[聖なる旅]


聖なる旅 



2010 伊勢・熱田 編



2010.3.19〜3.21

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 3月 20日(PART 1)
 昨夜は2時間ほど眠ってから、また目が覚めていた。しばらくしてから再び眠りに入り、明け方前に起き上がった。今日はスケジュールがびっしりだから、気合を入れて行こう〜。

 7時前にはホテルを出た。最初は、また内宮前にある神宮会館に泊まろうと思っていた。でも行くことを決めて予約しようと思ったときには、すでに満室だった。前回の奇跡も期待して電話してみたけれど、団体グループが入っているので無理そうだった。
 今年の春分の日は、どこで何をするか・・・去年に続いてシナイ山に登ることも思ったけれど、まだ9月の旅を完全に消化していない(=レポートを書き上げていない)ので、違うことがわかった。 そこで浮かんできたのが、伊勢への旅だった。 伊勢神宮は、今度で5回目になるけれど、前回は2008年の秋分の日だったことを思い出し、今年の春分の日にお参りすることで、一つに統合されることがわかったのでした。 そして、それがペルーの旅への準備になっていると・・・。

 でも、内宮には泊まれない・・・となると、後は外宮の近く。ということで探してみたら、このホテルが出てきた。外宮のある駅の周辺には、たくさんのホテルがあるのに、なぜここかというと、自転車の貸し出しがあったからなのです。外宮までは歩いて行けても、その他の神社はバスでの移動になる。前回もそうしたけれど、バスの時間に合わせて動くよりも、自転車のほうが自分のペースで回れて、もっと時間を有効に使えるし、バス停のないところでも行く事が出来るから。

 外宮と内宮の間は5kmぐらいなので、自転車でも程よい距離。このホテルに泊まると、朝からでも無料で借りられる。小さなホテルと聞いていたし、料金も安かったので、お部屋は期待していなかったけれど、改装したばかりのように外装も中もきれいだった。おまけに、都内のビジネスホテルよりも、お部屋はゆったりしていたし、フライトとのホテルパック対象にもなっていたので、私には好条件だった。 ・・・ 何から何まで、ありがとうございます〜♪

 久々の自転車に乗っちゃうよ〜。普段は、ガルーダちゃんで動いているので、自転車に乗るのは2007年のRAINBOW TOUR以来かな。地図を見ながら、るんるんとスタート。そうしてしばらく走っていたら、10分もしない内に足が重くなってきた。あれれ〜、坂道でもないのに。(!?) 3年前は、サンフランシスコの坂道でも何とか走れたし、ゴールデンゲートブリッジまで渡ったのに。(セドナ編 Page17) 日頃の運動不足がこんな形で出てくるなんて。ガガ〜ンとショック。(^^;

 それで、ゆっくりゆっくり走りながら最初の神社へ。「倭姫宮」・・・お祀りされている倭姫命は、皇大御神に奉仕され、伊勢の地に皇大神宮を創建されるなど、大きな功績を残した皇女さま。 倭姫と聞いて、すぐに浮かんでくるのは、「アマテラス 倭姫幻想まほろば編」。(^^)
 
 場所は、外宮と内宮の中間辺りにある倉田山の麓で、神宮徴古館のすぐ近く。お宮は、内宮の別宮としては最も新しい。森の中の参道を歩く。朝の清々しい空気と神気に満ちていて、気持ちが良い神域になっている♪

   

 まあ、何て女性的。元伊勢の桧原神社を訪れた時と似ていて、姫君らしく優しい気に満ちている。 初めてお参りさせて頂きます。お働きご苦労さまでした。御挨拶して、「和」の光を送った。 参道を戻っていると、ここでも明らかに輝きが増しているのを感じた。 光が降り注いでキラキラ〜。大和の女神となった、倭姫さまの光ですね☆

   

 そこから坂道を下ったところに、月読宮がある。前回は、伊勢の最後にお参りさせて頂いていた。(伊勢・熱田編 Page 2) ここの参道も好き。溢れる光のシャワーを浴びながら、ゆっくり歩く。

   

 順番通りに四宮を参拝。四つ目の伊佐奈弥宮の横に、また美しい椿の花が。イザナミさまは、国産み・神産みの母神。椿のように凜とされている。
 
   

 さらに10分ほど下ったところに、猿田彦神社。内宮からも近いので、訪れる度に前を通っていたけれど、これまでは立ち寄る機会がなかった。でも、今回はどうしても行かなければと感じた。 まずは、佐瑠女(さるめ)神社へ。御祭神は、アメノウズメさま。「さるめ」という名は、ニニギノミコトさまから頂いたもの。御由緒には、「美女の代表」として、このようなことが書かれていた。

 ” 生涯の美しさを求める女性にとっては勿論ですが、あらゆることから自立し、誇りを持って自ら生きようとする人にとって、極めて大切な神様であります。縁結びの女神様としての信仰も少なくありません。”

 数年ぐらい前に、アメノウズメちゃんのシンクロが次々に続いたことがあって、猿田彦さまと一緒に導いてくれているのを感じていた。岩戸開きの女神さまとして意識していたけれど、このような意味とお働きもあったのですね。 ありがとうございま〜す♪ ・・・ (写真左) ここにも美しい光がキラキラ〜☆   大鳥居をくぐって、御本殿へ。

   

 ここでの猿田彦さまは、 ” ものごとの最初に現れ、万事良い方向へ おみちびきになる大神様 ” として祀られている。最初に意識したのは、確か2004年の霧島への旅だった。(霧島編) お導きとご縁結びを、いつもありがとうございます。
 拝殿の正面には方位石があり、昔の神殿跡を印して、方角を刻んだ八角の石柱になっている。この文字盤の決められた方位の文字に掌を当てて祈願すると、願い事が叶うと言われているらしい。 ・・・ということなので、せっかくだから一通りしておきましょう。(^^)

 仕事に関しては「亥・卯・未」、精神的な事柄には「申・子・辰」、繁栄としては「巳・酉・丑」、才能を高めるには「寅・午・戌」と、それぞれ順番に沿って、気合を入れて強く押さえるとのこと。 おかげさまで、この間は誰もいなかったので一通り完了。(イエイ!) 自分の意識の中に、インプットしたような感じになった。そう、結局は自分で創造するのだから、何よりその気持ちが大事なのでしょう。この時期に来れたことに感謝。 ・・・ その後に来た人たちも、しっかりやっています。(^^)

   

 他にも、この神社には至るところに、「八角」が使われている。大鳥居や手水舎の柱から、本殿、佐瑠女神社内などなど。やはり、「8」は大事な数字なのですね。

 裏にある御神田も周って、駐車場にある参拝休憩所へ。もっと時間が掛かるかと思ったけれど、迷わずスムーズに周れたので、ここでゆっくり一息する時間も。 外宮から内宮へと繋ぐ道は、そう御幸(みゆき)道路。(うふっ) 燈篭が立ち並ぶ道沿いに、これらの神社が建っていたので、順序良く周ることが出来た。・・・ ルクソール神殿とカルナック神殿の道が、参道のように繋がっていたのと同じかも。(^^)

 さて一休みしたところで、次の場所へと向かいましょう♪