[Diary 93]



Diary 




                                                                 
                                  VOL.94

 11月ダイジェスト (後編) 
 11月16日(満月)
 ネガティブなエネルギーを引き寄せる原因になるものを避けること。解決していない感情ー後悔・失望・悲しみ・怒りなどーが、新しい道を進むことを遮り、何度も同じことを繰り返す原因の一つになる。まずは、自分自身を大切にする。過去の出来事や他者の問題に意識を向けすぎない。魂の高次の目的にならないものは、手放していく。重く背負っているものを降ろし、前向きに行動を起こしていく時。

 今年の大祓いをしていく時ですね。2005年の完結を迎える前に、自分の魂の目的に進んでいるのかどうか、一度立ち止まり、心も身体も見つめ直して、溜まってしまっている穢れを洗い落とすように、しっかりケアしてあげるといいでしょう。今年やろうと思って延ばしていたことや、やり残していることがあれば、今からでも始めましょう。年の終わりに、また後悔することがないようにね・・・☆

 前日の15日は、龍馬ちゃんの誕生日&命日。龍馬ちゃんがこの世に生まれて、お空に帰ったお祝いの日。今年は、この日に紀宮さまがご成婚されました。祝福の光に包まれながら、穏やかな笑顔で新しい世界への一歩を踏み出された姿は、私たちへの示しに思えました。慣れ親しんだ生活や習慣から、全く異なる世界へと旅立つことへの怖れや不安も手放し、肩の力を抜いて心穏やかに。 私たちも、そうありたいものですね。

 この日に柾至は、虹を見ていた。その時の様子を聞いたとき、黒髪山から戻った夜に感じたインスピレーションと、繋がっていることがわかった。さらに裏付けるように、翌朝もサインが続き、そのまた翌日には「あなたは、何も見逃していない。」 というメッセージまで。・・・やっぱりそうなのですね。私たちにとっては、凄いどんでん返しになりそうだけど、それも全て宇宙のプランだったみたい。この流れを信頼して、見守ってみることにしましょう♪

 11月19日
 再び東京へ。6時前に家を出ると、美しいオーラを放ち、煌々と光るお月さまがにっこり。ちょっと待って、いま何時? この時間で、月があんな高い位置にあるなんてと、思わず時間を間違えたのかと思った。(笑) 。

 電車に乗ると、虹の絵の広告が目に入り、それが地下鉄、機内と三連発。(まあまあ)  始発の飛行機で出発する頃には、昇り始めた朝日から眩しい光が注がれていた。うれしいお見送りが続いて、朝からウキウキ♪  では、行ってきま〜す。

 今回は、浜松町のホテルが取れたので、先にチェックインして荷物を置いて、セミナーにも間に合っていた。 先月に続くインド哲学シリーズ第二弾になっていたけど、参加者は半分ぐらい減って10数人になっていた。
 今回は、ヴェーダの重要なポイントについて、学ぶことになっていた。ヴェーダは、聖書よりも遥か以前に書かれた世界最古の聖典。その中には、神人合一へと向かう叡智と秘儀が示されているという。

 ・・・ ヒンドゥー教とヴェーダは混同されやすいが、そもそもヒンドゥー教は宗教ではない。他の宗教は、ある特定の一人から生まれたが、ヒンドゥー教は違う。全てのマスター達のあらゆる知識を一緒にしたものがヒンドゥー教になっている。全ての分野から、知識を得るというように、オープンにしていれば、それがヒンドゥー教である。
 宇宙意識は一つ。機能によって名前が違うだけ。インドには、多くの神がいると思われているが(表面しか見ていないために)、彼らは宇宙には一つの神しかいないと信じている。
  多くの人が、ある特定の人を信じている。世界の95%の人が、ある特定の宗教や一人のマスターからしか勉強しない。でも、知識のために一人を選ぶことは出来ない。(選ぶべきではない) 例えば、もしキリストだけを選べば、ブッダの知識を逃してしまう。つまり、一人のマスターだけを受け入れるのであれば、それ以外のマスターの価値を受け入れていないことになる。私たちがオープンに、スピリチュアルな科学を学びたければ、全ての知識を受け入れなければいけない。それがヴェーダの教えの中にあり、ヴェーダを学ぶことは全ての宗教を学ぶことになる。
・・・・

 この話を聞いた時点で、ここに来た意味がわかった。私がこれまでずっと心に思っていたこと、感じていたことと同じ考えだったから。ある時から、教会に行くようになり、聖書のことも学ばせて頂いたけれど、一通り終えた時点で自然に離れることになった。幣立から神社に行くようになり、その過程である神道家と出会い、神社での参拝の仕方や祀り方など、一通り必要なことを教わったら、同じ様に離れることになっていた。シャスタでプレアデス系のワークを教わった後も同じ。別の存在にコントロールされることなく、あなたは創造神と繋がっていることを意識するようにとのハイアーセルフからのメッセージを伝えられ、そこからは離れることを促された。

 私は観音さまや仏教の世界も好きだし、日本の神々さまも、キリストちゃんやマリア様も天使たちも、インカの神々さまも、イシスも、シヴァちゃんやビシュヌ神も・・・・みんな大好き♪ その存在たちは、私が目覚め始めたときに現れ、導いてくれた。今でも変わらず、見守ってくれている大切なガイドマスター達。 一つの側面からの教えにしか従わないほうが、私には不自然に思えていた。そのために、昔から戦争が起こっている。神を信じていながら、同じ人間同士が戦うなんて・・・。 
 私のハイアーセルフは、そのために特定のグループに所属することを許可しなかったのですね。それぞれの必要なことを学んだ状態で、次へと進むようになっていた。そして最後には、再び宇宙の源ー創造神の元に帰っていく。今ようやく、その根源のことを学ぶ時、思い出す時に来ているようです。
 この4日間のワークショップで教わったことの要点をまとめてみました。こちらのページへどうぞ。

 ヴェーダの教えのほんの一部ではあるけれど、これまでの経験の中から気付いたことと、繋がっていることがたくさんあった。
 肉食については、元々好きではなかったし、身体に良くないことはわかっていたので、昔から控え気味にしていた。そこで、ある本から動物が屠殺される時の状況を知ってから(帰国してすぐの頃)、自分で買ってきて調理したり、自ら注文して食べることは止めた。自分の身体のことだけではなく、動物たちの苦しみが伝わってくるからだった。(それも完全に拒否するわけではなく、その時の調和を考え、心を込めて料理して出して頂いたものなどは、感謝して口にしています。) 

 ヨガは、19歳頃に出会い、身体の中に新しいエネルギーが流れてくる感覚が、当時の私には新鮮だった。それがきっかけで自分の身体に、もっと意識を向けるようになっていた。
 しばらくして福岡に来ることになり、すぐにヨガの教室を見つけた。そこの先生は、本も出していたりして、この世界では名が知れていたようで、九州周辺に多くのスクールを持っていた。でも、通っている内に何かが違うことに気付き始めた。そこである出来事があってから、きっぱり離れることにした。そうしてヨガから離れても、またしばらくすると身体が求めているのを感じ、カナダにいた時は、ビデオを使って家の中でやっていたこともあった。
 それが日本に帰ってからは、どういうわけかヨガについて、ネガティブな話ばかりが入るようになっていた。兄からは、ヨガに通っていた人たちが、身体を悪くして治療に来ていると聞いたり、あるヨガ教室に通っていた人たちが、私のセッションを受けるようになってから、そのスピリチュアル系(!?)のヨガ教室は、怪しいところだったことがわかったとか。(その内の一人は、そこの先生からひどい仕打ちをされたそうです。) そんなことが続いて、次第にヨガに対してまで、いつしか否定的なイメージを持つようになっていた。

 それが、夏のカナダでの旅やペルーで、インドとのシンクロが起こり始めてから、流れが変わってきた。同じタイミングで、エアロビからヨガのインストラクターを目指そうとしている人が、新しくワークショップを受けるようになったり、この間にマスターを受けた人が、ヨガセラピーのスクールに通い始めていたり。
 その流れの中で受けることになった今回のワークショップ。1日目にヨガの本質を教わり、ようやく気付いた。私が変わり目の時にヨガに出会い、肉体的に目覚めたものの、その後になぜ離れるような出来事が続いていたのか・・・。
 ヨガには、個々の魂と宇宙の魂の統一、調和という意味があった。日本で流行っているフィットネスとしてのヨガは、本質のヨガのほんの一部にしか過ぎなかった。だから、インドではアーサナ(ヨガのポーズ)よりも、プラナヤーマ(呼吸法)や瞑想、マントラが重視されていた。ヨガの宇宙の倫理としての本質を理解する時が来るまで、待つ必要があったようですね。

 その証に、1回目のワークから帰ってすぐに、市内にホットヨガのスタジオがオープンしているとの情報が飛び込んできた。 早速、予約して体験してみることに。
 サウナ状態の中でのヨガと聞いて、やや気合いを入れていった。(^^) 40度前後に設定された部屋でスタート。気分が悪くなった人は、途中で出ていいことになっている。数分後には、ジワジワと汗が出てきた。元々汗は良くかくほうだったので、最後まで持つかしらと思っていたけど、湿度は高めに調整されていたし、水を飲む時間も取ってくれていたので、思っていたよりも大丈夫。GMと多めの蘇生塩を入れたHWの1リットルボトルは、60分の間にきれいに飲み干していた。どうやら、そのおかげもあったみたい。v(^^)v 終わった後は、スッキリして気分爽快。シャワーの後も、残りのHWをグビグビ。(2リットル持参) 汗と共に古いエネルギーも流し、同時に新しいエネルギーを供給していたから。 もう言うことないですね!
 2回目のトライアルレッスンの時は、早目にスタジオに入り、始まるまでに代謝を上げておき、自分で瞑想をして準備もバッチリ。さらには、もっと汗を出そうとSTSスパッツを下に履いてみた。(!) すると、前回の倍近くの汗が流れてきた。(ボタボタ状態) ちょっと無謀かなと思ったけれど、60分という限られた時間なので、やるならとことんやりましょう。(笑) 
 ホットヨガは、身体が温まった状態でしているので、筋肉がもっと緩みやすくなるようだ。ブランクがかなり長いので、以前と同じ様には出来ないものの、私にはホットヨガが合っているみたい。ホットヨガそのものは、肉体レベルに働きかけたものだけれど、意識の向け方で変えることも出来る。そう、同じことをするのにも、意識一つで働きや効果も変わってくるのです。 ヨガを流行のビジネスとして利用していた世界を、敢えて見た(見せられた)ことで、本当の表の世界(本質の光の部分)を知ることが出来たようです。(闇があるから光が見えるのと同じ)  これで今までの概念も変わったので、これからは遠慮しないで、どんどんやって良いということでしょうね。(^^) 冬に向けての準備にもなり、HWもたくさん飲めるので、遺伝子修復&細胞の入れ替えまで出来て完璧! (これがエネルギーの低い水やバランスの良くない水なら、また違ってくるはず) 肉体・精神・魂のバランスが大事ですから。(^^)

 今回のワークショップでは、ヴェーダの中でも最も古く、全てのマントラの源であり、マザーオブヴェーダと呼ばれているマントラの唱え方を教えてもらった。インドには、このマントラのためのアシュラムがあるとのこと。ただ棒読みで唱えるよりも、リズムに合わせて唱えることで、深く入り易くなるのを感じた。 シヴァのマントラと共に、大切にしたいと思います。
 2回のワークショップで教わったことは、ヴェーダの教えのほんの一部にしか過ぎない。でも今の私には、それで充分だった。(後は、また自分で勉強します。^^) 古代の叡智は、時空を超えて伝えられるのですね。有り難いことです。(^^) 宇宙は、こうして最善のタイミングで、それぞれに必要なものを、全てもたらしてくれる。私たちは、それらの一つ一つを素直に受け入れて行けば良いだけ。導いてくれる宇宙の全ての存在に、感謝します☆

 1日目のワークが終わった夜は、前回のマスターコースの続き。4人は早目に集まって、お互いに練習し合ったり、シェアしたりしていたようです。(パチパチ) この4人の出会いにも、意味があったのでしょうね。
 一通り伝授の方法を教え、それぞれ確認した後にマスターのアチューンメント。練習していた時点で、例によってお部屋のエネルギーはヒートアップし、4人の準備も完了していた。ペルーの旅に続いて、グループで伝授する良さも実感。全員が終わった後は、みんなで時間ギリギリまで談笑タイム。 最終電車の時間が近づいて、4人は名残惜しさを残しつつ、ここで一旦お別れすることに。(またいつか集まる時が来るでしょうから。^^) 
 翌朝の朝食の時間に、またまたMayumiさん達とバッタリ会い、混んでいたにも関わらず、隣のテーブルに案内された。またワークショップを受けた人たちと、一緒に集まりたいとの要望もあり。(その方向で考えておきますね。^^) 
 今回、私が参加したヴェーダのワークショップで学んだことと、Rainbow Age REIKIで伝えていることとが、深く繋がっていることがわかった。(そのことについては、次のHealing Report に書く予定です。) だからこそ、今の時期に受ける意味があったのでしょうね。このマスターの月に・・・。v(^^)v

しほちゃんから
 Miyukiさん、昨日はありがとうございました! 私にとって素晴らしい体験となりました。
かおりさんと3時に待ち合わせをして、お茶をしながら、たくさんお話をして、 それもすごく楽しかったです。 普段そういう話ができる人が身近にいないので、しゃべりまくってしまいました(笑)
 Miyukiさんのお話も今の私に必要な、「考えない、前向きに、」「レイキの考え方」「シンボルの使い方」など、 メモを取りたい内容ばかりで、それ自体も素晴らしいことでした。 Miyukiさんはやっぱり素敵な方ですね! 外見にも光が現れていて、ずっとそばにいたいとか、見ていたい(笑)とか、 そういう気持ちにさせる方でした!
今回伝授していただいたシンボルや、レイキ伝授の方法も、 しばらく自分のなかで消化期間が必要だと感じています。 それがすんだら、縁がある人たちに伝えていけたらいいなと思っています。 (レインボウエイジレイキという名前で伝えて構わないのでしょうか?)
前回もそうだったのですが、今回も行く途中など軽く気持ちが悪くて、 また終わって帰りの電車でもまた少し気持ち悪かったです。 でも悪いものが出ているんだと思って、喜んでいました。
伝授の時は、きれいなパステルカラーが見えていました。 最後の方は、かおりさんに私の中に見えると言っていただいた、 薄い緑に青が混じったような色見えていました。 「ああ、これがかおりさんにさっき言われた色か」と思っていました。 (私がその日着ていた服と同じような色だそうです) もしかしてかおりさんに言われたことが頭にあって、思い浮かんだのかもしれないですが、 どちらにしてもさわやかな感じでした。 また、何かありましたら、メールいたします。 マスターだけでなく、素敵な出会いもあって、嬉しかったです。

 11月23日
 太宰府にオープンした九州国立博物館へ。この日にオープニングイベントとして、インド古典舞踊が披露されると知り、早くから予定に入れていた。そこに、ヴェーダのワークショップで知り合った長崎のEmikoさんが、私のセッションを受けることになり、その日程を決めている時に、彼女もこの日に観に行く予定でいたことを知って、一緒に行くことになった。(やっぱり、まだ続きがあったのよね。^^) 
 9時30分の開館に合わせて出発したら、太宰府行きの電車はほぼ満杯状態。(わお〜っ) 駅に降りた人たちは、一斉に同じ方向に向かって足早に歩いていた。場所を確認していなかったので、そのままみんなの後ろを付いていく。(笑) すると、天満宮の中へと入っていった。(あらあら) どうやら、境内から行けるらしい。先に、神牛さん、麒麟ちゃん、鷽鳥ちゃん、龍馬ちゃんに御挨拶。菖蒲池の前を通った先に、入り口があった。(これは便利!)
 エスカレーターを上がると、トンネルになった通路へ。 何と何とその広い連絡通路は、虹色に輝いていたのです♪ (感激〜) 虹の光に迎えられて外に出たところに、立派な建物がド〜ン! そう博物館は、太宰府の森の中に建てられていたのです。 素晴らしい! (駅の近くにあることしか知らなかった私。^^;) 
 鮮やかな青(光線によっては、紫がかって見える)を基調にした柔らかい曲線のデザインに、私は海を連想していた。(素敵〜♪) これだけ大きな建物でありながら、周りの自然とも溶け合っている。・・・と見惚れているのも束の間、現実に戻ると入り口の前には長蛇の列が・・・。(あら〜!) 開館すぐなら、空いていると思っていた私。みんな同じ事を考えているのよね。(笑) おまけに今日は祭日だった。(何も考えていない私。ほほほ) 後ろからも、続々と並んでいる。並ぶこと約1時間で、ようやくエントランスの前へ。それでも並んでいる間、苦痛に感じなかった。この日は青空が広がって、暖かい日差しが降り注いでいたし、清々しいエネルギーに包まれた周囲の自然を眺めているだけで、心が安らいでいた。(何といっても神域なのですから。^^)
 

 館内のエントランスは、吹き抜けの広大な空間になっていて、開放感がある。ガラス張りの窓からは、外の自然が映し出されて、これもアートの一つのよう。 従来の博物館のイメージとは異なっている。それも見た目だけではなく、チタン製の屋根の下に、人工的な照明を極力控えながら、有害な紫外線をカットした豊かな自然光を取り込み、太陽光の利用と制御を行って、省エネルギーにも配慮しているという。素晴らしい〜!


 開演前に入れたので、席は一番前のど真ん中を確保。日本でこうして、インドの古典舞踊を観るのは初めてかもしれない。ジャスミンのような香りが漂い、音楽が流れてきた。インドの衣装とメイクをした女性達が、掌に花びらを載せて登場。神への捧げものみたい。1曲目は、ガネーシャ神への舞だった。そこで、花びらで飾られたバリ島のガネーシャ神の像が浮かんできた。(バリ島編) 優雅な手の動きに、大地を踏みしめるような力強いステップ・・・。一つ一つの動きに目が釘付け。まさに、これは神へと捧げられたダンス。あ〜、何て素敵なのかしら。(私はしばし陶酔状態。^^) 
 1曲目のダンスが終わった後に、踊り手のリーダーから古典舞踊についての説明をしてくれた。このダンスは、東インドに伝わる最も古い踊りで、ベリーダンスや日舞、フラダンスなどあらゆる古典舞踊の源泉になっているという。(ヴェーダや占星術と同じ!) 確かに、フラダンスに似た手話や、パントマイムのような動きがあった。 私が習い始めた日舞も、いろいろな流派や種類がある中で、古典の踊りになっていた。(私は何も知らないで始めていたけど。^^; ちなみに紀宮様と同じ花柳流。)
 グループの名前にもなっているオリッシーは、太陽神ヴィシュヌに対する捧げものという意味があるとのこと(!)  ムドラーを組んで、シヴァ神を始めとするヒンドゥー神のポーズも見せてくれた。(思わず喜ぶ私。^^) 両足には、合わせて108の鈴が付けられていた。108は、ヴェーダでは聖なる数だと教わったばかり。 鈴といえば、2年前のペルーの旅で、マチュピチュに入る時に、Mikiちゃんと二人で月見堂さんで作ってもらった鈴を足首に付けて、そのままワィナピチュまで登ったことを思い出した。

 こうして再びインドと繋がるようになって、昔から縁があったことが、次々に思い出されてきた。その中でも、最近気付いた・・・というか思い出したのは、私が結婚した相手の祖先は、旧インドと繋がっていたということ。つまり、柾至の遺伝子にも、ちゃんと刻まれていたのです。 今は彼もカナダ人なので(ちなみに長兄はイギリス人)、あまり意識したことがなかった。(今更ながら気付いて驚き。) 
 その昔、親戚一同が開いてくれたレセプションのために、伝統的な衣装としてサリーを着たことも思い出した。仕立てたサリーは、パープル色のシルクで丁寧に手刺繍が施されたものだった。(日本に帰ってからはインテリアの一つとして、しばらく壁に掛けていたところ、色が褪せてしまったので、タンスの奥に眠ってます。^^) その時に伝統的な踊りを観て、胸の奥から込み上げてくるものがあり、感動して泣いてしまったことがあった。 この踊りを観た時も、一緒に踊りたくなる衝動が起こっていた。 インドでの過去生で、神への儀式のときに天と地を繋ぐダンスを踊っていたと言われたことがあったので、そのせいかもしれない・・・。


 カナダでアロマオイルに興味を持ち始めた時に、最初に手にしたのがジャスミンの香りだった。でも、当時はその甘く濃厚な香りを嗅いでいると、どこかで惹かれながらも、陶酔して違う世界へと入りそうになってしまい、危うさを感じて離れるようになった。それが、ヴェーダのワークショップで焚かれていたお香で、その香りを思い出すことになった。 残されていた秘密の箱が、そろそろ開かれる時が来たのかも。(^^)


 観終わった後は、せっかく来たので展示品も覗いてみることにした。27日までは、「美の国日本」として、開館記念特別展が開かれていた。仏教の導入から国が出来るまでの古代と、キリスト教宣教師の来日から、明治維新にかけての変革期の、古代アジア王朝文化と日本文化に焦点を当てた展覧会。 展示室内も凄い人だったけれど、それ以上に展示されているものが素晴らしかった。 知識や芸術の才能が皆無の私でも圧倒されるぐらいだから、詳しい人には堪らないぐらいの感動だと思います。 
 その中で、思わず立ち尽くしてしまったものがあった。それは「天河弁財天の曼荼羅」だった。この曼荼羅は、初めて天河に呼ばれた時に、最後に神官さんから見せてもらった写真の実物だったのです。(本物は、一般には見せられないので) 朝の神事の時に見えた白蛇の意味を知ることになった曼荼羅だったので、私には強く心に残っていた。(当時のDiary) その現物を、ここで観れるなんて・・・。しばらく感動で、曼荼羅の前から動けなかった。黒髪山に登っている時、案内の清水さんから弁財天の名前が繰り返し出たので(夢の中に現れたそうです)、私の心にも弁財天さまが浮かんでいた。 ここでお会い出来ることを、示してくれていたのでしょうね。 いつも見守って頂き、ありがとうございます☆

 4階の平常展である文化交流展示室にも入ってみた。いろいろなテーマに分かれていて、一通り周るだけでも、かなり時間がかかりそう。今回覗いた中では、阿蘇山の噴火から福岡全体、博多湾周辺がどのように移り変わってきたかを、CGの映像でリアルに映し出していたのが、特に興味深かった。 
 また今度ゆっくりと時間をかけて観に来たい。それにしても、これだけの国宝や重要文化財が、こんな近くで観られるなんて有り難いですね。当時のエネルギーが、ここに集約している感じ。 それも、いつもお世話になっている道真ちゃんのお膝元に。(^^)
 最後に、本殿に御挨拶した。神社にお参りするとき、いつも最初に神社の大神さまの発展と繁栄をお祈りするようにしていた。その中で、私にとって最も身近だった太宰府が、こんなにも栄えるようになって、うれしい限り♪  さすが道真ちゃんパワーは、半端じゃありませんね! 心より、お喜び申し上げます☆

 参道沿いのお店も活気があって賑わい、私たちが外に出る頃も、団体ツアーが次々に入ってきていた。お昼過ぎだったので、どのお店も大忙し。お腹ペコペコになっていた私たちは、駅の近くのお蕎麦屋さんに入ることに。ここも外まで並んでいて、絶えることがない様子。(パチパチ) 
 パンフレットを改めて見てみたら、博物館がオープンしたのは10月16日になっていた。(佐賀セミナーに行って、たくさんのメッセージを受け取った日) そう、天の扉が開かれた最後のハイライトの日だったのです。(さすが完璧!) 福岡のエネルギーは、発信するために、ますますアップしてますよ〜♪ (うふふ) 
 ちなみに博物館は、平日の午後が一番空いているそうです。土日の場合でも、先に太宰府周辺や天満宮を周っておくとかして、早目に昼食をしっかりと済ませてからのほうが良いでしょうね。館内には、座って休めるスペースもありますし、そのほうが落ち着いてゆっくり楽しめると思います。(^^)

 帰りの電車内で、Emikoさんに 「福岡に帰ってどれくらい?」と聞かれた。え〜っと、いつだったかな〜と考えたところで、はっとした。何と私が帰国したのは、ピッタリ8年前のことで、そのすぐ翌日に父に太宰府天満宮に連れて行ってもらっていたのです。祝日だったので良く憶えていて、毎年この日になると、その時のことを思い出していた。だからこの日に来ることになったのね・・・。最後に気付かせてくれるなんて、相変わらず道真ちゃんらしい。(^^) ず〜っと昔から導いてくれていたのですね。ありがとうございます。改めて心から感謝した。この日は全てを手放して、新しいスタートを切った大切な記念日。その時の思いを忘れずに、また新たな気持ちで一歩を踏み出しますね☆

 11月も終わりましたね。満月のメッセージのところにも書きましたが、新しい年を迎える前の準備をするといいですね。私も、あらゆるレベルで出し切るようにしています。(必然的に。^^) 古いエネルギーを留めたままでは、新しいエネルギーも入りにくくなります。 大祓い、大祓い。(笑)