[Diary 175]


Diary 
                                                                                      

                                                    VOL.176

★詳しいレポートは、それぞれの日付からリンクさせたブログや、
別レポートのページにあります★

 2009年 6月 (前編)                   
 6月 1日
 「水の月」がスタート。私の誕生月でもあり、ここ数年続けて嵐のような(!?)「変容」のプロセスが起こっていたこともあって、ドキドキワクワクの幕開け。(^^) でも、今年はこれまでとは異なる流れで来るのを感じていた。

 その前日の31日は、「JAPAN MISSION」の講演会に参加することになった。最初に耳にしたのは、確か2年ぐらい前。その頃から、毎回のように誘われていた。でも、その度に別の優先させたいものと重なっていたので、参加することが出来なかった。それが、今回だけは違っていた。耳にしたのは、押戸石でのウエサク祭 を終えた翌日。みんなで朝日を迎えた後だった。

 そうして、五島の旅 から帰り、レポートを書いている時に、再びこの講演会のお誘いがあった。もう、その時には二つ返事で「行きます」と答えていた。30日から31日にかけて、お空も大きく動くと聞いていたので、何かがあると思っていたから。 その上、有難いことに今回の分はチケットまで頂けるということになって、行くように用意されているのも感じた。
 チケットも余分に頂けるということで、浮かんできた4人に声を掛けたら、その全員がそれぞれに行くようになっていたことが発覚。(めでたし、めでたし)

 その場所も、またピラミッドのアクロス。歌のパフォーマンスの後、提唱者のNoh Jesu 氏の講演がスタート。いきなり龍馬の話が出てきた。(!) その時点で、やはり来るべきだったのねと納得。Jesu 氏の体験から、JAPAN MISSION の意義について。 要約して、一部をシェアさせて頂くと・・・。
 
 ” 物を作っている人を、いかに次元上昇させるのか。イメージがコントロール出来ないから限界がくる。”
 ” 他人と過去はチェンジ出来ない、自分と未来はチェンジ出来る。それが難しいのは、イメージに支配されているから。イメージを溶かすことが出来るのが技術。イメージと技術があれば、世界に広げていくことが出来る。 もっと次元上昇させて、共に力を合わせて作っていく。個人の時代は終わる。 ”
 ” イメージの価値、心の価値、人間の価値、日本の価値に気付くこと。 ”
 ” 日本から世界へ発信していく。
 ” なぜ日本なのか・・・考えるのではなく、感じて動くのがサムライの世界。今までの観念の知識ではなく。それがオリジナルを超える。日本は、東洋と西洋の間(ま)の世界。全てを出会わせる。”
 ” 今の世界を変えられるのは、救えるのは日本しかない。日本から発信する道しか残っていない。世界を救うのが日本。 ” 
 ” 表の世界ではなく、裏の世界に関心を持ってほしい。表だけで生きるのは止める。裏を観ることが出来るように。物の見方だけで変わることが出来る。” 
 ” 裏としっかり繋がって、当たり前のように使っているのが日本。共にWIN WIN 出来る。一日も早くアップグレードすること。”

 「日本が世界の中心であること、日本が世界を救うこと」や、日本という国の本当の働きについては、8年前にSTSに出会った後ぐらいから、次々に教えられることになった。そのときに驚きながらも、目が覚める思いがしたのを憶えている。(Diary11 6月13日分)・・・そうでした、それも同じ6月でした。
 それから、その後の数年は、そのために具体的に動くように、動かされるように導かれ、日本の各地を続けて周るようになった。(聖なる旅にて) その流れの中で、名前の使命も伝えられた。そして、最近では「数霊」の深田さんも。 だから、ここで言われていることは、そのまま素直に理解が出来る。
 
 表の世界というのは、目の前に見えている世界、裏の世界は、見えない世界のこと。裏を観るというのは、奥に隠れているものを観る、物事の本質を観るという意味だと解釈している。
 誘ってくれた山田さんが、いつも言っていた。その見えない世界を、スピリチュアルの面からではなく、ビジネスを通して表現して行こうとしていると・・・。 STSは、科学を通して、見えない世界とを繋いでいる。それぞれの表現の仕方や活動の仕方が違うだけで、目指す方向は同じだった。

 それも、この福岡から発信して行くという。(!) そのスタートが、この日の講演会になっていた。福岡は、「情報とエネルギーの発信地」。ずっとそう感じていた。一つ一つが、ここで繋がっていた。

 提唱者のJesu氏は、韓国生まれの人。一度何もかも失うことになり、この福岡で大きな気付きと目覚めがもたらされたという。年は、私と同じ年だった。私も愛媛から出てきた20数年前と、カナダから帰国した10年前に、ほとんどゼロの状態で福岡に来た時のことを思い出した。・・・

 最後に、移り変わる富士山の映像をバックに、伝えられたメッセージにも心が打たれていた。その最後の映像は、富士山に登る朝日になっていた。新しい夜明け・・・今から、次の次元へとスタートする。さらにアップグレードさせて行く。その時が、来たのですね。

 冊子として、小さな絵本が入っていた。小さな一匹のうるめちゃんが、勇気を出して始めたことが世界中に広がって、最後にはみんなが一つになり、大きな大きな飛龍となって、青空に飛び立っていくという物語だった。

 終わってから、山田さんに紹介して頂いて、Jesu氏と御挨拶。聞いていた通りに、穏やかで温かみのある人だった。 Jesu氏の名前をみて、最後に「S」を加えたら、「JESUS」になるなんてことも浮かんでいた。そして、韓国のシンボルが「陰陽和合」であることも。
 その帰り道が、また「88」ラッシュで、最後に「888」で締めてくれたのでした。(^^) これから、ますます無限の可能性が拡がっていく。・・・

 その翌日の「龍神さまの日」に、感謝を込めて青龍さまにお参り。同じ6月生まれの人たちとも記念に撮って頂いたり、一足早くプレゼントも頂いたりと、楽しい時間を過ごした。この日を、「龍神さまの日」と呼んでいるのは、同じく8年前のこの日に、龍神さまからのメッセージを受け取ったから。「これから、いよいよ始まる。」と。 そして、その通りになっていた。 だから、大事な切り替えの日でもあるのですね。次の段階へと進んで行くために・・・☆

 6月 7日
 佐賀セミナーのために、再び佐賀へGO−! この二日前には、八坂神社 のお守りも送られていた。そのご縁繋ぎも、青龍さまだった。(ぺこりん)
 光の粒子が降り注ぐメッセージから、ソーラーレインボーも現れた。龍宮橋を渡って、豊玉姫さまへの御挨拶からスタート。昇り下り龍の龍登園で楽しみ、隠れたお社となっている「かつみうどん」さんへ。久々の「魔女の宅急便」として、エジプトからの届け物を。(^^)

 そして、地球環境蘇生セミナー。この日も、新製品の紹介があったけれど、留まることなく進化し続けている。そう、それこそがあるべき状態なのでしょうね。
 「人々に気付いてほしいために、この科学をしている。」 「過去を精算して切り替わるとき」 

 オメガWは、水の中に電子が流れているのを測定出来る。実験として、水の中に手を入れたら身体も即反応していることを、見せてくれていた。そのお風呂に10〜20分入るだけで、活性酸素がゼロになり、エネルギーと情報の液体へと体液が変わり、不健康にするものをシャットアウトしてくれる。 後は、遺伝子が自ら良くしようと働いていく。・・・
 NHKの番組では、「洗う水」として浄化力を中心に紹介していたけれど、このオメガWはあらゆる方面で無限大に活用出来る。それを家庭レベルで、毎日使わせて頂いていることに感謝。

 また、この日に限定で販売されたアロマのディフューザーは、アラジンの魔法のランプにそっくり。しかもライトも付くようになっていて、マジェンダカラーだったり。(うふっ) 水にアロマを入れると、ランプの上から淡い蒸気が煙のように出てきたりして、ますます魔法のランプ状態。(ジーニーというより、あくび姫が出てきそう。笑) それも、この時期に発売されるなんて・・・。いつも、ピッタリとシンクロしてくれる。何から何まで、本当に感謝です♪

 第二部として、佐賀支局での懇親会へ。会員さんたちの体験や活動の話を聞きながら、出会ったときのことを振り返り、これからのことを考えていた。この数年の間に、医師法や薬事法の取り締まりが厳しくなったことから、こうしたネット上では、詳しく紹介したり、シェアすることも難しくなってきた。そのため、以前のセミナーレポートや体験レポートも、リンクを外している。いろいろ伝えたいことはあっても、以前のような方法では出来ない状態。 私は、これからどう伝えて行ったら良いのかな・・・その結論も、ここで一つ出てきた。

 その答えは、シンプルだった。ただ使って行くこと、使い続けて行くこと。それが結果として、地球を蘇生することになっている。私が自分で何とかしようとするのではなく、この科学がそれを証明してくれる。頭で理解して、伝えようとしても、そこには限界がある。とても同じレベルで話すことは出来ないから。(^^;
 STSでも、「この科学には、言葉が要らない。」と良く言われている。そして、「感動と歓びから生まれたもの、伝わったものは本物。」ということも。
 そう、私に出来ることは、自分の身体で証明していくこと。変化し続ける、進化し続けることで、その振動数が周りに伝わって、その人たちが自然と目覚めるように、準備が出来た人から気付いて行く。まずは、自分自身を上げていくこと。次元上昇し続けて行くこと。 カーボディを活性化させて、ライトボディとして進化させて行くと、それが可能になるのだから。 

 帰りに、再び「かつみうどん」へ行くことになったので、食事が終わったところで、お先に失礼。外に出ると、ゴールドの大きな満月が輝いていた。閉店からすでに2時間以上経っていたけれど、さっちゃんと一緒に待っていてくれた。 エジプトの砂とクリスタルも、今年はたくさん持って来ていた。去年持ってきたものは、ここで縁のある人たちにシェアしてくれていたから、今年もより多くの人とエネルギーを分かち合ってもらえるように・・・。そう、ここもエネルギーと情報の発信地になっている。巨石とハーモニーウォーターの融合した水で、自動的に進化し続けて、来る度にどんどんパワフルになっているし。(ふふふ)

 入ってすぐに、スイッチオン状態になって、ノンストップで始まった。私たちの貸切なので、もう何の遠慮もなく。(^^) 糸島周辺の地図を広げて見ながら、これまで訪れた場所に関することが、次々に出てきた。へえ〜!ほ〜!わ〜! お互いの意味を確認するように、自然と謎が解かれていった。それも、今の流れに合わせた事柄として。
 太陽神、ピラミッド、マグダラのマリア、TAOから和合、融合・・・それも男女の和合。「子宮を開く」という言葉が出てきたときは、鳥肌が立ちそうになった。

 JAPAN MISSION に参加したとき、さっちゃんから岡野玲子さんの「イナンナ」を見せてもらっていた。天の女神が、肉体を持って地上に降りてくる。その女神が、甘美なベリーダンスを踊る。その絵を見て、身体の奥から熱くなるほど反応して、しばらく釘付けになっていた。その中に、「子宮を開く」という言葉が出ていて、ゾクっと来ていた。出産の経験があるけれど、そのレベルの意味ではないことはわかる。
 内なる女神が開花した、その後に続く道として、その先の段階を示しているように思えた。次の封印を解く時が、近づいている。・・・・

 西さんも、白の模様が入った黒アゲハを目にしていた。他にも毘沙門天のシンクロや、七福神・・・。そして手相を見せてくれたら、大きなMの字になっていて、真ん中に神秘十字と呼ばれるクロスまで同じだった。 神秘十字を持っている人は、二つの世界を橋渡しするとか、神と一体になって働くという意味があると、ある時に教えてもらっていた。
 「僕たちは、前世からの強い繋がりがあるみたいやね〜。」 何しろ、初めてお店に来たのが、4年前の龍馬ちゃんの誕生日(&命日)で、激しい雷雨になった時でしたから♪ (Diary 45) 

 「今日も、またたくさん集まっているみたいやね。」 正月の奥の院 登りで活躍してくれたハナちゃんが、背後にいる存在たちを、じっと見つめている。そういう時は、狛犬ポーズになるからすぐにわかる。(^^) (わかっているところでは) お大師さまに、弥勒菩薩さま・・・エジプトの神々さまも仲良く。(これも和合なり。^^) そうそう、天狗さんもいらしたみたい。(ぺこりん)  おかげで、お店の中はエネルギー満杯状態で、暑くなっていた。 訪れた人から、ここは「ホワイトホール」になっていると言われたというのも、わかる気がする。

 Yokoちゃんが運転していたと聞いて、ヒーリングしてもらっていた。ここしばらくYokoちゃんの車で、出掛けることが続いていた。その度に、Yokoちゃん自身が大きく変化している。強くなっていくのが、目に見えて感じられていた。彼女が、進んで自分の役割を果たしてくれているからでしょうね。 それもあってか、私のハイアーセルフが、Yokoちゃんの夢に良く出没しているらしいし。(ふふふ) 全てはエネルギー交換。どういう気持ちで、何をしているのか、天は全てお見通し。やっていることの一つ一つが、その思いが何倍にもなって返ってくるようになっている。

 私も、ついでにヒーリングしてもらっちゃった。(えへへ) 手が温かくて、気持ち良〜い♪ 周りにいる人たちにも、それが伝わっていた。「僕は何もしていない、誰かがしてくれるのを伝えているだけ。」 そう、それが高い次元でのヒーリング。内なる神と繋がり、高次の意識と繋がっていたら、技術やテクニックなど何も要らない。ここを何とかしようとか、自分のエゴも入れない。ただ媒体となって、手を置いていくだけで良い。・・・

 みんな気持ち良く癒されて、今日もすっかり遅くなっちゃった。満月がさらに高く昇り、煌々と輝いていた。そうだった、あのサファリの満月の夜から、ちょうど三ヶ月目になっていた。(エジプト編 Page 3) エジプトの砂とクリスタルは、そのエネルギーを浴びたものだった。だから、今日ここに持って来ることになっていたのですね。全ては、宇宙のプラン通り。(ちゃんちゃん)

 6月 9日
 陰陽和合の日。この日に、ようやく ヴィーナス プロジェクト を公開出来ることに。とはいえ、それもまだイントロダクションとしての Part 1までだったけど。どうせなら早くお知らせしたいな〜、早くみんなとも分かち合いたいな〜と思うのだけれど、やはり時期があるようで。 それに、実際に準備のための時間も掛かっている。
 その間に、これにはこの本から、これにはこのページを参考に、この映画から、この番組から・・・という感じで、必要な情報を次々に与えてくれている。自分で探そうとする前に、直感で動いていたら、そこに答えが出ている。 インスピレーションを通して、アイデアも次々に浮かんでくる。この香油には、この使い方を、これには、この香油を合わせる・・・などなど。
 去年、初めて香油を手にしたときは、貴重なものでもあったので、少〜しずつ大事に使っていた。(ほほほ) でも、今回こうして示されてから、もっと積極的に使い始めた。贅沢なくらいに、原液でたっぷりと、いろいろな方法で使ってみた。すると、香油自らが教えてくれるような感じになってきた。それも、香油が自然界のものだからなのでしょう。基本的な知識も必要だけれど、私がもっと大事にしたいのは、そこから先のプロセス。 自然界の精霊たちと繋がって、一緒にワークしていくこと。それも、リーディングで言われたように、昔からしていたことだったのですね。
 
 20代の頃、しばらくエステティシャンの仕事をしていた時、その人の肌の状態に合わせて、自分で処方を考えたり、パック剤を選んで調合するのが、楽しいと感じていた。ただ指示された通りに、決められた通りにするのではなく、自分の心に感じた通りに動いていくこと、新しく創り出して行くことに、やり甲斐と歓びを感じていた。今しようとしていることは、それと同じ。その人の何が一番最善なのか、その人が輝く姿を心に浮かべながら創っていく。ヴィーナス オイルは、そのためのもの。だから、早く始めたくてウズウズしているのだけれど、もう少しガマンガマン。(笑) 

 インスピレーションとして伝えられてくるものを、具体的に、形として現実化させる。それは、翻訳のようなものかもしれない。リーディングもそうだし、こうしてレポートやDiaryとして、まとめることもその一つ。私は、それに何よりエネルギーと時間を使う。これがプロのライターさんとかなら、ささっと出来るのだろうけど。あ〜、うらやましい。(^^; でも、そうして一つ一つ時間を掛けることが、私には必要なのかもしれない。それだけのエネルギーと情熱を注ぐことが・・・。

 その昔、私の生まれた日によるカードとして、タロットの「魔術師」のカードを見せられたことがあった。いずれ同じようなことを、今生でもして行く時が来るだろうと。その姿が、またリアルに浮かんできた。今までのことを統合させて、私らしく表現していく。本当の自分に、もっと近づいている。自分の原点に返っているような感じ。何ものにも遠慮することなく、何ものにも縛られることなく、自由に自分らしく表現して行けるように。

 The Magician Alchemy. Creation. Beginning. Mastery of the four elements of fire, earth, air and water. The Magician is the Master Creator of the Tarot with his ability to forge a new path with seeming effortlessness. The magic of the Magician is that he uses all the tools in his possession to create what he wants and the elements bend to his will. With the universal symbol of infinity over his head the Magician's power is endless.  

 ・・・改めてみると、頭上にはメビウスの輪がありました。(薔薇とリリーの花も。^^) 日本語版の解説によると、このメビウスは「三位一体」をも意味し、天上に掲げる聖杖と大地を示す指は、万能の神の力を地上に降ろすことを意味する。テーブルの上に置かれている剣(ソード)・杖(ワンド)・杯(カップ)・護符(ペンタクル)は小アルカナを構成するスートであり、四大元素(空気・火・土・水)との接触・交信を象徴するとのこと。

   

 さらに、魔術師ということで、同じく今年手にしたパピルスの絵のことを思い出した。イシスとオシリスが揃った絵が欲しくて探してもらったら、その絵を差し出された。もう一人の女性は・・・?
 オシリスのシスターで、魔術を扱う女神とのこと。「ふ〜ん、そうなんだ〜。二人だけのほうが良かったけど。」 なんて、その時は失礼なことを思いながらも(^^;、その女神の存在が気になっていた。そこで、もしやと思って良く見てみると・・・手には、香油を持っていたのです。(!) わ〜やっぱり! 

 その魔術の女神は、オシリス神の前に立ち、香油を使ってイニシエーションの儀式をしている。イシス神は、オシリス神の後ろに立ち、羽を広げて愛のエネルギーで彼を包み込んでいる。二人の間には、ウジャドの眼をしたホルス神が、儀式を見守っている。 
 ・・・お店で手にしたときは、そこまでの意味は考えていなかった。ただ二人が一緒に描かれていたことと、全体が金色でピカピカ光ってきれいだったので、気に入って買っていた。 アクナテンのパピルスに続いて、またここで明かされることになった。
 
 6月11日
 九州国立博物館の聖地チベット展へ。五島の旅へ行く途中と、かつみの西さんとの話にも出て、これは行かなくっちゃと思っていた。・・・西さんは忙しいにも関わらず、佐賀から2回も観に行っていた。
 
 太宰府天満宮の境内の中にあるというのが、本当に有難い。(一石二鳥なり〜♪) 先に、本殿でのお参りを済ませてから入場することに。 
 虹の通路の光を浴びて外に出ると、また別世界に入った感じになっていた。
 
 青 (天)・白 (風)・赤 (火)・緑 (水)・黄 (地)の五大元素を表した、五色の旗がヒラヒラ。まずは、チベットを最初に統一に導いた王ソンツェンガンポさまに、御挨拶。 頭部には、阿弥陀如来が表現されており、ソンツェンガンポ王が、阿弥陀の化身である観音菩薩の生まれ変わりであることを示している。(以下の画像は、博物館よりお借りしています。)

 右の画像は、「魔女仰臥図」。 チベットの地勢が、大きな魔女の姿に似ていることから、その両手両足の関節にあたるチベット高原各地に12の寺院が建てられ、その動きを封じたという。(ほ〜っ)

   
 
 片足に重心をかけて立っている弥勒菩薩さまは、優美なお姿で素敵。微笑んだお顔の表情も、どこか魅惑的な美しさがある。右画像のポスターにもなっているダマルパは、破滅させて創造させる仏さまで、大きく目を見開いていて凛々しく力強い。
 「アヴァドゥティパ」は、うつむいた憂いのあるお顔で、また素敵。 このコーナーの仏さまたちは、引き締まった身体に、目鼻立ちがはっきりした美形なので、目の保養にも。(オイオイ!)

   

 タンカという曼荼羅も、ズラリと展示されている。ネパールで買った、わが家の曼荼羅のことも思い出した。(ネパール編 Page 3
 そして、入ってすぐに調べていた「守りがみ」として出てきた、「白傘蓋仏頂陀羅尼(びゃくさんがいぶっちょうだらに)」の登場。この女神さまは、展示リストをみて、最初に目に入っていた神さまだった。
 「愛と慈悲の女神さま」で、災いからも守ってくれる強い女神さまとのこと。チベットのヴィーナスだ〜と、思わず喜んだ私。(^^) お顔が3つで、千面千手千足のお姿。手には、輪宝とリボンがたくさん付いた防御のための白い傘も持たれている。力強くて美しい。ありがとうございます☆

   

 マハカーラ(大黒天)も登場。ふくよかな身体つきは同じだけれど、お顔の表情が独特。日本の大黒天さまのような柔和な感じではなく、やはり目を大きく見開いている。それに、額にもう一つ縦に入った眼がある。 何ともパワフルな大黒天さま。

 お待たせしました、「カーラチャクラ父母仏立像」。ヘールカと呼ばれる仏さまが、明妃を抱いて交わっている。それぞれ4つの顔に、3つの眼を持っている。
 「方便(慈悲)の象徴となる父と、空の知恵(般若)の象徴である母が抱き合う姿は、これらが一体となることで悟りの世界に到達できるという教えを象徴している。」

 しばらく見つめていたら、仙骨の辺りから上昇するエネルギーを感じてきた。RAINBOW AGE REIKI でお渡ししている、クンダリーニのシンボルのイメージで。
 二人が向かい合っているお顔は、お互いに目を大きく見開いていて、迫力のある形相をしている。目を逸らさないこと、しっかり向き合うこと・・・そう言われているのを感じた。

 他にも、幾つか父母仏立像として、同じような姿を取っているものがあった。「ヘーヴァラ父母立像」・・・「口から如来を取りこみ、明妃に送る。明妃は八女神を生み、男が悟りを得る。」
 「蓮マンダラ」には、開いた蓮華花弁の中心に、明妃を抱く姿があった。

   

 空(くう)を示す守護神の「ナイラートシャ」。「空は、方便(慈悲)という男性原理に対する女性原理である。」・・・「空」が女性原理だった。数年前に、「色即是空 空即是色」と書かれた女龍のような、エンペラーフィッシュの画を手にしたときに、「これは、あなたのための絵だから、何があっても手放さないように。」と画伯から言われたことを思い出した。 そして去年の夏至の日に、「空」の意識を体感する出来事のことも。(Diary157
 
 十一面千手千眼観音さまは、圧巻だった。黄金色に光り輝き、幾つも重なった千手が今にも動き出しそうだった。去年観に行った千手観音のショーのように・・・。

 緑ターラーの凛として、品のある美しさにも見惚れていた。白ターラーの曼荼羅のマスターカードは、7年前ぐらいにシャスタで手にしていた。あまり意味も知らないまま、ただその気品ある美しさに惹かれて。 ターラーは、観音菩薩さまの瞳から放たれた光明から生まれた女神さまだった。(!)

 干支の守り仏である文殊菩薩さまは、チベットでは若々しい姿でイメージするように定められているという。(よしよし^^)  屋根の上に止まっているガルーダちゃんも見〜つけた。・・・いつもご苦労さま。(^^)
 ビデオで、チベットの映像が映されていた。天空の地にある聖地ということで、マチュピチュのことが浮かんだ。高度4000mというと、ティティカカ湖と同じ。カラフルな衣装も素朴な笑顔も、どこかペルーと似ている。そのせいか、どこか懐かしくも感じた。

 ゆっくりと時間を掛けて、仏さまたちに感謝の光を送りながら、お参りさせて頂いた。どの仏さまも力強さがあり、存在感があるものばかり。第三の眼が入っているものが多いのも特徴的。それは、見えない世界ー裏の世界を見ずして、一体にはなれないことを示しているように感じた。

 2年前に訪れたネパールの旅は、「北のイーグルと南のコンドルの融合」がテーマになっていたけれど、同時に私の中でインドとチベットの融合をしたのも感じていた。(ネパール編) 今思うと、3年前にダライラマさまの講話を聞かせて頂けたことも、とても有難いことだと思った。(ダライラマ法話会編) ・・・もう一度、ラマさまの法話を読んでみると、「空」のことも書かれていた。「直接の体験を通して、空を理解していく。」 それを1年前に体験させてもらったのですね。そして、「無明」についても。
 この日本で、チベットの神々さまに、御挨拶をさせて頂けて感謝。 そして、ヴィーナス プロジェクトのテーマと繋がっていること、その必要性の意味を確認させて頂くことも出来た。ありがとうございました☆

 帰りには、菖蒲池のアイリスちゃん達にも、挨拶出来た。 虹の女神アイリスが、女神さまたちを一つに融合しようとしている。

   

 私がある人(Yさん)を通して教えてもらっていたことをシェアすると・・・

 ” エネルギーを発するのは女性から。男性は、女性からのエネルギーを許容する。 そのエネルギーに乗ることで、共に上がっていく。女性からのエネルギーがないと、男性だけでは前には進めない。もし男性が、一方的にエネルギーを奪うようなことをしたら、女性は身も心も破綻してしまう。
 二人が調和した理想的な関係を保つには、女性はまず自分自身を大事にして、相手とのコミュニケーションを頻繁に取るようにすること。そうして何度も確認しながら、修正していく。
 一人ひとり見方が違うのは当たり前。同じものを見ていても、見えているものは異なっている。その意見が、例え100%違っていたとしても、方向性が同じで、許容出来るのであれば良い。それがどうしても出来ないのであれば、その関係はいずれ難しいものになる。
・・・ ”

 男女それぞれに、役割があるということですね。その役割が果たせていないと、陰陽の和合にならないから、どこかでバランスが崩れてくる。チベット密教の教えにも繋がっているし、それがエジプトの旅で気付かされたことでもあったのでした。
 それから、今年の旅までの約一年間を掛けて、カーボディを活性化させ、「空」の意識を体感しながら、準備をさせられていたのでしょう。 ヴィーナス プロジェクトを通して、その方法を提供することが出来るように。 誰もが、この世でのヴィーナスー女神のように光り輝くことが出来るように。 (左画像は、テオドール シャセリオーの「海から上がるヴィーナス」)
 
 このプロジェクトは、私なりに具現化させた一つ。私の場合は、この道であり、この方法だったということで、誰にでも当てはまる。それぞれに相応しく、それぞれの方法で創造し、この世で表現していくことが出来る。特別な力など必要なく、すでに持っているものを目覚めさせ、開花させるだけで。 私がこうして見つけたように・・・☆

 イタリアでは、アッシジにも訪れていた。聖フランチェスコの平和の祈りの部分 「私を、あなたの平和の使いにしてください。」は、別の訳し方では 「あなたの平和の道具にしてください。」となっている。そのことも約束していたのだと思う。そのために自分の全てを投げ出します、そのために私の身体をお使いくださいと・・・。

 「内なる女神性の開花と創造」 これはあくまで入り口で、この奥にあるテーマはとても深い。 眠っていた本質を目覚めさせて行くもので、人間としての本能に携わる部分でもある。それがために封印されていた。マグダラのマリアは、その一例となっている。
 私自身も、どこかで避けてきたもの。でも、より進化したいのなら、本当の自分を自由に表現したいのなら、その封印を解くしかない、開花させるしかない。何より、魂はそのことを望んでいるのだから。

 この翌日の朝、早速そのことを示す出来事があった。ここまで、周りも変わるのかと思うくらいに。そして、夜にはあるオファーも差し出された。それらが、また一つに繋がるような形で・・・。
 天界(神界)からは、全て用意されている。後は、私たち人間が動いて、具体化させていく。それが、神と一体になって動くということ。 

 ・・・ということで、もうすぐ第一弾として公開出来ると思いますので、お待ちくださいね☆