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聖なるペルーの旅 2


〜 月の神に導かれた魂の旅 〜



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2002.12.20〜2003.1.6

12月 31日
 ホテルのお庭を散策して出発。雨も上がり、太陽の陽射しでティティカカ湖が輝き始めた。真っ青に広がっていて、眩しいくらい。海抜3890mに位置し、琵琶湖の約12倍あるという。本当に海のようだ。それでいて、どこか神秘的。バスから飛び下りて、みんなで写真撮影。昨日から同行していた若い男の人は、何と16歳のクイチの息子だった。(もっと大人に見えたので驚き!) ドクターの勉強をしているそうだ。背が高くて、とってもハンサム。(写真右端) おまけに、ちょっとシャイなところが、女性陣の母性本能をくすぐっていたのでした〜。(笑) 


女神系の雲も素敵でしょ

キラキラ☆

 ボリビアとの国境に来た。ペルーとの時差は一時間。出国手続きを済ませて再びバスで出発し、コパカパーナへ。 青い海(ほんとは湖 ^^)に青い空。目の前にビーチが広がり、音楽が流れ、南国の小さなリゾートに来たみたい♪ まだオープンして間もないという、私たちのホテルは、ビーチの真ん前にある。白い外壁と造りが、いい雰囲気を出している。(写真左) 早速チェックインして、それぞれのお部屋へ。窓からは青いティティカカ湖が見えて、きゃ〜素敵♪ 憧れのティティカカ湖に、やっと来れたと実感。流れてくる音楽のリズムに乗って、気分もウキウキ。

 まずは、マリア様の待つ教会へご挨拶に。町の中心にある、大きな教会だった。(写真右) この中には、ブラックマドンナと呼ばれる黒いマリア像が祀られている。とてもパワーの強いマリア様ということで、他国からも毎日1000人位は、巡礼に訪れているという。白い壁に、金色に光っている祭壇の前では、次々に訪れる人たちが、頭を下げ膝をついてお祈りをしている。その横に置かれてあるのが、ブラックマドンナだ! 黒い髪に、美しい黒い瞳と、褐色の肌。華やかな衣装に金色の光輪。像の前には、色鮮やかな花がたくさん供えられていた。(写真下左) 衣装は毎年変わるそうで、今年は明るいピンクだったので、思わずうれしくなる私。(桜カラーで可愛い♪) パートナーシップのパワーも強いということで、みんなでしっかり充電。(^^) 教会を出ると、大きな天使の羽が、空一杯に広がってWELCOME してくれていた。(写真下右)


華やかで美しいマリアさま

カメラに収まりきれない

 教会の前には露店が並んでいて、マリア様グッズが売られていた。そっくりの衣装を付けた大きな人形もあって、どれも手頃な値段なので欲しかったけれど、とても持って帰れそうになかった。(ぐすん)
 ずらりと並んだお土産屋さんを周った。ここにも、他にないデザインのものがある。でも、クスコやマチュピチュのお店と違って、中に入っても全然プッシュして来ない。凄くのんびりしている。私は、たまちゃんと色違いの真っ白なポンチョ型のストールを買った。両手を広げると、天使の羽みたい。上質のベビーアルパカで柔らかくて気持ち良い。それが確か10ドルぐらいだった。(信じられないでしょう?) 
 それから、ビーチに戻って散策。海の家(!?)から、おいしそうな匂いも漂っている。やっぱり湖と言えば、ボートよね。 私たちは5人で(Mikiちゃん、やっちゃん、Saemiちゃん、幕張みっちゃん)、足こぎボートに乗った。プカリプカリと、結構遠くまで来たよ〜。ティティカカ湖で、足こぎボートだなんてうれしい♪ きゃっきゃっ。みんな無邪気な子供に戻ったみたいで、楽しんでいた。(写真左) 次第に波が出てきて、日が暮れ始めた。空の色が急に変わった。なんて幻想的な空。一際目立つ雲は、何かの横顔みたいに見える。(写真右) 肌寒くなってきた。そろそろ戻りましょう。


 少しお腹も空いてきたものの、ディナーにはまだまだ時間があるので、お庭の素敵な小さなカフェに入った。手作りのデザートもおいしそう。温かいチョコホットにアップルパイやプディングを、みんなでシェアした。 
 私は、その後イヤーリーディングを受けた。来年は、またいろんなことが起こりそう。自分の中では、すでに浮かんでいたペルーツアーに、ピッタリなメッセージも受け取った。(BINGO!) 

虹の光りが降ろされています。 虹の存在として開いていくとき。あなたの才能と、2003年に受け取ったものを、さらに深めて行く時期。虹の神殿が、あなたのハートの中にある。その中に入って行き、これまでにあなたが受け取った様々な教えを思い出して行く。虹のライトワーカーとして、虹の戦士として、虹の全てを含むスピリチュアルなリーダーとして、あなたが確信を持って、虹の家族たちを、光りのサークルであり、虹の光りの柱の中に深めて、拡げていくことをする。
 内にある虹の神殿に入るだけでなく、外にもどんどん開いて行く。内と外のバランスが良く取れているし、あなたが虹の意識をもたらして行く。そうして、虹の家族たちが、どんどん出会って行くことが明らかになり、ネットワーク状に虹の意識が地球上に拡がって行くのを、ビジョンとして見ている。再び、虹の家族との大いなる出会いもある。あなたの働きをすればするほど、深い繋がりがもたらされることが間違いないことを信頼して、あなたのパワーを全開させて下さい。


 新しい年を迎える前に、確認出来て良かった♪

 午後10時から教会のミサへ。そう、今日はニューイヤーイブ。そのためのミサが、ブラックマドンナの教会で行われるのだ。(すごくスペシャル!) 私は早速、買ったばかりの白いストールを着た。約一時間位、神父様のお話や唄もあり、みんなで一緒にお祈りをさせて頂いた。入り口から通路まで、人でびっしり。コパカパーナの住人たちが、全員ここに集まっているって感じ。敬虔なクリスチャンばかりだ。クリスマスイブもニューイヤーイブも、地元の人たちと一緒に素晴らしい教会のミサに参加出来て、たくさんの祝福も受けられて、私たちは本当に幸せ。ありがとうございました☆

 
 町は、ニューイヤーイブのお祝いで賑やかだった。音楽が鳴り、どこもパーティ・パーティって感じ。私たちは、ホテルのディナーパーティに参加した。食事のメニューは、ニューイヤーイブの伝統的な料理が出ていた。豚肉の足(!?)のようなものがメインだった。(年越しそばみたいな役割りかな) 一口だけ口に付けて、その後は・・・ごめんなさい。(^^; 

 全員にパーティハットや笛が配られた。ステージでは、バンドの演奏も始まり、いよいよカウントダウン! 5・4・3・2・1・・・一斉に、みんなで音を鳴らし、HAPPY NEW YEAR !! カンパ〜イ! みんなでハグハグ。ティティカカ湖で、新年を迎えられるなんて、もう最高! 
 この時気づいたこと。向かいに座っていた橋本のKeikoさんが、何だか少女のように可愛く見えた。秋のシャスタでも会っていたけど、この時はまるで雰囲気が違って見えた。もっと自然で、それでいて若くなっている。(本当に少女っぽかったの) お肌もツヤツヤしていて、いい感じ。外見からもはっきりとわかるように、どんどん変化しているのね。v(^^)v

 サルサの音楽が始まった。ここで、飛び入りの黒人の男性がマイクを持った。その盛り上げ方がうまくて、みんなも前に出てきて踊り始めた。さすが本場だけあって、みんな上手。圧倒されて見ていた私たちの中で、最初に前に出て行ったのは、何と橋本さんちのおばあちゃん! 一人ですっくと席を立ち、そのままふらふらっと、みんなの輪の中に入って、踊り始めたのだ。あっというまに、輪の中心になり、エスコートする男性も出てきて、みんなの手拍子に乗って踊っている。もう参りました〜。(^^) それで、私たちもようやく踊り始めたって感じ。(写真下)


たまゆらがいっぱい

天使たちも一緒に楽しんでますね♪

 Miekoおばあちゃんは、とにかく凄かった。アヤワスカの儀式でも、ちゃんと飲んでいたという。一度も吐くこともなく、後で感想を聞いたら「気持ちようございました。」と一言。(お〜) それに、高山の影響もなく、最後まで体調も壊さず元気だったのだ。私たちは、そんなMiekoさんを見て、学ぶことも多かった気がする。周りに何が起こっていても、いつも自分の中心にいる感じで、常にマイペースだった。これまでも娘のKeikoさんと一緒に、いろいろなところに行っているそうだ。まず南米というだけで、高山病だとか治安が良くないとか、まだ行ったこともないのに、なんだかんだとネガティブな面だけを見ようとする人が少なくない。それなのに、70代という年齢で何も怖れることなく、何でも素直に受け入れる。だからこそ、素晴らしい体験がたくさん出来て、たくさんのギフトが受け取れるのだ。これからの生き方のお手本ですね。(拍手・拍手!)

 新しい年も明けたことだし、このノリで最後まで行っちゃうよ〜♪