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聖なるペルーの旅 5


〜 一つの完結を迎えた旅 〜






2005.9.3〜2005.9.20

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9月 4日
 クイチは、私たちに広い部屋を用意してくれていた。柾至は早く起きて準備。先に朝食を済ませて、出発した。今日から一週間は、別々の旅をする。「行ってらっしゃ〜い♪} 全てを宇宙に託し、部屋の窓から旅立つ彼を見送った。― 空港まで送ってくれたクイチによると、すごく楽しそうにしていたとのこと。(^^) クイチも朝早くから、ご苦労さまでした。


 さて、私たちのレインボ−ツアーも、いよいよ本格的にスタート。まずは、リマから南へ約300kmのイカの町へと向かう。しばらくお世話になるドライバーさんは、息子さんの助手付き。 車に乗り込むと、正面にキリストちゃんの写真がド〜ン! 「この旅は、ジーザスが導いてくれている。」とクイチ。その通りよね。心でわかっていても、こうして物理的に見せてもらうと、うれしいし心強い♪ キリストちゃん、よろしくね☆

 リマの町を抜けると、景色が変わってくる。2年前に訪れたピラミッドの神殿、パチャカマ神殿の近くを通った。(金粉が降った場所) 「あの時は、お世話になりました〜。行ってきま〜す♪」 
 パン・アメリカンハイウエイの道は、きれいに整備されて走りやすい。砂丘で出来た山が連なっていて、「砂の惑星」に出て来そうな光景が続いた。そうかと思えば、海が見えてきて、緑が茂ったオアシスのようなところも。 そして、どこまでも続いている広大な砂漠の中を走っていた。ウトウトして目が覚めると、風が吹いて、周りが砂で真っ白になった。しばらくすると小雨が降り始め、乾いた土地が潤ってきた。(^^)


 海沿いの小さな村に入ると、シンプルな家が並び、子供たちの姿が見えた。ちょうどお昼頃だったので、ここでランチをすることに。小さなホテルの中にあるレストランで、プールのあるテラスに座った。(完全に貸切状態でした。^^) シーフードのメニューが豊富にある。(わ〜い♪) ペアで違うものを頼んで、分け合うことに。大きな貝に、タコ・エビ・イカ・ホタテの盛り合わせと、シュリンプソースのエビと白身魚を注文。 どれも新鮮で、柔らかい。 ペルーのじゃがいもがおいしいから、付け合わせのフライドポテトまでGOOD。 それでも食べ切れずに残してしまった。 (量としては、二人で一皿でも良かったくらい) 
 私たちが例によって、一斉にHWのスプレーや蘇生塩を振りかけていたので、クイチも思い出して、また尋ねた。何とか蘇生させるエネルギーがあるということだけは伝わったようで、「Miyukiが、毎年来る度に若くなっているのは、そのためか。」 と納得し、自分にシュッシュッするクイチ。(それ以来、積極的に使うクイチなのでした。笑)
 この間に、クイチやルーディ達と、なんちゃってスペイン語講座も開講。(^^) 当時流行っていた「ありえな〜い」を何と言うのか、談義していた。(笑) 

 そこから2時間ほどで、イカの町に到着。その頃には、朝から曇っていた空が、真っ青な青空へと変わっていた。(パチパチ) 砂漠の砂の色が、きれいなことに驚いた。道路脇は、白い砂丘になっている。 ピュアサンドと呼んでいたが、雪山みたいで本当にきれいだった。その砂丘を、サンドボード(!?)で滑っている姿も。(まあ、楽しそう。^^)
 車を止めて歩くと、池が出てきた。わ〜素敵♪  ここは、ワカチナと呼ばれるリゾートエリアになっていて、周囲には小さなお店やホテルが並んでいる。こじんまりとしていて、静かで落ち着いた雰囲気。 まさに絵に描いたような砂漠の中のオアシス!


 この砂漠の中に湧き出ている泉−ワカチナラグーンには、有名な言い伝えがあるそうですが、それとは別にクイチが話してくれたのは、ウイッチ(魔女)がこの場所に導いて、聖なるラグーンになったというお話。 この水はヒーリングウォーターになっていて、パワフルでロマンティックなエネルギーがあるという。(あら素敵♪) 
 早速、裸足になって泉の中へ。気持ち良〜い♪ 水の中に入ると、生き返る感じ。(^^) ずっと入っていたくなる。 太陽がキラキラ輝いて、泉に光が降り注いでいる。 あ〜、平和で満ち足りた時間だなあ。(しみじみ) 私たちの様子を見ていた子供たちが、近づいてきた。10歳前後の可愛い女の子たちだ。興味津々に、いろいろ話しかけてくる。(ふふふ) その様子を眺めていたクイチも、「スバラシイ〜、ラブラブ〜」と言いながら、裸足になって入ってきた。(^^) 聖なる旅では、スケジュールが決まっていてないようなものなので、その私たちの流れとペースに、黙って合わせてくれるクイチ達には感謝なのです。


  アイスクリームを食べながら、鮮やかなお花の下でもパチリ。砂丘のミニサボテンが気に入って、写真を撮るリカちゃん。 砂丘には、足跡を残しながら一人登って行く姿も。(わ〜、絵になる〜) オアシスに別れを告げて、沈んでいく夕日を眺めながら、ナスカの町へと向かった。


 イカからは、約3時間で到着。リマからは444kmの行程なり。(ゲルマン民族・・・いえレインボーファミリー大移動の一日目終了。^^) 静かなイカの町とは変わり、賑やかになってきた。今夜のお宿は、「CASA ANDINA」。新しく出来たチェーンホテルで、この旅ではお馴染みになるホテル。町の中なのに、中庭があって可愛い♪ 荷物を置いて、レストランを探しにお外へ。何にしようかな〜と見つけたのが、チャイニーズレストラン。メニューをみると、なかなか良い感じ。ワンタンスペシャルに、マッシュルームや野菜のチャーハンなどなど、みんなで分け合って食べた。(ペルーでチャイニーズ店に入るのは2回目。4年前クスコでたまたま見つけて入った時も、なかなかのヒットでした。) ホテル内にもレストランがあったが、こうしてローカルなお店を自分達で探すのも楽しい。(直感活用の練習なり。^^)


 ホテルに戻った後は、マスターコースのワーク。一回目の今日は、ヒーリングアチューンメントの方法を伝授。この方法は、数分でエネルギー調整が出来るので、これから毎日ペアでお互いに練習を兼ねてしていると一挙両得。 今回は全員が受講することになっていたので、もう言うことなしね。v(^^)v
 終わってから、最後に用意してきたものを渡した。それは七色のリング。出発前に、太宰府に行った時に、パッと目に入ってきたものだった。今回のレインボーツアーは、私を入れてピッタリ7人。手にした帰りの電車の中で、リングの意味が浮かんでいた。

 「このリングの中にパワーを封じ込めること。それが一人ひとりを到達への旅へと導く。そして、このリングで私たちが一つに繋がる。・・・」
 そして、この時にわかったのは、リカちゃんがある人から受けたリーディングからのメッセージと繋がっていたこと。

 「・・・最近サイキックカウンセリングを受けたんですけど、私はこの旅で何かが完成するらしいのです。みゆきさんとの関係をタロットで占ってもらったら、私がワールドで、みゆきさんがリング、共通のカードがスターで、これは凄いと言われました。私はカードのことはサッパリ分からないんですけど、まぁとにかく凄いんですね(笑) マスターまで受けることは全く考えてなかったんですが、今のメールで受けようって思いました。「完成」ってこのことじゃないかなと。どうなんだろう。」

 ワールドのカードは到達を表し、スターは希望と夢の象徴でもある。でも、リングの意味はわからないでいた。それも、この日にリングを手にしてから納得。(ふふふ)  仰せの通りに、出発までの間に、しっかりリングにアチューンして準備した。

 色で選ぶのではなく、目を閉じて順番に手に取るようにした。その時に、それぞれの魂が必要としているものとなるようにと意図をして、エネルギーを送った。そして選んだ色が、それぞれのチャクラの色として、この旅のテーマになっていたのでした。v(^^)v

 そろそろベッドに入ろうと準備をして、時計を見たら 11:11なり! マスターとしての旅も始まりましたね。(イエイ!)