[まさしの一日 Vol.18]







                         Vol.19


                          Since 1999.8.14


6月 11日
8日は、まさしにとっては初めてのホタルを見に行ってきた。
これも得意(!)の市政だよりで「親子ホタル学習会」として募集していたもの。天神からバスで早良公民館へ行き、そこでまずはホタルについてのお勉強。実は、この催し物も福岡市環境局が環境デーの事業のひとつとして行われたものだった。頂いた資料には環境問題に関するものもあって、私にとっては「また来た〜」って感じだった。まさしもその中の写真を見て、少しショック。私たちは真剣に考えなければいけない時に来ているみたい・・・。
 そのあとは、室見川へホタル観察。市内のあちこちから大型バス4台の家族が参加していた。思えば、私も小学校の頃に見て以来・・・。川沿いには、他にもたくさんホタルを見に来ている人達がいた。「あ〜、いた!いた!」あちこちから声がする。真っ暗の中、フワフワ光っている光景は神秘的で素敵! まさしも初めて見たので感激していた。 草むらでホタルを捕まえたまさしが、喜んで見せに来た。そこへ、この学習会の取材に来ていたテレビ局の人がやってきて、まさしにカメラを向けてインタビュー。ちょっぴり緊張しながらも、うれしそうに答えていた。そのあとは先生が来て、捕まえたそのホタルをみんなに見せながら説明していた。この辺りには、ゲンジボタルとヘイケボタルが生息しているらしい。まさしも初めて行って、手に取って見ることも出来たので満足満足! 実はこの日、申し込んだものの私はすごく忙しくなってしまって、当日どうしようかと思ったけれど、せっかくの機会だったので家の中はそのままにバタバタ慌てて出かけて行った。バスの中でも思わずコックリコックリしてしまったけれど、やっぱり来て良かった。いろいろ勉強にもなったしね♪
 10日は、まさしはエコレンジャーの活動に参加。これは、福岡県青年の会がボランティア活動の一つとして作った「地球すいとう隊エコレンジャー」のこと。これも、みんなでケナフを植えて育てながら、自然の中でいろいろ体験しよう!と募集していたのを見て、おもしろそうなので即応募してみた。(ほんとに好きだなあ〜) そうしてよくよく聞くと、今いろいろ問題を抱えている環境問題について、子供たちにも一緒に活動していく仲間と協力して、体験を通して気づきながら、楽しく学習してもらおうと云う目的で企画されたものだったらしい。”みんなと地球の環境を守るエコレンジャー”がキャッチフレーズ(^^)。前回の種まきのときも取材が来て、ニュースでも紹介されていた。福岡市植物園に集まって、ボランティアのお兄さんやお姉さんたちと一緒にレクリーエーションのゲームをして遊んだ後は、班に分かれてケナフに水をあげたりしてお世話をしたとのこと。まさしは前回は運動会で参加出来なかったので、今回が初めての参加だったけれど、自分達でエコレンジャーのバッチを作ったり、お揃いのバンダナまでもらったりして、すごく楽しかったと言っていた。12月には、そのケナフでクリスマスカードも作ることになっている。これからまた楽しそう〜♪ エコレンジャー、頑張ってね☆

6月 3日
 今日は、津屋崎にある宮地嶽神社に行って来た。ここも最近になって、急に行きたくなったところのひとつ。市内からは約1時間。駅を降りて参道を歩いて向かうと、名物の松ヶ枝餅(梅ヶ枝の親戚みたいなもの)があちこちで売られていた。その中でふと足の止まったお店「島屋」さん。すごく感じのいいご夫婦で、すでに焼けたのがあるにもかかわらず、わざわざ新しく焼いてくれて、ちょっと立ち話。アツアツを口にほお張りながら、失礼と思いつつ(笑)大きな鳥居をくぐった。境内はまた広そう〜。まさしは、少し前に一緒に見た映画「リトルブッダ」に出てくる頭を垂れたような木を見て、「似てるね〜、ブッダの木もあるかな」と辺りを探していた。
 約1600年前に創建されたこの宮地嶽神社には、三つの日本一があった。御本殿の大注連縄に、大太鼓と大鈴。この日私たちが目にしたのは、大注連縄。その御本殿で参拝したあとは、境内の奥にある奥の宮八社へ。「七福神社」・「稲荷神社」・「不動神社」・「万地蔵尊」・「淡島神社」・「濡髪神社」・「三宝荒神」・「薬師神社」とあって、何でも一社一社をお参りすれば、大願が叶うと言われているらしい。もちろん全部お参りしてきましたよ。まさしは中でも不動神社のところにあった龍の手水舎が気に入ったみたいで、龍の頭をヨシヨシしていた(笑)。まさしは何をお願いしていたのかな・・(^^)。私は最近ご縁のある水神様が、この八社の横にひっそりとあったので一緒に心を込めてご挨拶 「これから、またよろしくね♪」  この宮地嶽には、全国でも第一級の大きさの横穴式石室のある巨石古墳もあって、ここからは高級な装具や瑠璃玉などがたくさん見つかって、そのうち十数点は重要国宝にも指定されているとのこと。
 境内には、全国各地の伝統のある民家を移築して復元した民家村自然広苑もある。その中に咲いている江戸菖蒲を見るのも今日のお目当てのひとつ。大好きな紫に、色とりどりの花を咲かせた菖蒲の花はとってもきれい!それがまた民家村の雰囲気にも良く合っている。その民家村の中の民芸品のコーナーを覗いてみた。最初に目に付いたのは、自然木印。自生する銘木の小枝を加工して作っている印鑑は、形も様々で何とも言えない素朴な感じが出ていた。しかもそれぞれにお花が彫られ、すごく可愛いくて、まさに私好み!実は、今持っている印鑑は、随分昔に作ったものなので、イマイチしっくり来ないと言うか、今の私には合っていない気がしていた。だからと言って、わざわざ新しい印鑑を作りに行くこともなかった。でもこの自然木印を見て、ひと目で気に入ってしまった。また値段も手頃な上に、その場で作っているおじさんがいい味出してて・・・(^^)。いろいろある中から選んだのは、山桜の木で桜の花が彫られているもの。そうして出来上がった印面を見て、これこれ!こんなの欲しかったの〜!と思わず叫びたくなった(笑) おまけに、入れてくれた袋は私の好きな紫色♪ その素朴なデザインが素敵なだけではなくて、良く聞いてみると、その印鑑は福岡歴史の街の鎮守「招運・博多七福神社」の御利益にあやかっているもので、「伊都の国彫り」として創り出されたものだとか。そのおじさん―ポン・オタストンさんは、普段は西区の歴史の町にいるけれど、近々糸島に引っ越すと聞いて、またまたビビビッ! またいつかお世話になりそうな気がしたので、しっかり連絡先を聞いておきました。v(^^)v 
 続いて、その奥には竹で作った笛があり、そこにはまた何とも言えないおじさんがいて、ついその前に引き寄せられてしまった。(ここでは、そればっかり・・笑) 今度はそのおじさんが笛について、私たちにいろいろ教えてくれた。まだ買ってもいないのに、まさしに笛の吹き方や作り方まで教えてくれて・・・。リコーダーや西洋楽器のように、吹けばすぐに音が出るのとは違って、なかなか音が出ないみたい。でもそれが練習していると、自分の音になるのだとか・・・。すると、それを見ていた別のおじさんが話し掛けてきて、まさしの年を尋ねたら、ちょうど同じ年のときに笛を吹き始めたと言われ、奥の座敷で私たちに笛を聴かせてくれることになった。まさしも私もその笛の音色の美しさに感激! 最初に聴かせてくれたのは、何と神様を呼ぶ歌だったと聞いて納得。私たちの魂が呼び起こされるような音だった。その方は、ダウジングにも携わっているとかで、いろいろお話して、またまたお互いに連絡先の交換。最後には、その方の友人が来られて尺八まで聴かせてもらった。2人で「すごいねえ〜。」  さっきの笛作りのおじさんは、この道70年の名人なんだとか・・・。竹笛を選んでもらって、おまけに売値の3分の1の値段にしてくれて、いつでもわからなかったら教えてあげると連絡先を教えてもらった。本当に今日はおもしろい出会いがたくさん!私はそのあと次の予定があったので、あまりゆっくりは出来なかったけれど、ここにはまた度々来ることになりそう。境内の裏には自然歩道もあって、山も登れそうだし・・・。初めて来たのに、ここも何か縁を感じるところだった。帰りには、さっきの島屋さんでお土産を買いに寄って、「また来ますね〜」  次はいつ頃来ようかしら(笑)。

6月1日の夕焼けも一緒にどうぞ。