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聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

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10月 2日
 出発前に、ガーデンをお散歩。今日も、朝日がキラキラ☆ 木の精霊さん、今回もお世話になりました。また会える時まで、お元気で。しばらく光を送って写真を撮ったら、教会の周りと精霊の木に、また虹の光が写っていた。(写真下) 後でクイチに見せたら、レインボースピリットだと言っていた。(^^) いつも、見守ってくれてありがとう☆


 ホテルの教会で、お祈り。(十字架が可愛いの♪) この美しい聖なる谷を、これからもお守りくださいね。また戻って来れる日を楽しみにしています。今朝も、フルーツタップリのおいしい朝食を頂いて出発。

 今回は、ウルバンバ川沿いの途中の駅から乗った。列車を待っている間、また可愛いインディヘナのお人形を見つけた。そのお人形は青の洋服で、赤ちゃんを前と後ろに抱っこしていて、壷に入ったコーンとリャマ系の動物と一緒。それに、レインボーのボンボンを持っていた! ダンスの時に使うものだそうだ。これは、買うしかないですね。(今は玄関でお出迎えしてますよ。^^) 全て手作りなので、顔の表情も洋服も、持っているものも同じものはなくて、どれも可愛い♪(それも500円ぐらいなの) みんなも、それぞれのお気に入りを選んでいた。(写真左 ここでも、うっすらと虹が入ってます。)
 
 列車は、これまで乗ったのとは違っていた。私たちのために、一番良い列車を用意したとのこと。(まあ、感激! いつも同じタイプだったので、種類があることも知らなかった。) サンルーフで、青いお空もバッチリ見えて素敵。軽食やデザートまでサービス。シートも、ほんとデラックスだわ〜♪ クイチお薦めの茹で立てコーンを買ってみた。一粒が大きくてツヤツヤしている。ポロッと実が取れるし、あま〜い。 さすが、コーンの産地だけある。(路上で良く売られているので、一度食べてみたかったの。^^)
 
 ホテルは、駅のすぐ前にある。 あ〜、ここにも帰って来れた〜。2年前に初めてマチュピチュで泊まったホテルで、私のスペシャルリクエスト♪ あの時は、インカトレールで限界を通り越して、自分で鍵を開ける力もないぐらいの状態だった。おまけに熱も出ていて、ベッドに横たわって唸っていた。(こんなに素敵なホテルなのに〜。^^) それと、去年のツアーで泊まったホテルとは、ギャップが大き過ぎて、ちょっと悲しかったのだ。(お湯が出なかったり、場所も朝食も・・・。) せっかくマチュピチュに来ているのだから、みんなにも楽しんでもらいたい。出来るだけのものを用意したいと思った。それでリクエストしてみたら、このホテルは3倍以上。これもまた、ツアー料金を設定した後だったので、今さらホテルのために追加で請求出来ないと思った。そうなると、私が差額分を全部負担するしかない。しかも、ここでは2泊することになっている。それでも、どうしてもこのホテルが気になる。そこまでしても泊まりたいの? みんなテント生活もした後なんだし、そこまで拘らなくても良いんじゃないの? そう何度も自問自答した。でもやっぱり、自分の気持ちには逆らえず、最初の直感通りに決めた。
 
 このホテルは、一つの森のようになっている。木が茂り、お花と緑に溢れ、鳥がさえずっている。アマゾンに帰ってきたみたい。これなのよ〜! それだけで、このホテルにして良かったと思った。お部屋は広い敷地の中で、いくつかの棟に分かれている。ロビーで待っている間に、フレッシュハーブの浮かんだティーが出てきた。爽やかで、おいし〜い。この時まだ10時前ぐらい。当然のことながら、私たちの部屋はまだ空いていない。昨日まで満室だったらしい。部屋が準備出来るまで、3時間ぐらいがかると言われたところを、クイチが30分で用意するように話したとのこと。(まあ!) それも、「このグループは、特別だから。」って、マネージャーにリクエストしてくれたそうだ。(あらっ、そんな・・・思わず恐縮。^^;)

 そのおかげで、お部屋で一息ついて、ゆっくり洗濯も出来た。お部屋にもバルコニーがあり、周りは木に囲まれて、川のせせらぎも聴こえてくる。やっぱり素敵よね〜♪ でも、それだけではなかった。ロビーに戻ると、そこにはバーンとマカウの絵が! (写真左)
 わ〜ん。やっと、わかったよ〜。ここで待っていてくれたのね。その絵は、とってもリアルに描かれていて、マカウちゃんは確かに目の前に存在していた。2年前から、ここに戻ってくるのは決まっていたのね。(あの時は、想像もしてなかったけれど・・・。) ありがとうございます。(うるうる) 私の中で、いろいろな想いが交差していた。完璧な宇宙の仕組みに、また感動でした☆

 みんなでランチに出掛けた。もちろん、あのレストランでしょう! リクエストして予約してもらっていた。去年ルーディが連れて行ってくれた「インディオフェリス」。 前回も気に入って、最後にもう一度戻ったくらい。それもそのはず。このレストランは、アグエスカリエンテスのベストレストラン賞を連続で受賞しているお店だった。おまけに、オーナーはクイチの友人だったのだ。白いマーメイドさんも健在。また会えて、うれしいで〜す♪ 素焼きのピッチャーにタップリ入ったフレッシュジュース。(一人分で2杯分以上入っている。) ここのオニオンスープは、他では味わえない。お魚やキッチェ、パスタ、チキンなどメインのメニューも豊富。フランス風にアレンジした料理は、どれもおいしく、それでいて料金はリーズナブル。デザートは、もちろんカスタードプリン。(これが食べたかった〜) サービスも良くて、私たちのややこしい注文にも応じてくれた。 また今日はクイチのゲストということで、オーナー自らサービスしてくれて、お店の名前の入った素焼きの小物まで、全員にプレゼントしてくれた。(わ〜、ラッキー☆) 居心地も良くて、ゆっくりと2時間以上も過ごしていた。


 この間、あるプロセスが起こっていた。・・・ お店に入る頃から、ポツポツ雨が落ち始めていた。テーブルについて、しばらくしたら大雨になり、雷が轟き、稲妻が走り始めた。朝の青空から一転して、嵐のようになっていた。あ〜、きたきた! 雷の音が大きく響いていた。 雷雨は、歓迎の合図であると同時に、マチュピチュと私たちのエネルギーも、一緒にクリアリングしてくれていた。
 実は、ここに来る直前に、気分がダウンすることがあった。 クイチからは、今日も時間があるので、午後からマチュピチュの中に入れると言われていた。でも、私はマチュピチュには、夜明けから入りたいと思った。だから今日は、アグエスカリエンテスの街を楽しみ、ゆっくりと明日のために準備をしておくことにしたのだ。それで、午後からもタップリ時間があるので、フリータイムで買い物を楽しんだ後、温泉に行く前にマスターコースの2回目をしようと予定していた。この時は、明日マチュピチュに入る前に、マスターのアチューンメントを受けておくのがベストだと思っていたから。でも、それよりも受講者たちは、自由時間を楽しみたいということがわかり、内心がっかりしてしまったのだ。この旅では、自由意志を出来るだけ尊重したいと思っていた。一般の観光ツアーのように、決められたスケジュールや周りに合わせるのではなく、自分の体調や起こるプロセスに応じて、自分で優先して選択する。でも今回のマスターコースに限っては、時間が限られているので、受講者全員が揃わないと出来ない。そのために今日の時間を用意していた。この後で時間が取れるのかなあ・・・。そんなことを考えていたら、頭の中がモヤモヤしてきて、一気に疲れが出てきてしまった。そして、何よりもそんな自分がイヤだった。せっかくマチュピチュに来ているのに、せっかく念願のホテルにも泊まれて、あのレストランにも行けるのに・・・。何でこんな気分になっているのかしら。 私が私でないように感じて、悲しかった。そして自分が情けなくなっていた。どうしよう、こんな状態で明日マチュピチュには入りたくない。まだまだ旅はこれからなのに、私がこんなことでは情けない・・・。
 そんなことを思いながら、食事を始めていたら、この雷雨。私は、大きな雷の音と激しく降る雨を見ていた。すると、次第に冷静になって、気分が落ち着いてきた。この感情は、自分は完全な状態で、やることをやらないといけないという、完璧主義のマイナスパターンからきている。そのやることが出来ないと、プレッシャーと責任を感じて、自分で自分を責めながら追い込んでいく。 このまま進むと、自分だけでなく、周りのみんなにまで影響を与えてしまう。その一歩寸前。(もう、そんなパターンは御免です。^^) あ〜危ない、危ない。 気付かせてくれて、ありがとうございました。 
( ・・・これが頭で考えて、答えを出そうとしてしまった時のパターンでもあります。一度考え出すと、ネガティブな想いしか出て来なくなり、エスカレートする一方で、最後にはドロドロ状態。そんなときは思考回路をストップさせ、大きく深呼吸して、お空や周りの自然を見渡してみましょう。そして何があっても、自分も周りも責めないことですね。みんな道の途中なのですから。^^)

 この間、私たちは2階のフロアで貸切状態だったけれど、1階に降りてみると、満席で賑わっていて別世界って感じだった。レストランを出る頃には、雨も上がり、青空が顔を見せていた。(いつもサポートありがとうございます♪)
 その後、クイチがみんなをクリスタルショップに案内してくれていた。私は、もう少し落ち着きたかったので、Mihoちゃんと二人になって、通りをブラブラ歩いていた。ある露店のおばさんが、温かい良い感じで親しみやすく、帰る頃には親戚みたいになっていた。(笑) そのお店では種類も豊富だったので、みんなもお世話になり、私たちの姿を見かける度に手を振ってくれた。

 結局、この日はマスターコースを止めて、ゆっくりフリータイムにした。無理に時間を取っても、あまり意味がないから、次のタイミングを待つことにした。(結局これで正解だった!) この後は、お楽しみの温泉タイム。いつもは日が暮れてから行っていたが、まだ明るい内に行ってみたいとリクエストした。通りを抜けて川沿いに出た。こんな景色だったのね。いつも真っ暗な中を歩いていたので、どんなところだろうと思っていた。秘境の地みたい。写真を撮ると、どれもエネルギーでブレている。(さすがだわ〜) 温泉の中もバッチリ。周りは、緑に囲まれていた。プールサイドには、鳥さんたちの絵があって、私たちを覗き込んでる感じ。(あら、ここにもいたのね♪) まだ人も少なかったし、この時間に来て良かった。v(^^)v


 いつもよりお湯も温かく感じた。あ〜、気持ち良〜い。昼間の気分はどこへやら。ここに入ると、すっかりハイテンションでウキウキ。最初に、クイチがクンダリーニを活性化させるということで、一人一人を仰向けに浮かべて、そのまま沈めた。浮かばないように押さえてくれて、背中全体を地面につけた。(地面は土です) 息が我慢出来るまで、しばらくそのまま。苦しくなったら、クイチの足をつかんで合図する。(笑) わお〜! なかなか出来ない体験。何しろ、ここの温泉は天然そのもので、エネルギーも最高。そればかりか素晴らしいヒーリングパワーがある。中に潜って目を開けると、目もすっきり。私は壁につかまって、何度も頭から入っていた。すると、その度に足がグ〜ッと痙攣を起こしていた。そして、その度に身体の中から調整されているのを感じた。すごいパワー! クイチスポットと呼んでいるクンダリーニアップのコーナーも、順番に体験。(写真下 クイチはマントラを唱えてます) ルートチャクラからクラウンまで、エネルギーが上昇していく。私も、このスポットでは恍惚状態。私たちの真上には、月が出ていた。みんなでエネルギーを送って、虹を出そうということになった。クイチはマントラを唱え、しばらく集中した。目を開けてみると、月の周りに色が出ていた。わ〜!! オーラのように月を包んで、一際輝いていた。その後も、時々雲に隠れたり、現れたりして、私たちを空から見守ってくれているようだった。(ヤッホー) そろそろ上がろうかと言われたけれど、まだ離れ難くて、「あともう少し〜!」とお願い。(^^) そのあと、水のプールにもトライすることに。すご〜く冷たい。でも、しばらく入っていると慣れてくる。(水の神殿で鍛えられたから・・・^^) 次に熱めのお湯に入る。全身がジンジンしてきた。細胞が暴れているみたい。(笑) 眠っていた細胞も、お目覚めで〜す。最後は、みんなで繋がってグルグル回ったり、サークルになって真ん中に一人ずつ浮かせて、みんなで手を置いてヒーリングしたり。ここでも2時間ぐらいタップリ過ごした。私は最後に出たところで、また思いっきり足が痙攣を起こし、クイチがマッサージしてくれた。 浄化とエネルギーの調整も終わり、明日の儀式の準備もバッチリ。v(^^)v
 

 いい感じで、お腹も空いてきた。今夜は、どこのレストランにしようかな。やっぱり、ここでは窯焼きのピザかな。いくつか雰囲気の良さそうなところを覗いてみたけれど、クイチがイマイチの反応。窯の中の火が弱いところや、店員がすぐに出てこないところは良くないと言っている。(・・・なるほどチェックが鋭い。)去年入ったお店が出てきた。窯の中の火は勢いよく燃えているし、ここで良いみたいね。火のすぐ横のテーブルに座ろうとしたら、予約席だったようで、奥のテーブルを用意しようとしてくれた。でもクイチは黙って出て行こうとした。あれ、どうしたのかしら? 「エネルギーを動かせないと、本当のシャーマンとは言えない。」 いつになくシリアスな顔をして、私に言った。さっきまでのクイチとは違っていた。 私たちも後について出ようとしたら、お店のスタッフが追いかけて来て、さっきのテーブルを空けてくれた。
 中央の燃える炎のすぐ横で、サラダバーのお野菜に、おいしい窯焼きのパリっとしたピザを食べた。そこに、バンドの人たちが入ってきて、このツアー最初のフォルクローレの生演奏を楽しんだ。その間、クイチの隣にお店のマネージャーらしき人が、ピッタリ座って熱心に話しかけていた。そういうことなのね・・・。さっきの静かに語った一言でも、迫力に圧倒されて、言葉が出なかった。いつも寛容で、笑顔で接してくれる彼の中に、真のシャーマンの姿を見た気がした。遠い昔、やはり同じように教わっていたことがあった。あの時の彼の目は、その当時を思い出させた。この時代においても、シャーマンとしての真のプライドは、手放すべきではない。私に、そう伝えたかったのかもしれない。

 さあ、明日はいよいよマチュピチュへ入ります。みんな準備はOKよね!
 

<Mihoちゃんレポート>
 昨日はホテルの部屋でオーラソーマを学んでいた同室のKiyomiさんから付けさせてもらって浄化と地球と繋がるというのをしてみました。(その前は靴に垂らすというのもさせてもらっていました。でも香りはブレンドされて私はノックダウンでした)Kiyomiさんは美と繋がっているなあと思うことがたびたびありました。テーブルの上を、大きくてきれいなクリスタルなどの石やオーラソーマできれいに飾ってレイアウトしていました。(私も少しは見習わなくては…と思いました)またふとしたとき聴こえてくる歌声がきれいで私は最初びっくりしていました。

今日も天気もよく、朝の散歩は清々しく、さわやかでした。(夜の翌日の準備の下手さのためなおさら?!^^;)ここの中庭にはおばさんたちはお土産物を広げて売っているので、外まで買いに行かなくてもバックやマフラーなどがそろい、便利でした。みんな昨日買い込んでいたようでした!朝、どこからともなくおばさんたちがやってきて、昨日のようにお土産のバックやマフラーなどをたくさん広げ始めました。アンデスらしいおばさんの姿が撮りたくて写真に収めました。現像したら虹色が入っていてとってもきれいでした。Miyukiさんに後日言うと、「何かあるのよあそこは…」というようなことを言っていて「なるほど〜」、他のみんなもこのホテルでは光や虹が入った写真を撮っていたみたいでした。朝食はいつものようにフルーツやパン、シリアルなどでした。様々な穀物で作ったシリアルに、ペルーでよく見る飲むヨーグルトをたっぷりかけて食べるのも慣れてきました。慣れてもおいしいので飽きずにルンルンで食べていました。

出発の時、ホテルの目の前の露店で帽子を手にとっていた私でしたが、ワゴンが出るというのでそれを置いて急いで行きました。露店のおばさんは一生懸命私に売り込んでいたので「なぜこれだけの値段なのに買えないのか?」ということを叫んでいました。私は今は帽子はほしいという気持ちがあまりなかったのでそうしたのですが、それをうまく話せなく、その前にリュックを買ったりして仲良くなっていただけに、おばさんの叫ぶ声がいつまでも引っかかって、落ち込んでしまいました。
ワゴンに乗り込んで、駅に行くと思っていたのに線路のところで降りてびっくりしました。言葉が通じないのでしばらく「?」でしたが、ここから乗るということでした。列車が来たら、ちゃんと線路沿いで止まってくれました。中にはクイチがいて、笑顔で迎えてくれました。列車は高級だと思いました。軽食付で飛行機みたいでした。Miyukiさんが買ったコーンを回してくれました。粒が大きくてもちっとしてておいしかったです。そんな中私はさっきのおばさんのことが気にかかっていて、横に座っていたNaoeさんにそのことを話しているうち、泣いているのでした。でも話を聞いてもらい、少し冷静になることができて、「今度会ったときはおばさんが覚えていなくても、あの時はごめんねって謝って、また買い物をしよう!」と思えるようになっていました。
駅に降りて、歩き出したら線路沿いの森の入り口のようなところに出てきた。今日泊まるホテルらしく、Miyukiさんから聞いていたとおりすごかったです。部屋は森の中に点在するコテージみたいでした。ロビーにはあのマカウちゃんが絵で飾ってありました。(もう、お友達気分で〜す。)Miyukiさんお薦めのランチのお店に行く頃、雨が降り出していて、お店の中にいるとき雷まで鳴り、外は雷雨となっていました。Miyukiさんが「この雨は浄化だわ」というようなことを言っていました。なるほど〜。私はこの頃慣れないホテル間の移動や生活で少し疲れが出てきていました。また靴がくさいというのも何とかしたいけどそのままで、ホテルの部屋に着いても落ち込み気味でした。それらの浄化もできたのかもしれません。または新たな浄化の始まり?かな。なぜなら、ここ、アグエスカリエンテスで泊まったホテルのアップダウンのある石の階段のように、私の珍道中は健在だったからです。一通りの失敗はしました。鍵を部屋に置いたまま勢いよく開けた反動でドアが閉まったり、ロビーとレセプションを間違えたり、そのためよく走り回っている私がいました。この頃は知っている英語の単語を総動員して(でもスペイン語しか通じなかったりする^^;)話すのにも慣れてきました。主張したいことがあるなら、言っていればなんとかなるというのがわかって。(^_^;)(Aねえさんは主張したいことを日本語で通していました。)
ランチはとてもおいしく、オーナーのセンスがいいのだと思いました。プリン最高!また行きたいな。
ここアグエスカリエンテスはマチュピチュへ向かうバスの発着所が近くにあるためか、線路沿いに(!)露店や食堂が軒を連ねたくさんの人で賑わっていました。列車が来ないときはみな線路の中も普通に歩いています。Miyukiさんと二人で露店の服を覗いていた時、列車が入ってきました。大抵入ってくるのはトラックくらいの大きさの、黄色の整備車(?)が多いのですが、その時は人が乗るでかい列車でした!よけないと危ないので、列車を見ていた私は「Miyukiさん汽車汽車!!」と言いました。列車に背を向けていたMiyukiさんは「だ〜いじょうぶよ!」と言って私の方を軽く叩きました。「でもMiyukiさんでかいでかい」列車が横を通過する直前にMiyukiさんも振り返り、「うわあ〜!」という感じで積み上げてあった露店の服に張り付きました。列車はすれすれくらいを通り過ぎました。横にいたおばさんも含めて大笑いした、楽しい出来事でした!

次はお待ちかねの温泉タイム〜!Miyukiさんから、マチュピチュに行く前日にシャーリー・マクレーンの本「アウト・オン・ア・リム」で有名になった温泉に入るというのを、日本にいるときから聞いていて、とても楽しみにしていました。「アウト・オン・ア・リム」を読んだのはもうはるか昔。。高3のときでした〜。あれから(ピー)年たって本当にこの温泉に入ることになるなんて。。温泉に向かう時からウキウキワクワクでした。(ウキウキしすぎでした〜)お店の並ぶ道を登り、さらに山のほうに登って橋を渡りしばらく行くと、温泉の入り口のようでした。こちらではみんな水着を着て入るのが普通で、いろんな人種の人がプールのような温泉に入っていました。文字どおり五色人が集まっていたのではないでしょうか。日本人は私たち8人のみでした。クイチが一人一人を仰向けで10くらい数える間、温泉の底に沈めていったときは、私はもう少しで水を飲むところでした。クイチが最後にお腹をググッと足で押したので、息を吐ききっていたからで〜す。それから少ししてお腹と肩が痛くなってきました。明らかに体に出てきている浄化でした。お腹は、小さい頃からいろんな感情とかをお腹にためるようになっていたし、食べるのが好きで、でも一番弱いところで、肩は仕事で目や手を使うので肩こりが普通になっていたのです。こういう時は痛さを存分に感じなくっちゃとそのまま痛さを感じていました。そんな中でもこの場所にいる不思議をかみしめている自分や、きれいな月をボーっと眺めている贅沢さを感じている自分もいました。クイチスポットはお湯が出ているせいか他のところより暖かく、地面も砂上で足を入れると気持ちよく、いつまでも立っていたい場所でした。月をみんなで眺めたり冷たい水のプールに入ったりして時間が過ぎて行きました。
夕食はピザ!のはずでしたが、私はお腹にきていたのと上着を忘れていて寒かったのとで食べずに帰ることにしました。部屋に戻って軽く列車か何かで貰っていたクッキーを食べました。同室のNaoeさんも夕食は食べずに戻ってきていていました。少し話をして、明日の準備を何とかして、(いつものことながら^_^;)寝ました。明日はマチュピチュだ〜と思いながら眠りました。