[Diary 193]

  

Diary 
                                                                                                                      

                                                               VOL.194

★詳しいレポートは、それぞれの日付からリンクさせたブログや、
別レポートのページにあります★


 2010年 3月 (前編)                
 3月 1日(満月)
 まずは、月末に起こったイシスマジックについて・・・・ 26日のヴィーナス曜日。夜になって、お風呂に入ろうと思ったところで、エイトスターのリングがないことに気付いた。あら〜!? いつ外れたのか、全くわからない。 今日は、一日家にいた。だから、家の中にあるはず。朝からのことを振り返りながら、思い当たる場所を一通り探してみた。・・・見当たらない。

 ピアスは、これまでにも何度か落としたことがあった。髪の毛や洋服に引っ掛けたり、キャッチが緩んでたりして、気付かない間に外れていた。それでも、単なる不注意の場合は見つかっていた。その中には、「1111」の日に済州島で起こった、ミラクルなこともあったけど。(済州島編 Page3
 ピアスは、小さいから見つけるのが難しい。でもリングの場合は、単に落としただけなら、もっと見つけやすいはず。そこで、ハッと浮かんだのは、ヴィーナスを送ったこと。もしかして、パックした荷物の中に。指から滑り落ちて!? そんなことが有り得るかしらん・・・。

 普通では考えにくいけれど、可能性として残っていたのは、それぐらいだった。それで、この日に発送した全員に、メールを送っておいた。お風呂に入っている間に、これまでのことを思い出していた。「1111」のピアス以外に、リングではシナイ山でのことがあった。完全に失くしたと思っていたのに、数日後のアレキサンドリアで突然出てきたこと。(エジプト編 Page19) あの時は、シナイ山が受け取ってくれたのであれば、むしろうれしいことだと思えた。でも、思いも寄らないところから出てくることになって、その意味もわかった。・・・ この時、書き始めた9月の旅レポートが、シナイ山に入るところだった。(^^)

 その後で、バージョンアップさせるときに、ゴッドクロスの代わりにイシスのペンダントが動いたこともあった。(Diary188)  イシスのペンダントは、その前にも(去年の誕生日に)突然なくなって、突然出てくることがあって、その時に「イシスマジック」だったとわかることに。(Diary177) それぞれに、意味とメッセージがあった。

 では、今回は何だろう・・・。もう必要がないということであれば、それでも良いと思えた。シナイ山で、一度手放した状態になっていたので、持っていることに対しての執着は今もなかった。でも、お風呂を上がるときには、別のことが浮かんできた。それである方法を使って確認することにして、そのまま休んだ。
 その翌日、やはり間違いないと思い、メールを送った。ヴィーナスを送った中に入っている。その送り先も、はっきりとわかってきたのです。そして、その意味も・・・。(ブログにて
 Misakoさんの家庭も、大きな転換期を迎えていた。その少し前にセカンドアチューンメントを受けたこともあって、私にもストレートに伝わってきていた。今回の発送のときに、ペルーで買ったポンチョのセーターで気に入って買ったものの、使っていないものがあったので、プレゼントしようと一緒に送っていた。ペルーのエネルギーが伝わるように感じて・・・。

 それに加えて、エイトスターのリングも飛んでいったのですね。(^^) このダイヤは、ブレッシングダイヤモンドとして、最初から意識指数も1000(キリストレベル)になっていた。手にすることによって、その光を周りにも伝えて行くことが出来ると思っていたし、そのために出会い、与えて頂いたと思っていた。実際に、その光を融合させて、アチューンメントやヒーリング、ヴィーナスシリーズを通して送っていたけれど、この時のMisakoさんには直接物質レベルで届ける必要があったようです。

 私が電話した後で、不動産屋さんから連絡があり、それで太宰府の家に決めることになったとのこと。その話を聞いたのは翌日だったけれど、それも偶然ではないことを私にも示してくれていた。
 その電話をした後で、録画していた龍馬伝を観終わり、レコーダーをオフにしたら、別チャンネルで太宰府天満宮の映像が出てきた。それも参加した節分の大祭の時の映像。(!) それで、そのまま観ていたら、神事の様子から豆撒きまで映っていて、私の人影のようなものもチラリと出たり。(^^) その後で、天拝山のある二日市も紹介されていた。
 それで翌日に話を聞いた時に、宇宙が完璧に計画したことだったとわかったのでした。 全く気付かない内に、リングが私の指から滑り落ちて、荷物の中に入るなんてことは・・・ね♪

 「ダイヤモンド神界というのは、太陽神界。すなわち天照大神からの神勅を受けた神の光。

 現実的にいろいろなことが周りで動くと、ハート(内なる魂)ではわかっていても、サポートがあると信じていたとしても、不安というのは完全に消せるものではない。それは、私も含めてみんな同じではと思う。それをこうして、現実の出来事を通して見せることによって、宇宙は信頼を強めるようにと伝えてくれているのですね。
 このことは、私にも確信させてくれた。宇宙は、本当に必要であれば、必ずサポートをしてくれるのだと。 何もしないで待っているだけでは、宇宙も動きようがないけれど、自分の責任を果たし、やるべきことを最大限にやろうとしているものに対しては。
 
 1日の朝に出した満月のメッセージの中にも、マジカルなエネルギーが来ていることが出ていた。春の始まりに向けて、急速に準備をしているようです。 タロットからのメッセージでは・・・

 Death
Transformation. Death of the old ways. Making way for new energy and revitalization. Time to look for a new path. Change in a relationship, job or long-standing belief. Possible new beginning or liberation. Time to let go of something and let it pass from your life. Change of mind. Outside influence will cause drastic change. Accept change or change will be thrust upon you. Grieving a loss or change. Rebirth .

 「Death」のカードというと、良くないイメージがあるけれど、「変容・再生」を表わすパワフルなカード。古いものから新しいものへ。生まれ変わりと、新しい旅立ちへの大きなチャンスが差し出されているというメッセージ。 今の宇宙の流れにも、またピッタリ♪
 
 そのメッセージを受け取った頃から、空が変わり始めた。厚い雲に覆われて、雨が降り始め、稲妻が光り、雷の音まで。(!) ・・・ 予報では、午後ぐらいから雨が降ることになっていたのだけど。 それで、急いでブログに載せてアップさせることに。

 雨にもめげず、ガルーダちゃんで妙見神社へ。スタートさせて道路に出たところで、いきなりエンスト!? 「スピードを落として。」 は〜い! それで意識して、スローダウンさせながら走っていたら、蓮のお濠の辺りから頭がボ〜っとしてきて、ほとんどトランス状態に。いつだったか、以前にも何度か同じことがあった。力が抜けていて、自分で走っている気がしない。その感覚にも慣れてきたので、そのままお任せ状態に。・・・ それにしても、走っている間もどこか行っているなんて、アクナテンちゃん!(笑)

 神事が終わる頃には、風が強く吹いて、屋根を覆っていたカバーが音を立てて大きく揺れていた。直会でアツアツの鯛汁を食べていたら、鯛の大きな目玉ちゃんが出てきた。(おやおや) おめでた〜い♪ お椀から取り出していたら、Mayumiちゃんが食べたいとのこと。(!?) 目玉が食べれるとは知らなかったので、ちょっと驚いたけれど、意外とおいしいらしい。(^^) 
 
 お雛さまのお菓子の差し入れもあって、レディース達でポリポリ。(うふふ) そして、Kちゃんから、陶彩画の写真を見せてもらうことに。寿展の表紙になっていたのは、あの「天照大神」さま。それも、弥栄バージョンになっている〜。一昨年の個展のテーマが、「天照大神」さまで、その前の年がピンクゴールドに金箔が塗り重なって、光が弾けて広がっている「弥栄」だった。その二つが、一つに合体している!! 

 大和の太陽神であるアマテラスさまが、眩いピンクゴールドの光を放っている。そこでまた思い出したのは、リーディングの最後に降りてきたという光。アマテラスさまのピンクがかったゴールドの光 ・・・それは私のハートから湧き出ている、女神性の慈愛の光だと言われていた。そして、虹の光の同胞団との働きを補強し合うために、その光を使っていくようにと言われていたことも。
 その絵が載っているものは、一枚しかなかったけれど、Kちゃんがくれることになった。わ〜い♪ 向かっている途中から、何かに包まれているように感じたのは、この光だったのかも。
 ・・・ ちょうど、その頃「」のZさんのところから、ツアー参加の手続き完了メールも入っていた。夜の満月ヒーリングでは、早速その光を送ってシェアすることに。(^^)
 
 STS支局に寄ると、「999」の山田さんが入ってくるし、帰りもゾロ目ちゃんラッシュ。「18−81」の光の統合や、「21」と大きく書かれたポスターもド〜ン。(パチンコ屋さんのチラシだけど。^^) お空も明るくなり、転換されたのを感じた。(パチパチ)

 お家に帰ると、いつもお米を買っているSTS会員の農家さんから、イチゴがド〜ン! 大きくて傷一つない、きれいなイチゴちゃんたち。イチゴも大好きなので、うれし〜い♪ 新鮮な内に早く食べたほうが良いと思い、ご近所のテラちゃんにお裾分けしようと連絡。
 すると、「鯛宝楽」の鯛焼きを持って来てくれた。きゃっ! またまた、おめでた〜い&お祝いだ〜♪ 目玉ちゃんの代わりに、鯛焼きも来てくれたのね。・・・ 私には、そのほうが良かったということで、さすがわかって下さっている。(えへへ) 恵比寿さまの心使いに感謝☆

 ・・・ イチゴのパックに、「熊本 八代産」と書かれているのを見て、また急に思い出したことが。八代でのセミナーに行く途中で、金龍がいる神社にお参りすることになり、その時に黄金の玉を頂いたことがあった。(当時のブログ)   その八代には、立派な妙見神社があり、3年ほど前にお参りしていたことも。(八代編) 
 それぞれにいろいろあって、八代という名前からして気になっていたけれど、その土地で作られた玄米を、何年も前から毎日のように食べていたことに、ハッとしたのでした。(!)

 その八代の農家さん(冨崎さん)は、STSのHW栽培をしながら地球に貢献をしていて、「十二の菩提心」を紹介してくれた人でもあり。当たり前のように、毎日頂いていたけれど、八代のエネルギー(北極星の妙見&金龍)も頂いていたのですね。改めて感謝 ☆ ・・・ 現在、アイリスSHOPで「無農薬玄米」として、お分けしています。(^^)

 夜は、録画していたバンクーバーオリンピックの閉会式を見た。 ショータイムでは、1000人もの若者たちが集まって、踊りながら文字を作っていたり、ロシアの映像も映し出され、バレエやペアのフィギュアスケート、ソプラノ歌手の美しい唄も。ライブでは、オタワ出身のアラニスや、柾至がフアンだったアブリルも登場したりして、楽しく盛り上がっていた♪
 
 閉会式には、4人の先住民のチーフ達も招待されていた。このオリンピックが行われた会場は、先住民の土地だったそうだ。そのことに敬意を払っているところが、素晴らしいと思った。カナダは昔から多くの移住者を受け入れているけれど、それはハートが開かれた国という意味なのかも。今更ながら、カナダに住むことが出来たことに改めて感謝した。そして、今も縁が繋がっていることを・・・☆ (ぺこりん)

 3月 3日
 イシス女神の日。その前日は、「Death」のリバース(逆位置)が出ていた。あれっ? ちゃんと転換されたのを感じたのに・・・と思いながら、メッセージを読んでいると、周りでは転換と変容のプロセスが遅れていて、もうしばらく時間が掛かるとのこと。あらあら、そうなのね。・・・思いつくことが幾つか出てきた。
 この日のカードは、「今のところで、あなたのやることはやったので、後はしばらく待つこと。ゆっくりリラックスと休息の時間を取る。」と出ていて、棺の上で横たわっている絵になっていた。 前の日のメッセージと繋がって納得。は〜い、了解で〜す♪

 午後は、太宰府に行く予定にしていたので、ちょうど良いみたい。境内に入ると、猿回しが始まっていた。縁起が良い〜♪ 

   

 梅の観賞スタート。花びらがいっぱいの濃いピンク色の花や、「皇后の梅」も品が良くて素敵〜♪

   

 龍馬ちゃんも登場。そう、龍馬ちゃんも来てるよ〜。(うふふ) 

   

 菖蒲池の周囲にある梅園を、ゆっくり散策。約6000本の梅が、最後のハイライトという感じで咲いている。花びらの絨毯も、いいね〜。

   

 境内を出るときに、太鼓橋の手前にある大木の前で足が止まった。何度も通っていたけれど、今日はこの大木さんから、光が注がれてくるの感じた。精霊さんの顔も見〜つけた! ・・・いつもありがとうございます。 改めてみると、アマゾンにありそうなほどの巨木だった。アマゾンも待っててね〜。(^^)
 
   

 おみくじは「吉」。「充実した運気強く、すべてにフル回転の状態となり、評価を高める好機です。責任ある仕事に携わる機会も多く、細部に注意を怠らないことです。大きな目標を掲げ、一歩一歩前進するときです。・・・」  は〜い、がんばりま〜す♪
 
 電車に乗ったところで、メールが入っていたことに気付いた。 受信したのは、ちょうど境内に入った頃。(ブログにて) そのメールから「三人官女」のことが浮かんでいた。(うふふ) 夜は、おひなさま仕様のお寿司を食べて、お祝いも。(^^)

 3月 4日
 明け方に、聖なる薬草の儀式を執り行なってくれるシャーマン(ポール)から、メールが入っていた。ウルバンバ川が氾濫して、ダムが壊れたという。そのしばらく前に、神のうなり声のような音が、一時間近くも響き渡っていたと・・・。(!) 

 9月の糸結びを終えたとき、イシス女神と瀬織津姫さまが一つに融合されたのを、最後に示してもらっていた。それは、これからの地球のためだったけれど、その一つとしてペルーで動かれるつもりだったのですね。イシス女神の日、何も起こらないはずはないと思っていたけれど。

 前日の午前中は、シナイ山で日の出を迎えた時のレポートを書いていて、モーゼとアクナテン、アテン神との繋がりがわかったばかり。 再び、アテン神からの光を受け取ることになり、金龍を始めとする多くの存在も、エネルギーも強く感じていた。
 ・・・後になって、写真に写っていた淡い緑とピンクの光は、アクナテンとネフェルティティの光であったことを知りました。(エジプト編 Page 4

 さらに夜は、「アンデスの封印」に、アテン神とアクナテンのことが書かれていたのを読んだばかりだったので、鳥肌が立ちそうになったのです。(ツアーエピソード編 追記Page 3にて) イエスさまが磔になった本当の目的・・・。その神々の予言では、このようなことも書かれている。

 ” キリスト教会では、「イエスは、自らの血を流すことで人類を救うべく、死ぬためにこの世にやってきた。」と教えているが、そうではない。「彼」は、人々のために「生きた」のだ。”

 マイケルのことも浮かんできた。彼も、人々のために、地球のために、この世で生きるために来たのだと。ちなみに、マイケルの意識指数は「800」だったとか。ガンジーやマザーテレサは、「700」だったので、いかに彼の意識レベルが高かったのかがわかる。(全世界の平均は、「206」)

 そして、イエスさまの「父なる神ー創造神」は、「太陽星シリウス上に存在する想念体」であり、それが至上の存在であるアテン神の光だったこと。(!) アクナテンが伝えようとしていた光は、あの時代には受け入れられなかった。当時の人々には、その時の地球には、まだ準備が出来ていなかった。その後、モーゼが現われ、イエスさまが降臨され、最期にアテン神の光を地球に波動として定着させた。・・・

 あるプレアデス関係のワークを受けた後で、ハイアーセルフから「創造神のみと繋がるように」と強い警告を受けたことがあった。そのために、そのグループからは離れるようにと。そのことも、またここで思い出していた。
 今まで伝えられてきたことや示されてきたことが、私の中で繋がってきた。それぞれの時期に合わせて、パズルを埋めていくように示されてきた。私が自分で理解出来るように、一つ一つ時間を掛けて。
 それもきっと、2012年の地球のアセンションに向けてのことなのでしょう。具体的に何が待っているのかは、まだわからない。でも、こうして確実に、その時が来たら示してくれる、必ず導いてくれる。それだけは、確信出来るようになった。大事なのは、今のこの瞬間。今こうして示されていることを、一つ一つやって行くこと。そう、まずは太陽の力が最も強くなる時に、ペルーへ旅立つこと。そこで何かが始まる。今は、それに全てが向かっている。・・・

 The Eight of Wands
 Stability has been regained and it is time to move forward with renewed interest and passion. You are almost at the end, do not lose focus now. Dig in and see it through. This is the right path and you are doing the right thing. Stability and Growth continuing. A possible speeding up of energy. Others cheering you on in support of your goals.


 この日のカードは、8本のワンドが走っている絵になっていた。一般的には、「突然動き出す・急速な展開・終結に向かっている」 という意味がある。・・・ 準備も終盤を迎えている。その道も、あるべき道になっている。私は、そのことを信頼して、自分のやるべきことに集中して、続けて行けば良いのですね。

 届いていたメルマガには、このようなことも書かれていた。
 「・・・肉主霊従から、霊主体従への切り替え作業を霊界が行っているから、受け取りやすい人は、脱力感に襲われている。・・・肉体、物質を優先した生き方では、いつかは尽きる。だから、天界は、何とか永遠である心を第一の生き方にするべく、しかも世界中の人々に気づくように働きかけているのだが、この所さらに強くエネルギー変換をするべく働きが強くなっている、とのこと。霊的な世界を理解すると、どこかで必ず聞くことのある霊主体従。いまこうして示されたのも、霊界が絶えず、働きつづけ、導きつづけている証なのでしょうね。・・・」

 また、3月1日〜3日の間に、「惑星リセット」の動きがあったことも。「惑星リセットとは、惑星が与えている影響をリセットして、再プログラミングしていくこと。」 それも、1日の日に自動的に行われていたみたい。(^^)
 宇宙全体が、大きく動いているのですね。その流れに抵抗しないで、一緒に乗って行くようにすると、変換もスムーズに進んでいきます。

 3月 5日

 久し振りにDVDを借りて、この日の夜に観ることに。「オーストラリア」・・・ 詳しいストーリーは、何も知らないまま観ていたら、アボリジニの魔術師が出てきた。その魔術師は、唄を歌ってマジックを起こしていた。その孫にあたる混血の少年にも、同じ力が備わっている。その少年に、二コールキッドマン扮するサラが、歌を教える。それが、「虹を超えて(オーバー ザ レインボー)」だった!! (どひゃ〜)
 その歌が、物語の中での大事なキーになり、マジックの象徴になる。「オズの魔法使い」の映画のシーンも出てきたところで、リメイク版でマイケルが案山子の役をしていたことを思い出したり。
 アボリジニの先住民たちは、大人になるために、必ず「ウオークアバウト」と呼ばれる儀式を受けるという。それは、大自然の中へ旅に出ること。そう、魂の聖なる旅だった・・・。

 監督が、最も探求したいと思ったのは、「変容」というテーマ。人はある年齢になると、一つの型にはまった生活に固定され、その後もそのまま変わらないことが多い。だからこそ、「成長」と「生まれ変わる」という考えに興味を抱いたと書かれていた。そして、大自然は、人を変身させる素晴らしいパワーを備えているということも。 主人公サラがチャレンジした旅も、精神の再生で自己発見の旅になり、その後の彼女の人生を大きく変えることになった。

 「雨が降ると、全ての生命がよみがえる」
 この日も、ウルバンバ川の氾濫した状況を報告するメールが届いていた。そこに、モーゼという名前が出てくるなんてことまで。(!) 川の増水や氾濫は繁栄の前兆であると、古代から伝えられている。ただ、そのために被害を受けたり、そうなるまでの過程は困難かもしれない。今の村の状況もそうだと思う・・・。でもそこで、みんなが力を合わせて再生の道へと向かったとき、古いものが洗い流され、生命が蘇り、復活することが出来る。その自然界の願いを受け入れて、私たち人間が諦めないで、一つになって最善を尽くすことによって・・・☆

 マジック(魔術)を使うことも、繰り返しきている。同じ時期に、ケーブルテレビで「魔術師マーリン」も始まっている。ドラマでは、生まれながらに強力な魔術の力が備わっていた、マーリンの若き頃が描かれている。アーサー王を導いていたのはマーリンであり、そのマーリンはドラゴンに導かれていたというストーリー。 マーリンは、西洋で最も知られている魔術師で、魔術師のマスターのような存在。

 マーリンのことを一番意識していたのは、8年ほど前の頃だった。マーリンのメッセージが書かれた本も読んでいて、その中にアンデスのことも書かれていたのだった。

 「今では南アメリカのジャングルに埋もれてしまったかのように見える大陸が存在し、またアンデス山脈高地にも、ある一つの文明が繁栄を極めていた。その文明とは、インカ・アステカ・マヤといった文明よりもはるかに高度なものであり、今、人々に知られ始めようとしている。
 インカなどの文明の遺跡は、それよりはるかに古くはるかにすぐれた文明の継承されたものにすぎない。この文明は何万年もの歳月をかけて、偉大なる者たち(アセンテッド・マスター)によって導かれ、アマゾン川河口から上流へと向かうよう運命づけられていた。かつてはメルという名で知られていたこの優れた文明は、川や山に含まれている地球の強大なパワーを利用していた。川や山には、アトランティス時代の固定観念から人間の知性を向上させ、自然の強大な力と調和して生きることを可能にするパワーが存在している。偉大な指導者たちは、目に見えざる自然のパワーを利用して文明を形作っていた。そうやって出来上がった文明は完全なバランスが保たれ、食物やパワーは常に豊富で、快適な生活条件が整っていた。メルの人々は大地の加護を受け、決して欠乏を思い煩うことなどなかった。そのような世界は、初期レムリア時代以降では地球上に見られることはなくなってしまった。・・・

 
 当時のDiaryを読んでみると、ペルーに関すること以外にも、龍馬ちゃんやイシス女神のことも出てきていた。(Diary 26) マーリンは、私の中では「ロード オブ ザ リング」のガンダロフのようなイメージ。他には、ハリポタの校長先生も近いかな。
 アボリジニの魔術師もそうだったように、マジックを起こすのに特別な道具は要らない。魔術といっても、いろいろ種類があり、混同されやすいけれど、妖術や黒魔術と白魔術は相対するもの。 サルマンとガンダロフみたいに。(^^) 
 白魔術を使えるのは、マーリンのようにすでに備わっていたり、タロットの「魔術師」のカードに、「万能の神の力を地上に降ろす」とあるように、その力は自然界や神々と繋がって生まれたものでもある。そしてその力は、聖なるものへと変換させることに使われ、本当に必要な時にだけ使うもの。 放ったものは、全て自分に返ってくるから。 モーゼも、その意味ではパワフルな魔術師の一人であり、太陽族の最後の神官長であったと言われている。
 エジプトの旅で出会ったチャネラーから、エジプトの時代ではイシス女神から魔術の使い方を教わっていたと伝えられていた。そして、イシスの魔術のマスターは、セクメト女神だったことも。・・・ 続きは、この後のエジプトレポートを待ってね。

 3月 7日
 トリノ・エジプト展へ。「コルテオ」を観に行ったとき、会場にポスターが貼られていて、チケットの割引券まで置かれていた。これは行きなさいってことね、ということで、ギリギリ最終日に滑り込み。(ほほほ^^;) 
 入ってすぐに、トリノ・エジプト博物館の写真が目に付き、その中でセクメト女神の像だけが浮き上がってみえた。(!) 彫像ギャラリーでも、一番最初に足が向かったのは、セクメト女神の座像。太陽日輪を載せたライオン頭の女神。実物大かと思える大きさで、主だった傷らしきものもなく、ほとんど完璧な状態で残っている。それだけに存在感と迫力もあって、全体が光ってみえていた。左手には、しっかりとアンクを握り締めている。9月の旅で、セクメト女神からと言われ、授かったものがあった。それ以来、身近に感じられるようになっていた。しばらく眺めながら、感謝の光を送った。

 次に、プタハ神の座像も強く引き寄せられた。プタハ神というと、すぐに浮かぶのは、アブシンベル神殿の至聖所。四神の中では、お顔がなかったし、冥界の神でもあるということで、光も当たらないようになっていた。でも本来は創造神であり、世界の創造はプタハの言葉で始まり、他の神々はプタハに内在すると言われている重要な神さまだったのだ。壁画では、手にアンクとジェド柱(オシリスの脊椎で天を象徴としている)と、ウアス杖(支配を表わす)を組み合わせた三重杖を持っている姿で描かれている。
 頭に帽子を被っているので、どこか少年のような感じも受けた。近くでみると、目鼻立ちが整って、永遠の美少年のようなお顔で可愛い。(ふふふ) この時、瞳が入っているのを感じた。・・・ そこでプタハ神は、セクメト女神のダーリンだったことを知って納得。お世話になってます。(^^) 

   

 続いては、オシリス神の頭部像。お馴染みの上エジプトの白冠を被っている。頭部だけで150cmぐらいあるから、お顔がアップでド〜ン。そのお顔が、クリクリの大きな目で微笑んでいるので、また可愛く感じたりして。(オイオイ。笑)
 ポスターにもなっている、ツタンカーメンとアメン神の立像。アメン神より半歩下がったツタンカーメンの右手は、アメン神の背中に置かれている。アメン神の左手にも、アンクがしっかり。

   

 他にも、イシス女神がホルスに授乳しているものや、オシリス小像の台座に、万物を見通すウジャドの眼(ホルスの眼)が描かれているものも。そこには、死者はウジャドの眼を通して、物事を見通せたとの説明があった。女性や子供たちを守護するベス神も登場したり、動物像や石碑、棺、宝飾品、子供のミイラや、「死者の書」のパピルスなど。
 予想以上に、充実していた。グッズコーナーでは、「ツタンカーメン(山岸涼子)」のコミックがあることを発見。読んでみたいかも〜。(^^) 他にも、「イシス」やアクナテンやネフェルティティが出てくる時代の「アトンの娘(里中満知子)」というコミックもあるとか。(まあまあ!)

 帰ってから気になることがあったので、少し調べてみると・・・ネフェルティティは、ある時突然姿を消したといわれているが、それはアクナテンの死を隠して、アテン神信仰を引き継ぐために、王の身代わりとして政権に携わっていたという説もあるとか。ハトシェプスト女王のように、男装して(!?)  ・・・ 有り得るかもしれないと感じてしまった。むしろ、そのほうが私の中で納得することも。

 こんな感じで、次から次へと入ってくることが続いている。今月のテーマ「原点回帰」。その通りに、私にとっては魂のルーツを知り、再統合することになっている。・・・ 「この時期が来るのを待っていたのです。」 その声が、ずっと内側から響いてくる。