| ９月 ６日（満月 ＰＡＲＴ ２） | ||||||||||||||
| 続いては、王妃の谷へ。 ここは初めての訪問。王家の谷から、１５分ほど奥に入ったところにある。同じく写真撮影は禁止。 王妃の谷には、あのネフェルタリのお墓があるけれど、一般公開はされていない。でも実は、特別入場として入る方法が一つあるという。その入場料は、何と５０００ドル！！ 冗談かと思ったら、本当らしい。これは１人で入っても、グループでも同じそうだから、集団で入れば１人分は安くなるそうだけど・・・さすがに、誰も入りたいという人はいなかった。（笑）  それはそれは美しいお墓のようで、新しく描かれたばかりのように、鮮やかに残っているという。さすが、ネフェルティティと並んで、エジプトを代表する美女のお墓。 ここでは、近くに来れただけで満足するとしましょう。（＾＾）（お借りした画像より） 右下の壁画は、ネフェルタリが、ハトホル女神に香油を捧げているところ。 本当に美しくて素敵〜♪ ラムセス２世の深い寵愛を受けていたはずです。 代わりに香油を使って、あやかりましょう〜。（ほほほ） ・・・ 奇しくも、このレポートを書いている月のヴィーナスオイルは、ネフェルタリになっていたのでした〜。（ブログにて）
入れるのは、ラムセス３世の王子アメンヘルケプシェフ墓と、カエムワセト墓。どちらも小さいけれど、比較的きれいだった。ここまで来る人たちは少ないようで、売店もガラガラ。何も買ってないけど、お兄さんがプレゼントとして、小さな王妃の人形をくれた。（えへっ） 最後は、王家の谷の門番になっている、メムノンの巨像さんたちに御挨拶。ご苦労さまです〜。ファラオたちに感謝をして、ルクソールにもお別れを。
港に着くと、クルーズが移動していたので、戻ってくるまで散策。そこで、真ん前にあったパピルスのお店へ。昨日カルナック神殿から出るときに、ショーウインドーで「昼の書と夜の書」が目に入っていた。 あの時は時間がなくて買えなかったけれど、ゲットしたいと思っていた。それも、さっき本物を目にしたばかりで、タイミングも今がベスト！ お店のお兄さんに探してもらったら、大小幾つか出てきた。やった〜♪ その中から、手頃な大きさで鮮やかな色合いのものを選んだ。ついでに他のものも見ていたら、ひと目惚れしたものが！ それは、クレオパトラだった。ゴールドが基調になっていて、全体が浮かび上がってみえる。きりりとした目元と表情が何ともいえず、そのリアルさに思わずじ〜っと眺めてしまった。 神殿にある壁画を描いたものらしいけれど、またビシビシと伝わってくるものが・・・。これは手にするべし！ ということで、一緒に買うことにした。 ・・・ その絵が、また後で関わってくることを感じながら。
そうこうしている内に、時間が経ってしまっていて、クルーズが出発する時間になっていた。(！) ちょっと焦っちゃったけど、ギリギリセーフで間に合った。（ふ〜っ） 全く、ほんの数分でも時間に無駄がないのね。（ははは） お部屋に戻ると、ベッドの上でハート型になった鳥さんがお出迎え。こういう心使いが、またうれしい。 船も、いよいよ動き出したよ。窓からは、動く絵のようにみえている。 暑かったけど、シャワーを浴びてスッキリ。 ひと息ついてから、ランチタイム。朝早くから動いていたので、良い感じでお腹が空いていた。 すると、何とランチもコースになっていた。わ〜い♪ パンにつけるディップも、昨日とはまた違っていて、さっぱりしたヨーグルトソースや、卵を使ったソースも。ブロッコリーのスープは、とってもクリーミー。アペタイザーは、グリルした茄子にモッツレラチーズとガーリックソースが効いて、フレッシュハーブが中にたくさん入っている。
メインは、フィレのお魚をチョイス。下にはクリーミーなマッシュポテト。ソースは少しスパイシーだけど、お魚に合っていて良いバランス。デザートは、ナッツとクリームが入ったブラウニー。その上にチョコアイスが載っていて、甘さ控えめで超おいしい。 どれも、またきれ〜いに食べちゃった。あ〜満たされる〜♪ ・・・ また例のスタッフさんが、写真撮ってくれた。（えへへ）
お部屋に戻ってから、横になって日記を書いていたら、そのままウトウトして眠っていた。はっと気がついたら、１６時前近くになっている。いつのまにか２時間近く眠っていたみたい。 お昼寝するなんて、日本での生活では、まず考えられないので、とっても贅沢な時間を過ごさせてもらっている気がして、これもまた幸せ♪ それに、朝早い時間に動いて先にやることを済ませていたので、暑い午後からは涼しい船内でゆっくり過ごせるしね。（うふふ） 窓の外をみたら、ゲートを通るところだった。これが、エスナの水門だ。どうやら、しばらく停泊していたみたい。その間に、小舟に乗ってガラベーヤなどの行商をする人たちがいて、船の上からやり取りをするのが、クルーズの一つの見せ場にもなっていると聞いていた。 再びゆっくり動き出して、水門をくぐった。次のゲートをくぐり抜けた感じ。（イエイ！） 寸前に目が覚めて良かった〜。ハイアーセルフちゃん、起こしてくれてありがとう。（＾＾）
１６時半からはティータイムになっていて、ラウンジで飲み物が用意されていた。紅茶を頂きながら、スタッフの男の子と話していたら、船のマネージャーさんがやってきた。 リチャード・ドレイファスに似た感じの人で、クルーズの感想やら、私の仕事にも興味を持って尋ねてきたりして、しばらくお話していた。 クルーズのサービスやプログラムには、かなり気を配っているようで、スタッフのマナーが良く、感じが良いのも納得。
また良い感じで、日が暮れてきたよ〜♪ ちょっとロマンティックな雰囲気。（きゃっ） この後は、夜のお楽しみタイムへ。 |
