[聖なる旅]


聖なる旅 



日向・高千穂 編




2008.10.25〜10.26

                                
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 10月25日
 この週末は、日向・高千穂のツアーに参加することになった。お馴染みのメンバーがズラリ勢ぞろい。 ミニバスに乗り込もうとしたところで、近くに派手目のレインボーマークのバスが止まっていることを発見。(レインボードライビングスクールとか。^^) すぐ後ろには、「55−55」のバスも。今回も楽しい旅になりそう〜♪ (ふふふ)

 お隣に座ったNさんとは、数霊のセミナーでお会いしていた。移動中いろいろ話していたら、シンクロすることも次々に出てきた。この旅にも来るべくして来たって感じ。これからをお楽しみにね〜。(うふふ)

 途中で、Yukiちゃんと服部ママをピックアップし、幣立神社の前で熊本メンバーとも合流。そのすぐ先の清和村の文楽の里で、ランチ休憩。阿蘇の外輪山に広がる農村の中にある。外に一歩出ると、すっかり空気が変わっていて、思わず深呼吸。(ふ〜っ) 気持ち良〜い♪ 周囲の田んぼや木々が、何気に金色に。(キラキラ〜)
 お店の中に入って気付いた。もしかして、ここは来たことがあるかも!? そうそう、あるある。Mihoちゃんと思い出した。
 あれは、2001年のミステリーツアーの時だった。このすぐ近くにある清和高原のログハウスに泊まっていたのだ。そう、あの時に初めて幣立神社を訪れて、大事なメッセージを受け取り、国内での聖なる旅のオープニングともなった旅だった。(阿蘇・幣立編) 

 お食事は、地元の素材を活かした田舎料理。五目寿司に具沢山のお味噌汁、ヤマメに煮物、酢の物に、佃煮や豆腐チーズなどなど。一つ一つがどれもおいしくて、温かさを感じる。デザートの栗の渋皮煮があまりにもおいしかったので、お土産にも買っちゃった。それに、目に留まった天然酵母のパンも。(へへへ) 
 ここで、服部ママが持って来ていたヒラリオンのエッセンスを、みんなで塗り塗り。(わ〜い♪)・・・このヒラリオンさまのエメラルドグリーンが、この後も次々と。(うふふ)


 バスに乗り込もうとしたところで、そのバスの横に小さく「RAINBOW」の文字が入っていることに気付いた! それも良くみないと気付かないぐらいに小さく。(!?) このツアーの参加者は、20人余り。その内の半数近くは、レインボーファミリーになっていた。また、去年のRAINBOW TOUR の九州組が全員揃っていたこともあって、この旅が私たちにとって「くくり」になるのではと感じていたけれど・・・。このサインは、そのことを象徴する一つになっていたようです。

 日向に入ったところで、「369」に「22−22」と、次々にゾロ目サインが続く。(もう全部は書いていられない。^^) その後の移動もスムーズに、早めにホテルに到着。
 海の真ん前で、また良い感じ〜♪ お部屋の鍵をもらったら、金色の太陽のマーク。それが、いかにもペルーっぽい。というのも、いつも利用していたティティカカ湖畔のホテルの鍵に、似ていたのです。・・・後で聞いたら、ホテルの正面にも、しっかり金色の太陽のシンボルが入っていたとのことでした。(ちゃんちゃん)
 それぞれのお部屋に分かれて、しばらくの〜んびり。ホテルのお庭では、結婚式の写真撮影も。(めでた〜い♪) 


 時間になったところで、お弁当を受け取って「宵まつり」の会場となる大御神社へ。ホテルから歩いて15分程の場所にある。手前の海岸は、小戸公園の雰囲気にも似ていた。

 日向のお伊勢さまと呼ばれる大御神社は、古くは天照皇太神宮と云われ、天照大御神を奉祀して平安を祈念されたという。境内の裏には、天孫瓊々杵尊がお立ちになり、絶景の大海原を眺望されたと伝えられる、さざれ石(神座)がある。それも日本最大級のもので、平成15年に発見されたばかり。(!)
 周囲は波が打ち寄せる柱状岩群になっていて、「三代の亀岩(親・子・孫)」と名付けられた岩もあり。
 ここに着いてから、こんなに凄い場所だったと初めてわかったので、驚いてしまった。実は、このツアーの案内も良く見ていなくて、ただ日向に高千穂というだけで、面白そう〜と思って即決で申し込んでいたから。(ははは) ・・・私の場合は良くあるパターンだけど。(^^)

 この日の夜も、お神楽の見れるお祭りがあるということだけ聞いていた。日が暮れてきたところで境内に入ると、ピラミッド型の灯籠がお出迎え。(まあまあ) まずは、本殿で御挨拶。


 みんなで座れるだけの席は、充分にあった。始まる前にお弁当を。このお弁当も、郷土料理の珍しいものばかりで、またおいしかった。(グ〜っ♪)
 神事が終わり、「宵まつり」が始まった。 まずは、巫女さんたちの「豊栄の舞」からスタート。 弥栄もきてますね〜。(ふふふ)


 続いて、世界平和の祈りを込めた「浦安の舞」に、宮司さんによる「朝日の舞」へ。そして、宮司さん達が揃って御挨拶。今から10年前に、いつものように海に入り、夜明けの禊をしていたところ、二体の大きな白龍が空に現れ、獅子舞をするようにとの啓示を受けられた。それから「天翔獅子舞」を始めることになり、今年でちょうど10年の区切りを迎えたとのこと。(ほ〜っ) 私も福岡に帰ってきてから、今年で10年目になっていたので、胸に感じるものがあった。それで、ここに呼んで頂いたのではと・・・。


 その後も、様々な神楽が続いた。境内では、アツアツ具沢山のけんちん汁や、ぜんざいに甘酒も振舞われていた。みんなで有難く頂きながら、今のこの時期にこうして集まったことの意味を感じていた。
 そう、一年前のこの日は、ホピ村の聖地で過ごし、その翌日はセドナへ入り、満月のアースダンスをしていたのです。(セドナ編 Page8) そのことを思い出しながら、この一年での互いの変化を感じあっていた。


 「悠久の舞」が終わり、餅投げもあった。小さい頃を思い出して張り切ったものの、いざ始まると、周りの勢いに押されてたじろいでしまった。(ははは) 結局、紅白のお餅を一袋のみゲットなり。(ほほほ) 

 
 待ってました、「天翔獅子舞」。太鼓の音と共に、一頭、二頭と現れ、小獅子も含めて六頭の獅子が、次々に舞う。これまで観た獅子舞とは、違っている。独特の動きが雄々しく、パワフルで迫力がある。そこに、七頭目の獅子が登場!


 頭はプラチナ色で、お顔は金色でピカピカ輝いている。(!) さらに良くみると、口元がほんのり赤く、ピンクベージュの衣になっている。女獅子に間違いない。(それも初めて!) その獅子は、太鼓の前の一段高いところで、六頭の獅子を従えている感じだ。その神々しさから、ご祭神であるアマテラスさまを象徴としているのではと感じた。


 六頭の獅子たちが、会場に降りてきた。その獅子の中でも、最も男らしいというか、リーダー格になっていると感じた獅子(黒に金色のお顔)が近づいてきたところで、GOサイン! せっかくなので撫で撫でしようと前に出て、獅子と向かい合ったところで、獅子が大きく口を開けた。そこで無意識に、頭を口の中へ入れたらパクッと噛まれた。お〜っと!
 席に戻ったところで、右足がぐ〜っと勝手に動き始めた。わっ、来た! いわゆる足が攣るのとは違って、何かド〜ンとエネルギーが来たときに反応する動きだ。それでわかることがあった。この獅子を通して、エネルギーを伝えてくれているのだと・・・。 昔から、獅子舞の獅子に噛んでもらうと縁起が良いと云われているけれど、この獅子にはそれ以上の意味があることを。・・・右足だけというのも、わかりやすい。(^^) 
 それで、みんなも獅子を追いかけて、頭を噛み噛みしてもらうことに。(ふふふ)


 最後に金色の獅子が、ゆっくりと高座から降りてきた。プラチナの髪を振りながら、六頭の獅子と共に、力強く舞っている。その迫力と神々しさには、圧倒されるばかり。
  本当に、素晴らしい獅子舞だった。さすが、ご祭神(天照大御神さま)の啓示によるものと云われるだけのことはある。その舞を観せて頂けて、(&噛み噛みまでして頂いて。^^)、本当に有難いことです☆


 その後は、「天の岩戸開き」の神楽があった。アメノウズメの舞に、手力雄神(タヂカラオ)と続き、ようやく岩戸が開かれると、中から鏡が現れた。その御鏡は、アマテラスさまの光であり、そこに映し出される光は、私たちの中にあるという象徴のように感じた。鏡(かがみ)の中の「我(が)」を取れば、「神(かみ)」と同じであると・・・。


 三度目の祝いの餅投げがあった。この時には、次々に目の前に落ちてくるようになり、それを拾っていたら、合計で9袋にもなっていた。(いい数字♪) やったね〜! v(^^)v
 最後に、締めの神事。始まったところで、今度は左足(女性性)がぐぐぐ〜っ。これで、バランス調整も完了なり。・・・ほんと、わかりやすい。(^^)

 お楽しみのくじ引きまであり、珍しく何等目かで当たってしまった。それが御神酒だった。わ〜うれしいけど、飲めない私にまた・・・。しかも一升ビンで重いし。な〜んて失礼なことを思いながら(^^;、一升ビンを抱えて、最後に本殿で御挨拶したところで、このお酒は6日後の妙見神社の大祭に持って行くことが浮かんだ。(!) そう、そうなのですね。宮崎の日向から、小戸へと・・・。(「魔女の宅急便」の出番だよ〜。へへへ) 了解で〜す♪

 終わった頃に、風が吹いてきた。海岸沿いにも関わらず、穏やかな空だったので、数時間過ごしていても、それほど寒さを感じることがなかった。ふみさん達によると、今年は暖かくて、すごく良かったとの話。去年はもっと寒かったので、最後まで観ることが出来ずに、途中で帰っていたのだとか。(まあまあ) 
 ・・・こうして振り返ってみると、この「宵まつり」は、神々さまの祝宴のようにも感じた。その場に参加させて頂いて、楽しい時間を分かち合えて幸せでした。大御神社の皆様の温かいもてなしにも、心から感謝します☆