[聖なる旅]


聖なる旅 



岡山 編 



2010.5.22〜5.23

                              
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 5月 22日                                  
 GWの宮城に続く旅として、岡山へ。 山田さん、ふみさんとの「和」トリオに、平尾さん&エリちゃんとの5人になった。「333」カーのお迎えで合流して、「999」カーで出発。

 関門橋前にあるSAで休憩。入ってすぐに、龍馬ちゃんの大きな立て看板がド〜ン!(うふっ) 隣の車は、「88−88」だった。(よしよし) プラズマカーで、スイスイと快適ドライブ。 広島に入り、「宮島」のSAへ。
 4月の宮島・弥山の旅で、買い損ねていたお菓子を見つけてゲット。(えへへ) そう、あの旅からも繋がっている。 走り始めたところで、「777」が目の前を走っていた。 「8」から「7」と続いたので、次は「6」が来たりして〜なんて、平尾さんと話していたら、その数分後に「666」が出てきた。(!) ・・・ やってくれます。(^^)

 その後、大きな薔薇の絵に「ROSE」と描かれた大型バスが。(!) 一体どこのバスなのか、初めて目にした。ヴィーナスに、「七つの光の愛」も来てますね。 ・・・ 調べてみたら、岡山発の観光バス(ロウズ観光)だった。(^^)
 平尾さんにペルーのことを聞かれて話していたら、目の前に「41」。(ちゃんちゃん) 岡山に入り、まずは倉敷市へ。そこで、「555」が来ちゃった。(お見事!) 出発してから、約6時間弱で到着。 おつかれさまで〜す♪

 白壁の古い町並みが、良い雰囲気。路地裏を通って、表通りに出たところで、アジアン系と和テイストの落ち着いたお店を発見。すぐに気に入ったものが出てきて、ふみさんと二人で早速お買い物。(えへへ) 

   

 倉敷は、かなり昔に社員旅行の帰りに寄って、柳並木のある川沿いを散策した記憶がある。待ち合わせ場所の大原美術館は、その川沿いにあった。渡った橋には、龍の絵がド〜ン! 
 生い茂った緑が、目に鮮やか。 レトロ感に、自然が調和して素敵。 この情緒ある風情に、ハートも癒される〜。(^^)
 
   

 美術館の前で、山田さんたちの知人である、吉川さんが待っていてくれた。仙台でお会いした、橘さんのお友達でもあり。中に入ったところで、関西のうまちゃんとYukiちゃんとも合流。5月の妙見の神事からの再会。ラブラブモードも、ますますアップ。(うふふ)
 大原美術館は、私立美術館としては日本最古で、収蔵品の質も高いという。その中で、最も有名なのがエル・グレコの「受胎告知」だった。(!) 出発する前にアップしていた、エジプトレポートで「受胎告知」に繋がることを書いたばかり。(エジプト編 Page 11) やはり、この流れで来ることになっていたのですね。

   

 お庭にある、招霊(おがたま)の木に目が留まった。花が咲き始めたところで、すごく良い香りがする。この香りは確か ・・・ この日バッグに入れていた「アフロディーテ」の香油に似ていることに気付いた。それは、ある意味で意外だった。香油の香りも、その時で変わって行くし、同じ花を香っていても、感覚は異なっているけれど、この時は今の私が持っていた「アフロディーテ」とリンクしていたのだ。

 古代では神霊を迎える木として、榊のように神前に供えていた。天岩戸の前で、アメノウズメさまが手に持って踊っていた木で、神楽鈴の起こりにもなっている。& 宮崎 高千穂のシンボルでもあり。
 招霊の木は、いろいろな神社で目にしていたけれど、お花を目にするのは初めて。小さくて品の良い可憐な花。 こんなに良い香りだったなんて・・・感激♪ そして浮かんできたのは、アメノウズメちゃん。アメノウズメちゃんは、大和の女神さまだものね。 こうしてまた香りを通して、存在を感じさせてくれたのでした。 ・・・ いつも ありがとうございます☆

 お腹も空いてきたところで、ランチタイム。雰囲気の良いお店で、讃岐うどんと岡山名物の「ママカリ」寿司のセットを頂いた。入り口では、楽しそうに踊っている七福神も。(^^)
   

 その後は、ふみさんが行きたかったというお店へ。そのお店(「おいしいものブティック 平翠軒」)には、日本全国から逸品の食材が揃っている。お隣の酒造の前にある、松で作られた大きな丸い玉も目を引いていた。しばらく時間が掛かりそうだったので、私たちは向かいにある阿智神社へ。

   

 阿智神社は、三振の剣が天空より明るく輝いてこの山に天下ったため、「明剣宮」として、宗像三女神をお祀りされている。明治までは「妙見宮」と称されていたとか。(!)
 長い石段は、八十八段の米寿段、六十一段の還暦段、三十三段の厄除段を経て、随神門の七段、拝殿の五段、更に荒神社の三段で母なる神の身の内、生命力の根源に達するとされている。

   

 境内には、夫婦岩のような鶴石や亀石などもあり、荒神社にはスサノオ神の荒魂がお祀りされていた。ここでも、スサノオ神が登場。それも、新しい事象や物体を生み出すエネルギーを内包している魂として・・・。 そのお隣には、恵比寿大黒さまも。
 
   

 ふみさん達は、じっくり探索しながら、たくさんの食材をゲットして満足そう。(^^) 道沿いに、トルコアイスがあったので初トライ。そのお店は、他にもトルコ製品を扱っていて、エジプトで私も手にしていた魔よけの目玉ちゃんや、香油を入れるボトルなど、懐かしいものもズラリ。

 その後は、アイビースクエアへ。赤レンガの外壁が、アイビーの蔦で覆われていて、また良い雰囲気。 その敷地内に、木彫りの印鑑を作っているお店があった。8年程前に宮地嶽神社で、アイヌの人に桜の印鑑を作ってもらったことがある。(当時のレポート) その印鑑はすごく気に入って、今でも銀行印から実印まで、あらゆることに使っている。 山田さんも気に入った様子で、作ってもらうことになった。

   

 私もついでに眺めていたら、今度は名前で作ってもらおうと、急に浮かんできた。そうして選ぼうとしたら、リンゴの木だったことに気付いてハッとした。 リンゴは、アダムとイヴに由来していると共に、ヴィーナスを象徴とする果実だったから。(うふっ) 
 名前は、漢字でも平仮名でもなく、ローマ字にしてもらうことに。 フルネームの漢字であれば、総画数が「41」になるけれど、「Miyuki」の数霊は「88」になっていたから、今回はその光で作りたいと思ったのだ。 またそれに合わせたように、大きめのものが出てきたし。(うふふ)

 デザインは、彫り師のおじさんと相談し、ワンポイントとして桜の花を入れてもらうことになった。(わ〜い) ローマ字に桜で、これも「和」の融合だ〜なんて思ったり。(えへへ) 後で一緒に送ってもらうことにしたので、どんな風に出来上がるのか楽しみ♪
 どうやら、ここは知る人ぞ知るお店だったようで、女優さん(栗原小巻など)からオリンピックの選手まで、ここに来て作っていたみたい。(!) しばらく、おじさんを囲んでお話も。 お店の看板になっている人形も、またリアルで存在感あり。(撫で撫でしちゃった。^^)  ・・・「京遊印」さんでした。ネット注文も出来ます。

   

 雨の雫がポツポツ落ちながらも、まだ降り出すことがなかった。駐車場に戻ったら、隣で「555」が待っていた。倉敷を出ようとしたところで、今度は「鳳凰」の絵が描かれた大型バスが登場。(まあまあ)

 吉備のSAで合流して、お宿のある和気市に入った。周囲には、ピラミッド型の尖った三角山があったり、何やら不思議な雰囲気がある場所だった。 私の右手も反応していた。 しばらくして到着。素敵な古民家のお宿になっていて、ここではいろいろな人たちが集まって、ミニコンサートや講演会、ワークショップなども行われているようだった。(すみれのお宿さん)
 早速、用意してくれていたお食事を。 薬味をいっぱい入れたうどんに、地元料理のまつり寿司。海老の唐揚げや、竹の子とエンドウの煮物など。すみれのお母さんが作ってくれた、心のこもった料理をみんなでパクパク。
 
   

 そうして、夜の宴が始まったのでした ☆