。(品位と品格もあり。) 阿吽の「吽」が、雌になっている。そう、口を閉じて、結びをしているのが女性なのだ。

   

 そのまま大願寺へ。厳島 龍神さま、巨大な不動明王さま(大日如来の化身)に御挨拶。花が大きく開いたかのような、九本松にも目が留まる。

   

 本堂には、厳島弁財天さまが祀られている。市杵嶋姫神=弁財天。最初に神縁を感じたのは、2001年の天河神社でのこと。三次元では存在しない白蛇を、はっきり見せて頂いたことで気付かされた。(天河神社編) そして、水の神様であることも知ったのだった。その後の10数年間も、様々な形で見守って頂いていることを示してくれていた。お線香とロウソクを灯して、ここで改めて感謝の祈り。 
 またここには如意輪観音さまや、十二支の守り尊である文殊菩薩さまと、ご縁の深い御方たちが勢ぞろい。ここが「納め」の地になったのも、わかってくる。また、ここでは勝海舟たちの会談も行われていた。

   

 そして、もう一つカウンセリングで出てきたのは、平清盛公のこと。これまで、あまり意識したことがなかったけれど、厳島神社を造営したのは清盛公だったのだ。(!) その清盛公がお祀りされている神社が、この奥にあった。大鳥居の左側に位置した西の松原。御手洗川を渡った先にある。その川に来たところで、HWを撒くことが浮かんだ。
 清盛神社は、大きな松の木に守られるように建っていた。何度も訪れていながら、気付くことがなかった。今回こうして最後に、お参り出来て良かった。

   

 再び橋を渡るとき、鹿が一頭出てきたので、もう一度HWの水を撒いておいた。大島の天の川と同じように、地球の中心に流れる川と設定して・・・。鹿ちゃんは、飲みたかったかも。(^^)

   

 薄曇りだった空も、明るい陽射しが降り注ぎ、蒸し暑くなっていた。もうやることは終えたので、どこか涼しいカフェにでも入ろうと歩いていたところ、あるお土産屋さんの前で止まった。そこで「世界人類が平和でありますように。」の札が貼られているのが目に留まったから。 アイスハニーラテと岩村のもみじ饅頭で、しばし休憩。

 小路を歩いていたら、平清盛館が出てきた。(!) そのまま通り過ぎようとしたところを呼び止められ、今のこの時期だけの開催で、厳島神社の歴史がわかると言われて入ってみることに。
 旧家の主屋や土蔵を展示館の一部として利用しているので、当時の生活感も感じられた。その中に、弥山の「消えずの霊火」の大茶釜も。(うはっ)・・・この炎は、「恋人たちの聖地」の象徴にもなっている。(うふふ)  (写真左) 水を保存していた水甕を撮ると、こんな感じに。

   

 厳島神社の歴史を紹介する映像によると・・・・清盛公は高野山を登っているときに、弘法大師の化身と思われる僧侶から、造営をするように伝えられていた。(!) 社殿だけでなく、洗練された文化も取り入れるようにしたという。 その海上社殿建築の秘密についての解説もあり、水や自然との共存を考えて建てられたものであることがわかった。(!)  
 2階の展示場には、残されていた当時の絵巻や資料なども。最後は、大河ドラマ出演者のサインなどもあり。(^^) ドラマは全く観ていなかったし、どちらかというと鞍馬山との繋がりで、源氏のほうが馴染みが深かったから。 でも2年前には、平家と源氏の和合の祈りが捧げられた龍宮の赤間神宮にも、参拝させて頂いたのでした。(山口・広島編

   

 お土産屋さんの通りを、ゆっくり散策しながら戻った。途中で、安納芋ソフトをペロリ。国産の焼き栗もおいしそうだったので、買って帰ったら大正解。焼き芋のようにしっとりしていて、すご〜くおいしかった。(お薦めです♪)

 可愛いお地蔵さまのメッセージも響いてくる。「全ての過去は、未来の為の準備です。」 一つひとつ積み重ねてきたこと、やって来たことには何一つ無駄がなく、いつの日か一つに統合される時が来る。 今回の「納め」のように・・・・☆

 ゆっくり回っていたけれど、予定より早めに完了。フェリーで戻るとき、再び弥山を眺めていた。全国の天狗さんが集まるだけあって、私にとっては修業の地という感じで、これまで厳しくも鍛えてくれた弥山。この時には、とても柔らかいバイブレーションを放ってくれていた。それも、ロープウエイを真ん中にして、ハートの形になっているように見えた。(うはっ♪) 何だか、とてもうれしくなった私。(^^)

   

 港に着いて船から出るとき、急に胸の奥から込み上げてきて、ウルウルしてしまった。これまでの長い聖なる旅が、確かにここで納められたようです。・・・・ ありがとうございました。

 帰りの新幹線では、無意識に同じ側に座っていて、例の虹のお顔がまたまたニッコリ。そこで、「納め」のくくりについての情報も入ってきた。そして、いよいよ新生のくくりへ・・・・☆