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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜



2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 16日
 昨夜は良く眠れた。4時半頃に起きて、チェックアウトの準備をして出発。空も少しずつ明るくなっていた。神殿内に入って周り込むと、姿を現したばかりの太陽が迎えてくれていた!
 
   

 そこに、飛行機が横切った・・・ホルスだ! 瞬間的にそう思った。天空の神であるホルス神が、姿を見せた。(写真右)

   

 海のように広いナセル湖に、太陽からの光の道が現れた。水に反射して キラキラ キラキラ。 宝石のように光っている。 なんて美しい・・・。太陽からの慈愛の光に包まれ、ハートが溶けたようになり、涙が溢れてきた。 その一筋の光の道は、私たちの目の前に示されている。私たちは、この光の道を、まっすぐに歩んで行く。 一歩ずつ一歩ずつ、光が示す通りに歩めば、もう迷うことはない。 太陽の国へ向かって・・・☆

   

 この光を忘れないように、肉体の目と第三の目に、しっかり焼きつけておきましょう。この先、何があっても、この光を思い出せば大丈夫だから・・・。
   

 神殿が、朝日に美しく照らし出されていた。22体のヒヒも、また喜んでいる。(^^) 神殿の上に、白い半月も浮かんでいた。

   

 入る前に、神殿の内部とアンクについて、もう一度話しておいた。他の人たちもいるから、中に入ったら、あまり話すことは出来ない。ここでは、それぞれが生命の鍵を開けることが出来るように、その方法を説明した。 そのための準備は、すでに為されているから。

 統合のレリーフと、入り口の真上から見守っている、太陽神 ラーホルアクティ神に祈ってから、用意した自分たちのアンクを握って入った。

   

 ラムセス2世の立像が建ち並ぶ、列柱室を通り、まっすぐに至聖所へ。 五十鈴を鳴らして、四神にお祈り。 再びここに戻れたこと、迎えて頂いたことに感謝 。 右から太陽神ラーホルアクティ神(ラー神とホルス神の融合神)、神格化されたラムセス二世、守護神アメンラー(アムン神と太陽神ラーの融合)、宇宙の創造神プタハ神(闇の神)。
 去年訪れた約7ヵ月後に、この至聖所の封印が解かれていた。(2008エジプト編 Page 9) それによって、本来の働きが為されるようになった。メビウスの輪にある分かち合いの精神と、無限に拡大していく宇宙と同調していくために・・・。
 
 生命の鍵を開ける儀式を。 まず私から、神殿の中に描かれているアンクと、昨日手にしたアンクを重ねた。すると、全く同じ大きさだったことに気付いた! 丸い輪も水平軸もピッタリと、見事に一つに重なっている。(!)
 何とも言葉では、表現出来ないくらいの感動だった。そのアンクを右手で合わせたとき、太陽の国への扉が開かれたのを感じた。・・・ 私の中で、音を立てていた。

 前回は、私の中で封印していた扉を開けていた。それがどんな封印だったのか、その時はわからなかったけれど、旅から帰った後に起こり始めた出来事によって、それがどれだけ深いものだったか知ることになった。(Diary 167) その中で、アンクの隠された意味も知らされた。 そうして、生命の鍵を開けるということの意味を、この一年を通して体感することになった。
 
 そして今回は、「太陽の国の扉を開く」ことが目的になった。それが具体的にどういうことなのか、まだ明確には知らされていなかったけれど、それも開いた後で・・・おそらくそれも一年後ぐらいまでには、わかるのだろうと信じていた。 ただ私は信頼して、感じた通りに、導きの通りに動いて行けば良いのだと。
   

 > 今このレポートを書いているとき、光の羽がPCの画面と私の間を、ずっと飛び交っているのです・・・。以前良く見えていた、虹色に光るフェニックスの羽とは、また違う形で。 今、目の前で止まりましたが、さっきよりどんどん大きくなって、光ももっとはっきりと強くなってきましたが、これはイシスの片羽(左側として)のようなのです。 正面からは左側よりに、現れています。
 右足の裏が、何かにグイグイと押されているようになっています。それが少し治まってきたところで、最初は小さな光の半円のように見えたものが、次第に羽を広げていくように、大きくなっています。 
 この日は、朝から大雨で、時折大きな雷が鳴り、風が吹いて、ウインドウチャイム(二つともセドナで買ったもの)が鳴り続けています。 光に意識を向けていたら、さらに雨も風も強くなりました。 この翌日は、22日の皆既日食です。・・・ これは、この日ここで生命の鍵を開いたことと、関係しているのかも。  まだずっと見え続けていますが、このまま続きを書きたいと思います。
 
 「創造のエネルギーを使って、新たな光を生み出す。」ことも浮かんでいた。「創造」のゲートは、去年の夏(マヤ暦の年代わり)に開くことになった。(Diary 160) この後、その創造のエネルギーを使って、新たな光を生み出して行くのだろうと思った。 ・・・ それが、この旅を終えた後で示された、ヴィーナス プロジェクト 「内なる女神性の開花と創造」へと繋がったのでした。 >今ようやく、光のフラッシュは、落ち着いてきました。

 アンクの形は、宇宙の基本的な形を具現化したもの。 水平軸の左が「火」、右が「水」、垂直軸の下が「土」。輪のなかに「風」が吹きぬけ、輪のまわりに「光」が輝き、輪とT字の接点が「ゼロポイント」。 多次元的で、どのレベルでアンクと繋がるかは、それぞれの選択次第。アンクは、生命の息吹を吹き込むことができる。ゼロポイントから風を起こすことができる。

 そう、アンクは、その人の意識によって働くのですね。だから、それぞれが開く扉は違っていて良いのです。その人の、その時に最も相応しい生命の鍵が開かれるのだから。 この旅では、そう設定されていた。
 後に続いて、一人ずつ儀式をして行った。私は後ろから、光を送っていた。そのときに、イシス神殿で観たイシス女神のレリーフが浮かんでいた。儀式を、後ろから見守っているイシスの姿が・・・。

 終わった後で、胸の奥がぐ〜っと何かに動かされているような感覚になっていた。締め付けられるというよりは、硬く閉じられていたものを開いているような。 イメージで浮かんでいたのは、天の岩戸開きで、タヂカラオ命が両手で、岩を思いっきり開こうとしている感じだった。・・・ 今回も、よっぽど硬かったみたい。(^^;

  その後も、アンクを胸に持ったまま神殿内を歩き、ラムセス2世やホルス神、ハトホル神、ラー神たちが手に持っているアンクと、合わせて行った。どれも、見事にピッタリと重なっていた。それで、このアンクを持たせて頂いたのですね。 赤とゴールドを選んだのは、赤は「愛」、ゴールドは「光」を象徴としていたとわかった。 まさに、LOVE & LIGHT ですね♪

 左側の奥の部屋には、ラムセス2世が二人の神に祝福を受けているレリーフがあった。その部屋は、祝福の光に満ち溢れていた。
 神殿を出るとき、扉に掛かっている大きなアンクが目に入り、今回も門番の人にお願いしてみたら、にっこり笑顔で持たせてもらえることに。そこで、自分のアンクと一緒に、胸の前で重ね合わせた。みんなも一人ずつ並んで・・・。

   

 神殿の外に出ると、ナセル湖全体が光り輝いていた。そこにまたホルス神が、ビュ〜ッと飛んできた。(^^) ホルス神は、ファラオの守護神ですが、現代では指導者を保護する働きをしてくれているのだそうです。

   

 続いて、小神殿へ。愛するネフェルタリのために造られ、「愛・美・喜び」の女神ハトホルが祀られている神殿。 この旅においては、「真の美と豊かさ」と、「永遠に結びつく 深いパートナーシップ」が、この神殿でのテーマになっていた。・・・ それが後に、ニュー リレーションシップへと繋がって行くのですね。(ヴィーナスプロジェクト Part 2にて) 

   

 正面には、ラムセス2世とネフェルタリの像が、ラブラブで並んでいる。(うふっ) そんな二人の深い愛を見守るように、ハトホル柱が立っている。この神殿にも、アンクを手にしたラムセス2世が、祝福を受けているレリーフがあり、色が残っているものもあって素敵♪ それらのアンクと自分のアンクを、また一つに重ね合わせていた。 そして、大神殿で開けたスペースに、この神殿の「愛・美・喜び」の光を満たしていった。 

 至聖所でお祈りをして出ようとしたら、この神殿の扉にも鍵があることに気付いた。大神殿の鍵とは、色合いが少し違っている。この鍵は、淡いピンクベージュになっていた。せっかくなので、また同じように自分のアンクと、ハートの前で重ねた。 私の中の内なる女神性も、開花させるように☆

 ・・・写真を撮っていたら、警備のおじさんがニッコリ笑って、私とムスタファを指で示しながら、「ネフェルタリとラムセス2世」と言っていた。(ぽりぽり^^;

 ここで、あのおじさんに会った。(!) 前回、大神殿でアンクの儀式を教えてくれた人。あの時は、ありがとうございました〜。ちゃんとお礼を言えていなかったことが気になっていたので、ここでチップとして渡すことにした。(良かった〜)
 
 スピリットが、そのおじさんを通して、私に伝えてくれていた。 おかげで、生命の鍵を開けたことを、自分でも感じることが出来ていた。そして今回は、神殿と同じアンクを授かることになり、それによって完全に一つになれたこと。 そしてこれからは、このアンクによって、いつでもどこにでも、同じ場を創り出すことが出来るようになった。 ・・・ 今でも、祈りのときに使って、そのことを実感として感じています。(^^)

   

 二つの神殿の前で、アンクを持ってパチリ♪  ちょうど、良い時間になったね。 ここで、ゆっくり過ごせて良かった。ハートもいっぱい満たされた感じ☆

   

 まだ少し時間があったので、ホテルに戻って、(二人の愛のような)甘〜いミルクティーを飲みながら、一息ついていた。 
 この後は、コンボイで移動。車の中では、ノリの良い音楽が掛かっていた。ヒンドゥによると、エジプトで一番人気があるシンガーで、彼の歌には深いメッセージが込められているとのこと。(ほ〜っ) その音楽を耳にしながら、ウトウトしていた。

 アスワンで休憩タイム。同じレストランへ入った。またまたナイル川を眺めながら、しばらくリラックス。 グアバの生ジュースが、濃厚でおいしかった〜♪
 エジプトのデザート、オムアリーをオーダー。パイ生地に、ミルク風味でココナッツやレーズンが入っている、温かいスイーツ。 ムスタファは気に入っていたみたい。
 私は、フルーツサラダが気に入った。中の芯まで真っ赤になっているストロベリーが、とってもフレッシュでおいしかったなあ〜。 またまた甘〜い気分に♪ (うふふ)

   

 リフレッシュしたところで、ルクソールに向かって移動。次の準備も兼ねて、車の中で今日の統合を。

 さあ、とうとうルクソールに着いたよ。今回のホテルは、ルクソール神殿のすぐ真ん前にある。どうやらここも、新しく改装したばかりみたいで、外観も内装も素敵。 名前の「SWISS INN」にピッタリな雰囲気。
 お部屋は、色合いが可愛く、バスルームのタイルにはお花模様も。わ〜い、私好みだわ〜♪ (実は見かけによらず、少女趣味なところもあったりして。えへへ)

 チェックインしてすぐに、カルナック神殿のショーへ。この日は英語だったから、たくさんの人が並んでいた。 
 神殿の前でスタンバイしたところで、アフメッドから電話が入った。絶妙なタイミングだったので、何かと思ったら、ちゃんとヒンドゥに付いて行かないといけないと、いきなり叱られる私。 ヒンドゥに電話したとき、いつも離れて、どこかに行っているということで・・・。(ははは^^; それにルクソールは、去年遊んでしまった場所だということも憶えていたようで。 心配性なダディとマミーなのでした。(笑)

   

 解説が始まって、ムード一杯で盛り上がっていたら、私たちのすぐ傍にいた犬が、いきなり遠吠えをした。一緒に唄っているような感じで、ずっと続けているので、みんな大ウケ状態に。(^^) そして、その後も付いて来ようとする。動きを見ていると、ちゃんと何かを感じているみたい。 これだけのたまゆら状態なので、それもわかる気がしますね〜。

 神殿のそれぞれのスポットに、スクリーンのように映像が映し出され、物語が始まっていく。その中を、みんなで歩きながら周るから楽しい。

   

 最後は、「聖なる池」の前に座って締めくくり。ここで、私たちは待ってましたとばかりに、ゴソゴソと袋から取り出す。
 移動中に、思いついてテイクアウトのオーダーをしておいたのだ。みんなも一度は食べてみたいと言っていたコシャリ。エジプト名物で、地元にも観光客にも人気があるというファーストフード。ご飯にパスタ、ひよこ豆やレンズ豆に玉ねぎが入ったものに、トマトソースやお酢などのソースを混ぜ混ぜして食べる。
 Sサイズでも良いかと思ったけれど、ヒンドゥママから小さな子供用だと言われて、Mサイズにしていた。それでも、いざ食べてみると結構ボリュームがあって、何とか頑張っても半分も食べることが出来ず、それ以上はギブアップ。ふ〜っ! 
 一度食べたら病みつきになると聞いていたけれど、・・・ 私は一度で満足しました。(笑) 

   

 ここでは、外からコーランも聴こえていた。明日に備えて、一緒にお祈り。 御挨拶も終えたところで、明日はファラオたちの眠る地へ・・・☆