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聖なる旅 



RAINBOW TOUR  2007

セドナ  編




2007.10.21〜11.4
                                                                               

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10月31日   
 ラスベガスの繁栄パワーと、エジプトのゴールドエネルギーを、たっぷり充電して出発。ラスベガスは、おまけのようなつもりでいたけれど、そこは「聖なる旅」。どこへ行って何をしようとも、一つ一つが繋がっていて、何の無駄もないのですね。v(^^)v

 この10日間、お世話になった車ともお別れ。日増しに重くなる私たちの荷物も載せて、山あり谷あり、オフロードまでありの道を、何のトラブルもなく、最後まで良く走ってくれました。今回も プラズマX と、給油の度にキャップ一杯ずつ入れていた オールワンW の働きが大きかったと思っている。ドライバーのレイさんも、かなりの重量があるのに、アクセルが軽くて山道でも走りやすかったので驚いていたから。 ・・・& 燃費も良かったみたい。v(^^)v
 この後は誰が乗るのかわからないけれど、プラズマX の蘇生エネルギーと、排気口から出ているマイナスイオンが役に立ってくれることでしょう。ほんの小さなことだけれど、お世話になった自然界へのお返しの一つとして。

 レンタカーオフィスのシャトルバスの運転手さんも親切で、レイさんが戻ってくるまで、待っていてくれた。初訪問のときは、宣教師の友達にお世話になっていたし、今回もこうして楽しむことが出来たことで、私にとってラスベガスはギャンブルの町というよりも、本来の意味である「肥沃な土地」として、真の豊かさが感じられる場所になった。他にも観たいショーが一杯あったので、いつかまた戻ってきたい。今よりももっと豊かなエネルギーを持って・・・☆

 チェックインして、サンフランシスコへ。機内からは、ヨセミテバレーも見えていた。ここで、Mayumiちゃんはタイムアウトに。一年越しで参加出来た彼女にとっては、その準備期間がアセンションになっていた。カセドラルロックでの奥の院も、周りのエネルギーでスルスル登れていたし、念願だったモニュメントバレーとセドナ、ラスベガスではボンジョビの教会にも一人で行くことが出来て、彼女の目的は全て果たせたのですね。それも、ラスベガスから明け方の便で帰ることになっていたのが、直前のフライトの変更で、一緒にサンフランシスコまで移動することになって、みんなともお別れが出来た。(有難い計らいでしたね〜。^^) 一足先に、旅の完了おめでとう〜♪

 さて、私たちはまだ残ってますよ〜。(^^) 数台のタクシーに分かれて、ダウンタウンへ。私たちの運転手さんは、良くお話して面白かった。何でも、昨日は大きな地震があったとか。(!) これはこれは・・・ここでも面白いことがありそう〜♪

 サンフランシスコのホテルは、たくさんあるけれど、どこも混んでいて予約するのが大変だった。まず優先したのはロケーション。前に訪れたときの経験で、車での移動は難しいから、交通の便利が良いところを探した。それでいて、出来るだけ値段が手頃なところを選び出した。ここなら、ケーブルカーの乗り場も近いし、ユニオンスクエアまでも歩いて行ける。v(^^)v
 お昼前に着いたけど、早めにチェックインさせてもらって、そのまま出ることに。先に、コンビニ風のお店で乗り放題のMuniパスをゲット。ついでに店内も散策。

 ケーブルカーが来たよ〜。わ〜い、立ち乗りしちゃおう〜♪ あれは確か、18年ぐらい前になるかな。(随分昔のことですね〜。^^;) 同じように立ち乗りした記憶がある。外側のポールに掴まって、少し身体を仰け反るようにして、空を見上げた。(すぐ横を車が走っているので、ちょっと気をつけてね。^^) 
 空港に着いたときは、今にも雨が降り出しそうなくらいに、どんよりと曇っていたけれど、この時には青空が広がり始めていた。(イエイ!)  あ〜風も気持ち良〜い。急な坂道では、ジェットコースターみたいに♪ (しっかり掴まってね〜)


 終点で降りて、フィッシャーマンズワーフへ。ここも懐かしいなあ〜。シーフード屋台から、おいしそうな匂いがしてきたよ。フレッシュなシーフードを、その場でグリルしている。
 ここでは、やはり名物のクラムチャウダーだよね。サワーブレッドのボールの中に、アツアツのスープがたっぷり。ボリューム満点なので、二人でシェアしたくらいが丁度良いかも。・・・それぞれの屋台で味も違っていたようで、何気に選んだお店は正解だったみたい。(へへへ)
 シンボルマークの下で食べていたら、サックス奏者の演奏が始まった。おっ、またまた良いタイミング。(^^) 鳥さんたちも一杯集まってきたので、食べ切れないパンをポ〜ン。お腹も満たされて、のんびりと平和なひと時を満喫。


 海岸沿いを散策しながら、ピア39の方向へ向かっていると、手前でレンタルバイクのお店が出てきた。 おっ、早速きた! 
 サンフランシスコに立ち寄ることになったのは、ゴールデンゲートブリッジが浮かんできたからだった。それも、ただ眺めるのではなく、自転車で渡るようにと。その意味は、大体わかってはいたけれど、何があるかはまたお任せすることにして、希望者だけで行くことになった。
 歩いていたときに、割引チケットを貰っていたのでラッキー。ヘルメットに地図も受け取って、いざ出発! 何だかワクワクしちゃうなあ〜♪ みんなもノリノリで、テンションが上がってきたよ〜。

 マウンテンバイクなんて普段乗らないから、慣れるまでフラフラしちゃったけど、ちゃんとバイクロードというのもあって走りやすい。歩くと時間が掛かるけど、バイクならゆっくり景色を眺めながら周ることが出来る。

 ギラデリスクエアに寄ってみよう。チョコレート工場がショッピングセンターになったところで、素敵なお店が並ぶ人気のスポット。噴水にはマーメイドちゃんも。(またまた、こんにちは〜) ギラデリチョコのお店を覗いてみると、入り口で試食用のチョコを手渡してくれた。
 たくさん種類がある中で、100%カカオの板チョコ(手作り用)と、同じく100%ピュアカカオのパウダーを見つけてゲット。これならリビングフードとしてもバッチリ。エネルギー源を供給したところで、GO−GO−!


 海岸線のバイクロードを、るんるんと走る。青い海がきれ〜い。海風も気持ち良いね〜。アルカトラズ島も、よく見えている。(写真右)


 お〜っと! 凄い坂になってるよ。マラソンなら心臓破りの丘って感じ。 実は、今朝ぐらいから足も腕も筋肉痛になって、階段でガクガクしていた私。(^^; 29日の谷底アセンションが、さすがに効いてきたみたい。(ははは) この坂は足が上がらず、登り切れそうになかったので、みんなでバイクを降りて押した。ヨイショ、ヨイショ。
 丘の上は、太陽の光でキラキラ輝いている。わ〜きれいだね〜。木漏れ日が光のスポットを作ってくれている。降りるときは、一気にビュ〜ン! 爽快〜♪


 広い公園の中も、スイスイ〜。マリア様に似た女性像も出て来て、こんにちは〜。ヨットハーバーでは、絵を描いている人も。その人はオーリーちゃんに似た感じの人で、思わず立ち止まったら、爽やかに返事してくれた。(デヘッ^^)


 ブリッジに近づいてきたところで、少しずつ空が変わってきた。霧が出ていたせいか、周囲の景色も神秘的な雰囲気で、明らかに空気が変わったのを感じた。


 ブリッジを下から眺められるフォートポイントへ。でもそこで振り返ったら、みんなの姿が見えなくなって、私とレイさんだけになっていた。あれれ〜!? ブリッジに上がるところで、みんなは別の道に入ったようで、二つに分かれてしまっていた。何だか、カセドラルロック状態みたい。・・・この意味も、また後でわかることに。(^^)
 
 合流してブリッジの広場に到着。辺り一面、霧に包まれている。少し前の青空とは、全く異なる世界に。ブリッジが、その霧の中で神秘的に浮かび上がっていた。


 さあ、いよいよ渡りましょう〜。ゴールデンゲートブリッジ(金門橋)・・・私たちにとって、この橋を渡るということは、ゴールドの門をくぐり抜けるということ。そのために、ラスベガスでゴールドのシャワーを浴びた翌日、10(天)の月の最終日に、&「111」を迎える前日に、ここに呼ばれた。私たちは、この橋を渡ることで、自分たちの新しいゲートを開くことになる。
 ・・・またこのブリッジでは、ネイティブアメリカンが祈りを捧げていたということも。  そのことを説明して、みんなで心の準備をした。

 橋を渡った先が、明るくなっているのが見える。すごい、光っている! 二つの世界に分かれているみたい。 なんて象徴的! 霧に包まれた今のこの世界から、その先にある光の世界を目指していく。私たちは、その光に向かって進んでいることを表してくれていた。


 橋の上は、風が強かった。「ボ〜ッ、ボ〜ッ」と、低い音が鳴り続けている。その音が、鐘の音のように響いてくる。橋から海を見下ろしてみたら、吸い込まれそう〜。(海面から66mの高さ。わおっ!) 赤い橋げたが、少しずつ姿を見せてきたよ。(水面から230mあり) あともう少しだね。急がなくても良いから、ゆっくりとこのプロセスを楽しみましょう♪


 次第に霧が晴れてきて、空が明るくなってきた。再び青空が現れ、精霊の雲も出てきた。そして私たちは、とうとう渡り終えた。やった〜! みんなでバンザ〜イ! (写真 ビスタポイントの展望台にて)


 前に訪れたときも渡っていた。その時は車だったけれど、今回こうして自転車にしたことで、自分の足で渡ったということを実感させてくれた。 そのプロセスが、今回のアセンションを完結させるために必要だったのですね。橋の手前で、カセドラルロックの時と同じように、みんなと分かれたのはそのことを示していた。 ・・・この時の雲の動きもすごかった。


 ここでは、秋田のともちんの頑張りが、私たちに刺激を与えていた。実は、ともちんは自転車が苦手だったとのこと。(!)・・・何も言わないで乗っていたので、知らなかった。
 それで、坂道の途中で転んでしまったこともあり、風の強いブリッジや下り道では、自転車から降りて押して歩いていた。そうして一番後ろから、最後まで諦めずに時間を掛けて、このブリッジを渡った。このプランもオプショナルで希望者のみとして、それぞれの意思に任せていたけれど、彼女も自分で選択していたのです。
 彼女の聖なる旅は、2005年のペルーの旅から始まっていた。あの時に一緒に登ったワイナピチュでのことは、今でも良く憶えている。(ペルー編 Page10 ) 続いて翌年のセドナ、そして今回と、会う度に強くなって進化しているのが、はっきりと現れていた。特に、この一年間の進化は、同じ旅をした人たちもすぐに気付いたくらい。私も、ライトボディ ゴールドコースの光のラインを通して、毎月その時の彼女のエネルギーに合わせて送っていたこともあって、繋がりが強くなっているのを感じていた。・・・その信頼があったので、あまり心配もしていなかったのだけど。(^^)  
 このプロセスが、ともちんにとってのアセンションになっていたのですね。そして、それが彼女の次の旅に繋がることにも・・・。(^^)
 
 ここからは、下りの坂道になっていた。ビュンビュ〜ンと降りる。早くてラクチ〜ンと思ったら、また登り道も出てきちゃった。(笑) 丘の上に可愛い町並みが見えて、住宅街を通り抜けた。そして、港のあるサウサリートの町に到着。
 ちょうど日が暮れている時間だったので、ライトアップされてきれい。空も淡いグラデーションに染まっている。このサウサリートという町は、おしゃれなブティックやアートギャラリー、ギフトショップにレストランが建ち並ぶ高級リゾート地になっていた。雰囲気は南フランスという感じで、何だかロマンティック。(うふっ)  バイクを借りるときに、帰りはフェリーで戻れるということで、この町まで来ていたから、何も知らないで得した気分♪ 


 途中で何度も止まりながら来ていたので、思っていた以上に時間が掛かっていた。レンタルバイクのスタッフの人たちは、3時間ぐらいで行って帰れると言っていたのよね。 ・・・ちなみに全長2789mのブリッジは、普通に走ると約10分ぐらいとか。(私たちは、ゆっくり立ち止まったりして30分ぐらい掛けて渡っていた。) 確かに、ママチャリ気分で走っている私たちの横を、その何倍ものスピードで、次々に追い抜いて行く人たちがいたのでした。(ははは^^;)
 途中で道も迷いそうになったので、レイさんはフェリーの心配をしていたけれど、ちゃんと最終の時間に間に合った。ほ〜らね!(^^) ・・・もし最終に乗り遅れていたら、もう一度ブリッジを渡って戻るしかなかった。いくらアセンションでも、さすがにそこまでは必要なかったようで。(笑)

 ちょうど1時間弱ぐらいあったので、近くのレストランに入ることに。どうやら閉店前だったみたい。(またまたセーフ。^^) ここでもクラムチャウダーを頼んだ。おいしいパンも付いていて、さっきのシーフード屋台とは、一味違った繊細で上品な味に感激♪ 身体もほっこり温まり、優しく癒された気分。(ほ〜っ) 思わず感謝の気持ちが湧いてくる。

 フェリーだと、30分ぐらいで市内に着くからラクラク。シートに座った途端にバタンキュー。ふっと目が覚めたら15分ぐらい経っていて、その間は完全に意識がなかったみたい。振り向くと全員爆睡中。無理もないね。(ふふふ)

 甲板に出ると、うっすらと青紫色のオーラを放ちながら、サンフランシスコの町がキラキラと輝いていた。それがまた、幻想的に見えていた。 もう一つのブリッジも、ゴールドに光っている。
 ・・・今思い出しても、不思議な感じがする。あの時の橋の上は別世界のようだった。海と霧が、この世との境目のようになっていた。マチュピチュもそうだったように、同じような経験は、これまでにも何度かしている。だから、わかってくる。そこでは、日常の生活では起こらないことが起こる。その中で、見えない世界というのを体感する。この聖なる旅は、その体験の旅でもあるのだと・・・。


 時計台の塔に迎えられて、光の町に到着で〜す♪ ここから再びバイクに乗るよ〜。レンタルショップは、もうクローズしているので、近くにある倉庫に直接返しに行く。サンフランシスコの町をビュンビュ〜ン。

 今日はハロウインの日だったので、仮装している人たちが歩いていた。ライトアップした海岸沿いも、ロマンティックで雰囲気が素敵♪ 
 せっかくなので、景色も堪能しながら走る。ピア39で止まったら、またサックスを吹く人が出て来て演奏が始まった。またまた〜♪ 


 フィッシャーマンズワーフを通り過ぎて、倉庫のある場所を探した。ギラデリスクエアの近くにあった。メモしていた暗証番号の紙がないと思っていたら、ちょうど開けてくれる人が出てきた。(ほっ)これで、サイクリングのアドベンチャーも終了。・・・結局、6時間ぐらい借りていたことに。(^^)

 ホテルまでは、ケーブルカーで戻った。昨日からの筋肉痛もあって、身体はガクガク&クタクタだったけれど、頭は爽快でフレッシュ。目一杯身体を動かしたので、細胞も活性化したみたい。それに何よりも、また一つ成し遂げたという充実感に満たされていた。本当に私たちは、一瞬の隙もないくらいに、良い経験をさせてもらっている。その感謝の気持ちに溢れていた☆