[聖なる旅] [PAGE 1]


聖なる旅 



セドナ 編



2006.3.18〜3.29
                                                                                                                                      

                                                        Page 2

3月19日
 7時半ごろチェックアウトして、ロビーにゆっくり座り、ハーツのオフィスが開くのを待っていた。(この時間を活かして、お祈り&瞑想タイム) 8時になっても、スタッフの人が来ていない。私たちの他にも待っている人がいて、ハーツ担当の警備の人も困っている様子。30分ぐらいして、ようやく代わりの人が来たものの、システムが動かせないらしく、空港のオフィスで手続きすることに。あらあら! 
 スタッフの車に荷物も乗せて移動。空港のオフィスは、さすがテキパキしていて素早かった。移動しなくて済むように、ホテル内のカウンターでピックアップするように手配していたけど、結局こちらの方が早かったのよね。(ほほほ) ・・・でも帰りになって、ここで借りることになって良かったことがわかったのでした。(^^)
 オフィスの外に出て、車が来るのを待っていると、すぐ横の木の上に鳥が飛んできて、軽やかに鳴き始めた。「行ってらっしゃ〜い♪」 「は〜い、ありがとう。行ってきま〜す♪」
 
 車を受け取って、駐車場内で移動して止めた。出発前に大事なことがある。そう、今回もちゃんとプラズマXを持って来ましたよ〜。実質9日ぐらいしか運転しないけど、それでもやはり自分の乗る車で、排気ガスを振り撒いて走ることをしたくないから。例え、それが自己満足でも良いのです。私は自然界のために、少しでも自分の出来ることをやっておきたいから・・・。
 今回は、プラズマXに加えて、オールワンウォーター(A1W)も持参。出発前に参加したセミナーで、GSにキャップ一杯加えるだけで、更に走りと性能が良くなると聞いていて、運良く手にすることも出来ていた。(^^) ダブルパワーでバッチリ!
 
 出発と同時に、「555」のカーナンバーが目に飛び込んだ。続いて、制限速度が55マイルとのサインも。 ハイハイ、行っちゃいま〜す♪
 今回は、CDも用意していた。ここはまず、「フットルース」でスタートしようと、柾至とも意見が合った。(^^) 
 レンタカーのスタッフが、今日は日曜日だから車が少なめのはずと言っていた。ラスベガスに向かっているから、それは助かります。
 ルート15を北上して、砂漠地帯のネバダ州に入った。ラスベガスの手前にも、小さなカジノの町があった。その一つの看板がレインボーの羽を着けたバッファーロー。(ふふふ) 
 ラスベガスの町が小さく見えてきたところで、雨がパラパラ降り始めた。さっきまで青空が広がっていたのにね。でも、ラスベガスの上空は、晴れている。その雨は、わずか数分だった。そう、いつもの御挨拶だったのでした。ありがとう〜♪


 LAを出て、2時間弱でラスベガスに到着。ラスベガスも、柾至が一歳半ごろに来ていた。初めてカナダに旅した時で、東京で仲良くなっていた若い宣教師さんが、ちょうど帰っているから遊びに来てと誘ってくれたので、途中で立ち寄ったのだ。(彼の友人の大きな家に泊めてもらうことに。) 彼の案内で、「サーカスサーカス」や「ミラージュ」を周り、「エクスカリバー」でディナーショーを観たりして、夜のラスベガスを楽しんだ。その時に、町が見渡せる丘の上にある教会にも訪れた。夜だったにも関わらず、ちょうど彼がお世話になっている人が出てきて、普通の人が入れないところまで案内して貰ったのだった。そこで素敵なキリストちゃんを観たのを、今でも憶えている。 

 ラスベガスは通り道になるので、今回はランチに寄ることにした。豪華でユニークなデザインのホテルが建ち並んでいる。限られた時間で、どこにしようかと選んだのは、「ルクソール」。そう、ピラミッドのホテルだ。駐車場がわかりにくかったけど、大きなスフィンクスに迎えられて到着。
 夜は、このピラミッドが黄金色にライトアップされて、きれいだという。(昼間は、ピカピカのシルバー) また、ピラミッドから上空に放たれている光は、宇宙でも見えると言われている。(お〜っ) 
 10mぐらいありそうな大きなリムジンも入ってきた。ホテル内も、とっても豪華。内装は言うまでもなく、エジプトの神殿をイメージして作られている。

 賑やかなカジノを通り抜け、レストランのある地下へ。その名も、「ファラオズ フィースト」。ビュッフェ形式の人気のレストランの一つ。入り口には、大きなファラオの像。わ〜、これまたリアルなお顔で・・・。思わず、頭を下げて御挨拶。(^^)
  次々に人が入って来るけれど、レストラン内も広くて席数が多いので、待つこともない。また種類の多いこと。世界各国の料理って感じで、これは選ぶのが大変。でも北海道のツアーで、目で惑わされないことを学んだので(笑)、身体の声を聞きつつ、お皿に取ることに。(ほほほ) 
 さすがアメリカンって感じで、肉料理も凄そうだったけど、ベジタブル料理やサラダの種類が豊富だったのがうれしい。どれもフレッシュで、おいしかった。デザートも、ダイエットメニューがあって、ローカロリーで砂糖抜きというのもあったし。おかげで、苦しくならずに済みました。(^^) おまけに、こんな豪華なホテルで、値段もリーズナブルなのです。
 もう一度、ファラオに御挨拶をして出たところで、ヴィンディーゼルにそっくりな人を見かけた。柾至も私も彼の映画が好きだったので、思わず目で追いかけたりして。(全く、おのぼりさんなんだから。^^;)


 出る前に、ピラミッドの真ん中を見に行った。このホテルのエレベーターは、39度の勾配を昇る特殊エレベーターとしても有名。ピラミッドの中心に向かって、昇っているって感じ。中央には、威厳を放った巨大なスフィンクスがド〜ン。ただの飾り物という感じがしない。この空間全体にも、エネルギーを感じる。写真を撮ると、すごい光が降りている。やはりピラミッドの形がそうなっているのか。
 それだけでなく、ただの作り物のようでも、意識が同調すると、その瞬間にスピリットが入って来ることがある。それは神社などでも同じ。いつも必ず在るというわけでもないのです。

 エジプト・・・ペルーの旅でもクイチが行きたいと言っていたので、最後に話題になっていた。ここも縁の深いところだけど、果たして今生で行く必要があるのかどうかは、まだ良くわからないでいた。でもここに来たことで、すでに一つ果たしたように感じた・・・。


 「ニューヨーク ニューヨーク」の自由の女神像にもお別れして、ベガスを後にした。丘の上のキリストさまも、ありがとうございました。 日曜日ということで、反対車線はかなりの渋滞だった。私たちはラッキー!

 しばらく走ったところで、雲が動き始めた。あっ、虹が出てる! でも、それはほんの僅かな時間で、カメラを取り出す前に薄くなって消えた。 
 ベガスを出て1時間ぐらい走り、ザイオンに近づいたところで、また空が変わった。厚い雲から、何かが降りてきている。その雲の動きを眺めていると突然、大粒の雨が降り始めた。バラバラっと、ガラスに当たって音が響くくらいに。 ・・・あっ、また虹が出た! どんどんはっきりしてくる。しかも良くみると、ダブルレインボーになっている。(写真ではわかりにくいけど) その虹は私たちの真正面、つまり虹のゲートの真ん中を通っている状態。 あまりに大きくて、写真では端っこしか入らない。わ〜素敵♪ うれしいな〜。 雲に覆われて雨が降っているのは、この周辺だけで、その先の空はまた晴れているのだ。(ふふふ) ふと振り返ると、真後ろには太陽が白く浮かんでいた。


 赤茶色の山々や雪に覆われた山も姿を見せた。次第に日が暮れてきて、山の上がうっすらと赤い空に染まっていった。思っていたよりも、日が暮れるのが早かったな〜と思ったら、それもそのはず。ユタ州に入っていて、時差で一時間プラスになっていたのです。(あらあら。)


 セントジョージに入り、9号線に乗って、今夜の宿があるスプリングデールへ。もう辺りは真っ暗で、何も見えない。周囲には、ロッジ風のホテルが並んでいるようだった。そろそろ私たちのホテルも・・・見つかった!
 木の香りが漂う、雰囲気の良いロッジ風のホテルで、入るなりすぐに気に入った。受付のスタッフはアジア系の女性で、丁寧に応対してくれて、とっても感じが良い。暖炉の炎もメラメラと、良い感じ〜。 内装も落ち着いていて、飾っている絵も温かみがあってセンスが良い。(わいわい)
 まだランチが残っている感じで、お腹が空いていなかったので、とりあえず水や必要なものを調達しておこうと、スーパーマーケットへ。ライトも少ないし、閉まっているお店がほとんどだったけど、スタッフの人が開いているのを確認してくれたお店へ。
 そのスーパーは、食料から日用品、ザイオンのお土産までが、一通り揃っていた。早速、柾至は友達に出すポストカードを見つけて買った。このお店のスタッフも、また感じが良い人だった。山に住んでいる人たちは、みんな穏やかで落ち着いているのね。(^^)

 ホテルのお庭にホットバスがあるということで、入ることに。外は少し冷えるけど、お湯はちょうど良い温かさ。暗くて周りに何があるのか全然わからないけれど、とにかく空気が澄んでいて、自然の香りが漂ってくる。 あ〜気持ち良〜い。(極楽極楽♪) 
 虹のゲートを通って、いよいよ最初の聖地に到着しました。さあ 神々さまや精霊たちとの御対面で〜す☆