[聖なる旅] [春のセドナ 編] [Page 1]



聖なる旅 



RAINBOW TOUR  2006

セドナ  編



2006.10.4〜10.12
                                                                                

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10月 9日 (前編)
 今日は、現地のガイドであるイルちゃんにお世話になる。朝は、ゆっくりのスタート。セイヤくんは、昨日のお昼のセッションの後から、ず〜っと今朝の4時半ごろまで熟睡していたそうだ。 そして、トイレに続けて数回・・・(^^)。 エネルギーの入れ替えをして、心身共にスッキリしたみたいね。良かった、良かった♪

 昨夜から明け方まで、ずっと雨が降り続いていた。お空も、一緒に浄化してくれたのね。そして、再び清々しい青空に。

 まず最初に向かうのは、バーシングケーブだ。 しばらくなだらかな道を歩いて、坂を少し登ったところに出てきた。 お〜っ、これが! 思っていたよりも、ずっと大きい。 日本とは何もかも、スケールが桁違いだ。

 その大きなケーブの真ん中に、小さな穴が空いている。 まず先にイルちゃんが行って、その後ろを付いて行った。(イルちゃん、たのもし〜い♪) 
 靴を履いていたら、とても無理。 裸足になって、岩の壁にぴったり沿わせるように歩いていく。 岩の少し冷たい感触が気持ち良い♪ 岩と一体になっている感じがする。
 おっとっと、両手で掴まって、しっかり踏みしめないと滑っちゃうよ。 窪みに引っ掛けて、指先にも力を入れておかないと。 
 最初は大丈夫かしらと、ちょっとドキドキしたけど、半分ぐらいまで来たらだんだん慣れてきた。そして、四つんばいから、両足で立てるようになった。
 おっ、やったね! ここでようやく、外の景色を見る余裕が。(^^) ちょっとした腰を掛ける場所もあり、イエ〜イ!

 ほんとだね、赤ちゃんと同じで、最初はハイハイで歩いて、それから二本足で立って歩くようになる。 もう一度、そのプロセスをしているみたい。さあ、あともう少し。イルちゃんが、穴の下でスタンバイして待ってくれる。
 ここで、よいしょっと穴の中へ。あ〜、またお尻が重くて・・・。(^^; 後ろから支えてもらって、何とか穴に。 (再び)ファイト、一発〜! そして、ぐるっと前に向いて座る。やった〜!! ふ〜っ。一時はどうなることやら。(笑) 
 ここは、一人がやっと入れるような場所。 自分一人のスペース。 生まれる時も一人で出てくる。 その出て来るまでが、大変だったりする。 ペルーでの再誕の儀式もそうだった。真っ暗で何も見えないところを、恐れに向き合いながらも、光を目指して前に進むのだ。

 しばらく静かに瞑想し、心の内側に入る。 私が私らしく、この世で最大限に、頂いた生命を活かすことが出来るように。 そのために、ここでまた生まれ変わった。 その感謝と祈りを込めて、目の前に広がる景色に光を送った。


 ここからの眺めは最高! そのケーブが、子宮の出口のような形になっている。(上の写真の影の形) ここまで来ないとわからない。見せては貰えない、スペシャルな景色。(雄大過ぎて、とても一枚の写真には収まらない) それに、この時には、太陽がケーブの先のちょうど真上に現れていた。 ピラミッドの頂点の光のように。 この完璧な設定がまたまた・・・。(ニクイニクイ) 生まれ変わりをしたギフトなんだね。 わ〜い♪ (後で撮ってもらった写真) 


 降りるときは、さっきのヘッピリ腰が嘘のように、余裕で歩ける。もう全然怖くない。両手離して、バンザ〜イ! あ〜楽しかった。 
 一つ乗り越えた後は、喜びと楽しみが待っているのよね。そのことも、身体を使って実感。(うふふ) 自然界に感謝して、その喜びを味わっている私。(写真右・・・良くみたら、ここも崖っぷちだったのね。笑)


 続いて、一人ずつ再誕のセレモニー。 土笛を吹いて、そのプロセスをサポートし、五十鈴で光を降ろして祝福した。 土笛の音がケーブの中で響き、鳥が鳴き始めた。
 くにちゃんが入ったとき、その穴の中にカエルさんを見つけた。そんな穴の中にどうやって入ったのかしら・・・。
 カエルさん・・・7月に「自然界と繋がるワークショップ」として、一緒に如意輪寺に行っていた。最後にカエルさんの口の中を通って、再誕したみたいね〜と言っていたのだ。その帰りに、くにちゃんはセドナツアーの申し込みをしていた。(当時のDiary へ) 
 
 カエルさんは、お遣いとして現れてくれたのね。周りに水もないのに、じっと待っていてくれたみたい。(ご苦労さま。^^) 自然界と繋がることの意味を伝えるために。(もう、繋がっているからね〜って。^^) 大いなる源からのメッセージやサインは、その人にわかる形で来るのです。
 YukiちゃんとYokoちゃんも、あの時に一緒にいて、3人が集まった意味もね。(ふふふ) 


 服部ママは、辿り着いて泣いていた。それを、じっと見ていたセイヤくん・・・。二人で一緒に生まれ変わったね。(^^)
 自分は無理だと思っていた、ともちん。 みんなが見守っているから大丈夫! 私も土笛を吹きながら、エネルギーを送った。そして・・・やったね、おめでとう〜! みんなで拍手。(パチパチ)  


 最後には、ドライバーのレイさんも。 「Oh My GOD!」 まさか自分もやらされるとは、って感じ。(笑) 一緒に旅しているということは、その必要があり、 呼ばれているということですから。(^^)

 ふと見上げると、ケーブの上のほうに、カエルの顔があった。 みんなのセレモニーが終わった頃には、にっこり笑顔になっていた。ずっと見守っていてくれたんだ。
 そして、蝶々が飛んできた。昨日の毛虫を思い出した。(その意味があったのね、シャインくんったら。^^) 毛虫から蝶々へ。 生まれ変わりの完成ね。おめでとう〜!!

 私はこの日、フェニックスで買ったTシャツを初めて着ていた。羽を広げた虹色のフェニックスー「再生 生まれ変わり」 
 私もこのフェニックスのように、何度でも生まれ変わり、虹色の光を放ちながら羽ばたき続けたい。
 
 ケーブの岩の中にも、クリスタルが入っていた。通り道にも、キラキラ光っていた。クリスタルの道の上を歩いている感じだ。 その中で、自分の石を見つけた。三角でピラミッドみたい。さっきケーブから見えた山(霊山だった)にも似ている。 
 ネイティブの聖地で何かを持って帰るときは、代わりに自分の髪の毛を置いていくという。(交換で〜す) ジャスパーの実や、サイプレズの実も、分けてもらった。 トカゲさんも出てきた。みんな、お遣いありがとうね。



 この場所は、一般には公開されていない。最初は別のところを予定していた。それが、日本を出発する直前になって、あるところからセドナにもバーシングケーブがあるという情報が入り、急遽変更してもらったのだ。 ピンポ〜ン!
 (ここは大切に守りたい聖地だから、場所は公開しないで欲しいということなので、それ以上の情報はご了承くださいね☆)

 ボルテックスのエネルギーが強いところに入ると、手の平が浮腫んでくると言っていたけど、確かにその通りだった。 その場所から離れると、自然と戻ってくる。 う〜、さすがパワフルなセドナのボルテックス! 
 セドナには、マドンナやメルギブソンなどの別荘が並ぶセレブ通りも。(ほ〜っ) 4大ボルテックスの山以外にも、サンダーマウンテンやコーヒーポットなどなど、たくさんのレッドロックに囲まれている。

 ランチには、昨日見つけたベジタリアンのお店へ行くことに。 このお店は、イルちゃんもお薦めのレストランだった。動物食は一切使っていない、完全ベジタリアン料理。どれもまたおいしそう〜♪ それで、イルちゃんとセイタンバーガーと、テンペのサンドイッチをシェアすることに。
 パンも粒々の穀物いっぱいで香ばしく、お野菜もフレッシュ。 おまけに、程よくしっかり味が付いていて、そのおいしいこと! う〜ん、身体も心も喜んで、たまりませ〜ん。(^^) 
 レイさんのトーフバーガーもおいしかったみたい。デザートに買ったブラウニーもおいしかったし、お土産に買ったシリアルバーガーも。 
 オーナーが、日本人グループということで挨拶に来てくれた。さすがベジタリアン。穏やかで、優しそうな感じの良い人。 毎日来たいぐらいよねと、みんなもお気に入り♪ 絶対、また来るよ〜。

 その近くのお店に、そこにしか置いていないローカルのクリスタルがあるということで、 GO〜! 自然の原石だから、いろんな形がある。その中で、パッと手に取ったのは・・・形がケーブと似ている。横に持つと、それが目のようにも見える。うん、間違いないこれだ!(即決なり) ・・・ このクリスタルのようにキラキラ輝くために、これからも何度でも生まれ変わっていくことと、澄んだ心で真実を見分ける目の象徴でもあったようです。

 みんなが選ぶのを待っている間、お店の中をぐるっと周っていたら、足元にひっそりと立っているマリアさまに目が留まった。 まあ、こんな目立たない場所に。それも珍しい木彫りだ。 
 美しく柔らかい曲線で、頭を撫でていたら、私の腕の中にすっと入ってきた。(!) そのまま撫で撫でしていたら、ふわ〜っと優しいエネルギーが流れてくる感じで、気持ち良くなってきた。
 耳を近づけたら、優しく囁いてくるような感じで・・・「このまま進みなさい、いつも見守っています。」 そう言われた気がした。そして、身体がだんだん熱くなってきた。
 「エネルギーがすご〜い、ゾクゾクしてきた〜。」と見ていたイルちゃん。 こっそりと写真を撮ってくれた。離れがたくなったくらい。 そして最後には、「明日 待っています・・・。」と。(!?)

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