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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 10日
 お部屋に入って荷物を開き、シャワーを浴びてベッドに入ろうとしたら、すでにお空が明るくなってきた。ホテルへと移動していた時間は、エネルギーの入れ替わるゴールデンタイムだったのだ。(パチパチ) おかげで、またまた頭もクリスタルクリアで、眠れそうになかった。(ほほほ) 

 1日目の今日は、出来るだけスタートの時間を遅くするようにした。出発までまだまだ時間があるので、そのまま横になって、お空を眺めながらアポロちゃんでリラックス。

 このホテルの朝食は、お楽しみ♪ フレッシュなイチゴやメロンなどのフルーツに、ナツメヤシやアプリコットなどのドライフルーツや、イチジクのシロップ漬けなどもある。それに、FAT FREEのヨーグルトをかけて、お好みで焼いてくれるオムレツやパンケーキを。パンもたくさん種類があって、チーズもフレッシュでかなり濃厚な感じ。普段は朝食を食べない私も、旅の間は朝と夜を入れ替えて、しっかり楽しむのだ〜。(えへへ)

 出発前に両替に走り、戻ってきたところで、アフメッドも待っていた。ガイドとして、ヒンドゥという若い女性も。今回の旅では、ガイドは必要がないと思ってお願いはしていなかったけれど、彼が手配してくれていた。・・・そして、そのヒンドゥちゃんにも、すっかりお世話になることに。(^^)

 スタートは、やはりオールドカイロでしょう。宗教の中心地にもなっているので、RAINBOW TOURとしての最初のご挨拶をしておかなくっちゃ。去年は、自分たちで地下鉄に乗って行ったのよね。それはそれで面白い体験だったな〜。(エジプト編 Page2) 今回は、ラクラクバスで移動。



   


 
 まずは、エル・ムアラッカ教会で、金色のオーラを放っているマリア様とのご対面。白亜の礼拝堂の十字架の形が可愛い♪ 左右対称でゴッドクロスと同じなのだ。ご挨拶のお祈りをした後、最初の集合撮影をパチリ。

   


 
 前回は気づかなかった、イエス様の壁画に目が留まった。(写真下右) イエス様が、光だけのシースルー状態で描かれている。(!) 肉体のある状態ではなく、光として現れているということ。いつの時代なのか、それが壁画として描かれているとは・・・。

   

 わ〜! レインボーバスが、私たちのすぐ横を。(うふふ) 地下道を通って、聖セルギウス教会(別名アブサルガ教会)へ。前回は何も知らないで写真を撮っていたけれど、どうやら駄目だったらしい。(ほほほ^^;) ・・・なので、ここは入り口の写真のみ。

 この時点で、グループ全体の足元が浮き上がっていることに気づいた。始まったばかりだから無理もない。アフメッドとヒンドゥの二人は、いつものツアーのように、当然のお仕事をしてくれているのだけれど、このままだったら説明を聞いて写真を撮って出るという、普通の観光ツアー状態になってしまう。


   

 それではRAINBOW TOUR としての目的は果たせない。ただ周りの流れに合わせていたら大変。 ここで、私たちのあるべき流れに変えるべく、みんなを集めてグラウンディングを。そして、お祈りも兼ねて、内なる自己の中に入れるように瞑想タイム。

 すると、礼拝堂の中の空気も変わり、静かになって人も少なくなっていた。しばらくしたら、鳥の鳴き声が響いた。ノアの箱舟の天井を見上げたら、私たちの上を鳥が舞い、窓からは明るい光が差し込んできた。
 そう、こうでなくっちゃ。違和感を感じたら、自分で変換させていくことも必要。私もここからは、ただ任せるのではなく、本来の通りに示されてくる導きに従って動くべく、二人にも合わせてもらうようにした。

 礼拝堂の奥へ。その階段を降りた地下に、聖家族の三人が数ヶ月の間、隠れて過ごしていた部屋がある。私たちが、今こうして立っているところに・・・。そのことを思うだけで、胸が一杯になる。再び来れたことに感謝しながら、みんなで祈り、光を送らせて頂いた。
 思いを残しつつも部屋を出ようとしたところで、ポストカードがあることに気づいた。何と、そのカードには地下室の写真が映っていた。(!) ・・・人の波に押されていたら、気づかずに通り過ぎるところだった。(ほっ)
 こんな風になっていたのね・・・。一般には入ることは出来ないけれど、きれいに保存されているみたい。 こうして写真でも目に出来たことで、より聖家族の存在がリアルに感じられた。(じ〜ん)  ありがとうございます☆

   

 続いて、ベン・エズラ・シナゴークへ。ここでもモーゼの祈りによって、奇跡が起こされていたとのこと。(お〜っ!) 壁面は、イスラム教と同じアラベスク模様で、全部ハンドメイドで作られている。・・・帰国後、高熱を出すプロセスが起こった切り替えの日、28年に一度の「太陽の祝福」の祭典が、このシナゴークでも催されていたのでした。(Diary172

   

 ご挨拶の三社参り(^^)を終えて、お待ちかねの「考古学博物館」へ。中庭の中央にある池には、古代エジプトの象徴である、ロータスとパピルスが仲良く。ここのスフィンクスは、どこか女性らしく品があって好き♪


  私たちを見下ろしているかのような、入り口の頭上の像は、目力ビンビンで美しく存在感がある。(写真下) 博物館内は、私たちだけで周ることに。ガイドブックを参考に、後は足が向くまま。 さあ、今回は何が観れるかな〜。

   

 まずは、ツタンカーメン秘宝のお部屋にまっすぐ向かうつもりが、ぐるぐると歩かされた。あれれ〜、この前のときは何も迷うことなく、自然と辿り着いていたのに!?

 >写真は撮れなかったので、以下の画像はお借りしています。
 その前に、ツタンカーメンの実物大の二体の「カー(霊)」像にご対面。王墓を守るように、玄室の入り口に立っていた。改めてみると、私とほぼ同じぐらいの身長みたい。

 瓦礫の中から発見されたという、小さな頭部の像もあった。これも、もしかして実物大なのかしら。(!?) まだあどけない少年のようにみえた。ロータスの台座は、あたかもロータスの花の中から、ツタンカーメンが出現したのを表しているかのよう。

 出ました、黄金の玉座。私のお気に入りの一つ。若きロイヤルカップルは、ラブラブモードで素敵なのだ〜♪ (うふふ) 
 よ〜く見たら、二人の頭上に降り注いでいる太陽光線の先は、手になっていた。(ほ〜っ) ・・・ この香油塗り塗りの姿が、帰国後に別の意味を持ってくるのでした。(うふふ)

 続いて、黄金のツタンカーメンの厨子。4重になっていたというから凄い。体を保護するイシス、ネフティス、ネイト、セルケトの四女神が、顔を厨子に向けて、両腕を広げて保護する姿勢で立っている。厨子の正面には、イシス女神が位置している。 その内部に、ミイラの内臓が保存されていたという、アラバスターのカノポスの壷も。

   

 その辺りまで見てから、無意識に引き返していたけれど、秘宝のお部屋はそのすぐ先にあった。でも、この時の私たちは、その前に歩いて準備をする必要があったようです。(グラウンディング パート2なり。^^)

 そうして、何とか13人の準備が整ってから、ようやくツタンカーメンの黄金のマスクとご対面に。(ふ〜っ) 一年振りとはいえ、このマスクを目の前にすると、しばらくは言葉が出ない。妖しいまでに、神秘的なパワーと光で輝いている。
 この黄金のマスクが、少年のような顔をしたツタンカーメンの中に秘められていたパワーを、表しているように思えた。そして、そのパワーは、ある存在から受け継いでいるということも・・・。
 去年の夏に、弥山で三度続けて現れた、トカゲさんのことも思い出した。生きて動いているだけに、凄くリアルだった〜。(宮島 弥山編 Page3

 黄金の棺や数々の宝飾品も、じっくり眺めていった。この間は、団体もいなくて意外にも人も少なかったので、一つ一つを時間を掛けて観ることが出来た。遠回りしたのは、その時間調整もあったのかも。(^^)

 続いて、ミイラ室で生ファラオさまたちとのご対面。(ドキドキ) ミイラは、この前とは並ぶ位置が変わっていた。再会を楽しみにしていたのは、まずハトシェプスト女王。出発前に、ディスカバリーチャンネルで、ミイラ発見の特番を見ていた。 ミイラとしては、一番美しい表情をしているセティ一世。 部屋を出た最後のミイラがラムセス二世で、隣には13番目の息子のミイラも。(彼も良い顔をしています。^^) ここでも、じ〜っくり時間を掛けて、ご挨拶&心ゆくまでの対話を。(うふっ)

 その後、目指したのはアクナテン(アクエンアテン)の部屋。初めて訪れたときに、他のファラオとは違う、何かまた特別な、ある意味において異質なまでのパワーを感じていた。そして、その意味は帰国数ヵ月後にわかることになった(Diary159)。 
 頭の形、体型、顔つき・・・特に目元から放たれているパワー。ここでまた対面して、彼がシリウスからの異星人というのは、素直に信じられた。その息子であるツタンカーメンと同様に・・・。

 その二人だけではない。この間に、妻であるネフェルティティの存在を、近くに感じることが多かった。夏に立ち寄った台湾で(カナダ編 Page1)、カナダのイタリア人の友人の部屋で(Page8) と立て続けに・・・。 
 ネフェルティティは王妃として以上に、王宮の中では高い地位にあり、かつては王だけの務めだった特別な儀式でさえも、執り行っていたとされている。それだけの力を持っていたということなのでしょうね。そう、彼女も同じ星から。・・・私も、そう感じている。

 でも、まだ他にも何かあるように感じていた。それぞれの像を眺めながら、それは何だろうと思っていた。そこで、壁一面に描かれていた絵に、目が留まった。そして、その部屋を出たときに、その絵の石版のようなものが展示されているのを見つけた。

 その絵は、アクナテンが太陽神であるアテン神を崇拝している姿が描かれていた。両手にはパピルスを捧げている。その後ろに、同じくパピルスを持ったネフェルティティ(頭には二本の角と太陽円盤)と、二人の娘たち。アテン神は、太陽円盤として光を降り注ぎ、その光線の先が授けるものとしての手の形と、永遠の生命を与える象徴としてのアンクになっているという。・・・黄金の玉座の光も、アテン神だったのですね。
 私は、この絵に強く惹きつけられた。・・・この絵には光が溢れているのを感じる。見ているだけで、私も同じ光を受け取っているかのように、私の中から熱くなっていた。そして、旅の後半で再び出会うことに。(Page 11
 他にも、アクナテンと家族を描いたものが多く残っているという。それは、信仰していたアテン神が、愛と慈しみの神であったからと言われている。・・・

 アヌビス神も、こんにちは〜。このシャープな感じが、たまりません。オシリスさまにもよろしく。(^^) テラちゃんは、書記像に対面して過去生がわかるなんてことも。(ふふふ) 
 お初のナルメル王のパレットも印象的。このパレットには、上下エジプトの戦いから統一へと向かう様子が描かれている。先導するハヤブサのホルス神に、ハトホル女神も上から見守っているかのよう。

 最後の締めは、お約束のレプリカのロゼッタストーン。 お隣のカフェで待ってくれていた、アフメッド&ヒンドゥと合流して、レストランへ。今日は出発がゆっくりだったので、遅めのランチタイム。
 同じく「アラベスク」へ入ることに。フレッシュなマンゴージュースがなかったのは残念だったけど、モロヘイヤスープにマハラベイヤのデザートを。

   

 ホテルに戻ってから、オフィスコーナーでインターネット。 出発直前に変更があったので、イタリアのエージェントに連絡。 そうそう、早速みんなににもエジプシャンネームを付けてくれた。ちなみに、柾至はムスタファ。エジプトでも現地人みたいに見えてくるから、違和感がないかもね。(ぷぷぷ) ・・・この旅では、カメラマンとしてカシャカシャ。 おかげで今回のレポートは、写真が満載になりそう。(^^)

   

 とりあえず三社参りと、ファラオさま達にもご挨拶が出来た。明日からの三日間は、お楽しみのサファリツアーだよ〜♪ (イエ〜イ!)