[Diary 119]



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                                                      VOL.120

 2006年11月ダイジェスト (Part 7)
 11月21日(新月)
 「未知のものを受け入れることで、新しい何かを生み出すことが出来る。インスピレーションは神の意思。信じて行動することで、導かれた方向へと進む。自分を自由にして、シンプルでいること。諦めていたものが返ってくる。努力が実り、豊かさ、収穫の時。・・・」

 この日は珍しく、朝起きる時に眠くてたまらず、もっと寝ていた〜いという感じ。(ZZZ・・・) 来月に控えている、私たち親子のビッグイベントに対するインスピレーションを受け取った。(ふふふ)

 11月22日
 ハイライトを迎えた。この日のことは、先月のS先生の側近の方の会で教えてもらっていた。11と22の数字が重なるこの日は、何かが入ってくる時。それが何かは、それぞれによって異なる。その人の生き方によって、ある人には魔が入るかもしれないし、ある人には奇跡が起こることもあるという。 ・・・ということで、私はもちろん良いことにフォーカス。(^^)

 そして、その日が近づいたところで、ある事に気付いた。そのことを確かめるべく、昨日の新月の日に来ていた父に尋ねたら・・・!!

 8年前にカナダから帰ってきたのが、ちょうどこの時。そして、翌日に父と3人で太宰府天満宮に行っていた。祭日に日本に帰るということで憶えていた。そうすると、カナダを出たのが22日か、もしくは日本に着いたのが22日。 そのいずれかに違いなかった。
 そこで、さらに思い出したのです。もしかしたら20数年前に、今治から福岡へと来たのは、同じ時期だったのではと。それで父に尋ねてみたら、ピンポーンだったのです。(!) 

 私はその当時、高校を出てある商社に勤めていた。大阪が本社にあり、地元では名の知れた会社だった。でも急に家を手放して出ることになり、ちゃんと挨拶出来ないまま、辞めなければいけなかった。 会社にも大きな迷惑をかけたのに、本来はもらう資格のない冬のボーナスと翌月の給料の分まで、ひと月後に振り込んでくれたのです。 それが確か60万円以上にもなっていて、当時としては今よりも大きなお金で、どれだけ助かったことか。まだ勤めて一年ぐらいだったのに、支社長が私の事情を察してくれて、12月まで在籍していたことにしてくれたようでした。 それで、11月であったことを思い出したのです。

 さらに父に尋ねてみると、あの時は別府から福岡へと入り、まず最初に太宰府天満宮に行っていたそうです。(!) そこで、近くに二日市温泉があると教えてもらい、宿を取ったとのこと。その後、福岡市内に入り、最初に入った不動産屋さんで聞いて、すぐに住めるところを教えてもらうことに。 そして、さらに驚いたのは、その不動産屋さんが、今私が住んでいるところのすぐ近くだったとのこと。(!)
 おそらく、それもこの22日を挟んだ日だったのではと思っている。・・・今だからこそ、ようやく気付かせてくれることがあるのですね。

 それで、この日は天拝山と太宰府にお参りに行くことにした。
二日市温泉の前で降りて、いつもの道を歩いた。その通り沿いで、小さな温泉宿が目に入った。もしかして!? 確かなことはわからない。でも、その宿の前で足が止まった。・・・ここがそうかもしれない。天拝山に来る度に、何度も通っていた道だった。胸が熱くなってきた。

 当時のことが、少しずつ思い出されてきた。幸いにも、その日の夜から住むところが見つかっていた。もちろん、家の中には何もない。父と兄は、日給で貰えるということで、しばらくの間廃品回収をしていた。それで、使えそうな家具を見つけて使っていた。私は、アイスクリーム店でアルバイトを始めた。商社のOLからの転身ということで、それはそれで新鮮だった。(アイスクリームも好きだったし♪) その2年後は、何か技術を身に着けたいと思い、エステの仕事に就職。・・・思えば、手を使う仕事はこの頃からですね。

 自分の意思とは別のところで、変化を強いられていたことだけれど、そのために父を責める気持ちはなかった。自営業を始めてから、毎日毎日休みもほとんど取らないで、朝早くから夜遅くまで働いていた。私たちの前で愚痴をこぼしたことは一度もなく、お酒を飲んで酔っ払ったりするのも見た覚えがない。ただコツコツと、真面目一筋に働いていた。
 私は、その後ろ姿をずっと見ていた。 小さい頃から、私が出来ることは、親に余計な負担を掛けないように、自分のすることは自分で、ちゃんとすることだと思っていた。だから、欲しいものがあっても、自分から口にしたことはなかった。 ただ早く自立して、自分で生活が出来るようになりたいと思っていた。

 そうして、初めて福岡に来た頃のことを思い出しながら、天拝山の麓に近づいたところで、胸が込み上げてきた。 当時を哀れんだのではなく、感謝の思いが湧き上がってきたから。これまで体験してきた一つ一つのことが、私には必要な経験で、それがあるから今の私があるのだとわかったから。そのおかげで、物に対する執着心とか、何かを失うことへの怖れも少なくなっただろうし、何もないところから自分で創り出して行く、生み出して行くことが出来るということもわかったから。 (新月のメッセージに繋がっていますね。)  全ては完全なる宇宙の計画であり、その間もずっと見守り、導いてくれていたのだと・・・。
 そして今、こうして話すことが出来るようになり、私の心も解放されたのを感じた。

 天拝山の山は、色づいてきれいだった。九州最古の寺の武蔵寺へ入り、ご本尊の薬師如来さまにも御挨拶。 山門の紅葉も、赤く鮮やかに染まっていた。昨日の雨で、色彩がはっきりして、イキイキして見える。(龍神さまも、いつもありがとうございます。^^) 
 紫藤の滝の水も、勢い良く流れていた。その滝の前で、(イメージで)禊をした。過去への拘りも、今日ここできれいに洗い流し、光に換えることを宣言しながら。

 持って来ていたJE を、塗り塗りして登った。 何度も登っているのに、違う道を歩いているように感じて、不思議だった。何かが違って映っていた。小鳥がさえずりながら、前を飛んでいく。ほとんど風がないのに、木の葉が優しく揺れている。山全体が穏やかで、静まり返っていた。

 途中から、心臓の音がバクバク聴こえそうなくらいに、激しく鼓動していた。 私のハート(第4チャクラ)で、何かが起こっている。

 頂上に着いたところで、飛行機が真上を飛んでいた。ここに来るのは、今年は最後になる。宝満山から周囲の山々、遠くに見える海に、感謝を込めて光を送った。
 公園内の紅葉もきれいだった。黄金色に輝いてみえた。龍神池のほとりを歩いていたら、鮮やかなオレンジ色の尾をした鳥さんが、飛んできた。こんにちは〜♪ 出る時には、目の前に「33」のナンバーの車。 ありがとうございました☆

 今日は「こまつ千寿」さんがお休みだったので、久し振りに「花こうじ」へ。健康野菜のバイキングでランチ。ちょっと食べ過ぎ。(^^; 

 太宰府に入り、竈戸神社へ。神鹿園の鹿ちゃんに近づくと、鳴き声をあげた。目の前で鳴き声を聞くのは、初めてかも。それも数回続けて鳴いていた。(顔つきも・・・) よしよし、いつもお遣いありがとうね〜♪ またどこかで会おうね。(^^)

 境内の紅葉もきれい。いい時に来れて良かった。久々に、須佐神社にも御挨拶して、宝満山の登り口まで。雨の後で、周囲もキラキラ。この山は、その名の通りに宝の満つる山であり、神功皇后さまの縁の場所でもある。感謝を込めて、光を送った。


 龍馬ちゃんの本に出会った、お蕎麦屋「山公」さんも懐かしい。またいつか食べに来ますね。
 「まほろば号」のバスの中で、ディジュリドゥと篠笛の演奏会の広告が目に入った。太宰府であるなんてね。(ふふふ) 
 
 光明禅寺へ。釈迦、文殊、普賢の3仏に見立てた3石を主体に、“光”という字を12(!)の石で表現した九州唯一の石庭。(このDiaryも12の数字に) 裏庭は、「一滴海庭」。一滴大海とは、広大な海も一滴の水から大海となるということを意味していて、青苔は大陸と島、白砂は水と大海を現している。
 さすが紅葉の名所だけあって、今日はたくさんの人。ここも、ちょっと御無沙汰だったけど、一年で最も美しい時期に来れて良かった。


 天満宮では、終わりに近づいた菊花展。牛さん、麒麟さん、亀さん、鷽鳥さん、鹿ちゃんに龍馬ちゃん、飛梅さんに白獅子ちゃんに菖蒲さん・・・と、それぞれに御挨拶して参拝。
 道真公には、20数年前からお世話になっていたのですね。この筑紫の地に呼んで頂き、温かく迎えて頂いたことに、心から感謝して光を送った。これからも初心を忘れないで、この土地で自分が出来ることをしていきます。

 最後に、道真公にメッセージをお願いして、おみくじを引いた。
 「大吉・・・強運の運気がおとずれるでしょう。まさに朝日が差し昇るが如しであります。」
 願望も「自ら思うままになる」とあり、旅行も「快適な旅」とのこと。 わ〜い、また日の出だ〜♪

 11月22日は、私にとっても大切な日であることがわかったし、今年は充実したお礼参りが出来て、私の心も満たされた。(昔のDiaryを調べていたら、転機の年だった2001年の11月23日にも、記念日として天拝山と太宰府を周り、翌日に高千穂から阿蘇に行っていました。^^)

 日垣宮主からの言葉を要約 (下弦神界からのメッセージとして)
 「このままでは、地球が保たない。世界中の人間改造が必要である。誰もがその対象。その人間新生の為に、古い霊影を出して、新しい霊影と入れ替える。霊影とは魂ではなく、肉体の原型。目には見えないものであり、これが魂を包み込んで、初めて肉体に入ることが出来る。新しいものを入れるには、古いものを出さなければならない。出さなければ入らない。・・・・

 新しい霊影の神髄を持つ場の一つが、グランドキャニオンであったこともわかった。今年に入って2度続けて訪れて、納得です。(来年も行っちゃうよ〜♪) 

 霊影の入れ替え・・・再誕(リバース)としてならば、私は今生だけでも何度もしてきている。そして、これからも続いていく。そうして、脱皮を繰り返しながら、新しい力が生まれ、進化していくから。
 は〜い、これからも何度でも、喜んで生まれ変わります!! v(^^)v