[聖なる旅] [2008エジプト編]  [RAINBOW TOUR 2009] [Page 1]


聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 アトランティスの封印を開く旅 〜



2009.9.1〜9.14
                                                                                

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 9月 4日(PART 1)
 イシスのベッドで休んでいると、大きく広げた羽に包まれているように感じていた。午前1時半に、エドさんと待ち合わせて出発。今回もガンダロフ・・・じゃなくて、ここではモーゼの杖(^^)を使いたいと思い、再びカトリーナプラザへ。ところが、もう杖のレンタルはしていなくて、古いものは処分してしまったそうで、新しいのを買うしかなかった。(あらあら) レンタル料金の何倍かになるから、一度使うだけで勿体ない気はするけれど、モーゼの杖は是非お供にしたい。ということで、ゲットすることにした。(へへへ) ・・・ 新品ピカピカだったので、そのほうが良かったみたい♪

 駐車場のある出発口へ。このパッケージでは、ホテルが主催する登山ツアーに参加することになっていた。だから、どんなグループと一緒になるのか、何人で行くのかは、その時にしかわからなかった。他のグループと一緒だと、ペースも合わせないといけないけれど、今回はこのプランでしか手配出来なかったので仕方ないと思っていた。行けるだけでも良いと思って・・・。
 それが、この日はホテルからの参加は、私一人だったのです〜。わ〜い、やったね! 私には、とてもラッキーなことだった。そして、全て最善の状態で、調えて下さっていることに感謝した☆

 ベドウインガイドとラクダを手配してもらった。ガイドくんの名前は、ラマダン。前回お世話になったガイドくんと同じ名前ね。(^^) 年も同じ24歳で、子供も二人いるそうだ。エドさんの話によると、砂漠や山のほうに住む人たちは、15歳ぐらいには働き始め、18歳頃には結婚するという、昔からのパターンが今も一般的だとか。(ほ〜っ) それに対して、同じエジプトでもカイロのような町に住む人たちは、30代ぐらいで家族を持つ人たちが多くなっているとのこと。 日本や西洋と似てきたのね。

 今夜はここで、エドさんともお別れ・・・と思ったら、頂上まで一緒に来てくれるという。私一人だし、ベドウインガイドもいるから、ゆっくり休んでいてくださいと言ったのだけれど、心配なので付いて来てくれるという。あらあら、良いのかしら。

 今日は、ラクダさんもいっぱいいた〜。(わ〜い) ラクダのガイドは、16歳のアーデンくん。最初から、ゆっくりゆっくり行ってもらうことに。 暦の上では明日になっているけれど、お月さまは満月パワーがビンビン。 空を見上げながら、の〜んびりユラユラ♪
 夜空も快晴。お空には、オリオン座もはっきり見えていた。その下に、強い光で点滅している星(!?)もある。その光が、ずっと見守ってくれているように感じていた。 ・・・ (写真右) 今日も、精霊たちや高次の存在たちで溢れてます♪

   

 カシオペア座も見えた。そう、Mの形なのよね〜。(うふふ) 9月ということもあって、全然寒くもなく、少し涼しいと感じるくらいで気持ち良〜い♪ サイコ〜!! 
 エドさんとラマダンは、後ろから離れて歩いていたし、他に登ってくる人も少なかった。 し〜んと静まり返った空の下で、すっかり自分の世界に入って、浸っていた。 天空から降り注ぐ光を浴びながら、このシナイ山を一人占めしているかのように・・・☆

   

 3度目にして最初から乗れたし(笑)、約90分のラクダさんとの旅は、思い残すことなく充分に楽しんだ。もう、この時点ですっかり満たされていた私。(^^) でも、本番はこれからなのよね。(ほほほ) アーデンくんとラクダさんも、ありがとうね〜。・・・ 今気付いたけど、着ていたTシャツはペルーで買ったもので、ナスカのハミングバードの絵だった。(!) 

 歩いて登ってきたエドさん達も、ご苦労さま。カフェに入って、しばらく休んだ。エドさんは40代ぐらいの人で、ここに来るまでに、かなり汗をかいていて、申し訳ない気持ちだった。それが何と、この先の頂上まで来てくれることに。代わりにラマダンは、ここで待つことになって。(!?) 普通は逆でしょうと思うのだけど、途中で何かあったら・・・ということで。(まあまあ) 私は、よほど危なそうに見えるのかしら。(^^;

 トイレを済ませ、フラッシュライトを出してスタンバイ。時計をみると、3時半を回ったところ。お〜、最もエネルギーが高くなる時間だ! 石段の登り口まで、ラマダンに案内してもらって、そこからはエドさんと出発。 モーゼの杖を手に、ゆっくりゆっくり一段ずつ。そう、何も急ぐことはないのよね。
 初めて登ったときは、とにかく凄い人だったので、その波に流されそうになっていた。でも、この日は時間的にも早かったので、人も少なく、自分のペースで登れる。息が切れそうになる前に止まって休み、写真を撮ったり、周りの景色をゆっくり眺めたり。・・・ 月がゴールド色に輝いていて、さらにパワフルな光を放っていた。

   

 エドさんは、コーランの祈りの言葉を唱えながら歩いていた。今回は神聖なラマダンの時期に来ることになったし、初めての旅から温かく迎えてくれた、イスラムの創始者ムハンマドの存在を、ここでも感じていた。・・・
 1回目のときは、途中でトランス状態になってしまい、ガイドくんにほとんど引っ張りあげてもらっていた。(2008エジプト編 Page 4) 2回目の時は、はっきりと意識はあったものの、ガイドくんに腕を握って支えてもらいながら登っていた。(エジプト編 Page 14) でも今回は、自分の足(&モーゼの杖)だけで、一歩ずつ確実に進んでいた。周りの雰囲気を味わい、楽しみながら・・・♪

 そうして気付いたら、頂上まで来た。やった〜!! 空の色が変わり始めた頃だった。一時間ちょっと掛かっていたけど、タイミング的にはちょうど良い時間になっていた。 ・・・ 普通に登ると、30分前後と言われています。(^^) 
 そこから、あの三位一体の聖堂の前へ。すでに何組かのグループが待機していた。思ったよりも多くない。素早くベストスポットを探した。

   

 この場所は、なかなか良さそう♪ 見下ろしてみると、私たちが前回集まっていたのは、そのすぐ真下になっていた。頂上でも、それほど寒くはない。これなら、待つのも大丈夫。写真を撮ったりしながら、座って眺めていたら、右の空に何やら気になるものが・・・。 
 
   

 何だろう、あれは!? もしかして・・・(!)