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聖なるペルーの旅 4


〜 完全なる統合へ向けて 〜




2004.9.14〜2004.10.1

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 参加者レポート
 <ともちゃん>
9月21日
朝、ルーディーの提案でホテルのまわりを散策することに。実はなんだか体調が思わしくなく、
どうしようかな...と思ったりもしていたのですが、折角の機会なので私も出掛けることにしました。道中は歩くのがとてもきつくて、足がまだ万全ではないとおっしゃっていたMiyukiさんよりのペースより遅れてしまいながら、頑張ってみんなについて行きました(一緒に歩いてくれたMihoちゃん、どうもありがとう!朝の集合場所に行ってみたら偶然Mihoちゃんと同じ様な格好だったので、Miyukiさんに前世は双子か兄弟だったんじゃない?というようなことを言われて、てっきり姉妹だったのかな?と思っていたらふたりとも男の子だったのですね〜^^;)。

のんびりした田舎道で脇の小川の石は苔むしたりしていて、どうかすると日本の田舎道みたいだな...と思いました。と、道の脇にずらりと自生(?)のミニサボテンが生えているのに気づき、やっぱり地球の裏側、南米大陸なんだ〜!と実感☆途中で民家に立ち寄らせて頂いて記念撮影などし、南米気分はより高まっていったのでした。出逢った現地の方と一緒にどんどん行った先にはなんと!山の岩肌にインカ時代の壁画が!!ルーディーが道中で「この辺りにインカ時代の場所がある」と言われていたのですが、それがここなのでした〜。壁画に出逢えて、それまでの疲れもぶっ飛びました(^^)
ホテルに戻って、少し休んでから主の樹さんに感謝とお別れのご挨拶をしました。その後中庭へ。ここでMihoちゃんと私はマスターコースを受けました。当時は教えて頂いたことを覚えようと必死で、その時間を味わえていなかったのですが、今思えばこの清らかで美しい場所でマスターを受けさせてもらえたことに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました...☆

 午後、列車でマチュピチュ(アグアカリエンテス)へ。私達の車両は、スペイン人?(どうやらスペイン語で話されている様だけど、ペルー人ではなさそうな感じでした)の団体さんと一緒でした。切符の座席番号の関係で、私の席はその団体さんのツアーガイドさんの隣に!ガイドさんは途中で色々な説明をされていて、言葉の意味は「?」でしたが「インカ」という言葉だけは分かったので、私も一緒に「インカ」と言われる度に車窓の風景を眺めていました(^^)団体さんの中には、デジカメで風景を激写している方もいて、その方のカメラがcanonのもので「おおっ日本製だ!そういえば、キャノンは確か観音という言葉からきているんだったよね...?そうか、観音様も私達を見守ってくださっているんだ〜!」と感じました。
いよいよアグアカリエンテスに到着し、夜はあのシャーリー・マクレーンの本にも出てきた温泉へ!

私がペルーに興味を持つきっかけとなったのが、高校生時代に読んだシャーリーの本でした。いつか私も行けたらいいなぁ...と夢のように思っていたのが遂に実現したので、感無量☆アグアカリエンテスの温泉街(?)ではクスコのホテルで見たマチュピチュの写真のポストカードを見つけて大興奮☆(この時既にちょっと体調不良気味でしたが、翌日あれほどの浄化が起こるなんて想像もしていませんでした^^;)楽しみにしていた温泉は、体調不良のためじっくり湯船には浸かれませんでしたが(足湯&腰湯状態)、とってもパワフルな温泉とのことで今の状態には足湯&腰湯で充分だったのかも。湯上がりは昨年のツアーでも行かれたという、ファルクローレの生演奏がある石釜焼きピザ屋さんへ!昨年の聖なる旅のレポートを読んで、是非行ってみたいと思っていたお店だったので嬉しかったです♪Mihoちゃんと私は湯上がりに一旦着替えにホテルへ帰り、急いでピザ屋に戻った時、丁度「コンドルが飛んでいく」の演奏中でした(^^)♪忙しい中クイチも駆けつけてくれていて(本当に暖かい方です。ありがとうございました!)、美味しくてこれまた盛りだくさん&リーズナブルな料理で満腹満足。予定が変更になって、どうやら明日ワイナピチュ登山もするらしい...ちょっとドキドキ...。私、明日登山大丈夫かな?ともあれ、明日はいよいよマチュピチュで〜す(もう行くしかありません)!!
 
9月22日
早朝6時位にバスでマチュピチュへ。昨夜も今日の準備をギリギリまでしていた為寝不足&今日も体調不良気味で、やはり大丈夫かな...と言う感じ(^^;)バスの中ではいつのまにか眠っていて、気が付いたら到着していました。バスから降り、いよいよ遺跡へ!遺跡へ入ったとたん、来てしまいました〜(^0^;)強烈な目のシパシパ感&肩が重た〜い状態で、歩くのもやっとな状態に...。初マチュピチュのリカちゃんも同じく具合が悪くなっていて、どうやら私達は浄化しているようでした。クイチの儀式に参加した時は気持ちの悪さがピークに...。しかし、儀式中クイチが私達に言葉を掛けてくれて、それだけは聞き逃さないように耳をダンボにしていました。私はここでの過去生では男だったらしく、レインボーブラザーと言われました(リカちゃんはクイチにレインボーパレスのプリンセス、レインボーシスターと言われていました)。クイチは私にインナーラブパワー〜とか色々言ってくれましたが、私のつたない英語理解力では残念ながら全体としての意味は分かりませんでした。それでも、暖かく祝福されたということは充分に分かりました(当時は気持ちが悪くて儀式を味わう余裕がなかったのは残念でしたが...^^;)。

その後で吐いたら少し楽になり、ある場所を通ったときにある想いが浮かんで、不思議と少し泣けてきました。何故か泣いたら、前より楽になりました。が、その後トイレに行くため遺跡を一旦出て、また遺跡に入ったらまた具合が悪くなってしまいました。クイチによると、リカちゃんと私は心の中に何か強く手放したくないと思っているものがあり、それで気分が悪くなっている(浄化している)とのことでした。ふたりともこの遺跡に関する過去生で何かあったのかな...?

パチャママの(石の)前の小屋で雨宿りをしていた時も気分が悪く、もう帰って休みたい!と思ったりしましたが、根性!でワイナピチュへ。メチャクチャきつくて、足を上げるのもやっとの中、ただ気力だけで登りました。Miyukiさんには今回の気力登山が出来たことで、今後何かがあっても「あの時ワイナピチュに登れたんだから出来ないことはない!」と思えるよ、と言うようなことを言って頂き、自分でも頑張って登って良かったなと思いました。頂上では突然リカちゃんが前にパタリと倒れて皆ビックリ!一瞬気を失ったそうです!彼女が倒れた場所は、丁度マチュピチュのパワースポットなのだとか!!しばらく頂上で休んだ後、下山して(下山もやや必死でした〜^^;)みんなでパチャママ石にお礼を言って石の前に腰掛けていたら、また突然リカちゃんが前に転げ落ちました!!しかし、くるりと上手く受け身の状態で落ちていて、無傷でした(よかった!!)。Miyukiさんによると、リカちゃんが落ちたときにエンジェル達が守ってくれたそうです(^^)彼女はここでの過去生が女性だったということで、パチャママ石の前でまた気を失ってしまったのかも...、と思いました。私はこの遺跡の中にいる間中、何故か早くここから出たい、立ち去りたい、と思ってしまいました。遺跡から出たら、やはり何故か前より楽になりました...。リカちゃん&私はホテルへ直行してお部屋でダウン。夜起きると、Mihoちゃんがなんだか忙しそうな感じ(?)。実はお湯が出なくなっていたらしく、ホテルのフロントに何回もお湯が出ないと言いに行ってくれていたそうです。Mihoちゃんの活躍でその後無事お湯は出るようになりました(Mihoちゃん、ユカイのホテルのタオルといい、ここのお湯といい色々お世話になりました!ありがとう^^)!!
 
 9月23日
アグアカリエンテスのホテルの前の市場で、セーター(赤・ローズピンク)を入手♪ピンクのセーターは特に探していたので(そういえばMihoちゃんもピンクのセーターを探しているという話でした。やはり似ていますね!)嬉しかったです。赤のセーターは、一目見てコレ!と思い買いました。赤は最初50ドル位で売っていたのを40ドル位に値切って買った(リカちゃんに値切るときのフレンドリーなスペイン語の言い方「ナダメノ〜ス(負けてよ〜)」を教えてもらっていたのです♪色々なところでかなり使って、負けてもらいました♪リカちゃんありがとう〜!!)けど、よくよく考えたらこれは40ドルでも高すぎる!!それで、思い切って「高すぎる」と返しに行くと、なんと結局15ドルになりました!勇気を出してよかった(返しに行くなんて、今までの日本での私では考えられないことでした)!!他にもお土産用のTシャツや小物類なども購入して、Miyukiさん達がいる「インディオフェリス」と言うお店へ。昨日の今日で食欲が無く(というか、朝調子の乗って食べ過ぎ(?)てまた少し吐いたので...^^;)、私はコカ茶のみにして、店内の素敵な雰囲気を楽しみました。

その後、アグアカリエンテスと別れを告げ列車でオリャンタイタンボへ。車内では確かフォルクローレ風(?)なBGMが流れていたのだけれど、その中に私の大好きなビートルズの曲(ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア)が!しかもここペルーの列車の車内で聴けるなんて思っても見なくて感激でした〜!オリャンタイタンボからはバンに乗り換えてクスコへ。クスコへは「帰ってきたよ〜^^」と言う感じ。マチュピチュでの大浄化&根性のワイナピチュ体験後だったお陰なのか、数日前高山病っぽくなったクスコでしたが恐怖感は全くありませんでした(もうクスコでの浄化は完了済みなので大丈夫という感も有り)♪泊まるホテルは数日前と同じサボイホテル。お部屋はこの間とは違っていて、しかもちょっとグレードアップしていました!私達もグレードアップしたっていうことかな(^^)?

今宵はルーディーに『ペルーの伝統の踊りと音楽の夕べ』に連れていってもらいました。観客の中に白人観光客の方々がいて、中にデジタルビデオカメラを回している方が。そのデジタルビデオも日本製でした(気付いてちょっぴり嬉しかった私。日本人だなァ!)。フォルクローレにのって繰り広げられるダンスの数々。男女ペアになって踊られるラブラブダンスが可愛くて、衣装も素敵でした☆最後の曲は、踊り手さん達が会場の観客の中から自分の相手役を探して舞台に上げて一緒に踊るというものでした。ここで、リカちゃんが指名され(やはり!という感じでした〜^^)、見事に踊っていました!さすがリカちゃん☆

 その後クスコのアルマス広場で黄金の夜景を楽しみ、美味しいと有名な「プカラ」というお店へ。このお店で、昨日リカちゃんがパチャママ石の前で転落した時近くにいて、驚いて駆けつけてくれたドクターのカップルさんを発見してビックリ!広いペルーで、丁度同じ時間帯に同じお店に入るなんて、偶然じゃないような感じがしました!食後、インターネットカフェに行きたいというリカちゃんを残して、3人でアルマス広場のマーケットへ。ここで職場用のお土産お菓子などを調達して(カラフルな個包装のチョコで、なかなか好評でした♪)、ホテルへ戻りました。このホテルは暖房もあり、普通にお湯も出るところだったのですが、アグアカリエンテス帰りの私にはそのことがとてもありがたく感じられました。普通に蛇口をひねれば湯水が出て、寒ければ暖房やら暖める器具が家庭にある日本って、やはり恵まれてる!とここでも感じました。

<みほちゃん>
9月21日
 朝。少し早く起きた私にRikaちゃんが裏庭に面した窓から動物がいると教えてくれました。毛がモコモコしていたのでアルパカくんかな。1頭だけ、どこからきたのか立っていました。ビデオに収めていたらすぐ去っていきましたが撮れたもよう!(^^)
列車が午後の便に変更になったことで、朝は数時間空き、クイチの提案で、ルーディが丘の上まで案内してくれるというのですが、日本ほど空気が濃くないところで、上まで登れるだろうかと少し不安になりました。(これからマチュピチュに行こうかという人が…)でも行ってみてよかったです。行きはさすがにまっすぐなインカ道で長いなーと思いましたが、途中にいるヤギの「メ〜!!」に「かわいい〜」とTomoちゃんや私は写真やビデオを撮ったりしていると、ゆるい坂道のことなど忘れてしまうのでした。
Miyukiさんのご指摘のとおり、Tomoちゃんと兄弟だったということが、すんなり理解できるのでした。そういえば、旅行の準備をしているとき、水着も、「今日ペルー用にユ○○ロで買いました」とメールしたら、返事に「私も今日ユ○○ロで水着買いましたよ」なんて返事がきて、笑っちゃったこともありましたよね。そういった様々なシンクロの意味も、兄弟だったというので合点がいくのでした。結構あっさりした男の兄弟ね!それに2人でいるとのんびりペースで、そんな中でもTomoちゃんの自然体に感化されていた自分がいたと思いました。こうやって魂のつながりあるレインボーファミリーが増えていくことに感動、感謝!

奥まで歩いていたら、大きなお屋敷がありました。ひと目で裕福なのかなーと思いました。ここまで来ないとわからないけど、回りがインカ道なだけに目立っていました。しばらく歩くと農家の家にいきなりルーディーが案内してくれました。
木で作られた門からに入ると、皆さん収穫の仕事を一通り終わらせた後のお食事中といった感じ。そばには動物たちも一緒だし、山積みのジャガイモも置かれていました。またまたすごく、自然と一体。憧れを感じつつ道を進みました。ルーディーが誰かに声をかけていると思ったら、道際で何か作業をしているおじさん。道を聞いて、日本から来たと言ったら子供さんが日本にいる(確か教師と言っていました)というのでなんだか共感心が湧いてくるのでした。そういえばこのおじさんもなんとなく礼儀正しい日本人風でした。
二股に分かれた道まで来ると、すごく勢いよく水の流れている小川がありました。首に掛けていたカルロスのお店で買ったインカクロスのペンダントをそーっと浄化したり顔を洗ったりしました。と、そうしてしばらく時間を過ごしていると、Miyukiさんの帽子がない、と。さっきまでかぶっていたはずなのに…。みんなで手分けしてその辺を探してみても出てきませんでした。結局、みんなが一瞬小川から目を離した隙に流れていったのかも、ということしか考えられませんでした。
二股の道をどちらに行くか、Miyukiさんから選んでみてと言われ、なんとなく目の行くほうを選んでみました。途中、村の人が追い越して行き(いつの間に後ろから来たのって感じで足が強い!)その人たちに案内されるように無事目的地につけてホッ。(道は結局どちらからも行けたよう(^^ゞ)村の人たちが指さす方には何かレンガ色の絶壁に白っぽい物が。あ〜なんかあるぞー!よく見るとそれは人の形や動物たちなどをしたペイントでした。一体誰があんなところに、そう思うほどの山の上のほうの絶壁です。肉眼やビデオで足場を探してみましたが、どう見てもありませんでした。うぬぬ、どうやって書いたのだろう。昔のインカの人はすごい力を持っていたのですね。(今でも充分すごいと思いますけど)今は訪れる観光客がいるわけでもなく、小川のせせらぎと共に、静かに時が流れていました。

帰り道は真っ白なシャーマンのローズの花、塀の上に生えたサボテンの列、そしてたくさんの荷物を載せたロバさんの行進など、凸凹道ながらピクニック気分は続き楽しんで降りていきました。
今回はホテルに着いてMiyukiさんが博物館を案内してくれました。博物館といっても、ホテルの一部の部屋を改装したようなところで、言われないと博物館があるとはわからないところにありました。階段の途中の白い壁にたまゆらがいっぱいの素敵な絵が。博物館には鮮やかなマカウの羽根で覆われた細やかなつくりの王様用のような衣装などがありました。(今回もアンデスの人の器用さを感じました。)
マスターコースの受講の前に、ホテルの前にある露店のおばさんをビデオにおさめ、買い物をしました。このおばさんは去年もいたのを覚えていました。実はどうしてもこのおばさんのお店で買い物をしたかったのです。去年の買い物の時、私にとってはちょっとしたトラウマになっていて、おばさんは私のことを覚えていなかったけど、今回ちゃんと買い物ができて、おばさんにビデオを見せたら少女のように恥ずかしそうにでも嬉しそうに笑ってくれて、私も嬉しくなりました。去年、初めての海外だったせいもあったのか、ちょっとしたことが気になっていましたが、胸のつかえがおりた様ですっきり!(^^)これからは小さなこだわりも持たなくていいねと自分に心の中で言いました。
マスターコースもお庭を前に無事受けることができました。去年聞き逃したことが多いことにあらためて気が付きました。
後はマチュピチュに行く前に帽子も買えて、去年は遠くから見ているだけだった庭の木の精霊さんにもご挨拶できました。
今思えば、やることはやったという感じで、午後の日差しの中バスで出発しました。おばさんが「アディオ〜ス!!」と言っていたのが聞こえてきました。
駅ではブラウリオが荷物を運ぶのを手伝ってくれ、スムーズでした。(私の荷物、スーツケースがやわで運びにくいので大変だったと思います。どうもありがとう)
高原列車では窓を天井の方まで大きく取ってあり、遠くの高い山は雪山で、近くの山も高くそびえていて、禿山が高度が少し高いことを物語っています。下には大きめの川が音を立てて流れているのが見えます。これからしばらく川沿いに走るので山、川と景色が楽しめます。隣の席ではルーディーが英語が話せてスペイン語もちょっと勉強してきていたRikaちんと楽しそうにコミュニケーションをしていました。今年はルーディーの違う一面(?!)をこれからも見せてくれることになりました。(^^)それにしてもRikaちんコミュニケーション力すごいなあ。
PERU RAILはハイクラスな列車を指定してくれていました。軽食が付き、列車では珍しいので、結構好きなことなんです。今年はバターロールサンドとタルトのようなお菓子でした。おいしいな〜!そんなこんなでアグエスカリエンテスの駅に着きました。
ホテルへの道すがら、ルーディーが今年は新しいマーケットがオープンしていると話をしていて、そういえばこんなコンクリートの階段は去年はなくて、工事をしていたなあと思っていたら、目の前にマーケットが姿を現しました!すごい!ここもこの一年で変わったんだね!そしてマーケットを抜けたところに建物の小さな入口。そう、ここが今回のホテル。去年の広いお庭のホテルもよかったけど、ここも豪華ではないけど何かと近くてよさそう♪それに、後から思ったのですが、クイチの紹介ということで、ホテルの支配人も便宜を図ろうとしてくれているのがわかりました。何も知らずにポンッと行っていたのではこうはいかなかったのかも。小さなホテルだったけど、セキュリティに不安を感じたりもする必要がないといった感じ。クイチに感謝です。

温泉に行く途中、とあるお店でポストカードをみんなが買っていたら、Miyukiさんが去年マッサージを受けたという人(マッサージを受けていたのは知っていました。)がいて、まあなんて偶然!感じのいい男性で、ここでもマッサージの看板が出ていました。
また、クイチの友達のお店というところに立ち寄ると、ひときわ多くの種類のアクセサリーが並んでいました。ここでは「これっ!」というものがなくて買わなかったけど、さすがの品揃えとエネルギーについ長居をする私たち。お店のクイチの友達はクリスタルのペンダントをしていたけれど、石が熊の手のように幾つも生えている(ように見えた、生きているようで(^^))ものがペンダントヘッドで、すごい迫力。ルーディがそれを借りて、笑いながら私に手にとって見せてくれた。近くで見て驚きの表情をする私なのでした。
温泉が近づくと、電灯に照らされた温泉の形がぼんやりと見えてきて、何かが去年と違う、非常口まであるではないか!そう、ここもリニューアル!
入口近くにカフェテラスのようなお店までできていました。
私とTomoちゃんは今回は波打ち際で遊ぶ子供状態だったけど、雰囲気だけは楽しんでいました。最後にルーディーとMiyukiさんに促されて冷た〜いシャワーを浴びてスッキリ?!(^^)でもあの場にいただけで、ちゃーんと準備ができていたような気がします。
帰ろうかとしていた頃、ダダダッと女の人がやってきたと思ったら日本人でした。ここでも発見!今年はいつでも出てくるんです(?!)日本人が。注)悪いことではないです。
夜のレストランは去年と同じところで、去年は浄化がやってきていたせいか具合が悪く食べずにホテルに帰りました。なので今年こそは(?!)という感じでしたが、Tomoちゃんと私は注文だけして一旦ホテルに帰ることに。その時に2人とも道がわからなくなり、いつしかホテルを過ぎ、住宅街の、しかもはずれの方を彷徨っていました。(笑)迷ったのが2人だったのでよかったです。ただ単に行き過ぎていただけのようでしたが、夜はわかりにくかったのでした。(^^ゞ(姉よしっかりしろ〜という事です)
レストランに戻ってスープとピザなどをおいしくいただけました!(そろそろ「欲少なくして足る事を知る」も実践する時期かなあ…)フォルクローレの生演奏で雰囲気に酔うことができました。クイチも駆けつけてくれ、明日の予定のアドバイス。きっとすごい日になるだろうなあとワクワクドキドキを胸にホテルに帰りました。
 

9月22日
朝が早いのであらかじめ買っておいたバナナなどを持って出発。バス乗り場も近いなあ。バスの座席にはこの旅でよく見かけていたレッドクロスが。乗るとMiyukiさんは体に手を当てていて、準備をしていました。(見習わないと)
ゲートをくぐった。やったあ!また戻ってこれた。今年はある意味去年以上に来るのが大変だったけど、やっぱり来て正解だった。この中に入るとやっぱり戻ってきたという思いになります。鳥が周りを飛んでピチピチとずっと鳴いていて、祝福してくれているかのよう。クイチもやってきて、案内してくれました。クイチはゆっくりと登ってくれます。私もなんだか去年よりペースが遅くなっているようで、ありがたかったです。

ハイラムビンガムが遺跡発見のとき上ったという絶壁にきました。何度見ても階段状とはいえほとんど崖。続いて遺跡を見下ろす高台でしばし遺跡を眺めました。今年は去年と違い今は曇っていて、寒いくらい。流れる雲が下に見える遺跡の後ろのワイナピチュをまるで隠れては出しているかのよう。幻想的でした。


 日の出の儀式の時は太陽も顔を出し、暑くなっていました。まさしく太陽の儀式。クイチが一人一人コンドルの羽根で浄化してくれる。私たちは太陽に向かって宣言しました。TomoちゃんRikaちゃんは初めてでここまで体調的に大変そうでしたが、ちゃんと儀式にも参加して、インカクロスももらえたね。(そういう私は日本での準備の時忘れてきていました(~_~;))RikaちゃんはMiyukiさんとの繋がりもすごく感じていたようで、ずっと抱きついていた。5人でハグすると一人一人というより5人がひとつになっていました。みんなありがとう!マチュピチュでこのような時間が持てたことに感謝します。

例の陸の船という感じの石の前で心はしばし異次元へ。Wishing Doorでは霊峰という感じのワイナピチュを正面にここに来れたことを感謝し、サポートの感謝の気持ちと天命を全うできるように願いました。先に終わっていたMiyukiさんがハグして祝福してくれました。お世話になりっぱなしですが、これからも、とりあえずは自立を目指してやっていきます!
3つの窓の神殿では去年とは打って変わり今年は人があまりいない。人の少なさにおもいっきり私たちらしく振舞っていくような…。(^^ゞ平らな石にも思う存分寝そべってゆっくりと時間を取っていました。


Miyukiさんが土笛を吹きだし、私はカルロスのお店で買ったワンズを吹きました。連なる山々が周りをぐるっと取り囲んでいて、下は谷になっていて小さく川が見える。とてもきれい。
クイチからもらったコカの葉をかむと、清涼感があって、心なしかすっきりしてくる。コカの葉をそのまま噛むという習慣にも納得するのでした。具合がよくならないRikaちんにみんなでヒーリングをしました。
インティワタナではエネルギーをチャージして、魔女の部屋ではまたまたクイチがコンドルの羽根で浄化してくれた。一人づつ部屋に入り、宇宙やサポートしてくれている光の存在に向かって感謝とこれからのことを声に出しました。外にいる人が笛を吹いてくれていました。出てきたところでMiyukiさんが五十鈴を振ってくれました。その時私はやっぱり過去生でお2人の子供だったとあらためて思うのでした。Miyukiさんの五十鈴の音はすごく心地よく、クイチもルーディーもしてもらっていました。生きているようなピューマの岩、太陽と月を表すという二つの丸い石、この辺になるとクイチの説明を聞こうと日本人も一緒に付いて来たりしていました。コンドルの神殿にもまた来れた。迫力があって、思わずビデオを回したくなる。太陽の神殿では台形の窓に向かってトーニング。とても心地よくなりました。


アヤワスカをする部屋というものありました。どういう仕組み(?)になっているかすぐわかったので、ここでしたことがあったのかな。
今回もクイチが案内してくれて、迷うことなく効率的にかつ普通のガイドで行けない所や説明もしてくれていました。クイチに感謝!!
昨日の夜予定が変更になり、ワイナピチュへ登るにはこれからになっていました。でも遺跡を回っているうちにポツポツと降りだした雨は、止むどころか激しくなり、登リ口近くの小屋で雨宿りしている私たちも、どうなるのか見当が付かなくなってきました。止むのを待っている人で小屋の中はいっぱいでした。私の中にもせっかく来たのだからという気持ちと、この雨では無理かもという気持ちと、二つありました。TomoちゃんRikaちゃんはとてもしんどそうだったし、それについて心配しすぎている自分もいました。その小屋でMiyukiさんから、まず自分が行動で表して、相手がちゃんとついてくることを信頼することを教えてもらっていました。まず自分が行動で示すことか。。

ルーディーが13時までは登リ口の門は開いているがそれ以降は閉まって登れないということを登リ口の受付から聞いてきてくれた。その時の時間は12時40分くらいだった。Miyukiさんの行ける所までという声にも促され、駆け込み登山(?!)を決めた私たち。
今回は先頭でした。先頭を登って思ったこと。前がいないってとても不安ということ。でも自分を信じ、みんながついてくることを信じ、登るしかありませんでした。ぬかるみはすごく、手をついたり綱や鉄の棒を握ったりするのであっという間に手足が汚くなっていきました。ペルーでの雨は去年はアマゾンでの長時間の森歩きでしたが今回はワイナピチュね〜!なかなかやってくれます。Miyukiさんはゆっくりでいいと言ってくれましたが、元々私は登るのが遅いし、みんなの迷惑になるんじゃないかと余計な考えも出てきて、一生懸命登りました。(後からわかったのですが、速かったらしい。^^;)

頂上の手前の広場まで来た時、周りの雲がどんどん変わっていき、不思議な形を次々と見せていきました。時々雷が轟く中、虹のような大きな雲、それは龍が何体も弧を描いて動いていくようにも見えましたが、それが目の前でゆっくりと形を変えていきました。しばらくすると、右の方には橋のように山と山を繋いでいくように見える雲も出てきました。雲が滝のように下に流れていて、仕掛け花火もびっくりって感じでした。そのあとには、今度は雲の塊が下から上にやってきて、下の遺跡を見えなくし、終いには私たちのいるところを包み込みました。そこらじゅうが真っ白になりました。その時ビデオを撮っていた私の声は「雲霧林だ」だって。(思わずそう思ったんでしょうね^^;)祝福ありがとうございます!
ここでRikaちんは一瞬意識を失っていた。最初、私は彼女の中で起こったことはわかりませんでした。でも、Miyukiさんの見方は肯定的でした。何かを手放したというしるしのよう。そうなんだね、おめでとう!

頂上に着くと、人があまりいませんでした。そして、不思議なことにさっきいたところはまだ雨が降っていたのに、そこは晴れていました。もちろん、雨が降った後で岩も少し濡れているところもありましたが、晴れていて合羽も要らないし、湿気もみるみる乾いていき、気持ちよかった。さっきまでの雨が嘘のようでした!本当にありがたかったです。TomoちゃんとRikaちゃんは岩の上でしばらく休んでいました。一足先に裏の滑り台を滑って、裏の大きな岩の休憩所(?)へ。ロープがなくなっていて焦ったけど、去年Mikiさんもロープなしで降りていた。大丈夫!そう自分に言い聞かせて、それでもズルズルでしたが、降りていき、しばらくMiyukiさんと笛を吹いたりしていました。と〜っても気持ちいい〜!(普通の山登りでも頂上に上ると登るまでのきつさは忘れるけど、ワイナピチュはまた格別なのです。)
思えばMiyukiさんは病院から退院してすぐペルーに来たのだ。一度お見舞に行ったときは車椅子だったし、明らかにものすごく痩せていた。それが今、ワイナピチュに登るまでになっていてすごいなあと思いました。Miyukiさんは自分自身で自分の人生を創って生きている…。私にもその強さがここに2度来れたことで少しでも備わればいいな!!
帰りはTomoちゃんが先頭を行ってくれることになった。実は上りは勢いもあったので大丈夫だったけど帰りはいまいち自信がなかったのでありがたかったです。案の定というか、思ったよりも足が進まず、特に右足が前に出ない感じでおかしくなっていました。去年はあんなに駆け下りたのに…。所々ルーディーが手を貸してくれたおかげでなんとか降りれたところも…。その時思ったのは歩くことはこんなに難しいことだったのかということです。今年になってMiyukiさんの勧めもあり、太極拳に行き始めましたが、そこでも足を踏み出すというひとつの行為が、自分がどれだけできないかを感じることがありました。ただ足を出すのではなく、地に足をつけて踏み出すことをこれからどれだけしていくかが、テーマとなりそうです。
なんとか降りれた後、パチャママの岩の前で記念撮影!いや〜爽快!そう思っていたら隣のRikaちんがまたくるっと下に落ちた。本当にくるっと、だった。Rikaちんはまた一瞬意識をなくしていたようで、何が起きたのかという感じでした。「マチュピチュで2回も意識を失うことは意味がある」とのMiyukiさんの言葉で、なんとなく納得。ちゃんと起こるべきことがその人にあった形で起こっているのだなあ。
すごく充実したマチュピチュでの一日が終わろうとしてしました。最後にマチュピチュを見渡せる場所で光と感謝の気持ちを送り、今年のマチュピチュをあとにしました。また来たいな!
ルーディーもお疲れ様でした!どうもありがどう。
Miyukiさんと私は夕食を食べるために町へと繰り出しました。温泉に行く時にも気になっていた「マヌー」の看板のお店へ。最初は外のテーブルだったけど落ち着いて食べたかったのでお店の中へ入りました。Miyukiさんが絵を見つけていました。すごく素敵な絵。(今思えば写真撮ってないんですよね。バカ〜)精霊の上には虹の絵まで描いてあって、店の中まで入らなかったら気が付かなかったです。
ウェイターの男の子はまだ若く、スペイン語しか通じないみたいで注文が大変だったけど、何とか大丈夫でした。きっとこれから英語も勉強していくのだろうなあ。(心の中でエールを送りました。)野菜のラザニアは思ったよりボリュームがあって、お腹いっぱいになったのでした。(今回は去年に比べ、食欲が落ちたのは気のせいではないようです。(^^ゞ)
ホテルに戻ると、二人は深い眠りについていました。私は明日行くことにしたインディオフェリスの場所が怪しかったので、場所の確認のためと、買うものも思い出したので買い物に抜け出しました。日の落ちたアグエスカリエンテスも薄暗い光の中開けているお店があります。ふと入ったお店にはおばあさんが編物をしていました。横の壁には人をかたどった絵にカラーでチャクラが描かれていて小さく文字で何か書かれていました。セーターを見ていたら、お孫さんのような女の子が薦めはじめたのですが、最初から目に入っていたのは子供用の毛糸のポンチョ。これって姪にぴったりかも…。手にとるとおばあさんが自分が編んだんだというジェスチャーをし、腕を曲げてパワーがあるよというポーズ。そして10ソルでいいよとまで言ってくれている。これは買うしかないなーと購入しました。(日本ではそのポンチョは姉にも好評でした!)そのあとインディオフェリスのあたりを怪しくウロウロし(笑)、位置関係を確認して水と、Tomoちゃんから借りてばかりいた(早々とオリーブオイルがなくなって。(^^ゞどうもありがとう!)日焼け止めクリームと水を買って無事ホテルに戻りました。(^^)
 
9月23日
今日はホテルで朝ご飯を食べてみました。といってもジュースやティーの他はみんな早くから出掛ける人がほとんどなのであまり残っていませんでしたが…。(そんな中でもティーの種類は選り取りみどりでした)3人で昼食の打ち合わせをしたりしていたら時間はあっという間に過ぎていきました。
途中、一旦帰ったMiyukiさんが打ち合わせに入ってくれ、買い物へと出かけました。でも思ったよりゲットできずに今回は買い物はいいってことかと思いながら待ち合わせのインディオフェリスへ。
Miyukiさんからはがきを送ったと話を聞き、そういえばまだ送ってなかったし、Miyukiさんが場所を教えてくれたので外へ。すぐそこのお店で断られ、昨日まで行けなかった坂道を降りて行きました。下は広場になっていて、「こんなところにインカの王がいる〜」と思いながらダッシュで通り過ぎていくのでした。(ご挨拶できる日を楽しみにしています。)その後もいくつかの郵便のお店に断られましたが、それでもめげずに警備員らしき人にはがきを見せながらこれを出したいんだと身振り手振りで伝えました。結局線路を渡ったお店で受け付けてくれました。(住所を英語で書いていないことが断られた原因なのでした!(^^ゞ)

再びインディオフェリスに戻り、ここでは贅沢に昼食を楽しみました。ここはお店の雰囲気も相変わらずかわいい感じ。マーメイドの像が微笑んでいるかのよう。
オニオンスープはしっかり煮込んであるので自然の甘味が出ていてチーズがトロッと上からかかっていて美味!メインはレモンの酸味のきいたトラウトと大きなオムレツ♪オムレツはいろんな具がぎっしり詰まっていて、周りに添えられたアボガドやトマト、細い千切りニンジンなどの食材の彩りもきれい。とどれも見た目も味も大満足で、デザートがまたおいしいこと!!今回はアップルパイにもチャレンジして、プディングと共においしかった〜。
ご馳走さまでした。
そしてまた高原列車に乗りました。今回はクスコまで行かず、途中下車。バスは安全快適なのを感じるのでした。
ホテルに着く頃からまた体調に変化が。今年はクスコに着くたび体調を崩しているような…。シアターのダンスは座って見ていて楽しめました。いろんなダンスと衣装があるんですねー。衣装を着たロウ人形とも記念撮影、そうそ、めったにないことは経験しないと。私は楽しむということに関して、自分では意識していなかったのですが、それをしようとしないという部分がありました。これからはその時を楽しむ方へ目を向けようと思ったりしていました。
夕食はガイドにも載っていて有名な「プカラ」へ。ここでも日本人が普通にいたりしました。ちょっと体調が悪いんだけどニンニクスープでパワーアップ、とばかりに頼んだのはいいのですが、今の私にはきつすぎると目の前にきて思ったのでした。(^_^;)このあとどうなることやら…。MiyukiさんがマチュピチュでRikaちんが倒れた時そばにいたドイツ人のカップルが偶然でしたが、いるよと教えてくれ、Rikaちんご挨拶に。

外に出ると黄金色の夜景、町全体がやわらかい光で輝いていました。そうそ、去年もこんな感じだった。確か去年は民芸品市場の帰りでMiyukiさんNaoeさんと一緒でした。懐かしいなあ。
Rikaちんはまだ残りたいと言うので、私たちはマーケットにいくことに。といっても私はすでに方向感覚がなく、ついて行った状態でした。(Rikaちんはすごいなあ。)
クスコは物価が安いせいか、トイレットペーパーなどはアグエスカリエンテスの半分の値段で売られていました。(向こうで買った私はぼられた?)おもしろいものや食料やお菓子など、種類も豊富なのでほしいものだらけのところです。お土産用にもなる箱入りのお菓子も安く手に入るので家と親戚用にゲットしました!ルンルン♪
ホテルに着くとニンニクが体に回った感じ(^_^;)で、気分が悪くなってきたのでした。