[聖なる旅] [2007セドナ編]  [2008エジプト編]


聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

                                                               Page 6

 3月 14日
 今日から、ナイル川に沿ってエジプト南部エリアへ。アフメッドが、スーツ姿で迎えに来た。(!?) 空港内に入るときは、ガイドはスーツ着用という規則があるそうだ。(ほ〜っ) それで送迎担当だったシェリフは、いつもスーツ姿だったのよね。だから、サファリでラフな格好をしていたときは、違った印象に見えていた。・・・実は思っていたより、随分と若かったことも発覚したりして。エジプト人は、みんな大人っぽい。(^^)

 国際線の出発タイムと重なったので、入り口が少し混んでいた。早めに入っていたので、後はゆっくり。手続きの後は、アフメッドとバイバイして、ヒンドゥちゃんと交代。 今日から、またよろしくね〜♪
 搭乗口で待っている間、近くに座っていたおじさんが、ピーナッツをお裾分けしてくれるなんてことも。(うほっ) アスワンは、ピーナッツが名物らしい。確かに粒が大きめで香ばしかった。(^^)

 国内線のエアラインは、言わずと知れたエジプト航空。そう、ホルス神なのです〜! 隼のホルスちゃんに乗って、神殿巡りのスタート。 ゴールドマークのホルスちゃんも ニッコリ♪

   

 1時間半ほどで、予定通りに到着。アスワンは、かなり暑いはず・・・が、涼しい!? 普通だと、この時期でも30℃は超えるそうだけど、この日は23℃ぐらいになっているとか。それは私たちにとって、ラッキーかも♪ ・・・ 太陽神さま、ありがとうございます。(ぺこりん)

 この日は、アスワンのイメージでブルーの服を選んでいた。すると、リカちゃんや服部ママ、Yokoちゃんも同じくブルー系統に。
 空港に着いたところで、蝶々マークのバスが目の前に。 そういえば、去年もアスワンで目に入っていた。(エジプト編 Page 8) やはり、この後には次の「変容ートランスフォーメーション」が待っているのね。(うふふ)

   

 チャーターバスに乗って、アスワンハイダムを眺めながら走った。青い空に、青いナセル湖がキラキラ。緑もお花も鮮やかで、南国風の景色が広がっている。

 まずは、切りかけのオベリスクに御挨拶を。 途中で放置されたおかげで、どうやってオベリスクを造っていたのかを知ることが出来たという。こうして残されたものにも、無駄なものはないのですね。 オベリスクの土台から見ると、立っている姿を想像することも出来る。世界最大のオベリスクだけに、横たわっていても、近くで見ると存在感と迫力がある。

   

 太陽神のご神体であるオベリスクの周りで、瞑想も兼ねてしばらく座っていた。後ろには、日本人ツアーのグループも。

   
 
 ランチは、前回入った場所をリクエスト。ナイル川に浮かんだ、雰囲気の良いレストラン。(アスワンムーン) ランチタイムを過ぎていたので、テーブルも空いている。ナイル川を眺められるように、セットしてくれた。きゃっ素敵♪ 

 去年も来たことを話すと、グループということもあって、特別オファーを出してくれた。 選んだメインメニューに、前菜やサラダ、デザートを付けたお得なセットとして。 
 濃厚な生ジュースのドリンクで生き返る〜。待っている間は、アエーシのパンにタヒニやハモスのソースを付けてパクパク。 メインは、シーフードのタジン(壷焼き料理)をチョイス。あまり癖もなく、日本人の口にも合いやすい。 パンやライスと食べるとGOOD。 ここのタジンは、すでにライスも一緒に煮込んでいた。ムスタファのピザと、野菜の入ったコフタも味見して。 

   

 ナイル川を眺めながら、のんびりしていたら、すっかり予定より遅くなっちゃった。(ほほほ) ホテルは、ここから歩いてすぐ。去年と同じところにしたら、この間にすっかり新築のように改装されていた。まあまあ♪ このホテルは、ロケーションの良さで選んでいたのだけど(&イシスという名前も。)、確かにあの時は、ちょっと中流っぽい感じもしていたかな。
 それが見違えるようにリニューアルされ、全体のトーンがピンクベージュにマジェンダで、まさに私好みの雰囲気に。(わ〜い♪)  ・・・私たちも、去年からバージョンアップしたということで。(^^) イシスさまも、ありがとうございます☆
  
   

 では早速、ファルーカに乗りましょう〜♪ このホテルの前から、出ているので便利。v(^^)v ちょうど良い時間になってきたよ〜。ファルーカは、夕暮れ時が最高!と聞いていたので、今年は絶対にその時間に合わせようとプランしたのだった。

   

 有難いことに、この日は風も吹いているのでバッチリ! 風の流れに乗って、白い帆掛け舟でゆらゆら〜。 
 前回とは別コースで、キッチナー島の周辺を回ってもらうことにした。 その島は、全体に熱帯植物が茂っていて、島全体が植物園のようになっている。

 私たちの船長さんは、ヌビア人の親子だった。お父さんは、穏やかでとっても優しい顔をしていて、その存在感というか、少しはにかんだ笑顔に癒される感じ。(^^)



   

 息子さんが、ヌビアの歌を唄いながら、踊り始めた。わ〜良い感じ〜♪ (パチパチ) そして、私たちも輪になって、一緒に踊ることに。 またまたダンスタイム スタート! 今日は、ヌビアンダンスだよ〜。 イエ〜イ♪
 
   

 ファルーカ最高! 音もなく静かに、風の揺れに任せながら、ゆっくり進んでいく。その自然と一体になっている感じが良い。 去年はボートだったから、その違いも良くわかる。
 それに、この夕暮れ掛かった雰囲気がたまらない。(ロマンティックなの〜。^^) 金色に染まった空が、ナイル川にキラキラと反射して、その光が私たちを包み込んでいく。
 
   

 息子さんが、何やらバッグの中から取り出していた。お〜っ、何だ何だ!? 木製の人形やペティナイフに、アクセサリーも。 わ〜わ〜! ヌビアンの手作りグッズだ。 一斉に、周りに集まる。(笑) 

 どれも、ヌビアンオリジナルになっていて、ちょっと他では見ないようなものばかり。手作り一品なので、その中から自分に合うものを選ぶ。みんな一気に、興奮状態になっちゃった。女の子だものね〜。(ほほほ) 



   

 私はまず、ラクダさんの骨(!)で造ったという白いペティナイフと、白檀の良い香りがするサンダルウッドのペティナイフ。・・・ラクダさん模様で、現在活躍中で〜す。

 それに、象さんの歯(!?)で造っているというネックレス。これが独特の輝きがあって素敵。何かシンボルのようなものも彫られていて、どこかで見たと思ったら、去年最後にアフメッドから貰ったスカラベのペンダントと同じ模様だった。どうやら、イスラムのシンボルだったらしい。

 いろいろな色があって、私はゴールド色と、ピンク系、イエローグリーンの3つを。 まとめて買ったら、ちゃんと安くしてくれた。(へへへ) 

 仮に同じものでも、その土地、その場で買うことにも意味がある。そして、どの人の手を通して買うかということも。それが、その土地の磁場と、その人たちとのエネルギー交換になるから。 だから、本当は何でも良かったのだけれど(笑)、今ここで、この人たちから買いたいと思ったのでした。(^^)

 空は、淡いピンクパープルに染まっていた。 この間ムスタファは、お父さんと二人でお話していたみたい。ちょうど見えていた小高い丘の上、貴族の墓や修道院のある辺りのヌビア人エリアに住んでいるということで、今度来たら是非家にステイしてほしいと、連絡先まで教えてくれたとか。(まあまあ!)  どこに行っても、すぐに現地の人から家族のように思われる、ムスタファなのでした。 ・・・ これから、その本領が、ますます発揮されることに。(笑)

   

 私たちのホテルも見えてきた。 ライトアップされた夜景が、ナイル川に映し出され、またまたロマンティック〜♪。(うふっ) 
 
   

 その後は、夜のアスワンを散策しようかな〜。ホテルからすぐ近くに、スークがある。アスワンのスークは、治安も良くて安いと聞いていたけど、去年は遅い時間に着いたので行けなかったのだ。

 お出掛けの準備をしていたら、ヒンドゥが部屋に来た。心配だから、一緒に付いて来てくれるという。それも良く話を聞いてみると、私から離れないで、ずっと付いているようにとアフメッドから言われているとのこと。 まあ、他のメンバーならわかるけど、私ですか!? 
 でも、ヒンドゥは疲れているように感じたし、まだ数日あるので、とてもこんな時間まで付き合ってもらうことは出来ないと思った。むしろ私としては、彼女のほうが心配だったし。
 それで、私のことならムスタファも一緒だから大丈夫ということで、ゆっくり休んでもらうようにお願いすることに。・・・親を説得して、外出許可をもらう娘の気分。(笑)  何とかわかってもらったものの、帰って来たら部屋にいるから声を掛けてと言われた。そのまま休んでもらって良かったのだけれど、とっても責任感の強いヒンドゥちゃんなのでした。(^^)

 お出掛け組と集まって、いざスークへ。人通りも結構あって、地元の人たちのほうが多い感じ。 ローカルなお店も覗きながらブラブラ歩いていたら、モスクらしき建物が出てきた。 どうやら少し行き過ぎたみたいで、引き返す。(ほほほ) 
 途中の通りから、横道に入ったところに出てきた。 カフェでシーシャを楽しむ、おじさまたちも登場。

   

 日本人とわかるや否や、「山本山〜」「バザールでござ〜る」などのお決まりの言葉を掛けられる。さらには、「そんなの関係ねえ〜」に「ウイッシュ!」までも。 ほ〜っ、それはまた最新版じゃないの! と、みんなで感心したりして。(笑) おまけに、もっと新しいのはないかと尋ねられたり。まあ、みなさん勉強熱心で。(パチパチ。笑)

 この旅では、初のショッピングタイムなので、まずは一通りチェック。ペルー組は慣れていると思うけど、初めてのメンバーは露店交渉の練習として。(^^)  ここは、ノリの良い若いお兄ちゃんたちが多い。私もまだ買い物する気分ではなかったので、顔用の日除けスカーフだけを探すことに。 イメージ通りの薄手でブルーのものが見つかり、半額以下まで負けてくれて、めでたくゲット。

   
 
 その間、ムスタファはいつのまにか、男の子たちのグループに囲まれていた。(!?) 何だか、みんなで楽しそうに話していて、一緒に写真まで撮っている。 彼らは、カイロから来た学生たちのようで、ムスタファを現地(アスワン)の人と思って声を掛けてきたらしい。(ははは) その中に、彼らの先生もいた。(ムスタファの隣に) そこに私たちも加わって、撮影タイムに。
 最後には、「途中で何か困ったことがあったら、いつでも連絡して」と、ムスタファに連絡先まで教えてくれていた。 とっても純粋で良い子たちなのでした。(マル) ・・・ 私も同じように前回の旅で、行く先々で出会った人たちに、親切にしてもらったことを思い出した。 エジプト人万歳! (^^)

   

 最後に、ペットボトルのお水を調達。ローカルなお店だけあって、カイロよりも半額ぐらいで買えた。 ホテルに帰って、みんなで一旦集まって、ヒンドゥに報告してから解散。 お部屋に戻ってしばらくしたら、再びヒンドゥちゃんがノック。 「この後は、もう眠るの? どこにも出掛けない?」と最後の確認が・・・。(ほほほ)  は〜いママ、ちゃんとお休みしま〜す。(笑)