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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜



2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 24日
 昨日の夜は、お部屋に戻ってから、しばらくまったりしていた。お部屋は鏡張りなので、広々としている。窓からはナイル川の夜景が見えて、絶好のビュー。 エジプト最後の夜と思うと、また切なくなってくるね。 精霊たちも、たくさん集まってくれていた。

   

 起きてからは、パッキングに取り掛かり、何とか詰め込む。(ふ〜っ) 朝食は、またまたデラックス。フレッシュなストロベリーに、流れ落ちるチョコレートを掛けるデザートもあったりして・・・。 さすが、ヒルトンちゃん。 両替に時間が掛かったので、ゆっくり出来なかったのが残念だったけど。

 集まったロビーには、アブシンベル神殿の絵もあった。そうでした、ラムセス ヒルトンだったのよね。最後まで、ありがとうございます☆

 エジプト最後の日ということで、今日はアフメッドからプレゼントしてもらった、モスリムの衣装を着ることにした。サファリに向かうときに受け取っていたけれど、そのまま出さないでいた。さて、どんな感じかなと思ったら、着丈から袖の長さや肩幅に至るまで、まるでオーダーメイドしたかのようにジャストサイズだった。(!) 


 エジプトに到着する前に、買ってくれていたそうだけど、よくこれだけピッタリなものを選ぶことが出来たなと、感心するくらい。みなさん体型も様々なので、サイズもいろいろあるだろうし、一緒に過ごしたのは一年も前の数日だけだったのに。
 その衣装に、シナイ山に行く途中で買った白のストールと、サファリで買った黒のレースのスカーフが、またピッタリな感じになっていた。

 ムハンマド アリモスク。去年、最後に訪れたとき、たまゆらの嵐になっていて、たくさんの精霊たちと神々が迎えてくれたのを感じていた。(2008エジプト編 Page 15) ・・・ たまゆらで淡く透明に近いものは、天使や自然界の精霊たちで、中にくっきりと模様のようなものが出ているのは、高次の存在たち。
 また、その時にパパさんから頂いた、メッカの香油を嗅ぐと、そのカアバの聖殿と直接リンクしているように感じられた。それだけ貴重なものでもあり、私が持っている香油の中でも、最も濃厚でパワフルなので、特別な時以外は直接肌に着けることを控えて、香りを嗅ぐだけにしている。その代わりに、香油を保存している箱の中に入れているので、他の香油にも波動は伝わっているはず。

   
 
 今年は出発日がムハンマドの生誕を祝う日になったことも、必然であったと思えた。アフメッドファミリーを始め、今年も行く先々でモスリムの人たちには、お世話になっていた。その感謝とお礼も兼ねて、ここでクロージングの儀式をするのが、相応しいと思えた。・・・ この衣装も、そのために頂いたのではと。
 そして、大天使ガブリエルを通して下された、アッラーの啓示が書かれているコーランを、昨日の夜に手にすることになったのも。 壁掛けの祈りは、今朝ここに向かう途中で、ヒンドゥに英語で訳してもらった。
 
   

 今日は、モスクの中も人が少ない。それで、中央の大きなシャンデリアの真下に、みんなでサークルになって座った。今の時点で、心に感じていることを、それぞれにシェアしていった。そして、クロージングのメッセージを・・・。
 
   

 昨日の夜、ともちゃんは一足先に帰ってしまったけれど、この旅は最終的に13人で出発していた。この旅で、私たちは次の次元の扉をくぐり抜けたのですね。天と地を繋いで行くために・・・。

 その祝福のギフトを、一人ずつ渡した。それは、ローマの空港で見つけたリングだった。(Page 1) いつも旅の途中で、これ!と思うものが、その旅のテーマに相応しいものとして出てくるのだけど、今回は初日に示されていた。
 一つずつ、色も模様も違っていて、リングの中で融合したようなデザインになっていた。リング(指輪)は、虹のように繋ぐものの象徴でもある。人と人との縁から、聖なるものとの繋がりを経て、天と地の繋がりをもたらす、天地人であるように・・・。
 今回のマスターコースで伝授したものは、その「天地人」のための「81」のマントラだった。

 そのマントラの意味を訳したものを、一部ですがシェアしておきたいと思います。

  すべてのものは、一つから始まるが、その一つの始めはない。
  一つが分かれて三つになるが、その尽きることがない根本はそのままだ。・・・・

  本当の心は、太陽と同じで、ただひたすら光を願う。
  人の中に天と地があって、三つが一体を成す。
  すべてのものが一つで終わるが、その一つは終わりがない。

  ひろく周りの人々のために、利益をもたらす人になること。・・・

  (天地人とは) 天に感謝し、地に感謝し、すべての人々を愛す。

 
 このリングを目にしたとき、そのことを思い出せるように・・・。

 もう一つ、私からもシェアすることがあった。シナイ山に登るときに失くしていたエイトスターのリング。(Page 15) ブレッシングダイヤモンドは、一昨日の夜に突然あるところから出てきたのだった。(!)  目にしたときは、自分でも信じられなかった。見つかってうれしいというよりも、え〜何で〜!?という感じで、複雑な気持ちだった。
 
 エイトスターのリングは、ブレッシングタイヤモンドとして、イエスキリストと同じ周波数を持ち、その人だけのものとして選ばれたものだった。失くした時点で、その役目が終わり、シナイ山で神々に受け取って貰えたのだと思っていたから。その時に事前に買っていた、このリングのことも浮かんでいた。

 さて、これは一体どういう意味だろうかと思ったところで、すぐに答えが出てきた。 見つけた日は、アレキサンドリアの円形劇場で瞑想をしていて、ダイヤモンドの光が入ってくるビジョンが現れていた。(Page 17
 さらに、夜はシーシャでの呼吸を通して、エネルギーの入れ替えもしていた。 出てきたのは、そこから帰って来た夜。 そう、エイトスターのリングは、新しい光と共に、生まれ変わって戻ってきたのだった。次の次元へのトランスフォーメーションが完了したことの象徴として・・・。

 普通なら、そういう時は必然的に新しく買い換えるようになるのでしょうが、自分でリニューアルして戻ってくれたのですね。これも、錬金術の一つとして、前日のクフ王のピラミッドでのこと(イニシエーション)を、早速現実化することになったようです。(はやい!)

   

 アフメッドとヒンドゥにも渡した。サイズも大きめなので、指輪として使わなくても良い。ただ持っている、手にしたということだけで伝わり、役目を果たしたことになっているから。
 みんなからも、二人にプレゼントを渡していった。アフメッドとは、前回の旅を終えてからも、ずっとメールが届いていて、チャットでもやりとりをしていた。彼は、あの時の私たちとの仕事を最後に、オフィスを辞めていた。その後、アレキサンドリアに行って、夏の終わりまでの数ヶ月の間、語学の勉強をしてから、新しいオフィスへと移った。
 そのオフィスは、チェコ人対象のツアー会社で、場所はシナイ半島だった。にも関わらず、このツアーの手配を手伝ってくれることになったのだ。その前に、他の数社のツアー会社に、見積もりなどを依頼してみたところ、どこも私が決めたスケジュールから、手を加えて変更させられていた。確かに、目的地は入っているけれど、日程が変わっているのだ。
 カナダで、しばらくガイドのアルバイトをしていたことがあるので、その裏事情もある程度はわかっていた。でも、これらのスケジュールというのは、聖なる流れに沿って決まったもので、ただその場所を周れば良いというものではなかった。 泊まるホテルもそうだった。一つ一つに意味があった。私自身も、まだ具体的にわかっていなくても、とにかくインスピレーションなどで示されたことには、従う必要があると思っていたから。

   

 彼は、アドバイスをしながらも、私のオーダーに応じてくれていた。 その一方で、これだけ日程が長く、内容が濃いツアーは、他ではしたことがないと言っていたけれど。(^^; それでも、私が望んでいることが出来るように、自分のベストを尽くして用意するからと・・・。その通りに、私の時間にも合わせて、自分の仕事が終わった後の夜中から明け方に掛けて、連絡を取ることをしてくれていた。
 ツアーをするには、その事前の準備も大変だけれど、実際に旅が始まってからも続く。この間、彼は私のツアーを手伝うために、一番忙しい時期なのに、自分の仕事の休みを取って、カイロまで来てくれていたのだった。(!) ・・・ ペルーのクイチもそうでした。

 そのため、途中の移動のときに、自分の会社のバスが、同じレストハウスに止まっていたり、ホテルに同僚がいたりした時などは、隠れたりするなんてことも。 そして、どんなに疲れていても、メンバーの一人ひとりに気を配り、ジョークを飛ばしながら、楽しませてくれていた。そこまでしてもらって良いものだろうかと思いつつも、その好意に甘えることになった。

 前回の最後の日に、一緒に撮った写真に、たまゆらが一杯写っていたのは、そのサインでもあったのでしょうね。そう思いながらも、かなり言いたいことは言っていたりしていたのだけれど。(^^; 
 一年振りにあった彼は、もっと大人っぽくなったように感じた。(大人だってば! 笑) この一年の間に環境が変わり、彼にも変化が起こっていた様子。 私にとっては、イタズラなブラザーのような感じだったり、時にはダディからお叱りを受けているようになったり。(笑)  何らかの魂のファミリーであったことは、感じたのでした。

   

 パフュームショップのHoseimも、途中から来ていた。みんなもまだ追加したいものがあるということで、昨日の夜に注文しておいたのだった。Yokoちゃんは、例の香油が夢に出て買うことにしたということで、アフメッドから顔を見る度に「Secret Of The Desert 」と呼ばれることに。(笑)
 私は、アレキサンドリアに行く途中で、彼から塗り塗りしてもらった香油が、またビビ〜ンと来ちゃったのです〜。お店では試していなかった香油で、全身を走り抜けるような、独特の刺激があって、またノックアウト状態。 それが、トリニティシリーズの「ファラオ オイル」に。

 後になって、アフロディーテ オイルとは、「水」と「火」の関係になることがわかり、そこからピラミッドセットが誕生したので、必然的に手に入るようになっていたみたい。それも、このモスクの中で受け取ることになり、天地人の三位一体へと・・・。

 この時、Hoseim のメールアドレスも教えてもらっていた。まだヴィーナス プロジェクトのことは、顕在意識にはなかったのに、しっかりやることはやらされていたようで。(^^) 
 外に出ると、風が強くて肌寒いくらいだった。 ここでは、少年たちに話しかけられるムスタファ。(^^) 

   

 出発の時間まで、ハーンハリーリで過ごすことに。私は、もうお買い物は充分なので、カフェに入ってヒンドゥたちと、ゆっくりしていた。

   

 ここでも、人が少なくて静かだった。前回の人混みが、信じられないくらい。おかげで、みんなもゆっくり周ることが出来たみたい。

   

 しばらくして、シェリフもやってきた。シーシャを頼んで、ボコボコ&プファー。 私をみて、またすぐに差し出してくる。(笑)  それなら、まだ体験していなかった服部ママへ。 何でも出来るときに、出来ることはやってみよう〜♪  
 このお店のスタッフも面白くて、手にキスしてきたかと思ったら、トロ〜ンとさせた目で、じ〜っと見つめたりして、みんなを笑わせてくれた。エジプシャンガイは、ジョーク好きな人ばかり。(^^)

   

 車に乗って、しばらくして振り向くと、みんな一斉にバタンキュー状態。 最後の統合中なり。(ふふふ) バスの中で、モスリムの衣装から素早く着替えて準備。 
 空港に着いたところで、アフメッドやドライバーさんとはお別れに。 ドライバーさんも、いつも優しく声を掛けてくれていたし、13人分の重いスーツケースを、上に上げたり下ろしたりと大変だったと思う。本当に、お世話になりました。(ぺこりん)  
 また一年前と同じ感じで、最後のお別れを告げて、手を振ってバイバイ。この瞬間は、何度味わっても慣れるということがなく、切なくなってくる・・・。

 16日間のエジプトでの旅も、ここで完結。 私たちは、この後イタリアへと旅立っていく。 さようなら & 行ってきま〜す ☆