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聖なる旅

2012 マトリックス 昇龍 編




2012.5.1〜5.29

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 5月 4日
 明け方に目が覚めた。どうやら雨は、一晩中降っていたみたい。その後も、空を眺めながら、ベッドで8時頃までまったり。ようやく、良く眠れた感じがした。

 この日のプランは、お昼前にルハンが迎えに来てくれて、カサロマ城に連れて行ってくれることになっていた。そこは、お城のような建物に、素敵なガーデンがある有名な観光地で、私が好きそうな場所ということで選んでくれていた。 でも・・・・昨夜の雷光を眺めているとき、この日も出掛けるのは止めようと思い始めた。

 セミナ一日目は、無料デモとして午後7時から始まる。なので昨日ではなく、この日に入っても十分だったところを、せっかくならトロントの町にも出てみたいし、ゆっくり準備してから受けようと思っていたから、早目に到着するようにした。 でも、出発した時点で早くも変容が始まっていたようで、気分が変わってきていた。

 それで、せっかくプランしてくれていたのに申し分けないと思いながらも、自分の今の気持ちを優先することにして、ルハンに連絡をした。(ぺこりん) その選択が出来るようになったことも、私の中では変化になっている。

 その代わりに、ホテルのシャトルバスで移動して、トロント空港を散策することにした。ゆっくりターミナル内を一回りしながら、どこにどんなお店があるかチェック。
 ランチは、ジャマイカバーガーなどもある小さなお店へ。そこに、とっても手頃なサーモンサンドがあったのだ。カナダといえばサーモン。それに、お魚の中でも、女性を美しくしてくれる成分があると聞いたことがある。(えへへ) 
 ほぐした身がたっぷり入っていて、おいしい。それにクリームマッシュルームのスープを付けて5.99ドルという安さ。日本を出発してから、あまり食べていなかったけれど、これで十分に満足した。別のお店で、今日の夜や明日の朝のフレッシュフルーツなども調達してホテルに戻った。

 時間まで、しばらくお部屋でまったり過ごして会場へ。ちょうどロビーで場所を尋ねている人がいたので、後ろから付いていった。(^^) 30分前だけど、かなり入っている。エレベーターで顔を合わせて挨拶していたロングヘアの男性が、すぐ前に座っていたり。
 当たり前だけど、周りはみんな外人さん。(笑) 一人で来ているのを実感してドキドキ。お隣に座った女性が話し掛けてきた。ウイニペグから来ていて、MEは初めてだけど、他にもいろいろワークしているらしく、ニュージーランドには4回も行っているとか。(わ〜良いですね〜♪)

 そうこうしている内に、いつのまにかリチャードとメリッサが入ってきて、すぐ横を通った。それがあまりに何気なく、後ろから普通に入ってきたので驚いちゃった。日本のセミナーでは、舞台からジャ〜ン!と音楽に乗って出てくるので。(^^)

 挨拶が終わった後、リチャードのギター生演奏。そう、ここではエアギターではなくて、ちゃんとマイギターを持って来ているのよね♪ この日は、MEを紹介するためのイベントのようになっていて、無料で誰でも参加出来る。
 MEの基本を説明しながら、次々にステージでデモが行われる。最初は、エンジニアの仕事をしている人達を呼び出した。10数名ほどが、ステージ上にズラリ。メカニックから、エレクトロニクス、PC関係と様々な分野で働いている。リチャードがチェックしたら、頭を使う仕事ということもあって、体から離れている人がほとんどだったので、まず肉体に戻すことから始めていた。その後、あっさりと次々に反応していく。
 そう、MEの面白いところは、いわゆるニューエイジやスピ系ではなく、見えない世界にあまり関心がないと思われる人達も、たくさん参加していることと、意識だけ宙に浮いてしまう世界ではなく、しっかり土台(肉体)に繋がっていることも大事にしていること。


          


 また、ジミヘンのTシャツを着た15歳のロックな男の子も、ステージに上がっていた。見た目はクールな感じで堂々としているのだけど、リチャードが要望を聞いたら「Open up myself.」 と言っていた。(ほ〜っ!) そして、フィールドから出てきたドルフィンと、しばらく戯れていた。(ふふふ)

 メリッサがワークして、泣き出した女性もいた。その意味については、特に追求することもしない。その時点で変容して解放されているので、必要ないからだと思う。

 そんな感じで、無料とはいえ充実した2時間。4ヶ月振り&現地のフィールドに慣れる意味でも、ワーク前に参加しておいて良かった。例によって、途中で何度も意識が遠のいていたけれど、いずれにしても英語(言語)としては理解できないので、私の場合は頭が余分に働かなくて良いのかも。(えへへ) 

 今回こうして現地で受けようと思ったのも、言葉での理解ではなく、それを超えたフィールドで感じたかったから。まず、通訳付きの日本でのセミナーでさえ、聞き取れないこともあった。ここではさらに話すスピードが増して、その上ジョークも盛りだくさんなので、全く何を話しているのやらという感じ。(ははは^^;) それも覚悟していたことではあるので、何とか最後まで楽しみながら受講することを目標に・・・・。(^^)

 昇龍のハイライトからのスタート。準備OKということで、いよいよ始まります ☆