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聖なる旅

2012 マトリックス 昇龍 編



2012.5.1〜5.29

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 5月 5日
 日本では、オープニングの昨日が「55」のハイライトで、今日が満月。明け方に満月チューニングの設定を済ませておく。5時前から起き上がった。あまりお腹が空いていないので、準備しながらフルーツ類を軽く食べておいた。

 セミナー開始は、9時30分。受付は8時15分からだけれど、8時前に行った時はすでに列が出来ている。(はやっ!) ネームカードとテキストを受け取って、昨日ここに座ろうと思っていた席へ。 まだ一時間ぐらいあるので、ロビーに戻ってネット接続したりしていた。

 オープニングのリチャードの生演奏中は、みんなで立ってノリノリ♪ これで、MEのフィールドと参加者が一体になる感じがする。 MEセミナーの内容は、前回のレポート&Diaryへ。・・・・ 通訳なしで、彼らの言葉を伝えるには無理があるので。(^^;

 最初の講義が終わった休憩タイムには、お腹ペコペコ状態。ただじっと座って聞いていただけなのに、細胞レベルでは動き回っていたようで。(^^) 会場内には、ミネラルウオーターの大きなタンクと、スタバのドリンクメーカーが用意されていた。(うはっ) コーヒー2種類に、デカフェまであり。 ホットドリンク用には、ちゃんとしたマグカップまで揃えられている。

 水は、HBHWを持参しているので、売店でエナジーバーとチョコを買って食べた。ここでは、休憩時間だけでなく、セミナー中も飲んだり食べたり自由にしている。最初は、それすらも驚いてしまった。・・・・ トロントでのセミナーは初めての人が多かったので、まだ少なかったけれど、ベテランメンバーが揃うシアトルは、さらに開放的で自由そのもの。 日本人はマナー良すぎかも〜。(笑)

 ランチタイムは同じく90分あるので、ホテル前にあるSUBWAYで、ベジサンドをテイクアウト。お部屋に戻って、ゆったり食べながら過ごした。会場のホテルに泊まっているので、それが出来るところが便利。 移動の時間も有効に使えてラクラク。

 午後からは、一気に眠気が襲ってきて、出たり入ったりしながら聞いている感じ。 最初は、言葉の意味を理解しようと集中していたところがあったので、それが必然的に出来なくなって良かったみたい。頭での理解よりも、フィールドで感じながら吸収するようにしたかったから。
 一日目は、ツーポイントとクリップボードの使い方の実習(=プレイ)。そのプレイタイムに、ドキドキしていた。講義を聞いているだけならまだしも、ワークするチームを見つけて、互いにフィードバックしながら練習することになる。そのため、実習そのものだけでなく、コミュニケーションが大事になってくるから。それが英語でスムーズに出来るかなと・・・・。

             

 隣に座っていたのは、モニカという女性。席に着いた時に少し話していたので、前に座っていた女性(メアリー)との三人ですることに。三人とも「M」になっていて、マリア(=メアリー)様が見守ってくれているのも感じながら。二人とも全く初めてなので、まずは体験したいという期待大のプレッシャーの中で、私からスタートすることに。(ははは)
 二人とも、手を置いた状態ですぐに動き始めていたし、受ける側になった時も気持ち良くふわ〜っと沈んだ。それぞれに、初プラクティスとしては良いスタートだったので、三人ともテンションが上がってきた。その後メンバーを変えながら続け、それぞれにいろいろなフィードバックがあって良い感じ。サポートしているプラクティショナーの男性も、アドバイスしてくれたり。


             


 そこに、一人の男性(60代ぐらい)が加わった。交代で次々に彼にしてみたけれど、石のように全く動かない。(ように見える) 体自体もガチガチで硬そうだったけれど、無意識に足を踏ん張っている感じにも見えた。彼自身も、まだ誰も自分を動かすことは出来ないと言っていた。
 プラクティショナーの人は、彼の中では変化が起こっているとは言っていた。そこで二人の女性が、メリッサにも聞いてみようということで、一緒に付いていった。 ・・・・ これも日本のセミナーでは見られなかったけれど、実習中もリチャードとメリッサの二人は、チェックに回りながら質問に答えていたのだ。

 その答えとしては・・・・「誰も自分を変えることが出来ない。」と自分で抵抗している人も少なくなくて、その場では変容していないように見えても、深いレベルの中では必要なことが起こっているとのこと。例えば、そのブロックを崩すとかという感じで。 
 このことは、後のワークでも話に出ることが多かった。「受容性のワーク」でも、受ける側の受容量が大きければ、それだけ変化もわかりやすいと言われていたのと同じだと思う。表面的に大きく動かなくても、その中での深い変化は起こっている。ただ最初から、そのブロックがなければ、もっと軽やかに起こるのではと思えた。 実際に受容性の高そうな人たちは、フィールドの中で楽しんでワークしているようだったから♪

 それは、受ける側になった時に、自分でも感じられる。ふわ〜っと来ても、意識はしっかりあることから、踏ん張ろうと思えば体に力を入れて留まることも出来る。でも、そこで受け容れて力を抜いていると、気持ち良くキャッチャーの腕の中に沈んでいく。リチャードが、デモの時に変容し始めた人に対して、良く口にする「Good Choice !」というのは、その意味もあるように思った。


             


 また過去の実例として、リチャードがクリニックで施術をしていたとき、何も起こらず、何も変化がないように思えたことがあった。それからの半年間、その人からは全く連絡がなかった。そうして再び訪れたとき、この間に家庭環境から仕事まで、あまりに変化が続いて、人生そのものが大きく変わり、来ることが出来なかったということだった。 ・・・・・ 

 ・・・・話を戻して、二人が質問しているとき、私の隣に立ったメリッサが、背中に手を回してヨシヨシ撫でてくれていた。(うほっ) 二人との話が終わってから、思わず「日本から来たんです〜。」と話し掛けた私。すると、「I know !」とメリッサ。
 トロントに着いたとき、FBに一言だけコメントしたのを見てくれていて、それで気付いていたみたい。(きゃはっ) ・・・・たくさんの人が書き込みをするので、そこまで期待していなかったのに。
 「後でコメントを返そうと思ってたの。」「日本から何時間掛かったの?」「このブラウス素敵ね〜。」などと話していて、シアトルのセミナーにも行くと言ったら「Great !」。 その後で握手して、思いっきりハグハグ。またまた良い香りがしていた♪ ・・・・ & その後でFBには「I'm excited. You are here !」とレスを入れてくれていた。(^^)

 メリッサと直接こんな風に話せるとは思っていなかったので、すっかりハイテンション。 その後、あるプラクティショナーの女性のところに連れて行って「彼女は日本から一人で来ているから、一緒にプラクティスしてあげて。」と紹介してくれた。
 お言葉に甘えてワーク(=プレイ)してもらうと、さすが経験豊富なプラクティショナー。深い領域まで入り、彼女の肩に寄り掛かるように。実習の時間は終わって始まったけれど、今シフトしているからそのまま動かなくて良いと言われた。 その女性の名前が、またまた「M」のマーガレット。(もちろんメリッサもだけど。^^) 数年前からMEをしているらしく、どこか神秘的な雰囲気のある女性だった。(^^)

 そんな感じで、うれしいハプニングもあり、ドキドキの一日目が終了。会場を出て部屋に戻ろうとしたら、リチャード&メリッサ達とエレベーターが一緒に。みんなでわ〜っと入ったら、リチャードのすぐ隣になっちゃった。(うはっ)  日本でのセミナーでは、こんな風に普通に接触することがなく、それもここでは当たり前のようになっていたので新鮮。 

 休憩中に良く話し掛けてくるおじさんからも、ブラウスを褒められた。エジプトで買った、お気に入りのピンク系ブラウスだけど、他にもワークで組んだ人達が反応していた。 やっぱりME のフィールドは、エジプトとの繋がりが強いのかしらん。(うふふ)

 お腹も空いてきたので、またまたシャトルバスで空港へ。ここで移動手段のない私には、15分置きに来てくれて、無料で直行なのでラクラク&便利。チェック済みのお店で、水とかフルーツとかを仕入れ、Tim Horton のベーグルサンドにマフィンなどもゲット。
 帰りには、太陽の横に彩雲が出ていた。 わ〜い良い感じ〜♪ (アイフォンでパチリ!) 部屋に入ると横顔の目の中に太陽が入っている感じにも。

   

 その後は、スカイプで柾至たちと話したり、夜は今日のワークを振り返りながらゆっくり。 こうして、「55」のハイライト&満月も、充実して終了したのでした☆