[Diary 35]





Diary 




                          VOL.36

8月 ダイジェスト版  Part 4
 8月19日
 今日は、ともちゃん親子と阿蘇に向かった。牛島さん達主催の阿蘇ミュージックキャンプに参加するため。17日から24日にかけて、連日ワークショップやコンサートが行われている。私たちは、その中のライアー教室に参加することにした。
 ハープの音は、昔から好きだった。ライアーのことは、木村弓さんの曲で知ったけれど、先月のAikaちゃんのコンサートで、生の音を聴いて、弾きたくてたまらなくなった。そこに、このワークショップの情報。しかも、阿蘇の大自然の中で・・・。もう行くしかないですね。(^^)

 場所は、南阿蘇のアスペクタ内のミュージックアトリエ。阿蘇の雄大な自然が一望出来る最高のロケーション。ピラミッドのような三角形の建物は、葉祥明さんのお兄さんがデザインされたという。(またシンクロ) 先生は、池末みゆき先生。何とライアーの世界では、知る人ぞ知る人で、湯川れい子さんの先生でもあった! 湯川さんと言えば、この前の瀬田先生の瞑想会でも、名前が出たばかり。鹿児島のある神事に参加したときに紹介されたそうで、その神事の後には月の周りに光輪が出ていたとか。(それって、もしかしてルナレインボー!?) そう、瀬田先生も池末先生から、ライアーを習っているようです。この日も途中で、湯川さんから先生に電話が入っていた。ひょっとして・・・と、終わってから尋ねてみると、Aikaちゃんのライアーの先生でもありました〜!!(わ〜い!)

 熊本の生徒さんたちと、子供達4人も加わった。このクラスでは、自分の好きな名前で呼んでもらうことになった。ちなみに、先生は象さん。(^^) 他には、好きな花の名前や「ひかり」「無限」などなど・・・思い思いの名前を自分で付けた。私は、「さくら」にした。(うふっ^^) リズムに合わせて、その名前をみんなで呼んでいったり、シュタイナーのオイリュトミーを取り入れて、身体を動かしたりして、ウォーミングアップ♪ 形も大きさも様々なライアーから、自分の好きなものを選んだ。私は、落ち着いた色で丸みを帯びたものにした。初めて手にするライアーは、木の感触が心地良く、触れているだけで気持ち良くなってきた。(撫で撫で) 基本的な持ち方を教えてもらい、まずはポロロ〜ンとグリッサンドで音を出してみる。風の音・火の音・水の音・・・。ライアーの音は、素朴で優しい。耳を良く澄ませないと聴こえないくらいの繊細な音。それが、耳の障害を持った人にも、聴かせることが出来るという。一人一人に試してくれた。耳を塞いでいても、首の後ろにライアーを置いて弾くと、ライアーの音が響いてくるのだ。ヒーリングセラピーに、有効だというのも良くわかる。音の持つパワーについては、半田代表が、繰り返し言われていたことを思い出した。
 ついつい、指ではじきそうになるが、ライアーでは弦を手前に引く。慣れるのに、時間がかかりそうだけど、それぞれの音が出ているようだった。輪になって、それぞれに好きな音を一つずつ弾いたら、隣の人がまた一音弾き、それを繰り返して行く。それから、二音・三音・・・と増やしながら、リズムをつけて行く。みんなでやることで、一つの音楽になっているようで楽しい。休憩時間になっても、またすぐに触りたくなるくらい。(^^)

 ランチは、牛島さんの奥さんと北野さん(ローズマリーのお母さんの息子さん)たちの手作り料理を頂いた。出来たての木の子の炊き込みご飯に、特製チジミ・味噌汁にお漬物・・・。どれもおいしくて、お替りしながらパクパク。(しあわせ〜) 参加者の中には、イタリアで6年間オペラを学んで、音楽セミナーもしている沖縄の金城さんという女性もいた。夕食は、金城さんの甥の男の子が、沖縄料理を作ってくれた。それも、またおいしくて・・・。ワークショップも、あっというまでした。最後に、どこから入ったのか、黄色い蝶々が二匹、私たちの輪の中にふわっと入ってきて、しばらく戯れて飛んで行った。(蝶々さんも喜んでるのね♪) ライアーと別れるのは、名残惜しい。いつまでも、触れていたかった。また、いつか会えるよね。その時まで待っててね☆

 私たちは、この日お泊りすることにした。昨日急に予定を決めたので、空いているところがあるかなと探してみたら、最初にピンと来て電話したところがバッチリ。 夜は、乙姫さま温泉でコンサートがあったので、乙姫ペンション村を選んだのだ。チェックインして、乙姫さま温泉へ。和室に、みんなで集まってスタート。東北のひろ音さんという方で、牛島さんの教え子でもあった。私の斜め後ろに、牛島さんもいた。二人の可愛い子供たちのお母さんでもある。牛島さん仕込みだけあって、伸び伸びと気持ち良さそうに唄っていて、私たちもリラックスして聴いていた。オリジナルの「さくら」という歌も唄ってくれた♪ 終わってから、ペンションの露天風呂に入った。久しぶりに入る乙姫温泉は、美人湯と言われるだけあって、しっとりして気持ち良い。ペンションに戻ったところで、真正面に花火大会をしているのが見えた。ラッキー☆

 朝は、ペンション村をお散歩。私は下駄を履いていたので、歩くのも気持ちいい。(自然の中にいるときは、出来るだけ自然のものを身に付けるのが気持ち良いよね。) 帰る途中には、いつもの「林檎の樹」へ。何と、新発売としてペルーのマカを使ったパンがあった!(まあ、こんなところにまで・・・) お土産のパンを買って、最後はやっぱりアップルソフト。(爽やか〜!) 押戸石に行ってみたいという、ともちゃんの提案。場所を良く覚えていなかったものの、何とか辿り着いた。山道では、ずっと同じ鳥さんや、蝶々さんが車の前を道案内するように飛んでいた。太陽がサンサンと降り注いでいて、眩しかった。明日は、牛島さんたちが、ここで声を出すワークショップをするそうだ。さぞ、気持ち良いでしょうね。

 久々のHiroくんに会うことになり、日田で合流。ともちゃんとHiroくんも、元ファミリーなのだ。(私の感じるところでは、二人は兄弟だった!?) 前にも連れて行ってもらって、すっかり気に入った「琴平」へ。川のせせらぎの音が心地良くて、相変わらず素敵なところ。川沿いを、また黄色と金色の蝶々が飛んでいた。(気持ち良さそう〜) Hiroくんも、いろいろ動かされているようで忙しそうだけど、元気そうで何より。3人で久々の再会を楽しみました。(^^)
 
 福岡に戻って、ともちゃんの実家におじゃました。見事な梁の大きな日本家屋で素敵。 帰りに、畑からキュウリやバジルをもらっちゃった。採れ立てで、うれしいな。いろいろお話していたけど、ともちゃんもこれから始まりそうで楽しみな感じ♪ 今度のことで、別の繋がりが出来て、私も楽しみにしてるよ〜☆