[聖なる旅] 


聖なる旅



長崎 編




2009.9.21〜9.22
                                
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 9月 22日(後編)
 再び、待ってくれていたタクシーに乗って、亀山社中へ。亀山社中には、これまでに二度訪れている。初めて訪れたのは、2002年。あの時も、行くべくしてという感じだった。(Diary 23) 二度目が、その翌年で、いずれも地球環境蘇生セミナーからの流れになっていた。(Diary 27

 その後、2006年に閉館になってしまったけれど、今年8月1日にリニューアルして復活したのです〜! そのニュースを目にしていて、また行きたいな〜と思っていたところに、長崎での数霊セミナーの話も入り、その流れで来ることになったのでした。・・・これも良くあるパターンです。(^^)

 まずは、資料展示場へ。場所は、若宮稲荷神社のすぐ近くにあり。社中跡に展示されていたものが、今はここで公開されている。龍馬ちゃんはもちろん、海援隊氏や幕末の志士たちの写真なども。 懐かしいね〜。

   

 来年から始まる大河ドラマのポスターもあって、福山くんが龍馬ポーズしている。かっこい〜い! 福山くんなら、龍馬ちゃんも喜んでることでしょう。(^^)

 それに、新しい龍馬ちゃんグッズもあって、品数が揃っている。わ〜い、わ〜い♪ その中から、坂本家の家紋に龍馬ちゃんのお顔が入ったストラップに、金の万延小判のキーホルダーと、龍馬ちゃん人形のお守りストラップ。 英語のメッセージが入ったTシャツは、柾至へのお土産にピッタリ。それに、マジェンダっぽい色のタオルも。(えへへ) 何だか、修学旅行のお土産買っている気分♪

 龍馬ちゃんの前で、写真を撮ろうとしたら、背中に旗印が入った法被を貸してくれた。わ〜い♪ それに、刀とピストルを持ってハイポーズ。(えへっ)

   
 
 訪れた芸能人や著名人のサインもあって、その中にソフトバンクの孫ちゃんも。そうでした、ソフトバンクホークスのロゴマークは、この海援隊の旗印から取ったものだった。それも孫ちゃんが、ここに訪れたときに、インスピレーションを得たのだという。(ほ〜っ) さすが孫ちゃん。(パチパチ) 携帯は、ずっとソフトバンクだったけど、もっと地元のホークスも応援することにしよう。(笑)

 何より驚いたのが、たくさんの人が訪れていること。お部屋は、もういっぱいいっぱいで、それにも増して、次から次へと入ってくる。すごいね〜。連休ということもあるのでしょうが、若い人たちから、子供連れの家族まで、龍馬ちゃんワールドの中に、すっかり入っている。
 来年の大河ドラマが始まったら、大変なことになりそう〜。入るだけで、長蛇の列になる可能性もあるかもね。

 社中跡に行こうと場所を尋ねたら、その中のお一人が案内してくれることに。まあ、たくさんの人の応対で大変なのに・・・。それも、私たちが出てくるまで、入り口の前で立って待っていてくれたり。(^^;

 その男性は、勝海舟や龍馬ちゃんの祖先とも親しいらしくて、直接繋がっている人だったみたい。その人に、私たちだけ案内までしてもらうことになって。(ぺこりん)
 前に訪れたときは、長い上り坂を登ってきたのに、そこからすぐ数分先のところにあった。(!?) そうなのね、この前は下から来たけど、今日は教会から降りてきていたのだった。ラッキー!  手前の龍馬ちゃんブーツのところでは、写真撮りで並んでいる。(おっと〜) それも、数年前からは考えられないね〜。  山のほうには、神秘的な雲も掛かっていた。

   

 社中跡は、すっかりリニューアルして記念館になっていた。これも、「復活・再生」の象徴ですね。中には、詳しく説明して下さる係りの人もいた。

 床の間の掛け軸は、日露戦争の際に、明治天皇の奥方が戦争の行く末を心配していたところ、枕元に龍馬ちゃんが三日三晩立って、必ず勝利すると伝えたのだとか。(!) 掛け軸は、その時の姿を絵に描かせたものだった。  その前には、お龍さんが引いていた月琴の複製も。

 昨日のセミナーで言われていた、四次元の世界では、過去の人が今を一緒に生きているという証の一つですね。そう、龍馬ちゃんも今、私たちと一緒にいる。 
   「日本を今一度 洗濯いたし申し候」  そうして、次の維新の夜明けを迎えるために・・・。  

 

   
 
 等身大の龍馬ちゃんと写真を。それも、龍馬ちゃんが着ていた物と同じデザインの着物を羽織り、 「龍さん、お久しぶり♪」 な〜んて気分で、肩に手を置いたりして。(きゃっ)  もう〜、すっかり満たされてしまった私。(^^)  ・・・ 龍馬ちゃんは、たまゆらになってパチリ。
 そのお部屋の神棚には、諏訪神社のお札と恵比寿さまもいらした。(うふふ)

   

   奥の部屋には、二階にあった隠し部屋も公開されていた。(ほ〜っ) また、龍馬ちゃん直筆のお手紙もある。絵も描いていたりして、か〜わいい♪  

   

 通りには、グッズのお店もあり。覗いてみたら、また新たなものも・・・。(おっとっと!) ブルーカラーがベースで、龍馬ちゃんの後ろに大きな船が描かれたハンドタオルも見つけちゃった。宝船のイメージだったので、これもゲット。

 さらに、根付貝に和柄の生地で包んだストラップも。これは「希望の貝」として、
 「泥の中のすずめ貝のように、常に土を鼻の先へつけ、砂を頭へかぶりおり申し候。安心なされかし。(どんな仕事にも一生懸命やってます。)」 と、龍馬が乙女姉さんに出した手紙に纏わるものとして作られているとか。(うるうる)  そうとわかったら、もう持って行くしかないでしょう。 それに、貝はヴィーナスの象徴でもあるので。(えへへ)

 その先には、「龍馬茶屋」まであったりして。(ほほほ) この間にも、龍馬通りを次々に登ってくる人たちがいた。そうそう、私たちもこの道から来ていたのだった。 来年は、この道もいっぱいになりそう〜。 その前に来れて、良かったかも。 みなさんも、お早めにお越しください。(^^) ・・・ 場所の詳細は、こちらのサイトへ。

 ここから、さらに登ると龍馬像があるけれど、以前訪れていたし、この間に金子さんが行ってくれたので、私たちはそのまま下ることに。

   
 
 次の場所へ向かって、てくてく歩いた。その道は寺町通りで寺院が並び、向かいには仏具店もあり、観音像も出てくる。 写真下左は、興福寺。

 明治時代から創業している、手作りのお菓子屋さんに入って、Yokoちゃんは「よりより」を、私は「月餅」と「金銭餅」を買ってみた。 お裾分けの「よりより」がおいしかったので、金子さんも引き返して買いに行くなんてことも。(ふふふ)

 町の中に入り、道を尋ねながら目的のお寺へ。その手前で、一つ通りを間違えて出たら、そこに立派な八坂神社が出てきた。「やさか、いやさか〜♪」 どうやら、そのためだったようで下から御挨拶をしておいた。・・・ 京都の本宮に訪れたときから神縁を頂いて(鞍馬編 Page2)、いつもお世話になっています。

   

 ようやく出てきたのが、宗福寺。なぜ、このお寺なのかというと、朱塗りの龍宮の門になっていたからなのです。ここに来て写真を目にして、この龍宮の門をくぐることで、この旅の最後の締めになることがわかったのでした。

 ・・・ そういう時には、その場所が多次元のポータルへと変わる。いつでもというわけではなく、その時、その瞬間になって開かれるようになっている。 他の聖地同様に、呼ばれた時に行くというのは、その意味があるのです。

 楼門は、国指定重要文化財になっていて、屋根の上には鯱(しゃちほこ)さんも。門の内側には、向かい合った二対の龍。 何も知らないで入っていたけれど、このお寺は中国で縁起がいいとされる意匠などが、境内の随所にちりばめられ、とてもおめでたいものに囲まれているのだという。 ・・・ それは素敵〜♪

   

 第一峰門へ向かう石段の脇に置かれた袖石に刻まれた桃は、三千年に一度実をつけ食べると寿命を伸ばす生命の果実で、その裏には出世魚として尊重される鯉の滝登りが彫られている。

 第一峰門の軒下に描かれた雲(瑞雲)などの吉祥文様もそうだし、赤い門扉に描かれているコウモリと牡丹の花も。

 珍しいのは、ご本尊である釈迦如来坐像には、銀製と布製の「内臓」があったそうで、金属の五臓があるのはこの釈迦如来が唯一だとか。(!) 
 一通りご挨拶して回って、再び龍宮の門をくぐって出た。

   

 これで一通り終わったようなので、お待ちかねのランチタイムにしましょう。すでにかなり歩いていたので、お目当てのお店までタクシーで行こうと乗ったら、すぐ近くだという。親切に、道も教えてくれた。にも関わらず、また行き過ぎてしまったところ(^^;、その運転手さんが再び止まって教えてくれたり。
 こうして何度も道を尋ねていたけれど、どの人も恐縮するぐらいに、本当に丁寧に教えてくれていた。そうして通りすがりに出会った人も、みんな良い人ばかりで、長崎にまた良い思い出が出来ることになった。(^^)

 ランチは、以前訪れていた「吉宗」さんへ。またまたお店の外にまで、行列が出来ていた。二階への階段にまで並んでいたので、時間掛かりそう〜と思っていたら・・・。並んでいた人たちは、みなさん二階席が良かったのか、私たちは待たずして先に案内されることに。(!) 一階にも、ちゃんとテーブルとかあるし、食べるものは同じなのだけれど。 とにかくラッキーということで、早速頂くことに。

 名物のじゃんぼ茶碗蒸しと三色寿司の定食セット。小鉢もおいしいし、茶碗蒸しも具沢山でアツアツ。お腹もいっぱいになって、と〜っても満足♪ 
 そこからはタクシーでホテルに戻った。 その時に山田の父上から、翌日のことで電話が入り、お墓参りで長崎に来ているなんてことも。(まあまあ) ・・・ 山田さんは、亀山社中の近くに住んでいたことがあるのでした。(ちゃんちゃん)

 「41」ナンバーの荷物を受け取って、高速バス乗り場へ。予約していた時間よりも、一時間以上早いバスに乗れることになった。やったね! 
 帰りは、また少し渋滞して遅れたけれど、それでも最初に予定していた時間よりも早く着いたので良かった。 時間も何もかも、ぴったしカンカン。

 今回の旅も、全てがガイダンスの通りに、流れるようにスムーズに進んでいた。そのおかげで、シルバーウイークのハイライトは、充実した時間を過ごすことが出来たのでした。 女神さまや龍馬ちゃんを始め、多くの存在たちに感謝です☆