[まさしの一日 VOL.11]









                             VOL.12

                                          Since 1999.8.14


10月 29日
 今日は朝から曇っていて、今ひとつパッとしないお天気だった。たまにはお休みの日も家にいようかなと思ったものの、「いや、この時期にそれはもったいない!」と思い立ち、おじいちゃんに電話して誘った。また私の知らないうちに・・(新聞もニュースもほとんど見ないので)何やら新しい何か!?がマリナタウンのあたりに出来たらしい。・・・なんて、よくわからないままドライブがてら行ってみることにした。途中で、天神を通るとたくさんの人達が行き来している。どうやら野球の優勝バーゲンセールらしい。最近巷で、野球が盛りあがっていたのは知っていたつもりだったけれど、いつのまにか終わったのね(^^; バーゲンの人混みが苦手な私は、その人通りを見ているだけで逃げ出したい気分・・・。 マリナタウンにだんだん近づいてくると、道も渋滞してきた。その先には大きな観覧車も見えた。きっとあれに違いない! そのうち車もあまり進まなくなって、ふと見ると係りらしき人が”駐車場は1〜2時間待ち”と書いたサインを持っている。そのときすでに午後2時を過ぎていたので、ヒエ〜って感じで私たちは引き返すことにした。特に目的があったわけではなかったので、その途中にあった愛宕神社に行こうということになった。
 この神社は小さいけれど、春には見事な桜を見せてくれ、高台にあるので海も見えて見晴らしも良くて私のお気に入りでもある。空も少し日が射して来て明るくなった。境内からはタワーやドーム、能古島にさっき行き損ねた観覧車のあたりまで良く見える。まさしとおじいちゃんは、鳩にエサをあげながらしばらく一緒に遊んでいた。そこにはお願い地蔵というのもあって、いろいろなお地蔵さんを奉ってある。最近、観音様が気になっている私は、そこで観音様の地蔵に向かって今までのお礼をしておいた。辺りの空気も清々しくて、とっても良い気持ち!最後の締めくくりは、やはりお茶屋さんでしょう(笑)。ここのお茶屋さんは、とっても人気がある。お店の人もすごくいい感じ。いつもこうして良いエネルギーに満たされた場所にいると、穏やかな気持ちになって、自然といい笑顔が出来るのでしょうね。ここの名物のいわい餅。これを食べずに帰るわけにはいきません(笑)。 この時期限定の栗入りと、新しく出来た黒ゴマ入りの玄米餅。一見、梅ヶ谷餅のようだけどまた違うのです。私は、初めて食べる玄米餅の香ばしいおいしさに感激! あんこ大好きのまさしは、待ってましたとばかりに例の「おいしいね〜♪」の連発。 うら庭の木には、たくさんの野鳥が飛んでいるのも見える。妙に落ち着いてしまうこの雰囲気。どうも私たちには、おしゃれな町並みよりも、こっちのほうが似合っているみたい(笑)。

★一緒に載せてみました。

動物大好きのおじいちゃんと一緒に・・・。
 

食欲の秋ですね。天高く馬肥ゆる秋・・・!?
10月 22日
今日は、また糸島のほうまで遊びに行って来ました。
まずは、Nさんと光くん親子が駅まで迎えに来てくれて、ニ丈町で行われている町づくりフェスタに行ってみた。地元で人気のお店も多数出店していて、安くてフレッシュな農産物もたくさん!私はこういうのに弱くて、ウキウキしながら見て回った。本当なら、またお野菜をたくさん買いたいところなのですが、今日は電車で帰らないといけないので、手作りの梅干やら大豆やら・・出来るだけかさ張らないものにしておいた。その間、まさしと光くんは、プレイコーナーやくじ引きで当てたオモチャで遊んでいた。お昼をしっかり食べたあとは、Nさんに渡そうとダビングしてきた美樹ちゃんと牛島さんの曲を聞きながら、二丈町をドライブ。道も広くて空気もおいしくて気持ち良い。いつの間にかガタガタ山道に入り、農家の人たちが稲刈りしている光景を見ながら坂を登り、みかん畑を通り抜け、加茂ゆらりんこ橋公園に行ってみた。二丈岳を源とする加茂川の上流にあって、全長100Mのつり橋がある。その橋の上からは玄界灘が一望出来て、その奥にはキャンプ場もあるところ。その橋はしっかり作られてはいるものの、子供たち二人がわざと大きく足踏みして揺らして私達を怖がらせていた。(笑) そこで採れたてのみかんやフェスタで買った手作りの柔らか〜いよもぎ餅をおやつにつまみながら、しばらくのんびりと過ごした。川の水の流れる音が何とも心地よくて、とっても良い気持ち。そこで赤とんぼを一匹見つけた! たくさんとんぼが飛んでいる中で、一匹だけ見事に真っ赤な赤とんぼがいた。私は大声でみんなに知らせてあげた。まさしも大喜び!赤とんぼって本当にいるんだ!って感じ。ちょうど、フェスタで二丈町のもっと山奥にある「赤とんぼ村」というところで子供たちの自然体験スクールがあるという情報をもらったばかりで、いつかぜひ、まさしに行かせてあげたいなと思っていたところだった。最後には、二丈の塩つぼを買いに窯元へ。実はこれが私の今日のお目当て。(^-^) 10日くらい前にその塩つぼのことを知り、欲しくてたまらなくなったのです。するとその翌週にそこの近くでフェスタがあることがわかったのでNさんに電話してみたら、彼女もちょうど塩を入れる容器が壊れたところということで、遊びがてら一緒に連れて行ってくれることになった。その塩つぼは、自然塩など水分の多いものを入れて置くと、水分を外に出してサラサラとして固まらず、また薪窯で焼締めているので、入れている間にまろやかな塩になるという不思議なつぼ。私は今回初めて聞いたのですが、地元ではもちろん有名で遠くからもわざわざ買いに来る人もいるし、最近では通販でも買えるようになっているそうです。私は料理には砂糖も使わないし、マヨネーズやらケチャップなどのソース類も使わないので、素材の味をそのまま引き出してくれる塩がまさに料理の命!って感じ。だから、この塩つぼは私のためにあるようなもの(笑)。 フェスタでも出ていたのですが、ここまで来たのだから、やはり窯元で見て買いたいなと思って来て見た。もちろんひとつひとつ手作りなので、大きさも色も形も微妙に違っている。その中で気に入ったものが見つかってうれしい。海を目の前にした自然豊かなこの土地で、手作りの窯を築いて丹精込めて創っているのが良くわかる。応対して下さった奥さんはお茶まで出してくれて、またついつい話込んでしまいました(^^; その間まさしと光くんは、出して頂いたお菓子を遠慮もせずにパクパク頂きながら、また二人で遊んで待っている(笑)。私はやっと手にしたその塩つぼを、帰るまでに傷つけないよう大切に大切にくるんでおいた。そのあと帰りにみちくさ市というところをちょっと覗いてみたら、閉店間際で商品もほとんどなく、かたずけようとしていたのに、私と目が合うなり「どうぞ、どうぞ」とそこでもおいしいお茶とよもぎ餅を出して頂いた。やっぱり自然が豊かなところに住んでいると、心も自然と豊かになるんですね。糸島には、まだまだ行ってみたいところがたくさんある。そろそろ紅葉も始まりそうだし・・・。今日も楽しい一日でした。帰りの電車でまさしは遊び疲れて眠っていた。最近二人でよく見ている「ハム太郎」で、ロコちゃんが必ず最後にいうセリフが私たちのお気に入り。・・・「今日はとっても楽しかったね、きっと明日はもっと楽しくなるね ♪」

これが噂の塩つぼで〜す。

10月 15日
今週も私たちは、たくさんの自然のエネルギーを頂いてきました!
昨日から一泊二日で、佐賀の千代田町にホームステイをしてきたのです。 これは、小説「次郎物語」の舞台であり、作家下村湖人の出生地としても有名な千代田町の方々が、福岡の都市圏に住む家族と交流し、子供達に豊かな自然を満喫してもらおうと企画されたもの。私がこの案内を見たのは、毎週配布されてくる福岡の情報紙から。それには、”ホームステイをして15日に次郎の里で行われる「親子ふれあいフエスタ」に参加しませんか?”とあった。地理に疎い私は、次郎の里のことも千代田町がどのあたりなのかも全然知らなかった(^^; 細かいことは後にしてピンと来たらまず行動の私は、すぐに役場に問い合わせをしてみて、何だかおもしろそう!って感じで直ちに申し込みをしたのです。
 14日の午後出発。ひとつだけ予定外だったのは、その日が連休の振替で登校日になっていたこと。それで先生にお願いして一時間早く帰らせてもらった。>先生、わがまま言ってごめんなさい。でもおかげさまで思い出に残る貴重な体験をしてきましたよ(^-^)。 今回参加したのは16家族56人。何と申し込みは70組以上だったとか。市内のあちこちから参加されていて、バスの中もにぎやか。高速に乗って約一時間余り。吉野ヶ里遺跡を過ぎると、そこは一面広〜い田園風景。稲穂が太陽に反射して、キラキラ黄金色に輝いて見える。道路沿いには町花のコスモスが彩りを添えている。春にはたくさんの菜の花が咲いて、訪れる人たちの目を楽しませてくれるらしい。ひと家族に一人ずつ、この二日間お世話人として役場の方が付いていてくれる。私達はたった二人なのに、まあ〜いいのかしらって感じ(笑)。まずは、この日のメインである菱の実ちぎり体験。千代田町の特産物で秋の風物詩として知られている菱の実ちぎり。木桶のような形の”ハンギー”に乗り、水の中を移動しながらクリークを進んで、自生している実を取って行く。バランスを崩すとひっくり返ることもあるらしい。子供たちはみんな初めてなのに、とっても上手だった。まさしも最初は少し恐かったみたいだけど、町長さんの隣でコツを教えてもらい、慣れてからは楽しんでいた。両手いっぱいに実を集めて戻ってきて、「おもしろかった〜、もう一回乗りたいな〜」と言って、後でまた取りに行った。私たちは、菱の実の名前を聞いたのも見るのも初めて。本当に貴重な体験になった。その間NHKを始め、地元のテレビ局や新聞社も取材に来ていた。私とまさしは西日本新聞社の方にインタビューされ、翌日の朝刊にまさしのその時の感想が紹介されていた。まさしは、こんな風に新聞にフルネームで載ったのは初めてだったので、照れくさそうにしながらも喜んでいた。 そのあとは、ホームステイのおうちへ。私たちがお世話になったのは、Mさんという千代田の議会議員をされている方のところ。お庭も広くて大きなおうちで、玄関を入ると懐かしい木の香りがする。中は昔ながらの広くてぜいたくな間取り。まさしが夏に八女でファームステイしたときの話を聞いていて、いいなあ、私も行きたいな〜って思っていたから、うれしかった♪ 夕方から始まったバーベキュー大会は、下村湖人生家で行われた。私たちのところからは歩いて行ける距離だった。山のように並べられたお肉から野菜におにぎり、締めは焼きそばに茶そばと盛りだくさんで、飲み放題に食べ放題って感じ。秋の夜空に浮かぶ星を見ながら、心も身体も大満足。まさしは食べ終わるや否や、地元の子供たちと鬼ごっこをして走りまわり楽しそうに遊んでいた。そこにはちょうど、千代田の学校で英語を教えているカナダ人の若い女性も来ていたので、紹介してくれて少しお話もした。同じオンタリオでトロントに近いところの出身だった。家に戻る帰り道、澄んだ空にオレンジ色に輝く見事な満月が目に飛び込んできた。そう、この日は昨日からの満月だったのだ。まさしも私も感激してじっと空を見つめていた。Mさんはそんな私たちを見てか、お月見をしようと庭に”ばんこ”と呼んでいる縁台のような木の台を出して、ススキを飾りセッティングしてくれた。他にも地元の方が3人加わって、Mさんの奥さんは熱燗やおつまみを用意してくれ、空にだんだん高く上がる月を見ながら、みんなでお月見を楽しんだ。いつかこんな風にゆっくりとお月見が出来たらいいなってずっと思っていた。でも今住んでいるところは、ベランダからはよく見れないし、外に出ると車の音もしてなかなかお月見の出来るような場所はなかった。静かな秋の夜に冷たくなった風を肌で感じながら、月のエネルギーを全身に浴びて私は最高の気分。まさしは大好きなおまんじゅうを食べながら、さらに満足(笑)。そのあとは、Mさんの息子さんにプレステのサッカーゲームをさせてもらって、また満足(笑)。こうして、私たちはそれぞれに充実した一日を過ごした。
 翌朝、いつもより眠るのが遅かったにも関わらず、まさしは早く起きて待っていた。朝食は、私たちにピッタリの純和風でとてもおいしくて、まさしは山盛りでおかわりをしていた。今日はその「親子ふれあいフエスタ」のイベント。まずは、私たちホームステイの参加者たちを一組ずつステージにあげての紹介。そのあとは、地元の子供たちが歌や踊りのパフォーマンスを見せてくれた。そして各種ゲーム大会。うなぎ運びや鯉とりゲームにすっぽんレース。他にも昔の遊具作りのコーナーもあった。まさしは初めての陶器作りにチャレンジ。見ていると、ほんとに難しそう。手伝ってもらいながら、何とか二つ完成!これらは焼き上げてから送ってくれるということ。もう、どこまでも至れり尽せりで感激なのです〜。(T-T)  ピカピカ新米と佐賀のりのおにぎり作りも体験し、懐かしいポン菓子に子供たちは集まり、その場でうなぎの蒲焼きに鯉こくまで作ってみんなにサービス。この二日間の準備をするために、一体どれだけの時間を費やしたのでしょう。役場の方たちは休日返上してお世話をしてくれ、地元の方たちもみんなで一つになって協力して、千代田町の良さを知ってもらおうと企画した今回のイベント。この企画は今年が初めてだったので、役場の方たちは募集しても来てくれる人がいるのかとか、また来てもらっても楽しんでもらえるかどうかも心配だったそうです。その純粋で温かさでいっぱいのエネルギーは、私たちひとりひとりの胸に充分伝わっています。それは、最後にお別れするときのみんなの顔を見るとわかります。最後に役場に向かう前に、筑後川のほうまで周って見せて頂いて、まさしはちょうど筑後川のことを社会で勉強しているところだったので、また喜んでいた。私たち参加者が参加料として払ったのは交通費にも満たないくらいなのに、帰る時にはその上に新米を始め名産品の数々をこれ以上もう持てな〜い!というくらいのおみやげまで頂いた。おかげでバス停からうちまで帰るのに苦労したくらい(笑)。ホームステイ宅のMさんご夫婦にもいろいろお世話になり、無農薬で作ったお野菜に作っているこんにゃくまで袋いっぱいに持たせてくれ、「次郎物語」の本まで買ってプレゼントしてくれました。まさしはその本を大事そうに自分のバッグに詰めていた。ほんとに不思議・・・ここに来たのも初めてで、出会ってから丸一日間を過ごしただけなのに、何だかずっと前から知っていたみたい。まさしの一番苦手なお別れのときは、「楽しかったのに、いっつもこれがイヤっちゃんね〜」と淋しそうに笑っていた。でも今度は自分たちでも来れるもんね。きっとまた来ようね。両祖父母を早くに亡くしたので、いわゆる田舎というものをもう持っていない私。でもこれで私たち二人にとっては、近くに第2の田舎が出来た気分♪ 千代田町のみなさん、そして私たちの天使たち、素晴らしいひとときとたくさんの贈り物をありがとう★

アルバムで〜す。あの素晴らしい満月は点くらいにしか写らなかったけど・・(^^;

10月 8日
昨日、まさしはクラスの友達と数人でお弁当を持ってハイキングに行った。とっても楽しかったみたいだった。そして今日は、おじいちゃんと3人で久住高原と阿蘇のりんご狩りのバスツアーに行って来た。私たちはバスツアーに参加するのは初めて。集合場所に行くと連休ということもあって、他のツアーと一緒になってたくさんの人だかりだった。バスの中ではガイドさんのお話を聞きながら、私はカナダでのツアーガイド時代を思い出していた。久住高原にあるくじゅう花公園は、前からぜひ一度行って見たかったところで、季節ごとに色とりどりの花でいっぱいになる場所。今のシーズンは何と言ってもコスモス!ここには毎年100万本のコスモスが咲くことで有名です。可憐なコスモスはチューリップ・ラベンダーと同様に私の大好きな花。でも、上のお天気マークを見るとわかるように、今回は珍しく雨にあってしまったのです。予報では、降水確率90%以上で一日中雨。それでも、今までお天気に恵まれていたまさしは、必ずいい天気になると信じていた。朝の出発のときには、雨どころか太陽も顔を出していてヤッタネ!って感じだったけれど、瀬の本高原でのランチの頃には、雨風になってしまった。久住高原での散策には、少し小降りになり何とかひと通り見て周ることが出来てホッ! コスモスはまだ蕾のものも多かったけれど、他にも色鮮やかなサルビアが満開でとてもきれいだった。ギフトショップには私好みの可愛いグッズがたくさんあって、その中で私はハートを胸に抱えたカントリーのエンジェルを見つけてHappy♪ まさしとおじいちゃんもそれぞれに欲しかったものをゲットしたあと、時間ギリギリに名物のジェラートを買ってバスに飛び乗った。そうそう、それだけではなくてコスモスの素敵な絵のカードも見つけた。もしかして・・と思って帰って確かめるとやっぱりそうだった。その絵は、数年前に買った湯川れいこさんの本の表紙に使われていたものと同じで荒木幸史さんが描いたもの。この本を手にしたとき、その素敵な表紙の絵に思わず見惚れてしまったほどだった。そのカード集には、他にも虹やオーロラと一緒にコスモスが描かれていて、宇宙(コスモス)の光りの園と言った感じで幻想的でとっても素敵♪またラミネートしてお部屋に飾ろう。 こんな感じで、今日は私が一番はしゃいで喜んでいた(^^;  そのあともまた激しく雨が降っていたものの、りんご狩りに着いた頃にはまた小雨になり、まさしも楽しくりんご狩りをしていた。そして、またバスに乗った途端に、強い雨風で霧に包まれて周りの景色も見えなくなっていた。本来なら、釈迦の涅槃像と言われる阿蘇の五岳も見えるはずだったのに残念。まさしはちょうど前の日に見た「ライフイズビューティフル」(必見です!!)の中でしていたおまじないをやってみたものの、効果がなかったので少しがっかり。私は阿蘇の山々に激しく降る雨をじっと見つめながら、ふと今日のメッセージを思い出した。”Purification”・・・そのカードには、エンジェルが水を浴びて浄化している姿があった。このカードを引いたとき、一瞬今日の予報の雨のことが浮かんだのだけれど、やっぱり晴れてくれたほうが楽しいという願いがあって打ち消していた。そしてそのときに、この雨は浄化してくれているのだとやっと気づいた。そう思うと、今まであまり好きではなかった雨を見ているだけで心のほうがだんだん晴れてくるのを感じた。そうして山をどんどん下って行くうちに雨があがり、雲の切れ間からまるで後光のように明るく陽が射して来るのが見えてきた。オレンジ色に輝いて、それはそれは本当にきれいだった。そしてそれまで隠れていた雄大な山々が姿を現し始め、ふっと真横を見ると何とそこには大きな虹が・・!急いでまさしに教えた。カナダでは、何度も見ることが出来た空いっぱいの大きな虹。まさしも私も大好きで、日本に帰ってからも雨上がりに陽が射すたびに、空を見て虹を捜していた。でもまだ日本では一度もあんな大きな虹を見ることが出来なくて、まさしは日本には虹が出ないのだと思ったくらい。それがこの日やっと、空いっぱいの大きな大きな虹を見ることが出来たのです。端から端まで思いっきり広げた完璧な姿で! まさしは、もちろん大喜び♪ まさしの今日のメッセージは、”Transformation”。浄化された自然のエネルギーをいっぱい受けて、私たちの魂も一緒にクリーンになったような気分。そんな素晴らしい一日だった。まさしもにこにこ顔で、例によって今日は良かったね〜楽しかったね〜の連発だった。今度来るときは、きっといいお天気になりそう。そのときには今日見えなかった景色も見えて、また違うエネルギーをたくさん貰えるはず・・そんな予感。今日改めて、二人で「九州っていいよね、やっぱり来て良かったね」って話していた。わざわざ遠くまで出かけなくても、エネルギーの高い場所がいっぱいあるから・・。今日も素敵な一日をありがとう★
今日の写真です。
虹は、バスの窓からだったのできれいに撮ることは出来なかったけれど、形だけでもどうぞ♪

10月 1日
今日はmimiさんのお誘いで、市内から約1時間余りのところにある三瀬ルベール牧場どんぐり村に遊びに行ってきた。前日の夜まで激しく続いた雨も夜明けにはすっかりあがり、出かける頃にはお日様がにっこり(^-^)。mimiさんは、お天気をかなり心配していたみたいだけど、私たちは全く疑うことなく前の日からいそいそと用意をしていたのです。今までも例えどんなにお天気が悪くても、いざというときにはちゃんとその時に相応しい天気になってくれることを、私たちは何度も経験していますからね。今日も太陽さん、ありがとうって感じ♪
 その変わったお天気のせいか、いつもより人出も少なかったようで、混むこともなく1日をの〜んびり過ごすことが出来た。最初に遊んだのは、冒険の森。たくさんの木に囲まれて、山の斜面をそのまま生かしたローラースライダーや数々のアスレチックがあった。mimiさんとまさしは長い長〜いスライダーに何度も挑戦していた。その度に山を登って、どうもごくろうさま。すっかり足腰が鍛えられたことでしょう。(笑) 特に気に入っていたのは、タイヤにつかまってロープですべるもの。気分はすっかりターザンで、まさしは楽しい!の連発だった。たくさん遊んだあとは、自然のエネルギーがいっぱいの中でのランチ。クリご飯以外は、いつも食べ慣れたものばかりでシンプルなお弁当なのに、さわやかな風とおいしい空気のエッセンスが加わると、それだけでもっとおいしく感じる。まさしは、またまた幸せのため息の連発だった。
 軽い気持ちでスタンプラリーに挑戦したものの、羊やうさぎ、にわとり広場に搾乳舎と広〜いどんぐり村の敷地を端から端まで一回りすることになった。最初は、あまりの広さに「ひえ〜!」って感じだったけれど、まさしは初夏を思わせるような日差しの中を歩きながら、元気に歌を歌ったり、mimiさんに手話を披露したりしながら楽しそうに歩いていた。その途中、草スキーにも挑戦。まさしが上がったり滑ったりしている横で、私たちは木陰でごろんと仰向けになり、また自然のエネルギーをたっぷり吸収していた。手作り教室では、竹で鉄砲作りに挑戦。家に帰ってから早速遊んでいた。まさしは帰る道々に何度も「今日は楽しかったね〜」の繰り返しで、とっても満足していた様子。私は、どんぐり村で作っている有機栽培の採れたてのお野菜が、お手頃でたくさん買えたので思わずにっこりv(^-^)v  今日のエンジェルのメッセージ通り”Abundance" で”Joy”な一日でした♪

今日のアルバムです