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聖なる旅


 カナディアンロッキー編


            
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2005.7.26〜8.7
                          

 8月 5日(新月)
 朝のお目覚めは、スッキリ♪ フルーツタップリの朝食を楽しんで、準備も万端。朝から、眩しいくらいの青空が広がっていた。・・・その昔バンクーバーでは、毎日曇りか雨の肌寒い日が続いて、とうとう最後まで夏が来なかったこともあったそうだ。そういえば、バンクーバーは曇っている時が多いから、冬は寒いけど青空が広がるオタワのほうが好きだと言っている人がいた。短い期間だったけど、お天気に恵まれて良かった♪
 チェックインもスムーズで早かった。(3年前の時は、カウンターが長蛇の列で時間が掛かっていたので、早目に出ていたのです。) 予定よりも、50分ほど出発が遅れていたが、その分まだゆっくりしなさいってことかも。(^^) 

 しばらくブラブラしようと、最初に入ったのがネイティブグッズのギフトショップ。ロッキーで見たお人形を探したがなかった。何か他に感じるものはないかな・・・と見つけたのが、チョーカーだった。ここに置いてあるものは、全てネイティブ達の手作りになっていた。(100% Native owned & Operated Company) 手にしたのは、ターコイズブルーの石とイエロ−系の天然皮で作られたもの。 そうして一度手に取ったものの、「日本に帰っても、身に着ける時がないかも。」と思い、一端戻した。
 その後、レジの横に面白い物を発見! 「Fortune Bracelets 」 皮で編んだ中に、木で作った小さな丸い玉がはめ込まれている。色は7種類あり、それぞれに意味がある。三人で一つずつ選んで買うことにした。私が気になったのは、ベージュとイエローオレンジ。(イエローと書かれているけど、ほとんどオレンジ色) どっちも気になる。さて、どちらにしようかと考え、ナチュラルなベージュに決めた。それぞれに選んで、支払いをしようとした時、さっきのチョーカーが浮かんできた。う〜ん、やっぱり気になる〜。それで、後で後悔しないためにも、素直に従うことにした。(^^) 時々手にとって眺めていたいなと思えるものだった。(値段も、お手頃なのです。^^) 待ってました!と言わんばかりに「僕も!」と、柾至も、先が矢の形をしているネックレスを一つ選んだ。(本人はまだ自覚していないけど、彼のDNAにもしっかり刻まれているのよね。) 最後の最後に、良いものを手にすることが出来て、とっても満足な私。(ビデオを観た時に、ロッキーで買っておけば良かったと、ちょっぴり後悔していたのです。^^)

 ブックストアでは、ネイティブ系のCDなども売られていた。そこで、数年前に参加した熊本セミナーで(初のセミナー)、堀田さんのインディアンフルートの演奏を聴いた時のことを思い出した。(「メサ」という曲) 胸が切なくなり、魂が震えていた。CDを買ってからも、何度も繰り返し聴いていた。あの頃は、なぜここまで惹かれるのか気付かなかったけど。(ふふふ)

 一通りゆっくりと周り、スターバックスでお茶することに。(冷たいグリーンティに、生クリームの載ったTazo) すぐ横には、ネイティブと動物たちが船の上に乗っている、大きな像があった。同じものがオタワの博物館にもあり、ガイドの仕事で何度も目にしていて、私のお気に入りの一つだった。(お久し振り〜♪) ここで再会出来るなんて感激。 確か、その隣のギフトショップで、初めてドリームキャッチャーを手にしたのよね。今は日本のどこにでもあるけど、あの頃はお土産として珍しいものだったので、みんなに勧めていたのでした。(^^)

 早速、ブレスレットを付けようと、袋の中から取り出すと、あれれ〜!? 何と3つ買ったつもりが、4つ入っているのです。おかしいな・・・。レシートを見ると、ちゃんと4つ分払っていた。(カードで買っておいて、全くチェックをしていない私。^^;) それも、戻したはずのオレンジ色だった。 ???だったけど、これにも意味があると感じ、二つ並べてしてみた。すると、いい感じ♪ なるほどね〜。(ふふふ) 

 そろそろゲートに入る時間になった。3年前のときとは、まるで違う感じがした。あの時は、シャスタで一ヶ月ほど過ごすため、柾至をカナダのホームステイプログラムに参加させ、その前後に一緒にバンクーバーで過ごしていた。その時は、ウイスラーまでドライブして、遊びに行っていた。(今回地図を見て、その途中にRainbow Park があったことに気付いた。間違いなく通っているはず。^^) 私の中で過去への拘りが、まだ残っていた頃だった。
 翌年は、柾至一人で帰ることになり、去年は中止。久しぶりの再会でもあったし、今年はずっと三人で過ごすことになったので、多少の不安が残っていた。その不安は、私の中にある罪悪感でもあったから。(その辺りは長くなりそうなので、機会あればDiaryにでも。^^) それも、ロッキーの大自然に包まれて、きれいに解放されたようです。自分を許し、相手を許す。良くわかっていたつもりでも、このことについては時間が掛かっていた。それも必要な時間だったのですね。おかげさまで、私の心はすっかり軽くなっていた。二人の間のカルマも、ここで完全に解消かな。v(^^)v
 そうなると、別れは淋しくなるものだが、この時すでに次のプランが決まっていた。(去年のペルーのパターンと似ている。) それに、今回はブレスレットもあり。今までとは別の意味での繋がりが出来ているのを感じた。二人も、これで寂しくないでしょうね。そう、私たちの関係も、次のレベルへステップアップしたのです。(他の人には理解出来にくい関係だと思いますが。^^)

 搭乗口周辺のお店を覗いていたら、柾至がすごく気に入ったものを見つけてしまった。(サングラスなり) でも、もうお金は残っていないはず・・・と、財布の中身をチェックすると、ちょうどその分のUSドルがあった。(あらあら)
 到着早々、予定外のことが続いていたので、最後まで持たないと思い、ロッキーを旅している間も、外食はしないで買い物をして、ランチボックスを用意したり、夜も電気コンロなどを持参して、さっと作って食べたりしていた。(ランチは私の担当で、夜は彼が作っていた。^^) そんな貧乏旅行だったけど(笑)、ランチはいつもピクニックみたいで、おいしい空気が加わって、却って楽しめていた。それに、二日間の予定が繰り上がったので、その分のホテル代が浮いて大助かり。普段は滅多に使わないカードから、日本円にUSドルまで、あるもの全て総動員して、これで見事に使い切ることになった。ここまできれいに無くなると、スッキリして気持ちが良い。(笑) それだけエネルギー交換が、出来ているということだから。形には表せないギフトを一杯詰め込んで、カナダを飛び立った。

 ・・・ところが、なかなか飛行機は飛び立ってくれなかった。(笑) 結局、2時間ぐらい機内で動かなかった。おかげで、スケジュール外の「マダガスカル」のビデオが観れたけど。(^^) 台湾のカップ麺も出てきて、そのカップ麺にもベジタリアン用があった。(素食麺と書かれていた。^^) ようやく飛び立ってしばらくした後、柾至が画面に映された飛行状態に、555の数字が出ているのを見つけた。その下には、888もある! お〜、これは何か意味ありそう。早速買った本をチェック!
 
 555は、「Major changes and significant transformations are here for you.You have an opportunity to break out of the chrysalis and uncover the amazing life you truly deserve.」
 888は、「The Universe is abundant and generous, and you've learned how to step into the shower of its ever-present flow. Great financial prosperity is yours, now and in the future..」
 
 555のメッセージは、今の柾至にピッタリかもしれない。888は、カナダでは2回目になる。実は、ブレスレットのオレンジの意味は、「Money」だったのです。色で選べば、オレンジとの縁が続いていたのでピッタリだったけど、意味としては特にフォーカスしなくても良いことよね〜と思っていた。それでも、持って行きなさいとばかりに渡されたのは、この意味があったのかもね。(ちなみに、ベージュは「Love」でした。) 今の時期は特に、大きく出て行くことが続いているから、それも大丈夫だよって伝えたかったのかも。 ありがとうございま〜す。
 ついでに、滞在中に目にした111や、後半と出発の前日に見た999、普段から良く目にする333も調べてみると、

 999 「Get to work, Lightworker! The world needs your Divine life purpose right now.Fully embark upon your sacred mission without delay or hesitaiton.」
 111 「An energetic gateway has opened for you, rapidlly manifesting your thoughts into reality.Choose your thoughts wisely at this time,ensureing that they match your desires.Don’t put your any energy into thinking about fears at all,lest you manifest them.」
 333 「You’ve merged with the ascended masters, and they’re working with you day and night−on many levels. They love,guide,and protect you in all ways.」 (この数字は、去年のペルーでも続けて出ていました。^^)

 どれも、その時に感じたことと似ていて納得でした。Clear Water のルームNOが、「101」 で、印象に残っていたので、それもチェック。

 101 「Allow your thoughts to be centerd and focused on God. Be creative,like the Creator.Know you’re helping with Heaven’s plan as you keep your thoughts centered upon peace.」

 は〜い、わかりました〜! しっかり意識しておきます。v(^^)v

 フライト時間は、約11時間。(今回はプラス2時間なり) たまに、長い飛行時間が苦手だから、飛行機は嫌いという声を耳にする。ファーストクラスは別にして、狭いエコノミーシートで、快適だという人はまずいないでしょう。(笑) 空気は乾燥しているし、スペースが狭くて身動き出来ず、ピッタリお隣さんとも密着状態。おまけに揺れるし、いつ落ちるかハラハラ。機内食も味気なくて口に合わな・・・などなど。
 そうして、マイナスポイントを挙げ始めるとキリがない。でも、その飛行機のおかげで、世界が近くなっている。すご〜く遠いところでも、丸1日〜2日あれば辿り着いている。飛行機のない時代は、一体どれだけの日数がかかったのだろう。ハウステンボスで、遠い国から船に乗り、嵐にあって何度も死ぬ思いをしながら、日本にやってきた人たちの物語を、リアルに表現しているアトラクションがあった。彼らは命がけだった。それを考えたら、飛行機って座って乗っているだけで着いているんだから有り難いの一言で、何も文句は言えない。発明した人にも感謝。
 他にも、映画館で見損なったビデオが観れてラッキーとか、こんな長い時間何もしなくていいなんて、自分の内側を見つめる良い時間だし、のんびりするための時間を与えてもらって有り難いとかね。(^^) 後は、少しでも快適に過ごせるように、自分で工夫すればいい。私も機内ではあまり眠れないし、じっと座りっぱなしはキツイので、1時間おきぐらいに立って歩いてストレッチしたり。トイレに行くのも、少しでも歩くために一番後ろのトイレまで行くとか・・・。(笑) 何にでも順応出来るようになるためのレッスンみたいなもの。柾至が赤ちゃんの頃も、何度か乗ったことがあるけど、赤ちゃん連れは本当に大変です。ひたすら大声で泣く赤ちゃんを、周りに申し訳ないと思いながら、行き場のないところであやし続ける。眠ってくれるのは有り難いけど、狭いシートでずっと抱きっぱなしで身動き取れず。食事も交替でないと食べれないし、ウトウト眠くなったと思ったら、起きて泣き始めるの繰り返しなので、自分は眠れない。それを思えば、一人で自由に過ごせて動けるだけで、本当に有り難いと思えるものです。それに、そんなことを言っていたら、行きたいところにも行けないし、素晴らしい体験をするチャンスを逃していることになるから。

 そうこうしている間に、ようやく到着。乗務員のお姉さんが、私たちの席に来て、遅れたために乗り継ぎ便に間に合わなかったとの報告。 出発が遅れた時点で、予想は出来ていたので、「やっぱりそうなんだ〜。」って感じで驚かなかった。(15:50の便に乗る予定が、到着は17:30になっていた。) 同じ福岡便に乗る人が、他に二人いた。乗り継ぎカウンターで手続き。今日はもう便がないので、明日の朝一番の便に乗ることになった。入国審査のお兄さんは、「おつかれさまです。たいへんでしたね。」と丁寧な日本語で、優しい応対をしてくれた。(ちょっと感激) ホテルは、もちろんエアライン会社の負担になる。初めての経験なので、ちょっぴりワクワクしながら、送迎の車に乗って出た。

 台北は、3年前の時の帰りに立ち寄って、一泊していた。あの時は、麒麟さんがシンボルのホテルに泊まっていた。(入り口で麒麟さんが迎えてくれている。^^) 歩いていける距離に、台北で一番古くて由緒あるお寺(龍山寺だったかな・・・)があり、観音さまにご挨拶しておいた。その時におみくじを引いたら、こちらでいう大吉だった。そこから地下鉄に乗って、自分たちで何箇所か周っていた。夜は、夜景のきれいな海辺まで行って屋台を散策。ホテルに戻る道で、一つ違う道に入ったら、賑やかなナイトマーケットの中に入ることになったり。そこで、名前の漢字を福を呼ぶ絵で描いてくれるというのを見つけ、私たちも描いてもらうことに。柾至には赤い龍、私には金龍が入っていて、二人とも虹色の蝶々が、しっかり入っていた。(今もお部屋に飾ってます。^^) 二人でブラブラと、12時過ぎぐらいまでタップリと、充実した時間を過ごしていた。今回は真っ直ぐ帰ることにしていたけど、思わぬことで降りることになり、また呼んでもらったようで、麒麟さんや観音さまに感謝なのでした。(^^)


 夕焼け空の雲が見えていた。(お顔がくっきり表れた雲も。写真上) ウトウトしていたら、すっかり暗くなって到着。(空港から20分ほど) 周りは何もなさそう。 ホテルの中に入ってびっくり! 何と超デラックスな高級ホテルだったのです。広い吹き抜けのロビーは、ピカピカのキラキラ。お部屋に入ると、これまた広い。バスルームも、バスタブとシャワーが別々になっているし、アメニティも充実している。あら〜、もしかして凄くラッキー☆ 自分では泊まれないかも。(笑) それもそのはず。このホテルは、ゴルフのカントリークラブだった。パンフレットによると、台湾でNO1のゴルフ場で、ジャック・ニコラウスの設計で作っているらしい。(ほ〜!) レストランでのディナーも付いていたが、機内食を食べてしまったので、入りそうになかった。(ざんね〜ん) これって、最後にゆっくりして行きなさいというギフトだったのかもね。 今日は新月。(時差で1日経っているけど) そこで何かメッセージがあるかもと、部屋番号を確認して、Angel Numbers でチェックしてみると、

 233 「You have a strong connection with ascended masters such as Jesus.They ask you to hold faith in your mind and heart, similar to that which they demonstrated on Earth in their own lives.」

 まあ、何てことでしょう・・・ このメッセージを読んだとき、感動で泣きそうになりました。このメッセージを伝えたいために? (飛行機が遅れたのは、台北に台風が来ていたからと聞いた。龍神さまも・・・。) やっぱり最後は、イエスさまなのですね。(う〜) まだまだ未熟な、こんな私のことまで気遣ってくれる、見守っていてくれることに、ただただ感謝なのでした。(だから、みなさんもどうか信頼してくださいね。 たった一人の小さな存在にも、神はこんなにも心を開いて下さるのですから。) とても同じことをする力はないけれど、このメッセージのように、心だけは完全に、神(創造主)の元へと預けます。 どうか、これからも私に出来ることをさせて下さい☆

 もう一つ気付いたことは、このホテルのシンボルに使われているデザインが、山を背景にしてニッコリ笑っている熊さんの絵だったのです。それを見たとき、ロッキーで熊さんに話し掛けていたことが(お人形と頭蓋骨に。^^)、ちゃんと伝わっていたんだなと思いました。(私は過去生で、白魔術の時代に湖の近くの森で動物たちと仲良く暮らしていたことがあります。^^) 熊さんも、ありがとうね〜。仲間たちにもよろしく♪

 快適なベッドで休み、朝食を頂いてから、早朝に出発。お部屋を出たときに、ホテル内に流れていた音楽が、何とインディアンフルートの曲だったのです。まあ、何でまた台北で。(ここでもウルッ)
 送迎の車で、空港へと向かった。ホテルは、山の奥の静かなところにあった。宿泊していた人たちが、早朝ゴルフの準備をしていた。一泊の素敵な時間を、ありがとうございました。空は次第に明るくなり、太陽が昇り始めていた。空港に着いて、前に止まったバスの後ろには、何とレインボーの絵が! まだ締めがあったのね〜。 あまりに完璧な演出に脱帽で、もう言葉もありません。(みなさん勢ぞろい。^^) 


 エアラインは、エバー航空になっていた。去年予約しようとして取れなかったエアライン。そのリベンジだったのかしら。(笑) どんな飛行機かなと思ったら、新しくて素敵だったのです。最新型のパーソナルテレビは付いているし、フットレストもある。それに、乗務員の女性の美しいこと。チャイナエアラインもそうだったけど、みんなスタイルが良くて美人揃い。それでいて、感じが良くてサービスもいい。アジア系のエアラインっていいわ〜。わずか2時間足らずのフライトなのに、またしっかり食事が出てきた。それがまたおいしかったりして♪ 私のベジタリアンミールも良かったし、柾至のレギュラーミールも、おいしいと言っていた。(今までの中では、間違いなくベストワン!) そして最後に、ハーゲンダッツ風のカップアイスまで配られた。(マカデミアンナッツ味) エコノミークラスで、こんなサービスあり!? 早朝便だからか、かなりシートが空いていて勿体無い感じ。 すっかり気に入った私たち。是非また利用したいものです。(特に長いフライトに。^^) 

 予定外のハプニングが続き、最後の最後まで楽しい旅でした。旅は行ってみないとわからない。予想の付かないことが起こるけど、それも結果は全て最善になっている。自分で、楽しい旅にするぞ〜とワクワクしていたら、ちゃんとそのようになるのです。自分で現実を創っていることがわかれば、不安や心配をすることもしなくなるはず。 今度の旅は、私が思っていた以上の意味があったようでした。 次の新月には、ペルーへと出発。その準備にもなっていたようですね。 私の人生の旅も、まだまだ続きますよ〜☆