[Page 1] [Page 13]



聖なるペルーの旅 2


〜 月の神に導かれた魂の旅 〜



                              Page 14

2002.12.20〜2003.1.6

 1月 1日 (前編)
 HAPPY NEW YEAR ! 2003年の新しい朝を迎えた。
 昨日の青空とは打って変わって、朝からどんよりと曇っていた。初日の出が見れなくて残念・・・。出発する頃には、雨も降り出した。今日は、ティティカカ湖に浮かぶ太陽と月の島に行くことになっている。楽しみにしていた舟での遊覧も、太陽が出ていないと景色が全く変わってしまって、淋しい・・・。龍神さま〜、お願いね〜☆
 クイチは、ここまで家族を呼び寄せ、昨夜は一緒にニューイヤーイヴを祝っていたようだ。クリスマスにニューイヤーは、一年の内でも家族と過ごす大切な日。そんな時に、私たちのガイドを引き受けてくれたクイチ達ファミリーにも感謝。

 若い男の子たちが、私たちの舟の船長さんだ。元旦の朝からご苦労さま。まず最初に、ある島に降りた。ここには、カエルを象ったような大きな岩があった。(写真右) その口の部分に、コインを投げてGOOD LUCKを願いながら、お祈りをする。(三社参りのまず一つ目って感じ。^^) 

   世界の全ての人々が平和でありますように 日本が平和でありますように
   私たちの天命が完うされますように 宇宙の全ての存在に感謝します。


お顔がリアルでしょう?

 そこから、一時間ぐらいして、太陽の島に着いた。舟から降りると、完全に雨があがっていた。(さすが龍神さま ^^) 坂を登ったところに、神殿があった。太陽の神殿だ。そこに大きな鳥が現れ、私たちの頭上を旋回して飛んで行った。わ〜、あの鳥は・・・「イーグルが迎えに来た。」とクイチ。お〜!! 感動する私たち。風が吹いて、厚い雲が次第に遠のいて行き、少しずつ空が明るくなってきた。(いい感じ〜♪)
 神殿の中の小さなお部屋に入った時だった。私は無意識の内に、うれしくなって両手を広げていた。その様子を見ていたクイチが、にっこりと微笑んだ。神殿を出て、しばらくしてから、その意味を説明してくれた。あの部屋に入った時、私の上に大きく広がっているスピリットが見えたという。それは、私自身が持っている魂でもあり、過去にこの神殿で、神官として儀式の時に光を降ろしていた時のスピリットだと言った。(やっぱり、ここにもいたのね・・・。) そのためか、昨日ティティカカ湖を見たときから、気分がウキウキしてうれしかったし、この島に降りたときに、どこか懐かしい感じがしていた。 去年のツアーから帰って、ティティカカ湖にあるミステリースクールにいたことまでは、伝えられていた。だから、ここに来ると、きっと何かがわかると思っていた。


 日本を出る前に、ティティカカ湖の太陽の島は、神が降臨した地であり、ここから全てが生まれたと聞いていた。そのインカの初代皇帝マンコ・カパックの妹と言われている、ママ・オクリョの名前は、沖縄に降臨した神アマ・ミキヨを連想させ、日本とティティカカ湖には、何か繋がりがあるようにも思えていた。(沖縄編レポート) 
 
 私たちは、神殿の中で手を繋ぎ、輪になった。クイチが祈りの言葉を唱え、後に続いてインカのマントラを唱えた。

 ” 光が母なる地球にもたらされますように。
   愛の原点から、神のハートへと、愛が人類の心にもたらされますように。
   キリストが母なる地球に再び降臨しますように。
   ペルーと日本と、私たちの親愛なる家族たちのために、
   宇宙の兄弟姉妹たちのために祈りましょう。
   私たちは、平和の戦士であり、聖なる存在です。・・・”

 祈りの儀式が終わった後、「無条件の愛のもとで、最愛なる虹の家族たちとシェアしたいものがある。」と、クイチから私たちに贈られたものがあった。それは、ブラックマドンナの教会で売られていたマリア様のペンダントだった。マリア様は、地球の母なるシンボル。私たちをプロテクトしてくれるようにと、一人一人に付けてくれた。その時に、神殿の隙間から太陽の光が射し込んで来た。お〜! 光りが降ろされた象徴みたいねと、またまたみんなで感激♪
 
 クイチが口ずさんでいた唄に、聴き覚えがあると思っていたら、エリックのCDに入っている曲だった。エリックが、ペルーに来たときにガイドしたのがクイチだった。彼がいつもクイチのために、唄ってくれていた曲だそうだ。エリックは、ペルーを訪れてからヒーリング能力に目覚めたとプロフィールで紹介されていた。(やっぱり、そうなのよね。^^)

 ケイたんのビジョンでは、6人が向かいあって鈴を振っていたそうだ。1・2・3・4・・・あとの2人は、まだここには来ていないみたいと言っていた。Mikiちゃん・たまちゃん・やっちゃんの巫女組と、鈴振りシスターズ再結成。(^^) 五十鈴の振り方を教えてあげて、順番に鳴らした。 「気持ち良〜い。病みつきになりそう〜」と巫女組。きれいに澄んだ音だった。

 神殿を降りて、泉に向かった。この泉は、若返りの泉と呼ばれていて、この水を浴びると永遠の若さが得られると言われているそうだ。もうすでに、みんな若返っている感じだけど、ここでさらに念押し。(笑) 五十鈴やクリスタルも、泉に浸してチャージ。祥ちゃんも、この島で神官だったとクイチが言っていた。一緒に儀式を司っていたそうだ。みんな、ここで再会することになっていたのね。松明を持っている人が4人いたそうで、そのうちの二人が祥ちゃんとルーディ。後の二人と残り二人の鈴振りシスターズも、いつかここに来るのでしょうね。その時のことが浮かぶ。楽しみだわ〜♪

 太陽の島を後にして、再び舟に乗って月の島へ。「虹が出てるよ〜!」の声に、みんなで一斉に甲板に出た。太陽の周りに虹が出ている。ソーラーレインボーだ! ペルーに来て、いつ虹が出るのか待っていた。一度目は、マチュピチュでの日の出だった。そして、今日このティティカカ湖の上で! すごいね〜。 朝のどんよりとした空が、嘘のように青く晴れ渡っていた。いつまでも眺めていたかった。昨夜から降っていた雨は、この時のために準備してくれていたのかも。素晴らしい祝福に大感激☆ ありがとうございま〜す。


半円を描いている

祥ちゃんの写真には、赤い光が・・・