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聖なる旅

剣山編


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2002.5.3〜5.6


5月 6日
 日の出を見ようと、みんなで早起きして外に出た。山の朝はまだまだ寒かった。空が次第にオレンジ色に染まって行く。歌島さんが、代表して祝詞をあげてくれた。その後で、五十鈴を鳴らして太陽を迎えた。オレンジ色の毛布にくるまって出てきた人が何人かいた。それが、この光景に妙にマッチしていた。(^^)
(歌島さんからのメール)
 ”最良の縁を結ぶと言われる大剣神社の神域で、あの日集った36+3のミロクの 人々は、きっと古えの時にも、同じ様に集った懐かしい仲間なのでしょう ね!
 5/6の日の出の情景は、まるで母船の到着を待つ、異星の民のようでした。 ”

まさにその通り! 後になって、歌島さんは偶然私のHPを見つけ、そこで秋山さんの名前を見て、また新たな繋がりを発見。前の月に、あるコンサートで会っていたみたい。昨夜は、歌島さんやMarikoさんから、私のエネルギーが今までに感じたことのないエネルギーで、珍しいなんて言われたけど。(笑) 朝食を一緒に食べているときも、「もう1週間ぐらい一緒にいるみたい。」とKouichiくん。ほんと、夕べあったばかりなんて思えないね。また、ストーブの周りで一緒に暖まっていた家族が、福岡出身だったこともわかった。それも、娘さん親子が住んでいたのは、今私がいる高宮で、おばあさんは天拝山の近くに住んでいた。福岡まで迎えに行って、一緒に来たそうだ。次々に繋がりが出てきて、ほんとにおもしろい♪ 昨夜、みんなに阿波踊りを教えてくれていた女性は、オカリナで「ふるさと」や「浜辺のうた」を聴かせてくれた。その人は言霊についても詳しかったが、私の名刺を見て、「愛が一杯あるのね。」と言った。何のことかと思ったら、ローマ字の名前に、I (愛)の文字が4つあるからだった。名前でそんな見方もあるなんて、これも新しい発見。そして、「Miyukiちゃんの踊り方が、私と似ている〜。神楽すればいいのにね〜。」とMasayoさん。(昨夜は、ただ感じるままに身体を動かせていただけで、とても踊りと言えるようなものではなかったけど・・・^^;) 最初は人前で踊ることに恥ずかしさがあったものの、身体を動かし始めると、何時の間にかそんな意識もなくなって楽しかった。それに、私も以前から、天女の舞や巫女たちの舞う姿には、どこか惹かれるものがあった。(^^)
 一方兄は、歌島さんやKouichiくんたちと、また盛り上がっていたようだ。出来れば、まだゆっくりしたいところだけど、兄に急な仕事が入ったので、私たちは先に帰ることに。柾至は、憧れのスターにでも会ったみたいに、うれしそうにKouichiくんと握手していた。Kouichiくんも、柾至のことを「ブラザー!」と呼んだり、山を降りるときも見えなくなるまで手を振って見送ってくれたので、喜んでいた。(やっぱり久しぶりの再会だったのかな ^^) 降りる途中で、剣山の御神水があった。そこには、「悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ」とあった。悪縁はもともと関係ないにしても、これからもまたいい縁を結んでくれるんでしょうね。有り難いです☆
 帰り道では、姉が一度戻していた。早速、エネルギーの浄化ですね。帰りは時間がなくなったので、行きにかずら橋に寄ったのも正解。兄が仕事している間、私たちは温泉に入ってリラックスしていた。そして、船に乗る前には、松山のMさんことKenちゃんとJunkoさんのところへ。出雲から帰ってからも、二人のことが気になっていた。剣山には来れなかったので、時間があれば会おうと思っていた。兄がそのことで電話しようと思っていたら、Kenちゃんのほうから電話があったそうだ。二人も、私たちにまた会うことを感じていたと言っていた。治療院の部屋も、とってもいい雰囲気で気持ちの良いところ。出雲で撮った写真を見せてもらうと、光りが写っていた。それは、素鵞社の前だった。(やっぱり〜!) Kenちゃんは、ここに須佐之男命が祀られていることから、出雲に行ったそうだ。(どうやら、須佐之男命の導きだったみたいですね) いろいろお話していたら、ここでも沖縄の話が出てきた。何と、越智啓子さんとは去年会っていて、それ以来時々メール交換もしているとか。その時受けたセッションで、前生でチベットのお坊さんをしていたことがわかり(兄と縁があるのも納得)、いつかお釈迦様の曼荼羅が来るとも言われたそうだ。そして、その曼荼羅が本当に来ることになり、届いたのがこの日の前日! 金色に縁取られた素晴らしい曼荼羅。思わず合掌して、じっと見入ってしまった。その前に立っているだけで、身体が熱くなってきた。曼荼羅からは、お釈迦さまの慈愛のエネルギーが、降り注いでいるようだった。このままだと、いつかは完全に目が見えなくなるかもしれない。でも、もしそうなったときには、今以上に良く見えるようになる(見えない世界・・)とも言われたそうです。私は、用意していたハーモニーウォーターを渡してきた。何らかの形で、この水が役に立ってくれるような気がして・・・。お部屋には、去年の上映会で会ったという初女さんのサインもあった。兄は、剣山で二人のためにお札を買っていた。彼にはそれを届ける役目もあったようだ。話が弾んで、時間をすっかり忘れていたところへ、ピンポーンと来客者が。時計を見ると、そろそろ港に行かなければいけない時間だった。ちょうどいいタイミング。帰る前に、私に素敵なアメジストの石をプレゼントしてくれた。感激! (大切にしますね♪) 
 今回も、全ての目的は果たせたような気がした。今年のゴールデンウイークは、肉体的にはややハードだったものの、本当に充実していた。(身体は、セラちゃんとお風呂ですぐ復活出来るから大丈夫!) これからも、まだまだ加速しそう〜☆