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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 17日 (後編)
 ここで、アラバスターのお店へ。親しみのあるおじさんが、出てきた。ガイドブックにも紹介されていると、うれしそうに見せてくれるところが可愛い。(ふふふ) 最初に、作り方を説明してくれた。露店などで安く売られているものは、機械で作ったもので2時間ぐらいで出来るらしい。それがハンドメイドになると、三日間は掛かるし、どれも一点ものになっている。

   

 店内は、こじんまりとした感じ。スタッフも、みんな家族のようでアットホームな温かさを感じた。去年はハトホル神の像を買って、ピラミッドをプレゼントとして頂いた、淡いグリーンに光るムーンストーンは、やっぱり素敵で、みんなにも好評。この石は、アスワンで採れたものらしい。他には、シナイ山で採れた石も多い。(お〜っ!)
 私は、何かラムセス2世のものが欲しいと思っていた。そして出てきたのが、イエローゴールドの像。(!) こんな色の石は、初めて目にしたけれど天然色らしい。(ほ〜っ) それもこの石の像は、唯一これだけで、ラムセス2世もこの一つだけ。 これはもう、私がお連れするしかないという感じに。(^^)

   

 > このレポートを書く数日前、「海のエジプト展」のCMを偶然目にしたら、その中にこの像と全く同じものがあったのです! (写真左) 左足を一歩前に出して、立っているファラオの像。この時は、ラムセス2世と思って手にしたけれど、もしかしてアレキサンドリアに関するファラオということ。(!?) 
 その後で、アレキサンドリアの海底に関する話も、出てきていた。(Diary180にて) ・・・アレキサンドリアも、また呼んでるよ〜。

 あとは、ネフェルティティはないかな〜と思ったら、真っ赤な石の像が! 何て鮮やかな色。かの有名な頭部の像になっている。・・・去年のカナダでの旅では、ネフェルティティが続けて登場していた。(カナダ編 PPage 8) そして、カイロ博物館でも。(Page 2)  美しいだけでなく、内に秘めた、熱く燃えるような情熱が伝わってくる。

 ムスタファは、Kちゃんファミリーのお土産として、灰皿など幾つか選んでいた。精算しようとしたら、目の前に掛かっているネックレスに目が入った。アクセサリー類は、もう買うつもりはなかったのに、石の色に惹かれた。それが、ガーネットだった。
 そう、その色はマジェンダカラーだったのです。買っても身に着けることは、あまりないから止めようとしたけれど、手に取ったら戻せなくなっていた。(またかい! 笑) 

 > レポート中、思い出して調べてみたら、ガーネットは、「変わらぬ愛情と深い絆をもたらす石で、”実りの象徴”」とあった。また、歴史上最も古い宝石の一つで、聖書にも著されており、旧約聖書の「ノアの方舟」で、行き先を照らした灯りが、ガーネットだったという。(!) ・・・ また今にシンクロしている〜!  祭壇に掛けてあるだけで、案の定まだ身に着けたことがなかった私。(ほほほ) ようやく、ガーネットパワーも活用する時が来たみたいね♪ (うふっ)

 待っている間、ミントティーを入れてもらって、息子さんとお話していた。みんなのお買い物が終わったところで、お店の隣にあるお家を案内したいとのこと。 出ました、エジプトお宅訪問なり〜!
 一ヵ月後に結婚されるという娘さんも、こんにちは〜。(めでたい、めでたい♪) 壁には、可愛い絵も描かれている。 

   

 奥には、鳩のお家もあり。(穴が開いたところ) 鳩さんも、このお家を守ってくれているみたいね。 さらに、普段は他人にまでは観せないという、ご先祖さまのお墓も。 お〜っ! お家の下で眠られている。洞窟のような感じになっていて、かなり古いものらしい。すごいね〜、王家の谷に匹敵しそう。 写真には、たまゆらがいっぱい写っている。 歓迎して下さっているようで、良かった〜♪ 

   

 最後に、思わぬサプライズになった。すご〜く良いご家族で、温かく受け入れて下さって、私たちもうれしかった。ムスタファは、アラバスターの原石を貰っていた。・・・ これも自然のままで、素敵なのだ♪
 別れる寸前まで、今度はいつ来るかと何度も尋ねられ(来月ぐらい?なんて感じで。笑) 今度来るときも、必ず寄ってほしいと言われた。ありがとうございま〜す☆

   

 お次は、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。上空には、女神の雲が空いっぱいに広がっている。さすが、ハトシェプスト女王さまの神殿だけありますね〜♪ その中に、太陽ディスクを頭に載せて、牛の姿をしたハトホル神も登場!!(写真右)
 
   

 前回は気温も高く、陽射しが強くてフ〜ッって感じだったけど、今年は心地良い風が吹いて爽やか〜。おかげで、ゆっくり観て周ることが出来ている。 狛犬になっているホルスちゃんも、ご苦労さま。

   

  さてと、まずは第二テラスに上がって、ハトホル神殿から御挨拶しようかな。 そう、ここでハトホルちゃんの存在を強く感じていたのよね。(2008エジプト編 Page 12 ・・・ その中の牛の姿のレリーフは、さっきの雲と同じね。^^) 帰ってからは、ハトホル神からのメッセージやエネルギーが、様々な方法で伝わるようになっていた。 いつも、ありがとうございま〜す☆

   

 そして、ハトシェプスト女王の至聖所へ。平和を愛した、唯一の女性ファラオであるハトシェプスト女王は、憧憬する存在でもあり。(うふっ)  感謝を込めてお祈りしながら、光を送らせて頂いた。そして、私も出来ることをしていきますと、宣言していた。

 > この旅を終えた数日後に、ハトシェプスト女王の名の香油を通して、ヴィーナスプロジェクトのインスピレーションが伝えられたのでした。(ヴィーナスプロジェクト Part 1) ハトシェプスト女王が、他国との結びとして香木を輸入し、それぞれの国を繁栄させたように・・・。私もこれから約束を果たしていきますね。 お導きありがとうございました☆
 
   

  珍しいアヌビス神の神殿があったことに気付き、お参りを。色の付いたレリーフも、比較的きれいに残っていた。至聖所の上には、ホルス神に香油を捧げているレリーフも。(!)  ・・・ アヌビスちゃんは、守り神になってくれています。(^^)

   

 美しい女神と精霊たちは、舞い続けながら見守ってくれていた。

   

 売店によって、冷たいアイスを買ってひと息。(ふ〜っ) 観光地料金で、お値段は高めだったけれど、マンゴーの果肉が入っておいしかった〜♪ 

 最後は、メムノンの巨像へ。王家の谷の門番で、狛犬さん状態。 ご苦労さまで〜す♪ ・・・ そうでした、メムノンの由来に、母である曙の女神も関わっていましたね。夏至の日のインスピレーションで、曙の女神が現れたのも、繋がっていたのでしょうね。(ヴィーナスコースにて) 

   
 
 これで、今日のお勤めは終了〜♪ ランチタイムだよ〜。そこで、前回と同じレストランへ。注文していたところで、入ってきた男性が私を見るなり、手を差し出して挨拶してきた。(!) 私のことを覚えているという。(!?) う〜ん、初対面だと思うけど・・・と思ったら、お店のオーナーだった。つまり、イサムくんのお兄さんだったのでした。
 前回来ていたときに、表には出て来なかったけれど、お店の奥にいたらしく、私を見ていたとのこと。お話もしていないのに、覚えてくれているとは素晴らしい記憶力。(パチパチ) 

 ムスタファも言っていたけど、アダム・サンドラに似た優しい笑顔の人。(^^) すると、その通りに、全員にサラダをサービスしてくれることに。わ〜い、やったね♪ (うししし)

 店内は、新しい壁に塗り直して、リニューアルしたばかりだという。前とは、メニューも変わっていたみたい。シュリンプ入りのクスクスに、シーフードカレー、ナポリスパゲッティなどを、ムスタファとシェアした。 フレッシュなレモンジュースが爽やか〜。 何となく、味付けが変わったような気がしたから、もしかしたらシェフも変わっていたかも。
 ここでも、私たちだけの貸切状態になっていたので、しばらくゆっくり過ごさせてもらった。帰り際には、自分の家だと思って、是非カムバックと言ってくれて、スタッフの人たちと車が出るまで見送ってくれた。 ハートオープンなエジプシャン♪

 その後は、カルトゥーシュのお店に連れて行ってもらった。ルクソールでは、たっぷり時間があるので、落ち着いて選ぶことが出来る。
 大きなお店で、観光客の扱いには慣れているという感じ。そういう雰囲気は、ちょっと苦手だったりしたので、最初は気分が乗らなかったけれど(ははは)、せっかく来たので、希望のものがあるかどうか尋ねてみた。 

 私の中で浮かんでいたのは、ゴールドのブレスレット型で、イシスの名前を入れてもらうことだった。すると、まずイシスのカルトゥーシュというのはないと言われた。(!?) どういうことかと思ったら、イシスはファラオではなく、神様だから作られていないとのこと。(あらあら)
 そう言われても、どうしても「イシス」としか浮かんで来ないので、何とか作ってもらうように交渉。 ・・・だって〜、私たちの名前を入れてもらえるのだから、同じ方法で入れてくれれば良いじゃん! ということで。 

 粘ったあげく、そのスタッフさんは作る人を読んで、何とか了解。(パチパチ) 次にブレスレットの問題。ペンダントトップは、いろいろなデザインや大きさがあるけれど、カルトゥーシュを入れられるブレスレットは限られていた。 
 ペンダントは、前回のツタンカーメンと自分の名前を入れたのがあるし、シルバーのカルトゥーシュのブレスレットも持っていた。だから、ゴールドのブレスレットでないと意味がない。カルトゥーシュの両端を革の紐で繋いだブレスレットもあると見せてくれた。カジュアルな感じで良いのだけれど、何しろ女神イシスさまだから、イメージとは違う。 浮かぶのは、あくまで全体がゴールドだったのです。
 妥協するのは簡単だけれど、それも違う気がして・・・。ここにないなら、他で出て来るかもしれないからと、一度諦めて、みんなの様子を眺めていた。
 すると、しばらくしてから、そのスタッフがマネージャーを連れて来て、これなら作れるということで見せてもらった。薄めのゴールドの枠で繋いだものだった。これなら、むしろ軽くて良いかも。それに提示してくれた値段が、ピッタリ私の予算内になっていた。(!)
 そして文字は、「イシス」のヒエログリフで入れてもらい、前後にイシスが羽を広げた絵と、アンクも入れてくれることになった。やったね〜!! ブラボ〜!!(めでたし、めでたし)

 みんなも、それぞれに交渉しながら、ペンダントをゲットしていたけれど、くにちゃんはハトホル神のカルトゥーシュが欲しいと思ったのに、イシスと同じ理由で作れないと言われ、がっかりしていた。代わりに、ハトホルのお顔のペンダントトップを勧められていたけれど、お顔が気に入らない様子。そこで、私の例を出して、「ハトホル」のヒエログリフの文字を入れてもらうように話したら、それで作ってもらえることに。 良かった、良かった♪ (めでたし、めでたし)  

 > 後日談として・・・ そうして手にして大事にしていたペンダントが、ある時に突然失くなったとのこと。その話を聞いたとき、「入れ替わり」という言葉が響き、ヴィーナス プロジェクトの準備をしていた頃だったので、そのことに繋がっている気がしていた。 直接エネルギーと繋がるための入れ替わりになっているのではと。
 その翌月、くにちゃんのところに第一弾ヴィーナスコースが届いたとき、普通では有り得ないことが起こり、その10日後くらいに奇跡的な出来事が! それも、ハトホルからの導きだった。(こちらのブログにて) ・・・ それが、ちょうどこのレポートを書き始めようとしていた時でもあったのでした〜!  

 ホテルに戻って一息ついてから、ムスタファと夜のお出掛けをすることに。ホテルのお庭に出たところで、テラちゃんとリカちゃんにバッタリ。そして、そのまま一緒に散策へ。
 どこに何があるかわからないけど、とりあえずブラブラしていたら、馬車のおじさん達に声を掛けられた。スークまでの送り迎えで、その値段が怪しいと思うぐらい安かった。それで、追加料金がないことを確認して、乗ってみることに。

   

 涼しい夜風に吹かれ、とっても快適。 おじさんの話術と、「シャキ〜ラ、シャキ〜ラ!」と馬の名前を連呼するのがおかしくて、一気にハイテンションでノリノリ気分♪ ゴールドにライトアップされた神殿や、ルクソールの夜景もきれい。 教会も出てきた。 精霊さんたちも、一緒に楽しんでるよ〜♪

   

 一回りして、しばらくしたら、ちょっと寂しげな裏道のようなところに入っていた。こんなところにスークがあるのかしら・・・と思ったら、あるお店の前で止まった。そこでわかった。やっぱりね〜、道理で安すぎると思った。「やられた〜!」と思いながらも、それで逆に納得したりして・・・。(ははは)

 そうでないと、ただ馬車で回るだけだと、おじさん達も仕事にならないのよね。 それはそれでわかるので、ここはおじさんの顔も立てて、一応お店の中も入るだけ入ってみた。でも、どれも埃を被っているような感じで、惹かれるものは何もなし。お店の人も、ただ黙って座っているだけだったので、一通りみてそのまま出た。

 馬車のおじさん曰く、今日はスークが休みだからと言っていたけれど、それも言い訳っぽかったので、後は自分たちで行くことにして、戻って降ろしてもらうことに。 お金はもう要らないと言っていたけれど、私たちも一回り出来て楽しんだので、チップをプラスして払っておいた。
 降りるときには、しっかり写真も撮ってもらっているし。(^^) 一時はどうなるかという、このスリル感が、むしろ面白かったけど。(笑)  これぞ、旅の醍醐味です。v(^^)v

 ・・・ こういうことがあるからと、エジプトの観光は単独では危ないとか、騙されるから気をつけるように言われる。 でも前回のように、カルナック神殿に向かう時に乗ったタクシーのお兄さんが、予定外に連れて行ったお店で、欲しかったカルトゥーシュのTシャツを安く買えて、時間も有効に使えたということにもなっていたし。 何が起こるにせよ、全ては受け止め方次第なのですね。 基本的には、彼らも人は良くて、決して傷つけるようなことまではしないし、それぞれの生活のために、知恵を使っているだけのことなのでした。(ちゃんちゃん)

 そこからは、適当に町の中をブラブラと散策。すると、ルクソール駅の前まで来た。ライトアップされて良い感じ。観光案内所があったので、入ってみることに。そこで地図を見せてもらい、スークの場所を聞いた。

   

 反対側の道を、散策しながら戻っていたら、ジューススタンドがあった。フレッシュな果物を、その場で搾って作ってくれる。せっかくなので、トライしてみよう。お薦めのものを、適当に頼んでミックスジュースを。作るときのおじさんのノリノリのパフォーマンスが、面白かった。(^^) レストランよりも安いし、すごくおいしかった〜♪ カンパ〜イ!  この間も、地元の人たちが次々に入って注文していた。持ち帰りの場合は、ストローを差した袋に入れているのも、おもしろい。

   

 同じく、ローカルレストランのお兄さんと立ち話もしてみたり。さすがに夜の時間で、この辺りになると、日本人や観光客らしい人たちが歩いている姿は見られない。 でも、観光地だけでなく、生活に密着したローカルな場所で、地元の人たちと触れ合うのって楽しいのよね♪ (うふふ) 

 いつのまにか、ムスタファは地元のおじさんと親しげに話しながら、一緒に歩いていた。(あらあら) 一見すると、ちょいワル風のアダム・サンドラという感じだったけれど(笑)、何が観たいか行ってくれたら、案内するということで、この後もずっと私たちに付いて来ることに。おかげで、スークへも迷わず到着。
 果物のお店もあったり、通りにはお店がぎっしり。アスワンとは、また一味違った雰囲気。ムスタファは、スカーフを買ってアラビア巻き巻きに。(ロレンス風ね。^^)

   

 革製品のお店で、大きめのキャメル革のバッグを見つけた。ラクダさんの革は、丈夫で柔らかい。去年シナイ山のホテルで買ったムスタファの財布は、一年経ってますます手触りが良い感じになっている。選んだバッグは、天然の色で季節を問わず使えそう。縫製もしっかりしていた。ちなみにバッグの底は、ネフェルティティの例のお顔が。(イエイ!) ムスタファのベルトと合わせて、また安くしてもらっちゃった。(へへへ)  

 一通り回って、そろそろホテルに戻ることに。ほとんどボディガード状態だった、そのおじさんともチップを渡してバイバイ。ご苦労さま〜。一応これも、少しはお仕事になったようで。(^^) ・・・こういう時も、勝手に付いて来て疎ましいと思って無視することも出来るし、バクシーシにしても、ただ渡すだけではなく、何らかの形で互いに貢献が出来る場を作って行くことも出来る。それで、二つに分かれるのですね。 このおじさんも、私たちレディースではなくて、ムスタファに声を掛けたのが正解だったと思う。・・・ちゃんとわかっていたのね。(笑)
 
 その途中で、パン屋さんが出てきた。こんな時間なのに、次々にパンを焼いて通りに並べている。そして、それを買っていく地元の人たち。 焼き立ての香りがおいしそう〜♪ 
 その隣のお店では、コロッケ状のものを揚げて、サンドイッチのようなものを作っている。そこも、次々に人が買いに来ている。揚げている若い男の子に尋ねたら、中味がグリ−ンのベジタブルだという。それが、ターメイヤ(そら豆のコロッケ)だった。これはまた、おいしそう〜♪ 明日の夜、ルクソールを出る前に、みんなで買いに来よう〜! おじさんに、また明日戻ってくるからね〜と約束。 ・・・ エジプトのマックは、こんな感じ。

   

 またまた今回も、ルクソールのナイトウォークをしちゃった。(へへへ) テーベの都の夜は、ちょっぴりアドベンチャーでワクワクなのでした〜☆