[Diary Vol.5]




Diary

                                      Vol.6




 9月 24日
 昨日は、初めての美樹ちゃんのライブに行って来ました。
ライブに行くのは、ほんとに久し振りです。それに良く考えたら、女性ヴォーカルは初めてでした。周りを見ると、やはり同年代の女性の姿が圧倒的に多かったです。”月夜の恋人たち”in Club Hemingwayというタイトルの通り、南の島で満月の月明かりを浴びながらクラブシンガーの美樹ちゃんがステージを行うという素敵な演出でした。第1部はエレガントな衣装でバラードを次々と聴かせてくれ、私も大好きだった「半袖」・「Ruby」・「PRIDE」と切ない曲が続くと、胸の高まりはピークに達して後から後から涙が溢れ出し、場内のみんなも頬に手が行っているのがわかりました。第二部では、美樹ちゃんのおしゃべりで始まりました。お話ししているときの美樹ちゃんは、とってもサバサバとしていて飾り気がなく、その自然体のところも素敵です。パンツルックに着替えてガラっと雰囲気を変え、軽快なテンポの曲で、時には嵐の中で歌ったり、今にも波の音が聞こえそうなステージで思いっきり盛り上げてくれました。そして、ラストの曲は「Goodbye yesterday」でした。美樹ちゃんはこの曲のことを「これからの私を本当に大きく歩かせてくれる、とても素晴らしい出会いとなりました」と紹介していました。歌っている美樹ちゃんにもその思いがあったから、私の胸にもこの曲が響いて来たのでしょうね。
 アンコールでは、黒のシックなドレスで現れて場内からは思わずため息が洩れました。うれしいことにアンコールで歌ってくれた2曲は、今度のニューアルバムの中で私が特に気に入っていた2曲だったのです! 1曲目の「Have you ever loved somebody?」は、美樹ちゃんも大好きな曲なのだそうです。明るいメロディの中で聴くたびに心に響いてきます。そして、最後に歌ってくれた曲「SLEEP MY DEAR」は、この最近ずっと私の中にいつも流れていて、この曲のようにたくさんの愛で周りの人を優しく温かく包んであげられるようになりたいなと思っていた曲でした。だから、その2曲をラストに選んでくれたことがとってもうれしかったのです♪ そして、そのときに思い出した朝のエンジェルからのメッセージは、Expectancy・・・。いえ、それは期待していた以上でした。やっぱりライブは素敵です!一緒に行った友達は、特に美樹ちゃんフアンというわけではなかったのに、CDで聴くよりももっと情感もこもっていて良かったと、とっても感動していました。それにライブだと直に美樹ちゃんのエネルギーが伝わってきて、その上にみんなのエネルギーが加わって一体となり、それぞれのハートにまた返ってくるのを感じます。歌を歌うときには、きっと同時にエネルギーも放出しているはず。みんながそれぞれに惹かれる歌手や曲というのは、歌い手のエネルギーに自然と共感しているからなのでしょうね。だから、飾らず自然体で自分に正直に生きている彼女のバイブレーションが、私にはとても心地よく感じられるのです。何度も何度も聴くたびに私の心に真っ直ぐに響いてきます。私はフアンクラブに入っているわけでもないし、何しろ自分で買ったCDは今度のニューアルバムが初めてで、昔の曲で知らないものはたくさんあります。どうやら私の天使さんは、美樹ちゃんの歌を通して、私の成長と共にその時々に必要なメッセージを与えてくれているようです。こんなに素敵な方法で伝えてくれる天使さんにとっても感謝しています。それにそれまではカラオケが苦手で人前で歌うことは決してなかったのですが、歌うことの楽しさも教えてくれたようです。お料理や家事をするときにかけていると、一緒に歌いたくて仕方がなくなってしまいます。柾至はそんな私を、あきらめているのか文句も言わず、「おかあさんとミキちゃんの声が似てるね」なんておだててくれるものだから、ますますお調子に乗っている私です(笑)。
 今回のライブでは、「PIECE OF MY WISH」の曲はありませんでしたが、私にはそれが、「そろそろ卒業してもいいでしょう?あなたはもう本当の自分を見つけたのだから・・・」と言う天使さんのメッセージだと感じました。そう、いつまでもこの曲を聴くたびにセンチになって泣いてばかりはいられませんね。あの頃のことは大事な想い出として大切に胸の奥にしまっておいて、これからは今を生きて、ちゃんと前を向いて歩いて行きます。
 その新しく与えてもらった素敵な曲をまたここでも紹介させてください。「SLEEP MY DEAR」は、SONGのコーナーにしました。

 ★Have you ever loved somebody?

Have you ever loved somebody?
あなたにとって 一番大切な人は誰?

たとえば友達 たとえば家族
恋人? それともあなた自身・・・

いつもそばにいると それが当たり前で
優しい気持ちさえ 忘れがち

Have you ever loved somebody?
愛はいつでも あなたの目の前にあるはずよ・・・

愛されるより愛したい
そんな生き方がいい
あたたかいハートで まっすぐな瞳で
空を抱きしめたい

今この瞬間も きっと何処かで
誰かがあなたのこと 見つめてる

Have you ever loved somebody?
忘れないでね あなたは決して独りじゃない

Have you ever loved somebody?
愛がすべて




 9月 14日
 この最近の私のDiaryを読んで頂いた方達から、「今の私に必要なメッセージでした」とか内容にシンクロが起こったと言うようなメールをたくさん頂きました。こうして、私の拙い文章でも体験したことや感じたことを書くことで何かのお役に立てたことをうれしく思うと同時に、分かち合うことの素晴らしさ、大切さを改めて感じています。
 その中で、今後私が参加する予定のセミナーや催し物などの情報を知らせて欲しいとの要望も頂きましたので、その方たちには私が参加するしないに関わらず、情報が入れば個メールでお知らせしていこうと思っています。また、みなさんも体験やお勧めのものなどありましたら、どんどん紹介して頂きたいと思います。ここで紹介したからと言って、その後のことについては何も責任を感じる必要はありませんので安心してくださいね。私は、このようなセミナーや講演会などに参加するときは、パンフレットに書かれていることに左右されないで、自分の判断で決めて、それによって得られる結果に対しても過剰な期待はしないようにしています。「ここに行けば〜なる」とか「この人なら私を〜してくれるはず」とかではなくて、行くときには出来るだけ真っ白な状態でいたいと思っています。何があるのか、何が起こるのかわからないけど、そのための機会を与えられたなら、まずは行って自分で感じてみるつもりでいます。新しく何かを始めるときもそうですよね。〜したら〜なるはずと結果を決め付けないで、出来るだけ意識をオープンにして与えられたものは何でもポジティブに吸収するぞ〜ってね。日本でのREIKIのセミナーでもよく耳にすることですが、アチューンメント中に神秘体験が出来るという期待が頭を占めていて、それで期待通りのことが起こらなかったときには凄くがっかりしてしまい、REIKIによって得られた素晴らしいものに気づかない方が多いようなのです。何を得るかは自分次第です。それを主催している側によるものではないと思っています。ただ、その中でもせっかく限られた時間とエネルギーを注ぐのであれば、同じ使うにしても出来るだけ有効に使いたいですよね。そのためには、やはり自分と深く繋がって内なる声である直感を聞き、それによって判断し信頼できるような状態を創っておく努力が必要だと思います。私の場合は、まず参加すると決めたときに明るい気持ちになる、何だかワクワクしてくる、その日のためにスケジュールがうまく空いている、何もかもがスムーズに運んでいる場合などです。逆に言えば、参加しようと思っていてもどうしても都合がつかなかったり、急に大事な予定が入ったりしたときは、今の自分にとってもっと他のものがあるか、また次の機会があると思うようにしています。
 だんだん秋めいて参りましたが、この時期は春に次いで私の大好きな季節です。1年の中で今までしてきたことを収穫する時期でもあり、また蓄えたりいろんなものを吸収する時だと思っています。実は先月何かと予定が入って、バレエもヨガもスイミングも全然行けなかったのです。それなのに、この間で3キロも体重が落ちてしまいました。あれだけ暑くても食欲は全く落ちなくて、いつも通りにしっかり朝からごはんを食べていたのにです。どうやら夏の太陽のエネルギーで、汗とともに老廃物や余分なエネルギーをどんどん出して浄化してくれたようです。おかげで今は身も心もますます軽くなって、夏の疲れなど微塵もなく気力・体力ともに充実しており、次に進む準備は万全と言った感じです。また読みたい本もたくさん出てきて、いま図書館にはリクエストした本たちが私がピックアップするのを待っています。またこの最近、以前にも増して食欲も旺盛になっているので、新しい細胞を作るためにエネルギーの高い食べ物をしっかり摂ってウエイトで落とした分を補いたいと思っています。よく、身体に余分な負担をかけないために1日2食でも充分であるという小食健康法もありますが、今の私にはそれは無理みたいです。摂り入れた分は、すぐにエネルギーとしてどんどん使っているようで、しっかり食物からもエネルギーを補う必要があるようなのです。そう言った意味からも、本格的な夏になる前に酵素玄米に出会ったことはとても良かったようで感謝しています。また、毎晩セルフヒーリングをして、その日のエネルギーをリフレッシュしたあとは睡眠もしっかり取っています。睡眠も短くて大丈夫という方もおられますが、私の場合はある時間になると眠くてたまらなくなるので、夜ふかしは余程のことがないとすることはありません。眠っている間に細胞が修復され、明日へのエネルギーを充電するということからも、どうやら私の身体はエネルギーに限らず、何でも溜め込まないようになってきているようです。(^^;
 来週の週末には、初めての美樹ちゃんのコンサートに行って来ます。ワクワク・ウキウキ・ドキドキです♪ 10月もすでにおもしろそうなことが目白押し。これからもまたいろんなところから、いいエネルギーをたくさん吸収して、自分の中にしっかりと受け入れた後は周りにもどんどん放射して行きたいと思います。


 9月 10日
 昨日、姫乃宮亜美さんのエナジートークに行って来ました。亜美さんの本は、帰国して間もない頃に図書館で見つけて読みました。そのときは、難しくなりがちな霊的なお話をこんなに若くて美しい人が、優しくて温かいことばでわかりやすく伝えていることに感動していました。それからも次々に素晴らしい本をたくさん読んでいたのですが、私がマリア様を意識し始めたときに、ふと思い出したのが亜美さんのことでした。それでもう一度読みたくなって、図書館でまた借りたのですが、この本は私の手元に置いておくべきだと思い買ってきました。手に入れた時に、ほっとしたような安堵感がありました。そして今回、亜美さんのエナジートークが市内であると知り、この機会にぜひ直接お会いしてお話を聞きたいと思ったのです。早く着いたおかげですぐ目の前の席になり、約2時間もの間、私はじっと穴があくほど亜美さんを見つめながらお話を聞いていました。その間、一度もことばが途切れることなく、優しく微笑みながら最後までまるで水が流れるように話されるのを見て、やはりこの方には素敵な女神さまがついていらっしゃるのだなと思いました。本に載っている写真では、まだ若いお嬢さま的な印象を受けていましたが、それから幾分ふっくらとされており、そのせいかますます聖母のイメージに近づいているように思えました。私よりも年は下だと思われるのですが、亜美さんの温かい笑顔ー微笑みを投げかけられたとき、私の中に満たされなかった母親の愛情を感じさせてくれたのです。「おかえりなさい。もう大丈夫、何も心配することはないのよ。今までよく頑張ってきたわね。」と大いなる源に帰り、そっと抱きしめられたような感覚を受けました。そして、私は小さい頃から、ずっとこの愛を求めていたのだと気づきました。
 私が妊娠したときは、自分が母親になる自信がなくて不安でいっぱいでした。ちゃんと可愛がってあげることが出来るのだろうか、愛情を与えてあげることが出来るのだろうかと。でもだんだんお腹が大きくなってくるに連れ、それまで眠っていた私の中の母性が目覚めてくるのを感じました。ただそれもまだ不安定でした。カナダに家を買うという目的が出来たとき、そのために仕事をこなすことに一生懸命になってしまい、充分な愛情を与えられなかった時期もありました。でも、その後いろいろあったおかげで何が本当に大切なのかを気づくことが出来ました。昨日の亜美さんのお話の中で・・・”苦しくて辛くて、息苦しくなってしまうような不快感は、本当の魂の方向に向かっていないから感じるもの。自分の魂の方向―魂のふる里に向かっていれば、それは温かくて優しくて無理しなくても自然と喜びと感謝の気持ちが次から次へと湧き上がってきて、全てがスムーズに流れてくるものですよ”と、おっしゃっていました。また、”無理をして愛さなければいけない、感謝しなくてはいけないと頭で納得させようとすればするほど、心で感じている自分を無視していることになって、余計に苦しくなってしまいます。否定的な感情が出てきたときは、一旦立ち止まってそれをしっかりと受け入れて感じてあげて、そのあとにそっと手放してあげる、それからゆっくり温かい方向に向きを変えてあげればいいのですよ”と。私たちの魂が本当に望んでいること・・・それを経験し学ぶためには、時には心地良くない状況を与えられるかも知れません。でも魂はそうして、本当の自分に気づいて下さいとメッセージを送ってくれているんです。そして、そのために必要な出会いや出来事をもたらしてくれています。私もそのことに気づいたとき、自然とあらゆる出来事に感謝したくなったのです。私は今日、今生で女性として生まれ母親になったのは、私の魂の中の母性エネルギーを目覚めさせ、開花させるためだったと気づきました。それも今生での目的のひとつだったのです。だから、そのエネルギーを持っている亜美さんやマリア様に自然と惹かれていったのでしょうね。亜美さんは、”憧れ”という気持ちについてこう話されていました。”憧れという字は、心の中に立つふる里と書きます。誰かを見て素敵だな、あんな風になりたいなと思うのは、自分の内に同じエネルギーを持っているから、その源泉のエネルギーをその人の中に観ているからなんですよ。” ― そうなんですよね。私はそれまで、憧れるのは自分にないものを持っているからだと思っていました。でも本当は、自分の中のまだ目覚めてない部分、今まさに目覚めようとしている部分のエネルギーがその存在に引き寄せられたのです。同じ本を読んでも、同じお話を聞いてもみんな受け取り方や感じ方が違うのは、そのことも関係しているのでしょう。そして今度は、受け取ったそのエネルギーと光りを自分の内にしっかりと吸収して、物真似ではなく自分なりの表現方法で自分の周りの人も輝かせてあげることが出来たら素敵だなと思いました。 トークが終わってからサインと握手をして下さるときに、そのサインの横には、亜美さんが一人一人を見て感じたことを一言添えられていました。私には、「麗光 あたたかき星」と書いて頂きました。また大きな気づきを与えて頂いたこと、そのための機会を与えられたことに感謝でいっぱいです。
― ありがとうございました★
 そのときに撮ってもらった写真です。

 そのあとで、「奇跡の輝き」を柾至と観ました。初めて観たときよりももっと感動しました。特に、天国で姿を変えた子供たちに気づいたときです。柾至は、それを見て「僕が行ったら、すぐにわかるように目印しといてね」なんて言っています(笑)。見終わった後、彼を抱きしめていると胸の奥から何か大きなものがいっぱい込み上げて来て、しばらく涙が止まらなくなってしまいました。この喜びの感覚は、私が初めて天使たちの存在を感じた時と似ていました。そしてそれは、瞬間的に聖なる母性の愛のエネルギーだとわかりました。実は今日のカードもまた”Gratitude”だったのです。本当に感謝すればするほど、またさらに感謝したくなることが起こるのです。あらゆる存在にありがとう・・・。


 9月 8日
 最近、柾至と私は図書館で「石の花」というコミック本を見つけて読んでいます。
これを読み始めたのは、戦争に関した本を読むことが柾至の夏休みの課題になっていたからだったのですが、ここには第2次世界大戦を背景にしたユーゴスラビアの人達のことが描かれています。よく現代に生きている子供たちは可愛そうだと言われます。確かにある側面ではそうかもしれません。私も昔そう思っていた時期がありました。昔は良かった、他の国で生まれたほうが良かったのでは、とも。でも本当にそうでしょうか。家族を目の前で殺され、ナチスの収容所で虐待や強制労働をさせられ、苦しんだあげくに虐殺・・。また、今の時代でも他の国では争いが続き、食べ物がなくて飢えに苦しんでいる人達だっています。そのことを話すと、柾至は読みながら、この時代に生まれて良かった、日本で良かったと言っていました。こうして明日食べることも、命を奪われる心配もする必要がないのです。足りないものや欠けているものばかりに意識を向けていれば、いつまでたっても幸せになることは出来ません。環境や周りの人達のせいにしていては、自分で幸せを見つけることは出来ません。外側を急に変えることは出来なくても、私たちの内側から変えていくことは出来ます。全ては私たちの意識次第です。今の私は、持ち家も庭も車も携帯電話も持っていません。でも私の心はそれらを所有していた頃よりもずっと豊かです。決してたくさん所有していることが良くないということではありません。私には今、必要がないから持っていないというだけです。今ある幸せ、豊かさに感謝しながら毎日を過ごしていると、本当に満ち足りた人生を過ごすことが出来るのだということを最近つくづく実感しています。
 数日前には「ジョーブラックをよろしく」というビデオを見ました。A・パーキンスが扮するビルという富もパワーも全てを手にした男を迎えに来たB・ピット扮するDeathが、彼に興味を持ち人間社会を経験するために、人間の肉体を借りて最後の数日間を一緒に過ごします。人間なんて大した存在ではないと思っていたジョーがその中で人を愛することを知り、最後にはその愛の美しさと人間の”生”の素晴らしさに感動し、涙します。見終わった後、私はしばらく画面の前から動けませんでした。とても美しく素敵な映画でした。限りのある人生だからこそ、毎日を大切に生きていきたい。そして肉体を離れるときは、ビルのように”私はとても満ち足りている””何の悔いもなく幸せだった”と言えるような生き方をしたい。たくさんのいい思い出を持って・・・。魂は永遠のものでもこの肉体を持つ時間は限られています。それなのに私たちは何を迷っているのでしょう。せっかくこの素晴らしい生を体験する機会が与えられているのに、不満や自分に言い訳することだけでこの生涯を終わらせたら勿体無いですよね。もし、今の状況を変えたいのであれば、まず最初にするのは自分の意識を変えて行くことだと思います。チャンスが来るのをただ呆然と待ったり、誰かが何かをしてくれるのを待つことに時間を費やすよりもっと有効的です。私たちひとりひとりの意識が高まれば、世界だって変えることは出来ると思っています。魂が本当に望んでいることにエネルギーを向けて、自分の持っている力を最大限に使って(出し惜しみはダメよ!)、最後まで輝き続けたい・・・。
 この次は「奇跡の輝き」を借りて見ようと思っています。私は映画館で一度観ているのですが、柾至にも見せてあげたいと思いました。それに本と同様に同じ映画でもそのときの自分の状態によって、心への響き方が違ってきます。あの中で描かれている天国のように、私たちの現実も自分で望んだように創造することが出来るということを伝えたいと思っています。ここのところ、二人でよく映画を見ています。その前は「サイモンバーチ」も見ました。そして終わった後にいろいろ話しています。私も彼と話し合いながら、一緒に楽しく♪気づきを与え合っています。そうそう、「フランダースの犬」の実写版のビデオも見つけました。子供の頃、テレビのアニメでわんわん泣きながら見ていたのを思い出します。あのときは、ただただ可愛そうと思っていたのかもしれないけれど、今見たらまた違った感動があるような気がします。二人でしっかりハンカチ用意しておかなくっちゃ。


 8月 20日
  昨日は、熊本まで講演会&ヒーリングワークショップに行ってきました。これは、幣立神宮の五色神祭の奉納シンポジウムとして行われたものでした。私は塩谷先生関係でこのことを知ったのですが、他にも計5人の講師をお迎えしたうえに、第二部ではオランダのヒーラーであるヨマンダさんのヒーリングも行われるということで、これはもう行くしかないといった感じでした。講演場所についたときは、すでに長蛇の列でした。遠くから来られている方もたくさんいらっしゃったようです。 塩谷先生が出てきたときは、思わずウルウルしてしまいました。98歳とは思えないほどお元気で愛嬌タップリにお話をされていました。呼吸法もさることながら、私は先生が提唱している「何でも物事は前向きに考える」「何に対しても感謝の心を忘れない」「愚痴は決してこぼさない」 という考え方も好きです。そして、平和の祈りを込めた大断言も毎日唱えさせて頂いています。最後に会場の全員で大断言を唱えたあと、にこにこと手を振りながら退場され、会場はまた拍手の渦でした。美内すずえさんは、私がイメージしていた感じとは少し違っており、あれだけの人気漫画家なのにとても謙虚な方のようでした。REIKI発祥の地でもある鞍馬山に行かれたときに、強いエネルギーがらせんを描いているのを感じられたそうです。そして美内さんが霊的体験をするようになって、ある方から聞いた”ことば”という字は”光透波”とも書くということ。それは、ことばは光りが透明になった波であるという考え方です。それは「水からの伝言」の江本勝さんのお話にも通じていました。この本についてはいろいろなところで聞いていましたが、こうして江本さん本人からお話を聞くと、心への響き方が全然違いますね。言霊とも言われることばの持つエネルギーについて、改めて考えさせられました。”ありがとう”ということばで、淀んでいた水がきれいな結晶に変わるのに対し、”ばかやろう”とか”むかつく”ということばが、見るに耐えない形になってしまいます。また普段何気なく子供たちに使っている「〜しなさい」ということばと「〜しようね」とでは、大きな違いがあるということも知りました。そして、この実験を通して「愛と感謝」の気持ちに勝るエネルギーはないということもわかったそうです。単純に私たちの身体の約70%が水分ということから考えたとしても、この水の結晶と同じような影響を受けているといってもおかしくはないはずです。そして、受け取った側はもちろんのこと、そのことばーそのエネルギーを発した側にも同じものが返ってきていることでしょう。アファーメーションが効果的なのもそのためですね。私たち日本人は特に謙遜の美徳の考え方から、自分のことをついつい余分に卑下したりしてしまいがちですが、それも良く考えてみたほうがいいかもしれませんね。私も以前はそうでした。そうやって、自分で知らず知らずのうちにネガティブなエネルギーを発し、また引き付けていたのかもしれません。今日、この本を柾至に見せてその話をしました。その中には天使の結晶もあり、まるで小さな花が重なり合っているかのようで、それはそれはとってもきれいなのです。それらの写真を見ながら、私たちはいつもこんなにも素晴らしいエネルギーを受け取っていたのだと知り、とても感動していました。それ以来意識して良いことばを話そうとしています。子供たちはとても素直です。まだご覧になっていない方は、ぜひお子さんと一緒に見て頂きたいです。他にも音楽にも反応するということで、その本の中で何とHPのリンクでも紹介し、掲示板にも遊びに来てくれていた友人のAlanのCDが載っていたのです。彼と出会ったのもちょうど10年前でした。主人と初めて行ったアメリカ旅行で紹介されて、しばらく彼の家にお世話になってからの付き合いです。その頃はジャズ系の音楽を作っていて、木製の素敵なピアノを弾いて聞かせてくれ、その美しいメロディに思わずウットリしてしまった私でした。その後もいろいろ音楽活動を続けているということは聞いていました。そうして私が日本に帰ったときに彼がヒーリング系の曲を作っていることを知り、うれしく思っていたところだったのです。その彼のCDが、この日会場の入り口で流されていて、私はそのCDを聞くのは初めてだったのですが、その曲の感じですぐに彼のものとわかりました。その「HADO」というCDをかけるときれいな結晶に変わるのだそうです。私は、またまたとってもうれしくなりました。これも10年前には予想できなかったことでした。
 最後の筑波大学の名誉教授である村上和夫先生の遺伝子のお話もとても興味深いものでした。難しい話になりがちなテーマをユーモアを交えて、独特の楽しい語りで最後の講演を盛り上げてくれました。こんな先生なら大学の講義も退屈しなくて、楽しく勉強が出来そうで私はすっかりフアンになってしまいました。先生は、日々遺伝子の研究を重ねていく中で、生命の神秘に触れ、私たちがこうして生きていること自体がとてもすごいことなのだと知ったそうです。そして、そこには偉大なる力ーサムシンググレイトーが働いていることに気づかされたということです。私たちの遺伝子は、ほとんどが眠っているそうなのですが、それが目覚めるのは、私たちが喜びを持ってイキイキと活動をし始めた時なのだそうです。他にもたくさんの良いお話があって、ここで全部を紹介できないのは残念なのですが、こうして生かされていることに感謝し、毎日を前向きに喜びの気持ちを持って楽しく生活をしていくことで、私たちが持っている本来の力を発揮することができ、自分はもちろんのこと周りにもどんどん幸せを与えていくことが出来るということ。今日のそれぞれの講演で改めてそのことを意識させて頂きました。
 第二部のワークショップでは、驚いたことに司会は寺山心一翁さんでした。妖精が見えるという寺山さんのことも良く聞いており、どんな方なのかとても興味を持っていました。一緒に行ったNさんも最近寺山さんのフィンドホーンの本を読んだばかりで、ここでお会い出来るとは思いもよらず二人とも感激でした。立派なおひげでサンタさんを連想させてくれます。身体全体からほとばしるようなポジティブなエネルギーと明るい笑顔が素敵な方でした。チェロでアベマリアを弾いてくださったときは、思わず涙がこぼれました。ヒーラーのヨマンダさんは、オランダでは光の人とも呼ばれているそうです。最初にみんながそれぞれひとつ願い事をして、一人一人を壇上にあげていき、それぞれに必要なところに手を触れてエネルギーを入れてくれました。その間も寺山さんがずっとチェロ演奏をしてくださり、会場内は高いエネルギーに包まれていました。その直後から見えざる手で麻酔がかかり手術が行われた方や、大声で泣き叫んでいる人もいました。私は、今日早速頂いたヨマンダさんのエネルギーを加えて遠隔ヒーリングを送りました。送っている間、エネルギーが足のウラをつきぬけるような強い感覚がありました。午前10:00開場で全てのプログラムが終わったのは予定通りピッタリの午後9時。最終電車にも余裕で間に合い、たくさんのエネルギーを頂いてとても充実した時間を過ごすことが出来ました。この機会を与えてくださった宇宙に感謝です。
 今朝のエンジェルカードは、また”Gratitude”が出ました。そして、これを書いている途中で、カナダの友人からパッケージが届きました。中にはとっても素敵な天使の絵とメッセージが描かれているキャンドルが入っていました。ありがとうJさん! 
 あらゆる全てのものにありがとう★ありがとう★ありがとう★ 
こうして受け取ったエネルギーをこれからももっともっとたくさんの人達に送っていきたいと思います !!


 8月 12日
 今年の夏は、バラエティに富んで毎日が充実しています。去年の今頃は、うちの中にこもってHP作りに夢中になっていました。あのときは何かに取りつかれたかのように、パソコンの前から離れることが出来ませんでした。でも今年は少し違っていて、次々と出かける予定も入るのですが、どれもタイミング良く全てにおいてバランスよく調和されています。それは、まるで水の流れに乗っているかのようです。無理をしなくてはいけないという状況でもないし、柾至とも一緒に時間を過ごす時間もちゃんと与えられています。もともとマイペース型なので、時間に追われるのは苦手みたいです。そのうえ要領が良いほうではないので、ひとつのことをやり終えるのに時間がかかってしまうこともよくあります。またこの性格は、そのまま柾至に受け継がれてしまったようです。(^^; 以前は自分の限界まで頑張ってしまうことも多かったのですが、それも年末に大きな気づきを与えられてからは、無理をするのをやめて内なる声を聞きながら、自分のペースを保つようにしています。自分の時間も大切にして、常にエネルギーで満たしておくように。そして、そのほうがずっと能率よく、かついいセッションが出来ることもわかりました。そのため、セッションの予約もかなり余裕を持って取らせて頂いており、予約の時間を決めるのも時にはギリギリまで待って頂いたりすることもありますが、どのセッションもベストな状態でしたいと言う思いもありますので、どうかご了承くださいね。決して、完璧主義というわけではないのですが、そのときそのときに最善を尽くしたいと思っています。今という時間を大切にしたいですから・・・。
 前置きが長くなりましたが、今日はこの前行った兄のところでのお話をしたいと思います。兄からは夏休みになったら、ぜひ遊びに来て欲しいとずっと誘われていました。出発の日は、急に決まりました。可愛い二人の姪には、お土産にエンジェルグッズを持って行きました。色違いのミニ天使の置物に私とおそろいのバラのロザリーにラファエルのカード、光りの天使の絵本にエンジェルカードです。絵本を読みながら天使のお話をしました。その絵本は私が買って読んだ後、ヒーリングルームに飾っていたのですが、出発前になって急にこの本はあの子達にあげようと思いつき、持ってきたものでした。二人ともとても喜んでくれました。そして早速カードを引いてみました。最初に引いたみおちゃんは「贈物」。そのまんまですね(笑)。なっちゃんは「可能性」。今度のキャンプで女の子には珍しくサブリーダーに選ばれたそうでした。義姉のMさんは、「信頼」。ちょうど誕生日の日にサードのアチューンメントを受けたときに、身体全体が電気で痺れたかのようになってしばらく動けなくなり、そのときに誰かがすぐ近くにいる気配を感じたそうでした。私の天使の話を興味深く聞いていました。兄は、「謙虚」。このカードは、次の日も続けて出ました。これも家ではとても亭主関白で頑固な兄にはピッタリです。この日からみんなで毎日カードを引くようになりました。特にみおちゃんは、マリア様のついたロザリーを大事そうに握り締めていました。そしてニコニコしながら私にあるマンガを差し出しました。パラパラとめくってみると、それは天使を題材としているもので中にはミカエルやガブリエルも出てきました。やっぱりここにもちゃんと天使がいたのだとわかり、私もうれしくなりました。帰る前の日には姉のMさんと、近くの図書館に行って天使の本を始め、お勧めの本を数冊選んであげました。滞在している間は、私が持ってきていたエンジェルのエッセンスも飲んでいました。そして小さい頃、学芸会で天使の役をさせられたことを思い出したそうです。帰る前にみんなが集まる部屋には、太陽のエネルギーの写真を飾っておきました。今年から来年にかけて、兄たち家族にとっても大切な時期に来ています。そのプロセスがスムーズに進むように、私も応援しながら見守っていきたいと思っています。
 この間、久しぶりに同級生にも会いに行きました。彼女とはクラスは違っていましたが、いつも成績がトップで卒業生代表にも選ばれた人でした。そんな彼女と同じ会社に就職することになり、私が福岡に来てからも時々連絡を取りあっていました。私が結婚してしばらくしてそのことを連絡すると、彼女も結婚が決まったところで偶然にも結婚式の日が同じでした。その後、一時帰国の時に久しぶりに会いました。そのときに、彼女にもいろいろあったと知りました。私は未だに彼女が怒った姿を見たことがありません。いつも穏やかで優しく、それでいて芯の強い人です。数年前に長く勤めた会社を辞め、今は准看護婦をしています。相変わらずの頑張り屋さんで立派に子育てもしています。そんな彼女には、私が持っていた天使のメッセージの本と、私とお揃いのペアの子供の天使をプレゼントしました。とても気に入ってくれたようで、帰ってから送ってくれた手紙には、毎朝起きてからと、昼休み、夜寝る前とその本を読んで自分の心に届くようにしているとありました。私達は、柾至がちょうど飼いたがっていたハムスターをもらうことになったりして、この先またこうして離れてもずっと繋がっていることを感じました。
 この旅行中に撮った写真にも何枚かたくさんのたまゆらが写っていました。また、私が育ったこの場所には蓮池がたくさんあるのですが、ちょうど帰る頃には蓮の花が満開になっていました。こうして見せて頂いたことに感謝したくなりました。
 先週は、糸島にも行きました。以前REIKIを受けに来られた方から糸島の話を聞いて、ちょうど10年前に結婚式をあげたところでもありましたので、とても興味を持ちました。それから糸島に関する話をあちこちで耳にするようになり、これは近いうちに行ってみなければと思っていたところに、Nさんと再会しました。そのときのことは5月のDiaryにも書いていますが、そのNさんが数年前に糸島に家を買って住んでいるのです。それも私達が結婚式をあげたところのすぐ近くでした。市内から車だと1時間余りで行ける糸島半島は、海と山の両方に囲まれているところで、陶芸家や芸術家たちも多く住んでいるそうです。子供達を遊ばせている間に、結婚式をあげたリゾートパークに連れて行ってくれました。あの時にここを選んだのも偶然ではなかったようです。山の上にありながら海を見下ろせるとても素敵な場所でした。Nさんと初めて顔を合わせたのもそのときでした。そのNさんと今年再会し、その後すぐに私からREIKIを受けることになり、ここで宇宙の話をしているなんて10年前には予想も出来なかったことよねって二人で話していました。懐かしくてそこにおいてあったパンフレットを見ていたら、そのリゾートパークの別荘の庭には、妖精が住んでいるというお話が紹介されていました。ここにはこれからもまだ何かある、そんな予感がしています。
 昨日おとといと2日に分けて、名古屋から列車で1日かけて来てくださったNさん姉妹のREIKIとリフレのセッションを行いました。わざわざ遠くから来て頂いて、私もうれしかったです。またまた感謝ですね★ お二人のお話を聞いてみても、宇宙はその人それぞれにベストなタイミングでちゃんと必要なものを与えて下さっていることがわかります。昨日はちゃんとマリゾンまでたどりつけたかしら・・? 今日の帰りも長旅で大変ですが、もうセルフヒーリングも出来るのできっと大丈夫ですよね。
 この8月から秋にかけて、また大きなシフトの時になりそうです。まず、来週には熊本で講演会とセミナーがあるのでNさんと行く予定です。そのあと、9月にも前から興味のあった講演会やイベント開催の情報が次々に入ってきています。これからますます楽しみです♪
 そう言えば、今日のカード は「gratitude(感謝)」でした。改めて思うと、毎日感謝することがあるというのは、とても幸せなことですよね。