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聖なる旅 



富士山 編
           
                        
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2006.1.12〜14
                          

 1月14日
 昨夜は早くベッドに入って眠れたおかげで、4時頃にはお目目がパッチリ。(^^) まず最初に、トルマリン工房へ。山梨は、石の加工技術が世界で第2位なのだそうだ。(!) それで、到るところにストーン関係のお店があるのよね。 

 宝石資料館には、様々な石で作られたジュエリーや加工製品が展示されており、化石のようになった亀の甲羅や猫目石で作られた般若の面に、水晶の五重塔、極めつけは石尽くしの武田信玄の像まであり、他では観れないような珍しいものがいろいろあって、へえ〜っほう〜っの連続。(^^) 続いて、宝石庭園の中へ。

 入り口には立派な木彫りの布袋さまが、満面の笑顔で立っていた。(かわい〜い♪) 私はそこから離れられない感じになり、しばらくお顔を撫で撫で。(笑) その笑顔を見ているだけで、心がすう〜っと融けていく感じがした。
 何とその奥は、鍾乳洞のような洞窟になっていた(!) その中には、これまた珍しい巨石がズラリと並んでいる。そこでまず目に付いたのが、何と木の原石。(!?) その石は、アリゾナで採れたものだという。(おっと〜!) 近づいてみると、年輪がボルテックスの渦のようにも見えた。(じ〜っ)
 この頃には、いつのまにかグループの一番後ろで追いかけていた。(^^; まだ何かありそうと思っていたら・・・出ました。 楠の一刀彫りの龍二体の上に、翡翠で作られた千手観音の像が! しかもインドの翡翠だという。そして、その前にはソーダライトの地球まで。あちゃ〜! これは凄いかも。(エネルギー的にも) 思わず手を合わせ、またしばらく立ち尽くしていた。 


 その間に、次のグループも入ってきて、またどんどん置いて行かれる私たち。(笑) 他には、御神体として置いてある石の像もあり、最後に登場したのが赤ちゃんを抱いた慈母観音。これが意図的にしているのか、偶然そうなっているのか、水の雫が観音さまの上に滴るように流れていた。神秘的で美しい・・・。(はあ〜っとため息) ここでも合掌。(いつのまにかお参り状態 ^^) そして、洞窟の外へ。(下界へ戻った感じ^^)
  
 お庭に出ると、これまたびっくり! 高価な石を敷き詰めた日本庭園の登場。まあ、何て贅沢で・・・。(う〜ん) お向かいの橋の横には、バンザイした布袋さまが、イエ〜イ!って感じで私たちを見ている感じ。何ともお茶目で可愛い。(^^) 最後にもう一度、入り口の布袋さまに御挨拶。(お腹も撫で撫で。笑) 何の囚われもない、円満なお顔を眺めているだけで幸せな気持ちになれるから不思議。(ちょっと江原さん風。^^) 弥勒菩薩の化身とも言われ、人々に福徳をもたらし、奇跡を起こして行ったという布袋さま。今日は、ありがとうございました。お会い出来てうれしかったです♪


 続いてお店の中へ。入り口にはアメジストの大きな原石がお出迎え。これも迫力ある〜。(キラキラ) 限定品のジュエリーを見せてくれることになり、ここから先はもういいかも・・・と思っていた私は、少し離れたところにいた。(^^) 
 水晶の質の見分け方を教えてくれていた。ケースに入れた状態で見ると、どれも同じに見えるけれど、白い布の上に並べてみると、言われる通りに違いが明らかだった。一般に水晶として売られているのは、ここでいう二級品で、一級品になると輝きが違ってくる。(ほ〜っ) 高価なジュエリーとして使われるのが、このレベル。それは、原石のどの部分を使うかで異なるとのこと。実は、まだこの上があるという。原石の一番トップの部分で、採れるのもわずかの特級品レベル。 さすがにこの時には、私も一歩前へ。(笑)

 ジャ〜ン!と取り出すと、 お〜っ!と周りからも思わず歓声。演出もさすがだけれど(笑)、三つ並べると確かに輝きが違うのが一目瞭然。(普通の石とダイヤモンドぐらいかも) その水晶をネックレスにしていたが、丸い数珠状に作るところを、八面体のダイヤモンドカットで繋いでいる。(そこはさすが、世界第二位の加工技術) ここで売られていると聞いたものの、普通に手が出る金額ではないと思い、眺められただけで良かったわ〜と思っていた。 だから値段を聞いた時には、はっ!?って感じで、拍子抜けしたぐらい。卸価格とはいえ、予想よりゼロの数が・・・。そこからさらに、お決まりのツアー限定価格として安くなった。その値段なら、ごく普通の(二級レベル)ものと変わらない・・・いやお店によっては、もっと高いものもざらにあるはず。

 他にも、今人気らしい縦に並んだダイヤのネックレスも登場。本物のダイヤはそれなりのお値段がするが、見た目ではほとんどわからない人工ダイヤのものが、同様に激安で出された。料金が同じになったので、おば様たちはそちらのほうに釘付け状態に。(笑) 確かに流行らしくお洒落だけど、そちらには全く興味がわかず、私は特級品の水晶を手に取っていた。
 石には、エネルギーだけでなく生命をも感じるので、アクセサリーとはいえ、軽い気持ちで手にすることはしないようにしていた。身体に直接身に付けるものは、特にそう。(時計一つでも、エネルギー体に影響を及ぼす) それは、エイトスターの測定検査でも明確に数字で出ている。 また、それぞれの持つ波動が違うので、持つ人との相性というものもある。水晶に関してはオールマイティで大丈夫と言われているものの、増幅させるエネルギーの質も異なってくるので、持つなら質の良いものにしたいところ。これなら水晶の品質は言うことないし、留め具も18金で、永久保証まで付いている。それで、この値段というのは驚き。おまけに、ピンクのブローチピンまで一緒に付けてくれた。(スカーフ留めに丁度いい感じ。^^) 有り難いことに、ある時からこうして実際の価値よりも、何倍もお得な金額で手に出来ることが多くなっている。 (最近は特に続いているのです。^^) 本当に有り難いことです。 

 入るまでは、トルマリングッズが置いてあるお土産屋さんの一つと思い、あまり気乗りがしなくて、ここで時間取るのが勿体な〜いと思っていたのに。(^^; 布袋さまにお会いした後から、変わってきた。全て必要なことしか起こらないし、出会えないようになっているから、拘りも先入観もなくして、何でも信頼して受け入れる気持ちでいること。そうでないと、せっかく用意してくれているギフトに気付くことが出来ず、受け取れなくなるから。そのことを教えて頂いたようです。は〜い、有り難く受け取らせて頂きます。v(^^)v 改めて、布袋ちゃんに感謝なのでした☆

 お次は、忍野八海へと向かった。その途中で、浅間大社の前を通った。窓からバッチリ本殿まで見えていた。木花咲耶姫、本当にありがとうございました。ここから失礼しますと、光を送らせて頂いた。良かった〜御挨拶出来て♪ 3年前の富士山でのワークショップの帰りに、みんなでお参りしていたけれど、今回のツアーには入ってなかったので、残念に思っていたのだ。ちゃんと気持ちが通じていたのね。(うれしいな♪)

 着いた頃には、小雨が降り出していた。太陽の明るい日差しがなくても、澄み切った水の美しさは変わらない気がした。(カモさん達も幸せね。^^) 忍野八海は八つの湧水池から成り、霊峰富士の胎内より湧き出でる八つの泉は、昔から「神の泉」と崇められているという。富士山に降り積もる雪解け水が、地下の溶岩の間で、約80年の歳月をかけてろ過されている。有り難く一杯だけ頂いた。この水の清らかさが守られますように・・・。私もそのために、出来ることをお手伝いさせてくださいね☆
 ここでは、お茶といろいろな種類のお漬物をご馳走になった。焼きたてのよもぎ餅もお薦め♪ お土産には、山梨の巨峰のレーズンを買った。(パンやお菓子にピッタリ) 


 そして、5つの宝石と呼ばれている富士五湖めぐりへ。山中湖は三日月湖とも呼ばれていると聞いて、マヌーの湖を思い出していた。この湖にも氷が張っていた。河口湖は、この旅が始まった一昨日に、22年振りに全面凍結したそうなのです。(昨日の朝の新聞に掲載) 
 続いての河口湖で、昼食&フリータイム。自由食になっていたが、ほとんどの参加者がオプションメニューをオーダーしていた。私たち二人だけ、チャンスとばかりにグループから離れ、自分たちで探すことに。v(^^)v
 河口湖畔を歩きながら、団体用レストランでないお店を探した。すると、ちゃんと出て来ました。ログハウス風の雰囲気の良さそうな、手打ちうどんのお店が。温かい麺類が食べたかったのでピッタリ。富士山麓のお水を使っている、こだわりのお店のようで、注文を受けてから用意するので時間が掛かるというのも、また良い感じ。(^^) ツアーでの食事は、品数が多いのでつい食べ過ぎてしまうのと、みんな並んで一斉に食べて、すぐに出るというパターンになっている。(その中でも、私たちはマイペースでのんびりしてたけど。^^) 旅先での食事は、出来れば景色や雰囲気と一緒にゆっくりと味わいたかったので、最後にちょうど良かった。
 店内は、広くゆったりとしたスペースがあり、木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気。座ったテーブルの近くには、季節によって移り変わる富士山の写真が飾られていた。この天気なので、さすがに今日は富士山は観れないと思っていたけど、代わりにここで美しい富士山の姿を眺めることも出来た。
 注文した山菜うどんは、肉厚のキノコがタップリ。(一瞬、お肉かと思ったくらい。^^) 松茸に似た食感で食べ応えのある山のキノコで大満足。(ツアーのメニューは、豚肉の陶板焼きだった。^^) この間、私たちだけの貸切状態だったので、湖を眺めながら、ゆったりと静かに過ごすことが出来た。(完全に自分たちの世界です。^^) 


 続いて、精進湖・西湖・本栖湖を周った。この頃には雨も強くなっていたので、湖の美しい輝きは観れなかったけれど、この雨と富士山のエネルギーで洗い浄めてもらっていた。雨の神様も、ありがとうございました。(・・・この日は10度位あり、いつもより暖かかったけれど、数日後は湖の上まですっぽり雪に覆われたそうです。)

 最後に、えびせんの御土産屋さんに寄って、セントレア空港へ。すると、札幌から来る私たちの飛行機が遅れているので、出発がいつになるのかわからないとのこと。(あらあら) 帰りが遅くなりそう〜と思っていたら、予定より早く空港に着いていたので、一つ前の便に乗れることになったのです。まあ何てラッキー! 手早くチェックインを済ませて、残り時間で夕食のお弁当をゲットすることに。みんなは、空港内のコンビニで手軽に買っていたが、どうせ食べるならと、上のフロアまで上がって別のお店を探すことにした。ちょうちん横丁と呼ばれる通りには、おいしそうなお店がズラリ。レストランはいろいろあるけど、お持ち帰りが出来るものは・・・と見つけました! 名物の天むすに、いろいろな種類のおにぎりがセットになったものが。しかもお味噌汁付き。(ちゃんとそこで作った手作り。) あまりお腹も空いていなかったので、ちょうど良さそう。(・・・機内で食べたら、どのおにぎりもおいしかった〜。お味噌汁は、あおさ海苔のようなものがタップリ入って、これまた驚き。)

 残りの時間で、ぐるっと一周り。最新のブランドのお店なども入っているようで、ちょっとしたデパートみたい。お土産は、伊勢の虎屋でゲット。(季節限定の焼き芋ういろう。^^) 最後の締めに、珍しいもち麦ソフトに挑戦。白玉付きで、甘さ控えめでもち麦と玄米の風味が良く、底に入っている玄米のポップも香ばしい。(絶対オススメ!) これは、ちょっとクセになりそうな味。(福岡にもあったらいいなあ〜) 

 結局、私たちが乗るはずだった便は欠航になったとのこと。最終便だったので、空港に入る時間がもう少し遅かったら、この日は帰れないことになっていた。40数人全員が乗れたのもラッキーだったし、予定よりも早く着いたので有り難いこと。何から何まで、ありがとうございます〜♪
 今回のツアーは、シーズンオフだったこともあり、これだけ充実した内容で凄く安かったし、どの観光地も静かで空いていた。ツアーの案内を見たときに、富士山ということだけで即決定していたので、どこをどう周るかはそれほど意識していなかったけれど、何から何まで行くべきところという感じだった。ここのところツアーでの旅が続き、自分で計画した旅ではないので、全部お任せ状態だったけれど、それでも完璧に用意して頂いていることを実感した。(感謝・感謝☆)

 富士山をめぐる旅は、いつから始まったのだろう。日本の象徴であり、地球の第3チャクラである富士山。(その意味はDiary25で) そのことを意識し始めてからは、兄弟山のあるシャスタ、インドネシア、ペルーのアレキパ(富士山そっくり!)から、ようやく国内に入り、北海道、東北と続いて、いよいよ富士山へと来ることになっていた。これまでも何度か近くまで訪れているけれど、今回の旅で一つが完結した感じ。(イエイ!) そして、ここから新しく始まっていくのですね。(楽しみ〜♪)
 セッションルームの真ん中には、私のイメージで描いてもらった赤富士の絵がある。鮮やかな赤とオレンジに輝く力強い太陽に並んで、天に向かって真っ直ぐに伸びるように立っている赤富士。その横には、「宇宙万物合体 根源 無限 無盡蔵」と描かれていた。富士山の下は海になっていて(私にはそう見える)、H2Oという文字まで。(^^) 私も、この富士山のように、歩んで行きたいと思います☆