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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 アトランティスの封印を開く旅 〜


2009.9.1〜9.14
                                                                                

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 9月 9日(後編)
 「999」の祈りとして、最後に向かったのはスフィンクス。過去2回は、写真を撮ってご挨拶しただけだった。車に戻って移動。まずは、お約束のカフラー王とのツーショットをパチリ。二つの間は参道で繋がっている。
 
 像のすぐ前にあるスフィンクス神殿と、隣接している河岸神殿へ。巨大な柱が立ち並んでいる。200トンもの石灰岩を切り出して建造しているという。 祈る場所を探してみたけれど、ここではないみたい・・・。

   

 列柱を通り抜けると、スフィンクスのすぐ近くに出た。お〜っ! やはり近くでみると迫力がある。正面からよりも、横から見るほうが断然良い!・・・・ 大抵のツアーでは、正面からの写真を撮ったら即移動のパターンが多い。
 真横からみると、本当に狛犬さんみたいになっている。何かとても大事なものを守っているのが感じられる。 その大きな足元の下に・・・・。

   

 この旅のプランをしている頃、瀬織津姫さまの他にも、何かメッセージがあるのを感じて、八大龍王さまのところに行った。(プラスワンの日) そこで出てきたのが、スフィンクスだった。(Diary180) その後で、ツアーのレポート中に入ってきた情報と繋がった。

 「スフィンクスは、アトランティスとレムリア両国の業績に関する、諸々の記録を収めたゴールドディスクを保管する目的のために設計された。スフィンクスによって護られた記録は、今日もまだ現存している。
 その中には、真実の意味で地球初期の歴史の各時代、それぞれに同調した波動と、ホログラフ化されたイメージが保存されている。・・・。」


 そこで浮かんできたのは、「スフィンクスが目覚める時が来た。」(!)。 スフィンクスにも様々な説があるけれど、この時ずっと響いていたのは、「再生・復活の神」であるということ。そのスフィンクスが目覚めるということは・・・!

 続いては、「アトランティスの封印を開く」。 「スフィンクスが目覚めると、アトランティスの封印が開かれる。」  そして、保管されているゴールドディスクから、必要な情報を受け取れるようにすることも。 同じく巨大なゴールドディスクが眠っているペルーの黄金の神殿(コリカンチャ)のことを思い出した。

  ”「スフィンクスは、二つの世界を繋ぐ目印」であり、封印の扉を開くと「天と地の全ての謎を解き放つ」” その前に伝えられていたことと、繋がった。そして、それは「再生・復活」の道へと進むためであると・・・。 
 それで、「再生・復活」の象徴である太陽の船に乗った後で、ここに来ることになったのですね。

 一人で、出来るだけ近くに行った。ここで私がすることは、光を送りながら祈ることだった。封印を開く準備は、すでにスフィンクス自身に出来ている。 ただ、地上に降りている神々と同様に、彼ら自身だけではそれが成し得ない。そこに媒体となる人間の、純粋な光を通した祈りが必要であること。 三位一体にならないと、動かすことは出来ない。 
 それに、何よりも再生・復活というのは、この地球に住む私たち人類のためでもあるのだから。 そう、ここでも私は媒体となるだけで良かった。きっと、そのための準備が出来たから、こうして呼んで頂いたのだろうから、それ以上のことは考えないで、やることをやれば良いのだと・・・。

 スフィンクスの目は大きく開かれていて、まっすぐに正面を見据えていた。その目は、遥か遠い先を見ているようだった。確かに、そこにいる。その存在感を感じながら祈り、光を送っていた。・・・
 
 ここに来るだけで良い、そこに行くだけで良い。その昔、あちこちの神社に呼ばれて回っていたときは、水に塩、土笛に五十鈴などを持って、その場で使いながらしていたことがあった。でも、ある時から、もう何も持たなくて良い。ただその場で祈り、光を送るだけで良いと、わかったことがあった。後でそれは、振動数が上がっていると、その場に行くだけで伝わるからだと知った。・・・ それでも、今回の瀬織津姫さまのお祀りのように、一つの型にして移す必要がある場合は、媒体の物を使うことがあります。
 また天界からの要請や、使命・天命などに関わる大事なメッセージというのは、第三者を通して伝えられることが多い。そうでないと、独りよがりになったり、自己満足で終わってしまう可能性があるからのようです。
 
 前回、アブシンベルで授かった「生命の鍵ーアンク」を手に握っていた。それ以外のものは、ここでは何も必要なかった。バッグに持っていた五十鈴は、ビジョンの中で鳴らしていた。 地下(保管庫)への入り口が、どの辺りにあるか、事前に情報も入っていたので、そこにもフォーカスしてビジュアライズするだけで良かった。 
 これでアカシックレコードと同じく、必要な情報はいつでも取り出せる。そう、その時に必要なだけで良い。それ以上の情報を手にしても、却って混乱を招くだけだから。 ・・・・ 最後に、頭を撫で撫でしているビジョンを浮かべ(^^)、守護神としての働きに感謝の光を送って出ることにした。 
 
> このレポートを終えてしばらくした後で、もう一つの意味も知ることになりました。(Diary 206

   

 ピラミッドとの間には、オシリス信仰の聖域であるオシリスシャフトもある。ちょうど、カイロに戻る時の機内雑誌(「HORUS(ホルス」)にも、記事が載っていた。中にある水路は地下水で満たされていて、その水はオシリスが肥沃と再生に結びついていることを象徴しているという。

 サミールのお店へ戻った。やっぱり、車とガイドさんを手配してもらって良かった。タクシーで行って、ピラミッド内は一人で回るつもりだったけど、ピラミッドエリアというのは、とにかく広い。歩けないことはないけれど、何しろこの暑さだから、途中でバテていたかも。 それに、帰りのタクシーの心配もなく、時間も無駄にならなかった。ガイドさんも、写真を撮ってくれたりして、本当に助かりました〜。 ・・・・ この間もサミールは大丈夫かどうか心配してくれていたみたいで、連絡を取り合っていたようです。(ぺこりん)

 お店に入ると、クーラーが効いていて快適。(ふ〜っ) まず、冷たいカルカデジュースを出してくれた。瞬時にリフレッシュして、生き返る〜♪ 続いて、アメンがマンゴージュースを作って持ってきてくれていた。わ〜い♪ 
 100%フレッシュで濃厚〜。そう、ちょうどこの時期のエジプトでは、マンゴーが旬になっていたのだ。うれしいなあ〜。ピッチャーにたっぷり作ってくれていたので、お代わりしながらグビグビ飲んじゃった。(えへへ)
 それにスタッフの人がターメイヤサンドを買って来てくれて、一緒に頂いたり。・・・ 彼らはラマダンの断食中なので、申し訳ないのだけど。(^^; もう、何から何まで至れり尽くせり。(ぺこりん) その後も、香油いっぱいのお部屋で、ゆ〜っくりリラックス。 自然界のエネルギーに癒されながら、充電中なり〜♪
 
   

 サミールが香油について、いろいろ説明してくれた。ほとんどの香油が、彼らの手によって作られていた。原料となるハーブ類もたくさん。 魔女の館みたいで、思わずワクワクしたりして。(うふふ) 作っているところも見せてくれた。(企業秘密よ〜ん。^^) 100%ピュアなので、そのまま口にすることが出来ると、ボトルから手にとってペロリ。(!) 市販されているものや、他のお店の香油では、それは出来ないと言っていた。

 そこで香油を扱うきっかけになったのは、ハトシェプスト女王のメッセージを感じたことからと話したら、この世で最初にアロマテラピーを始めたのは、ハトシェプスト女王だったと聞いて、また納得した。・・・・ そう、最初に貿易として、香木を輸入したのもそうでしたから。(ヴィーナス プロジェクトにて)

 種類もかなり豊富。単品だけでなく、オリジナルで調合されたものも多い。そこで、昨日のセッションで使った香油のことを知ることに・・・。 その香油は、イシスオシリスを復活させるときに使ったマジックオイルだったという。(!) 何と文字通りに、「再生・復活」の香油だったのです。
 マッサージするときは、その香油を溢れんばかりに塗布しながら、途中で一度拭き取り、また新しく加えることを何度か繰り返していた。 何て贅沢な使い方と思っていたけれど、そんな香油を使っていたとは・・・。

 「999」の日を迎える前に、ピラミッドへ入る前に、その準備をしてくれていたのですね。(はあ〜っ) 他にも、チャクラオイルというのがあった。それぞれのチャクラに対応させて創られている。マジックオイル同様に、そのレシピはチャネリングによるものだった。(!) 昨日、サミールの弟はパワフルなチャネラーだと聞いていた。彼らの家系は、代々ヒーラーであり、チャネラーなのだそうだ。その彼を、今日紹介してくれることになっていた。彼は、ひと目見ただけで、何でも見通してしまうのだという。(ドキドキ)

 マジックオイル(ヴィーナスエッセンスとして)とチャクラオイルは、もちろんのこと、他にも手にしたい香油が次々に出てきた。アメンのお店で、最初に使ったときも感じたのだけど、お馴染みの単品の香油でさえも、とても濃厚でバイブレーションが高いものになっている。その濃度も、何段階かに分けて作っているらしい。それによって香油の持つパワーも変わってくるから、その人の状態や予算に合わせたものを選んでいるそうだ。
 私には、帰るまでに合わせて、新しく作ってくれると言ってくれた。(わ〜い♪) 丸二日は掛かるということで、それも予定にピッタリだった。そうして、主な種類を選んだところで、サミールの弟(イブラヒム)がやってきた。(!)

 親しみやすいサミールとは、また少し雰囲気が違うけど、やはり僧侶のような感じ。目を合わせたら、そのまま互いに目を逸らせない状態になった。瞳のずっと奥をみられているのを感じた。(ダウンロード中のようです。^^) こういう人は、あまり多くを話さず、必要なことしか口にしないけれど、彼もそうだった。 なので、少し緊張してしまった。(^^; 

 私が泊まっているホテルでは、T/Cが両替出来なかったので、車で出来るところに連れて行ってくれることになった。「メナハウス オベロイホテル」 ピラミッドのすぐ近くに建っていて、このエリアで最も高級なホテル。写真は撮り損ねたけれど、全体がゴールドでキラキラしていた。両替には、かなり時間が掛かってしまい、一緒に待っていてくれたので、またまた申し訳ない。(ほほほ)

 お店に戻った後は、アメンが市内を案内してくれることになった。特に行きたいところは浮かばなかったので、適当にドライブがてら走ってもらった。シタデルからイスラム通りを抜けて、名前は忘れたけど有名なモスクの前でパチリ。

   

 この時間帯になると、暑くて外を歩いていられない。アスワンとかルクソールのほうが気温は高いのだけれど、カイロの街中はビルや車の排気ガス、アスファルトの照り返しなどで、余計に暑苦しく感じるのかもしれない。 それで、ホテルに戻ってシャワーを浴びることに。
 するとイブラヒムから、晩餐に招待したいとの申し出。 まあ〜♪ その上、タクシーで帰るつもりだったところ、イブラヒムが送ってくれることになった。(まあまあ!) そんな〜良いのかしら・・・と思いながらも、ここはお言葉に甘えることにして彼の車に。日本車の革張りシートにエアコンも効いていて、また快適♪

 そこで、彼が受け取ったメッセージについて話し始めた。・・・ まず過去生のことで、やはりアトランティスのことが出てきた。続いて、「イシスの娘」だったと。(!) えっ!? 思わず聞き返した。だって、イシスの子供は、ホルス神だけのはず。そして良く話を聞いてみると、いわゆるスピリチュアルドーターのことだったとわかった。 イシスから魔術を学んでいたのだという。

 そこで浮かんだのは、「マグダラの書」。2008年の初めての旅から帰った直後に、この本に出会った。その時点では絶版になっていたのに、新書を手にすることが出来たのだった。(!) そこには、マグダラのマリアからの福音と、ホルスの錬金術やイシスの魔術のことが書かれていた。マグダラのマリアは、イシスの一番弟子だったのだ。その後から、マグダラのマリアの存在も強く感じるようになった。スピリチュアルドーターとして言えば、マグダラのマリアは長女のような感じになるのかな。(^^)

 イシスから教わった弟子は、他にもたくさんいたはず。そう思ったところで、クレオパトラがイシスの化身であり、イシスの娘ともいわれていたことを思い出した。そして、ルクソールで手にしたクレオパトラのパピルスも。(Page 9) そう、クレオパトラにも惹かれるところがあった。今の私とは対照的な生き方で、激しさと情熱を持っていたところを。

 前回の旅から続いていたピラミッドでのイニシエーションは、イシス女神とホルス神からかもしれない。(!) それで、その前にイシスのマジックオイルで準備する必要があったのだと・・・。
 
 「カーを強化させればさせるほど、大きな磁力を生み出すことになる。・・・カーがより大きなエネルギーと光を、顕現または取得すると、その人の磁場が拡大し、イニシエート(秘儀参入者)の願望がより迅速に実現化する。」
 「私は、これ以上、このことについて述べることを許されていません。この実習の達成は、その人の力を著しく増大させることになるからです。行間を読むことは読者に任せます。もしあなたに準備ができていれば、どうするべきかわかるはずです。」 (「マグダラの書」より)

 この一説は、ヴィーナス プロジェクトのページに載せていた。カーを強化させるということは、ライトボディとして強化することであり、磁力を生み出すということは、振動数(バイブレーション)を高くすることだった。
 > さらには、このレポートを書いている前日、「魔法使いの弟子」を観に行っていたことも。その中で、魔術を使えるようになるには、振動(バイブレーション)をうまく使うことが大事だと教えるシーンがあった。・・・・

 イブラヒムには、オーラもチャクラの状態も見えていた。「まだまだ自分が思っている以上の力が眠っている。自分が思っている以上のことを、やることが出来る。それが、この先に待っている。そのためには、ルートチャクラをもっと活性化して行くと良い。それには、チャクラオイルが役に立つ。一日に1〜2回でも良いから、意識的に塗って行くだけで、後の必要なことはチャクラオイルがリードしてくれることになる。」

 そう言われて、またハッとした。お店でチャクラオイルの香りを嗅いだときに、ルートチャクラから仙骨にかけて、ムズムズしてくるような感覚を感じていたから。それで、チャクラオイルのパワーを感じ、絶対に持って帰りたいと思ったのだった。

 この話をするために、わざわざ送ってくれたのかもしれない・・・。そうしてホテルに到着。すると、帰りの道は渋滞になって時間が掛かるから、このまま待っていてくれるという。でもそんな・・・と思いながら、他にする術もないので、ダッシュでお部屋に。
 シャワーを浴びて、さっと髪の毛を乾かして着替えた。出来るだけ急いだつもりでも、結局30分以上は掛かっていた。それにロビーまで離れているので、5分以上は掛かっていたし。その間、何と彼はロビーには入らず、駐車場の車の中で待っていてくれたのだ。(あちゃ〜) 

 またまた申し訳ない気持ちで一杯だったけど、ここでは好意に甘えるしかなかった。お家に向かう途中で、果物屋さんへ。私がマンゴー好きとわかったので、ゲットしてくれることに。(わ〜い♪) &イチジクも一緒に。(えへへ)

 今回も思いがけずに、エジプトお宅訪問になっちゃった。(^^) 三階建てのビルに、家族が分かれて住んでいた。2階がサミール家で、3階がイブラヒム家という感じ。車から降りると、子供たちが待っていたかのように、手を振って迎えてくれた。
 サミールの娘のリディアは15歳、イブラヒムの娘ナダは10歳、そして息子のモハメッド12歳に、4歳のファラック。 みんなで歓迎してくれて、まずバルコニーにいる小鳥たちを見せてくれた。ラブラブのカップルに、生まれたばかりの雛までも。まさに、「新生」の象徴だわ〜♪ 
 広場をはさんだ向かいには、日本の政府の会社があり、そこで浄化した水を提供してくれているのだとか。(ほ〜っ)

   

 いたずら好きそうなモハメッドは、サッカー少年。弟のファラクを、ちゃんと面倒を見ていた。(うふふ) リディアは、ネイティブのようにスムーズな英語を話し、しっかりしていて賢そう。ナダは、甘えてきて可愛い♪

   

 お家の中も、かなり広々としている。お部屋もたくさんありそう。バスルームには、ジャグジーも。(わおっ) イブラヒムの奥さんが、料理に腕を奮ってくれた。まずは、カルカデジュースで乾杯して、モロヘイヤのスープを。フレッシュなモロヘイヤから作っているので、癖もなくておいし〜い♪ 真ん中には、タジンの煮込みがド〜ン! マカロニのスープに、グリーンのフレッシュサラダや焼き茄子風のサラダ。ライスにピクルス。そして、チキンの丸焼きまでド〜ンと登場。 みんなで次々に、私のお皿に入れてくるのでタイヘ〜ン。(^^)
 
   

 みんなで頂くホームメイドのお料理は、やっぱり最高♪ すっかり、お腹も心も満たされちゃった。食事が終わって、デザートのマンゴーを頂きながら、ソファに座って寛いでいた。すると、ナダが私に似合う色だからといって、ローズピンクのマニキュアをくれた。それに、手作りの貝殻のネックレスも。(同じくピンク色) わ〜、ありがとう〜♪ 続いてリディアからは、アメジストのイヤリングにネックレス。 わ〜、素敵♪ 
 最後に、お母さんのハネームがターコイズの石を。まあ! ターコイズは、オシリスとイシスに捧げられたもので、イシス女神の恩恵を受けた石と言われているという。 そういえば、私がいつもしているイシスのペンダント(RAINBOW TOURのプレゼント♪)には、ターコイズが入っていた。・・・・

 招待して頂いた上に、こんなにプレゼントまで頂いちゃって・・・。どうしよう、私は何も用意する暇がなくて持って来ていない。何かあげられるようなものがないかな・・・と探して、髪に付けていたヘアピンが浮かんだ。これは旅に出る前に新しく買っていたもの。ちょっとゴージャス版のクリスタルで作られていたので、キラキラ光っていて気に入っていた。それを、二人にお揃いで渡した。 二人とも気に入ってくれたようで、良かった。そのために買っていたのかもね。(うふふ)

   

 良く考えたら、シナイ山から帰った後でアメンに出会い、サミールとも昨日の夜に会ったばかりで、イブラヒムとは数時間前に話したばかり。この予想外の展開に戸惑いそうになったけど、それもごく自然に流れてきたことだった。 
 そして、エジプトでの最後のくくりへ・・・ ☆