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聖なるペルーの旅 5


〜 一つの完結を迎えた旅 〜






2005.9.3〜2005.9.20

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9月 6日
 アレキパへの示しは、去年の旅の途中から来ていて、最後に訪れたティティカカ湖で感じたインスピレーションで決定。帰ってからも、さらにサインが続いていた。(詳しくは、ツアーエピソードで) ここでは一体何が待っているのか、その期待と興奮もあってか、昨夜は明け方になって少しウトウトしたくらいで、ほとんど眠ることが出来なかった。「上から、エネルギーが凄い来ている。頭がクリアになりすぎ。^^」とリカちゃんも。 アレキパのエネルギーも、半端じゃないみたい。(^^)

 町の中心にあるアルマス広場に行った。コロニアル風の建物に囲まれ、噴水の周りにはヤシの木も。 「白い町」と呼ばれるアレキパは、ほとんどの建物が白を基調として造られている。青い空に、清らかで神聖な白のコントラストが、眩しいくらいに美しい。(はあ〜溜息) 町全体が世界文化遺産に登録され、ペルーで一番美しい町というのもわかる。ここに居るだけで、一緒に清められている気がしてきた。
 早速、お人形売りのお姉さんたちが、やってきた。たくさん持っていたので、今回は買う気がなかったのに、他とは違うアレキパ模様のお人形と目が合ってしまった。(一回り小さくて生地の質も違う) 「私も連れてって。」そうなると、もう断れません。(妹が出来て、また家族が増えました。笑) 一つは私のお家、もう一つはお土産として買った。(日舞の先生のお子さんへ貰われて行きました。^^)



 現地のガイドさんが、付いてくれることになった。20代の若い青年(フェルナンド)で、この二日間お世話になる。(よろしく〜) 移動する前に、まずはカテドラルに入って御挨拶。このカテドラルは、近くで採れる白い火山岩で造られている。(わおっ! パワフルなはずよね。他の建物は白いペイントで塗られているそうです。) 世界で2番目に大きいというオルガンも荘厳。
 お祀りされているのは、イエス様を抱かれたバージン チャピ。教会によって、お祀りする聖母さまが異なり、バージン チャピは浄化・純化の象徴とされている。 金色の刺繍が施された白い衣装に赤が映え、清楚で気品があり美しい。(偶然!?にも、この日着ていた私の服も白に赤でした。ちょっぴりうれしい。^^) この町の清らかさは、バージンチャピによるものなのかも。(大地震の奇跡も) 少し時間をもらって祈らせて頂き、アレキパを出発した。


 早速見えてきました、富士山そっくりのミスティ山。標高5800mの聖なる山。そのミスティ山に並んでいるのは、チャチャニ山(6000m)。 男性性・女性性を象徴し、夫婦山になっているそうだ。(あら素敵♪) 私たちは、その二つの山の間を走っていた。(うふふ) 小さな売店に寄って、スナックと飲み物を調達し、今夜のお宿であるチバイに向けて、ぐんぐん走る。ドライバーさんは、ハンサムなナイスガイで、日本語も少し話せる。フェルナンドは、若いのに知識豊富で、丁寧に説明してくれている。(頭とメモが追いつかないくらい。^^;) 


 ミスティ山の裏側を走っていた。そこで、ワイルドアニマル発見! 何かと思いきや、ピクーニャだった。 ピクーニャは、リャマやアルカパと同じラクダ科の一種。リャマやアルパカは、どこでも見られるけれど、ピクーニャは数が少なくて、保護された場所にしかいないという。そのピクーニャがグループで集まっていた。山に住んでいるから、なかなか見られないそうで、今日はラッキーだとのこと。 わ〜い♪ 車を止めて降りた。近づきたいところだけど、この一帯は国立公園になっているから、道路から中に入ることは出来ない。は〜い、了解です! 去年、ビクーニャに会いたいと連呼していたリカちゃん。 これで一つ叶ったね。(^^) ビクーニャちゃん、ありがとう〜♪ 
 

 聖なる山を後にして、さらに走っていく。車の中で掛かっていた音楽もピッタリで、ムードを盛り上げてくれている。 お昼になって、小さなレストランで降りて休憩。この辺りから、高度が上がっていくので、温かいコカ茶を補給しておく。&お買い物タイムになり、それぞれにセーターやスカーフ類などをGET。私は色違いでスカーフやカーディガン、またまた目が合ったお人形を一緒に買ってしまった。(さっきのお人形のお友達として。一人じゃ淋しいものね。^^)
 

 インカの時代にチャスキ(飛脚)の休憩所になっていた場所や、昔の汽車の駅の横を通った。アレキパ周辺で最初に出来た町だったが、今は誰も住んでいないという。
 プーノとの分岐点を過ぎると、舗装されていた道からガタガタ道へ。 お〜っ、来る来る仙骨への刺激がダイレクトに。(クンダリーニ上昇中!) 
 広い野原に、アルパカちゃんたちが集団で登場。

 道路沿いに、氷河が出てきた。ロッキーを思い出すなあ。 夜は、かなり冷え込むらしい。太陽の陽射しで、キラキラ光っている。クリスタルみたいで、きれ〜い。
 そして、この道で最も高い4800mのポイントへ。頂上付近には、小さな石を積み上げたストーンタワーが並んでいた。 ガタガタ道に揺さぶられることで、チャクラが活性化し、天から降り注ぐエネルギーが強くなるに連れ、メンバーの身体への変化が表れ始めていた。一番きつそうだったのは、ともちゃんだった。でも去年の経験から、このプロセスを前向きに受け止めようとしている。(パチパチ) 酸素ボンベを出してくれたが、うまく作動しなかった。これは、自分の内にある力で超えられるということ。 HWをこまめに補給し、スプレーをシュッシュッしながら深〜く呼吸して、手を当てておく。 そして、意識は静かに自分の内側へと向けておく。 
 全員のオーラの上下に光の円錐を降ろし、シンボルで包んで場の設定をし、それぞれのプロセスがスムーズに進むように祈った。


 チバイの町に到着。どの小さな町でも、中心にはカテドラルが建っていて、その前には広場がある。
 今日のお宿は、CASA ANDINA の名前にピッタリの、山々に囲まれた素敵なロッジ風のホテル。 ロバさんがのんびり歩いていて、長閑な雰囲気が良いなあ。標高は3600mまで下がった。みんなの状態も、少し落ち着いてきた様子。私は、後頭部から首の付け根にかけて、重いのを感じていた。 お部屋で、一時間ぐらい休憩してから、お待ちかねの温泉へ。

 車で5分ほど奥に入ったところに、天然の温泉がある。お湯は、もちろん源泉。シャワーや更衣室も完備。(番組で紹介されていたのは、この温泉だったみたい。) 標高があるので、この時間になると肌寒いけれど、中に入るとあったか〜い♪ もう出たくないよ〜。(^^) 結構深さもある。 例によって、クイチに一人ずつ頭を浸けられて洗礼してもらった後、プールサイドでチャプチャプ。(ババンバ バンバンバ〜ン♪) クイチに促されて、あきちゃんとテラちゃんは、プールの中をスイスイ。
 極楽気分でのんびりしていたら、次第に日が暮れて月が昇った。三日月がきれ〜い。お空が澄んでいたから、金星も見えた。青紫色に光っている。かなり長く入っていたので、身体も心もポッカポカ。足がググ〜ンと攣った。来たよ〜、足首にかけて調整なり。 大自然のエネルギーが、細胞からもドクドク。わ〜効いてる〜♪ 火と水のエネルギー統合もバッチリ完了!


 夕食は、ホテルのレストランへ。地元のバンドを呼んでくれていた。この旅では初の生ライブ。小さな女の子も衣装を着て踊っている。 かわいいの〜♪ そこで、バンドの人が私たちのテーブルに来て手を差し出し、和ちゃんと一緒にダンス。 高山も何のその、元気に踊る和ちゃんなのでした♪ 
 アレキパに着いた時から徐々に始まっていた、身体の変化に気付いた私は、一足先にお部屋に帰った。 明日はコンドルが待ってるから、心と身体の準備もしておかなくっちゃね〜。