[ペルー 2001]  [ペルー 2002] [Page 1]




聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

                               Page 15

10月 6日
 クスコを出発して、ティティカカ湖へと向かう。
早速、昨日買った服を着てみた。Mihoちゃんも明るくなって、ガラっと雰囲気が変わった。こうでなくっちゃ! (エネルギーが変わってくると、持ち物や身に着けるものも変化するようになっているから。) ロビーで記念撮影。(^^) クイチは、私のレインボーのインカクロスを見て、全く同じ物を持っていると言った。それもクイチに合わせたBIGサイズらしい。(^^) スパイラルとインカクロスの合体版は、珍しいのにね。今度見せてもらおう♪
 さあ、今からまた新たな旅へと出発です。ジャネットとは、ここでお別れ。いろいろありがとう。また会える日まで、元気でね。クスコの街にも、別れを告げた。バスの運転手さんは二人。よろしくお願いしま〜す。
 私はティティカカ湖へと向かう、この移動の時間が好き。赤茶けて連なっている山々や長閑な牧草地、レンガ色の小さな村をゆっくりと抜けていく・・・。車の中には、お香が炊かれ、アンデスの音楽が流れていた。それぞれに、これまでの旅を振り返りながら、自分の内に深く入っていく。自然と静かになっていた。
 

 小さな村のマーケットで休憩。野菜やフルーツが並んでいる。そこで、大きな丸パンや濃いオレンジ色のバナナなど、珍しいフルーツも買って分けて食べた。

 ある場所で止まった。お土産品を広げた露店が、いくつか並んでいた。バイクに乗ったグループもいた。ここからは、アンデスで最も高い山が見れる。その山は、聖なる山と崇められているそうだ。そこで突然、強い突風が吹いた。きゃあ〜! お土産物が、空に舞った。 おばさんたちが、必死で押さえる。私たちも、一瞬飛ばされそうになった。強い風が、私達の身体を駆け巡っていった。 その風は、聖なる山からの祝福だった。雲の中に隠れた太陽が、精霊の姿(横顔)を映し出していた。ありがとうございました〜☆


 今日のハイライト、楽しみにしていた温泉「LA RAYA」に着いた! 山に囲まれた広大な原野の中にある。赤い土から、ボコボコと温泉が湧き出ている。お〜、すご〜い。水着に着替えて、入ってみる。わ〜、気持ち良〜い♪ お湯は、やや熱め。全く手を加えていない、源泉そのもの。ここはクイチのお薦めだった。真っ青な空に、雄大な山々。高度は、4000mに近いはず。地元の人たちが数人いたくらいで、後は私たちの貸切状態だった。たっぷり1時間半ぐらいは、そこで過ごしていた。何て贅沢なのかしら・・・。(しみじみ) 私は昔から、高価なものには興味がなかった。だから、いわゆる高級ブランド品も良くわからない。私が本当の豊かさを感じるのは、自然に囲まれているときだった。人工的に造られ、設備の整ったものよりも、簡素でありながらも自然と調和したもののほうが、心が安らぐ。豊かな大自然に抱かれたとき、魂からの歓びを感じる。そして、心も身体も癒され、満たされていく。
 

 さらには、天然のミネラルをたっぷり含んだブラッククレイで、全身トリートメント。外に置かれていたクレイを手にとって、みんなで塗り塗り。もちろん、お顔も髪の毛も全身に塗りたくる。誰が誰やらわからないくらいで、みんな大笑い。(^^) しばらくして乾いてくると、パーンと突っ張ってくる。そして、そのままお湯の中に入って洗い流す。すると、髪はサラサラ、お肌はツルツルで張りが出てきて、みんな大感激だった。最初アトピーが出ていたので、入るのを躊躇していたAkiちゃんにも必要だった。
 私は、かなり日焼けしていたので、厚めに塗って時間をおいていた。洗い流してみたら、何と焼けた部分が黒く浮き上がっていた。まだ泥が残っているのかと思ったら、そうではなかった。この間に、代謝が一気に上がったので、メラニンちゃんが表面まで出てきたのだ。まあ、何てすごい効果なのかしら・・・。その反面、赤&黒フェイスで、現地人そのもの状態になってしまったのでした〜。(笑)
 

 たっぷり一時間半ぐらいは過ごしていたので、ちょっと予定オーバー気味。(^^; ペルーの人たちのお守りである牛のブルちゃんを、作っているところに連れて行ってくれた。あまり時間がなかったので、急いでゲット! ブルちゃんは昔から、家のお守りとして、屋根の上に置かれたり、祭壇にも飾られているようだ。小さいミニミニ版を、ペアで買った。(製造元なので、特に安くて2つで30円ぐらい!)
 
 高度が増すに連れ、空の雲も変化してきた。厚みのある白い雲が、どんどん近づいてくるようだった。その雲が様々な形を取って、私たちに見せてくれる。龍の目のような雲から、巨大なアニマル系の雲まで・・・。太陽が、山の間に見え隠れしていた。ピンク色に赤い光も放っている。それは夕日というよりも、日の出のように感じられた。新しい夜明けに向かっているように・・・。


 日が暮れて、すっかり暗くなった。辺りの景色は見えなかったけれど、ティティカカ湖が近づいているのを感じた。湖に浮かぶ夜景が見えてきた。あ〜、来た来た。そう思ってシャッターを押したら、青い光が波のように映っていた。これは〜! 何枚か撮ったが、どれにも映っている。でも肉眼では、青い光は見えない。そして最後の一枚には、夜景は全く映らず、青い光だけが映し出されていた。(写真右) やっぱり、ティティカカ湖のスピリット! クイチにも見せたら、同じことを言っていた。春分の日の浄化のときに伝えられたメッセージを思い出した。「ティティカカ湖の神様が、あなたのハートチャクラに入っている。」 約束通りに、帰ってきましたよ! 新しい家族たちを連れて。青い光は、歓迎のメッセージだった。(感激♪) ありがとうございます☆


 チョクイートのホテルに着いた。このホテルも可愛くて素敵♪ さすがクイチ! 私の好みを良くわかってくれていた。(^^) ロビーの照明は、天使の羽みたい。(Welcome!って感じ) 奥には、植物で一杯の吹き抜けのサンルームもあった。
 レストランのディナーでは、フォルクローレの演奏が始まっていた。若い男の子たちのグループだったが、とてもプロフェッショナルで上手だった。どことなく日本人にも似ていて、Kiyomiちゃんが近所の○○さんみたいと勝手に名前を付けて、みんなでウケていた。(笑) ホテルに着いたときから、すごい風が吹いていて、ガタガタ揺れるくらいだった。いつもこうなのかしらと思っていたら、この夜だけだった。これも、お迎えの合図だったのですね。(風神は雷神と仲良しなの。^^) 明日は、青いティティカカ湖とのご対面で〜す☆
 
<Mihoちゃんレポート>
 NOVOTELとも今日でお別れです。このホテルでもいろんなことがありました。昨日の朝は比較的時間があって、Kiyomiさんがお風呂に入ろうとお湯を入れていました。そこで私が話し始めてKiyomiさんが話を聞く形になって、お湯が二人とも気になりつつ^^;話していたら、お湯を見に行ったKiyomiさんが「あ〜!」。水は浴室を水浸しにした後、厚いじゅうたんもなんのその、浴室から出て部屋の出入り口付近まで染み込んで来ていました。バスタブの外に排水溝がなかったためかなりの水の量で、朝からバスタオルとタオルで水をふき取る作業をずっとしていました。(^_^;)この事件は2回目の水難事件(1度目は濡れた靴がくさくなったこと^^;)として話題になりました。(~_~)クスコは非常に空気が乾燥していたので、この日の夜にはほぼ乾いていたのは幸いだったのだと思います。
 クスコからティティカカ湖の移動のバスでは、景色がすごくきれいで、ずっと写真を撮っていたい気分でした。どこまでも続く広大な山も、深く青く澄んだ空真っ白な雲も、遠くに見える動物(放牧かな)も、すごくよかったです。そこにどっぶりと浸かっているような私は幸せものでした。
 アンデスで最も高い山が見えるというところでバスが止まりました。家はほとんどないのにおばさんたちが露店を広げているのがすごいなあと思いました。みんなで外に出ている時、多分サクサイワマンの時のように、一陣の風が吹いてきて、お土産物やおばさんの帽子が空を舞いました。帽子が空を舞うのがすごいきれいで見とれていました。聖なる山の祝福でした〜。山を写真に収めました。本物まではいかなくとも、帰ってきた今でも写真からも大きなエネルギーを感じます。
 温泉では雄大な景色の一角にあるといった感じで、あちこち地面からお湯が出ていました。熱めのお湯に浸かっていると少し冷たさも感じる風が心地よく、幸せな時間でした。こちらでは温泉というのは日本ほど多くないと思いました。だから貴重な温泉のひとつなのだと思います。ブラッククレイが登場したときは「わ〜!」という感じでおもしろがって付けていました。肌によさそうな感じがよかったです。お互い肌が見えているところを塗ったりして、全身パック状態ではしゃいでいました。(^^)
温泉でゆっくりしていましたが、温泉を出る頃から、気分が悪くなってきてバスの中でダウンしていました。高度のためもあったのでしょうが、それよりも温泉に入ったことでの体の好転反応のように思えました。動かずゆっくりしていられる状況だったのがよかったです。しばらくすると熱っぽくなってきて、熱いと感じるたびにハーモニーウォーターを顔に吹き付けました。すると顔の熱さが一時的にすっとひくのです。それを繰り返して熱がどんどん外に出ていっていると感じました。今まではこんなにハーモニーウォーターの即効性を感じることはなかったので驚きでした。
日が暮れてしばらく走った頃だったでしょうか、とある街を通り抜けました。夜でしたが人がたくさんいて人力車のような乗り物や三輪の車がとても多く、店は露店のような粗末なつくりのところが多かったです。でもすごく活気があり雄大な景色とは別に異国を感じていました。
 それからまたしばらく行くと、いよいよティティカカ湖のようでした。夜景も少し見えてきて、みんなカメラを取り出して撮っていました。私は熱っぽくてきつかったのですがせっかくだからとなんとか1,2枚撮りました。カメラを操作せずフラッシュをたいてしまって窓越しに撮った写真には、現像してみるとやっぱりフラッシュの光が左の方に入っていて、夜景はわずかに緑白色とオレンジ色の点々と右下に赤っぽい光があるのみであとは真っ暗でした。なんじゃこりゃ、(^_^;)というくらいの写真でしたが、ワークなどの企画をされている北野さんに写真を見せていた時、「これはどこですか?」と言われました。エネルギーを感じていたようで、ティティカカ湖だと言うと大きくうなずいて赤っぽい光をさしていました。それが写真の中心のエネルギーのようで、やっぱりわかる人にはわかることもあるのだなと思いました。
チュクイートのホテルは小さくてアットホームな感じで飾ってあるものとかがかわいかったです。天使さんもいっぱいいて(布団カバーの柄にも)熱っぽかった私でしたが内心うれしかったです。フォルクローレの演奏付きのレストランでは、暖かいスープがありがたかったです。持って来ていたキトサンの粉を入れて飲みました。何かを手放す必要があっての熱だったようでした。暴走癖かな。。(^_^;)気づかせてもらえてありがたかったです。明日はどんな景色が見れるか楽しみです。