[Diary 34]





Diary 




                          VOL.35

8月 ダイジェスト版  Part 3
 8月 14日
 午後、遊びに行っていた柾至が、気分が悪いと帰って来た。しばらく横になっていると、熱が出始めた。HWをタップリ飲ませ、眠っている間に遠隔でエネルギーを送っておいた。夜、かなりの量を吐いたようで、スッキリしたと言いながらトイレから出てきた。そして、ぐっすり眠った。帰って来てから、ちょうど3日目。肉体とエネルギーの浄化だ。しめしめ。v(^^)v カナダにいる間は、食生活も普段とは変わっている。こうして環境が変わると、水の違いや家の中のエネルギーの違いも良くわかる。身体は、とても正直だ。(わが家は、見た目では全然わからないのですが、エネルギーはかなりのものです。^^) 

 8月 15日
 この日は、前々から柾至と天拝山に登ろうと考えていた。柾至と登るのは久しぶりだ。お互いに忙しいので、普段は予定が合わせられない。彼も新しい学期が始まるし、ここで区切りを付けて、次への準備をしておくのにも良いと思っていた。その前日の夜、浄化のプロセスが起こったのは、そのまた準備でピッタリ! 今朝、起きたときは、まだ熱っぽく、だるそうだった。右腕に湿疹が出ていた。お〜、出て来た、出て来た。いい感じ♪ 普通なら、予定を変更するかもしれない。でも、私は違うのです。(笑) これこそチャンス!とばかりに、一緒に連れて行った。
 そう思いながらも、「太宰府だけならいいけど、山は登れないかも・・・。」という柾至に、「ちょっと無茶かしら・・・」と迷いがよぎった。でも、そこで電車の窓から虹色の看板が目に飛び込んできたり、二日市の駅でバスを待っている間には、真ん前に「ゴールド月の世界」と月のマークの看板が思いっきり入って来たので、「大丈夫、大丈夫。サポートも来ているし、私の判断は間違えていない。」と信じることにした。

 天拝公園に入ったときには、黄色の蝶々が私たちの前を横切った。続いて、金色のトンボが何匹も現れて、目の前を飛び交っていた。(パワーアニマルとしてのトンボには、小さな気づきをもたらし、その意味に気づいたとき、大きな変革を迎えるというメッセージがある。) 公園の池には、赤い蓮の花。白の蓮の花が咲いていた武蔵寺で、ご先祖様へのお祈りとご挨拶。「光りの世界で安らかにお過ごしください。」 お隣の神社でも、猫が何匹も姿を見せた。道真公も、よろしくね。

 柾至は、まだ気分が悪そうだった。無理だったら途中で戻るから、行けるところまで行ってみようと言って、登ることにした。やはりきつそうだったので、4合目のところで休憩した。少し苦しそうにしている彼に、「インカトレールを思い出すね。」 そう、あの2日目の一番苦しい時も二人で頑張った。その時のことを思い出した。あの時も今と同じで、苦しそうだったけれど、何の文句も言わないで付いてきていた。「先にゆっくり行っているから、もう少し休んでていいよ。」 すると、しばらくして駆け上がってきて、ニコニコした笑顔で私を追い抜いた。さっきまでとは別人のように、元気そうに鼻歌まで唄っている。そして、いつものように、得意そうに私に差をつけて登った。(笑) でも、最後は一緒に頂上へ。  何も言わなかったけれど、私にはわかっていた。彼も思い出したのだ。息をするのも苦しい高山で、一日何時間も登っていた時のこと。あの時、彼はまだ10歳だった。それに比べたら、30分以内で登れる天拝山は、何てことはないのだ。(^^) 私も、初めてワイナピチュに登った時、疲労で前日から熱が出ていても、登りながら浄化して、内なる力を呼び起こした経験があった。だからこそ、今回のことも信じることが出来たのだ。

 頂上に着くと、さっきと同じ黄色の蝶々が二匹で戯れていたり、前回見た金色の蝶々が、次々に目の前に現れた。応援してくれて、ありがとう。そこに、「今日は、珍しく遠くまで良く見えるね〜。幸先良いことあるよ。」という声が耳に入った。大きな声で、まるで私たちに聞かせるかのように・・・。ありがとうございます。(メッセージは、他の人の言葉を通して伝えられることがあります。^^) お参りして、塩を撒き土笛を吹いていた。風が吹いて応えてくれた。柾至と話しているとき、黒くて美しい大きな羽をした蝶々が、私たちの真上を飛んだ。柾至は、昨日それと同じ蝶々を二匹見たそうだ。
 頂上から、宝満山にも光りを送った。宝満山は、天満宮の鬼門に位置した宮山。過去に、二人で2回続けて登った時にも、色々なことが起こっていた。それからは、直接登らなくても、いつも見守ってくれているのを感じている。天拝山と対になった素晴らしい霊山。いつもありがとうございます☆

 お昼は、いつもの「こまつ」さんでおいしく頂き、天満宮へ。赤い橋の前で、黒い蝶々が現れた。さっきと同じだ。まるで付いて来ているみたい。(^^) 久々に二人で、麒麟さんに挨拶した後、「龍馬も見てるよ。」と柾至。えっ、どこ? その後ろにある宝物殿の前に、龍馬の等身大の写真が立て掛けられていた。その横に、龍馬のピストル展示中!?とある。あらっ! こんなところに・・・。ピストルは前に高知で見ていたけど、中に入りたいという柾至と入ってみることにした。何度も前を通っているのに、中まで入るのは初めて。真っ白で神々しい牛の像もあり、ビデオも上映されていた。それには、天満宮の歴史から、龍馬たちの名前も出ていて(やっぱり繋がりがあった)、道真公のことも紹介されていた。今まで知らなかったことを、ここで教えてくれたのね。掛け軸に描かれていた道真公のお顔が、とてもリアルだった。こんな優しい穏やかなお顔をしていたんだ。改めて拝見して、とても身近に感じられた。いつもありがとうございます♪ 

 そして、龍馬のコーナーへ。そこにはピストル(龍馬が使っていたものと同じ型)以外に、何とあの掛け軸が・・・! 龍馬が暗殺された時の、血痕の付いた掛け軸。猫の屏風は、高知で見ていた。もう一つ掛け軸があるのは知っていた。でも、それがこの天満宮にあったなんて・・・。しかも、掛け軸には梅と椿が描かれている。(梅は太宰府、椿は松山の椿神社の象徴として、どちらも私とは縁があるのを感じていました。) この掛け軸は、暗殺された日に龍馬のところに届けられたものだという。・・・龍馬ちゃん。

 参拝を終えて、楼門を出ようとした時 「おみくじ!」  う〜ん、でも今日は違うな〜。そうだ、柾至ね。社務所に戻って、鷽鳥のおみくじを引かせた。そして、拝殿の裏の大きな楠の前に座り、おみくじを開いた。すると、ピンポンピンポーン、大吉! 「強運の運気がおとずれるでしょう。まさに朝日が差し昇るが如しであります。・・・」 やったね〜♪ やっぱり一緒に来て良かった。彼にとっても、必要なことだと感じていたから。そこに、あの黒い蝶々が、私たちの真上をぐるりと旋回して飛んで行った。ありがとうございま〜す☆
 その横に休憩所があったので、入ってみた。裏に周ったのは初めてなので、知らなかった。すると、そこには道真公のストラップが! しかも愛嬌があって可愛い。(笑) こんなのがあるなんて、参道のお店でも見たことがない。何か龍馬ちゃんのストラップとお揃いみたい。(^^) 他にも、梅の絵の入った紫と金色の鈴があったので、一緒に買った。毎月来ているのに、必ず何か新しい発見とギフトを受け取っている。太宰府は、私には最も身近で大切な場所。これからも、よろしくお願いしま〜す☆