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Diary

                                                Vol.1

                                                       Since 1999.8.9

   9月 20日
  今朝、MariaからGuestRoomにメッセージが届いた。読んでいると、離れていても彼女からの愛がどんどん伝わってきて、涙でいっぱいになった。
 彼女は、私のスピリチュアルパートナー。
new age 風に言うと、ソウルメイトかな。Mariaは私達のことツインソウル(双子の魂)だと言っていた。彼女と出会い、学び合って、そして旅立った。そのいきさつは今度、他のコーナーで書きたいと思っている。
 住所が決まったらすぐ連絡すると言いながら、しばらく手紙を出すことが出来なかった。イヤ、しようと思えばいつでも出来たけど、あえてしなかった。彼女に何て書いたらいいのかわからなかった。彼女は、私の痛みや苦しみを自分のことのように感じる人だから・・・。だからいって、彼女にウソをつくことはできない。今の自分に自信が持てるようになるまで、手紙は出さないと心に決めていた。
 日本に息子と2人で帰ることについては、周りのほとんどの人に反対された。住むところもまだ決まっていない。また貯えが十分あるわけでもない。とりあえず、ウイークリーマンションに予約を入れておいて、あとはできるだけ早く住むところを見つけようと思っていた。それで、子供を抱えて新しい生活を始めようと言うのだから、反対されても無理はないよね。
 でも、周りにいくら説得されても私の決意は変わらなかった。それは、”自分には他にすることがある”って、気がついてしまったから・・・。自分をごまかして生きることが、どんなに苦しいか十分わかったから・・・。気がついてしまった以上、もう同じことを繰り返すことはできない。”本当の自分を生きたい” この気持ちは、もう抑えることが出来なかった。ただ、そのために子供が犠牲になるかも知れない。そのことを考えると辛かった。後ろめたい気持ちにさえなってた。でも、彼はちゃんとついてきてくれている。他の子供たちに比べて、不自由な思いをさせていても、文句を言うどころか、私を励ましてさえくれる。それに応えるには、今私が出来ることに全力を尽くすこと。何年か経って、あの時決意したこと間違えてなかったんだねって、周りのみんなからも言ってもらえるように・・・。
 さてと、今からMariaにメールを出そうっと。
  9月 14日
 ホームページを公開して、今日で1週間が過ぎた。
Guest Room に送られてくるメッセージは、今の私にとても大きな支えとなっている。このホームページを通して、今までお世話になった方達や友人達に、また会うことができる、それがとてもうれしい。
 人との出会いって素晴らしいよね。いつもそう感じる。福岡を始め、東京、カナダといろいろなところで、いろいろな人たちと出会った。中には私たちのこと、本当の家族のように思ってくれている人もいる。それは、私自身が血縁関係のつながりが薄かったので、その代わりに与えて下さったのかなとも思う。
 みんな年齢も性別も国籍も様々。私には、昔からそういうのはあまり気にならなかった。違って当たり前。同じ人間であることにかわりはない。この広い世の中で、こうして出会えたってことは、それだけで縁があったのだと思うから。この世に偶然はないって信じてるから。自分のなかでは、それを大切にしているつもり。でも、実際には、離れてしまうとなかなか連絡が取れなかったり、手紙を出さなければと思っても、つい怠ってそのままってことが多かった。それをこのホームページを作ることで、私がずっと伝えたかったことや、これから学んで行こうとしていることを みんなと共有できればと思っていた。まさしのページを作ったのもそう。みなさんが見守ってくれたおかげで、こんなに大きくなりましたって伝えたかった。
 気持ちの持ち方ひとつで、その出会いさえも大きく変わることがある。カナダでいろいろなことがあったとき、心がすごくネガティブになっていた。”もう誰も信用できない。したくない!”って。そんな時に出会う人は、またそれに追い討ちをかけるような人ばかりだった。時を経て、それに気が付いた時・・・心がもっとポジティブ゙になった時、周囲が変わった。悪い影響を与える人たちは、自然と去って行き、新しく出会った人たちは、みんな素晴らしい人達ばかり。「そう、それでいいんだよ。」って教えてくれるかのように・・・。その時に出会った一人であるヒーリングの先生から、こう言われた。「自分が変われば周囲も変わる。自分の波動をあげれば、それに見合う人や物事を自然と寄せ付けるようになる。」 うん、確かにそれは実感している。
 もうひとつ人間関係で思っているのは、損とか得とか考えないことかな。以前はよく、人から何かを頂いたり、してもらったりすると、早くお返しをしなくっちゃ!と思って、そのお返しをするまで心が落ち着かなかったりした。また、理由もなく妙に親切にされると、何かあるんじゃないかと疑ってみたり。でもそう思うってことは同時に、自分が何かをしてあげたときに、無意識のうちにその見返りを期待しているんじゃないかなって。それに気がついてからは、素直に受けとることも大事なんだって思った。今は何もお返しが出来なくても、いつか別の形で出来ることがあるかもしれないし、心の中で、その人に「ありがとう」って感謝することで、いいエネルギーという形で送れることもあるから。
 「与えよ、さらば与えられん」って聖書にもある。人に与えることができるのは、幸せなことだと思う。私も、もっともっと与えることが出来るようになりたい。
 9月 11日
 
今、田中信生さんの「そのままのあなたが素晴らしい」という本を読んでいる。著者は、カウンセラーとして20年以上、心に悩みを持つ人と接しており、その経験に基づいてこの本を書かれています。
その内容を一部要約して紹介すると、

 親から「ほんとにグズだから」とか「だらしないわね」「頭が悪いわね」と否定的なことばを聞かされて育った子供は、次第に自分はグズで、だらしなく頭が悪いと思うようになる。両親やまわりの人から否定的なメッセージを受けたことによって、自分に自信が持てず、自分を愛せなくなっていると感じる。そうして、傷つけられて育って親になった人は、無意識のうちに今度は自分の子供を傷つけるという悪循環に陥る。つまり、それが原因で自分の子供にも否定的なメッセージを送ってしまう。

ことばってとても大切だと思う。何気なく言われた一言が心の奥にずっと残り、それが潜在意識の中に入って、その後の自分をずっと支配してしまうことがあるから。言霊っていうことばもあるように、ひとつひとつのことばにもエネルギーがあると思っている。喋った本人に悪気がないとしても、口にした瞬間にそれが目に見えないエネルギーとして、相手に伝わる。それを考えると、できるだけ否定的なことばは、使わないようにしたい。他人に対してだけではなく、自分自身に対してもね。それに加えて、ほめることの価値についても本のなかで語られている。

 私達は子供が何か悪いことをしたらすぐ叱るのに、何か良いことをしたときに、同じくらいに素早くほめてはいない。怒られればしゅんとしますが、ほめられればだれでもやる気になる。また、ほめようとすると、どこかいいところを見つけようという姿勢につながる。それが、相手の良いものを引き出すことになる。

確かに思い当たるところはありますよね。特に私達日本人は西洋の人達に比べて、ほめるのが苦手みたい。見えすいたお世辞は別として、ほめるという行為は、それ自体が相手を受け入れていることにもつながっていると思う。私もある時、それに気が付いたことがあって、それから意識して出来るだけ良い所を見てほめるようにしてみた。最初のうちは、言ってる本人が照れくさい気持ちになったりもした。でもそれを繰り返すうちにだんだん慣れてきて、次第に相手の欠点もあまり気にならなくなってきた。このことを最初に気づかせてくれたのは、息子。彼は誰に対しても良いところしか見えないみたいで、他の人のことを悪く言ったことがほとんどなかった。
 完全な人間なんていないのだから、どんな過去があり欠点があっても、自分自身や相手をあるがままにいったん受け入れてあげる。それから、自分を変えていくことはいくらでもできる。
 「脳内革命」の春山茂雄さんや船井幸雄さんは、長所を見つけてそれを活かし、どんどん伸ばしてあげることを勧めている。今すでについているもの、運の良いものと付き合い、得意なものを伸ばしてあげる。そうすることで自信もつき、次第に苦手なものもそれにつれて良くなっていくと・・・。短所や欠点ばかりを指摘したり是正しようとすると、脳波はベータ波やr波になり、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが分泌してしまうらしい。
 私たちがそれぞれ個性をもって、お互いがそれをちゃんと認めあって、みんなが自分らしく生きていけるようになったら、争いのない素晴らしい世の中になりそう。 
9月 8日
 今日は、久し振りにヨガをした。あ〜気持ち良かった。
春頃までは週に2〜3回位してたのに、暑くなってからすっかりサボってしまって、ついついセルフヒーリングだけで体調を整えてた。
 ヨガを始めたのは、19歳の頃。
肩こり解消にいいと聞いて、小さなヨガ教室に通った。そこは、まずスクワットや腹筋という準備体操から始まって丸2時間と結構ハードなのに、50代60代の人達が、しっかりついてきてた。そこで、正しい呼吸法からマントラの唱え方まで教わった。今思えば、あの時が自分の身体への目覚めの第一歩だったのかも知れない。
一時は、真剣にインストラクターになろうと思ったこともある。
 ヨガも太極拳や気功と同じように、エネルギー(気)を取り入れて、バランスを取り戻すものだと思う。その効果はゆっくりだけど、例えば、肩立ちのポーズをすると脳の中に血液がどんどん流れていく感じで、頭もスッキリするし、硬くなってた筋肉もぐ〜んと伸びて、終わった後のリラックス感はもう何とも言えない。
 身体を動かすのも大事ね。ヒーリングを始めると、つい安心して、それだけに頼ってしまうことがよくある。エクササイズは、別に取り入れたほうが良いと思う。
エステの仕事をしていた時、週に一度の休みをほとんどスポーツクラブで過ごしてた。同僚から「そんなことして、ますます疲れるじゃない。」なんて言われたけど、それは逆。全身をくまなく動かすことで、身体のバランスを取っている。
 また余裕が出来たら通いたいなあ。やっぱりアクアビクスかな。カナダでしばらくしていて、とっても気持ち良かったもの。それまでは、ビデオでも充分だね。
9月 2日
 ホームページもだんだん出来上がってきた。アップまであともう一息ってところかな。
 ほんの数ヶ月前までは、せいぜいインターネットを見るくらいで、パソコンのことなんて何にもわかってなかった。いや今でもそう、必要最低限のことしかわからない。本とパソコンの画面をにらめっこしながら、右手首にはタコを作り・・・!? 

 ほんとは、パソコンのような機械類ってとっても苦手だったんだけど、自分で仕事のカルテや書類を作り始めると、だんだん楽しくなってきて、ついにはこうして、ホームページまで作る気になってしまった。最初に友達に勧められたときは、とんでもない!なんて思ってたのにね。ひとつひとつページが仕上がっていくのを見ると、ワクワクしてくる。自己満足とはいえ、”私にも出来るんだ”って自信にもつながった。いくつになっても、新しいことを学んでそれを吸収していくのって楽しいよね。
 でも、これも私ひとりの力でできたわけじゃない。友達susieさんのヘルプがあったからだ。彼女も今年に入ってホームページを出したばかりだけど、それがすっごく良く出来てる。細かいところも凝っているし、見ていて楽しい。あんな風に作れたらいいなあって思った。彼女は、パソコン用語もチンプンカンプンな私に、電話やメールでいろいろアドバイスしてくれた。知り合ってもう十何年になるかな・・・、考え方や趣味がよく似ていることもあって、年齢差も全く感じることなくいろんなこと話してた。何年間かブランクがあってもこうして再会すると、またすぐに昔に戻れる。彼女の勉強熱心なところや、やり始めたらとことんやる!という精神には感心する
 さてと、あともう少し、がんばろうっと。
 8月 24日
 今日の夜は、友達に誘われて食事に出かけた。
ひとりなのできっと寂しいだろうという心づかい(!)だ。
そう昨日の夜は、家の中がシーンと静まり返っていた。ひとりいないだけでこうも違うのかと思った。まさしも何だかよくわかってるみたいで行く前に、「Miyukiちゃん、(2人の時はこう呼ばれる)ボクいなくても大丈夫?がんばってよ、すぐ帰るからね。」なんてことを言ったりする。
 妊娠したとわかったとき、当時はまだ若かったこともあって、生むのをためらったことがあった。その時に、リーディングをしてもらって受け取ったメッセージは、”あなたには、男の子の星がついていて、2人は強い絆で結ばれている”というものだった。
 そして先日、自分で見てみると、私は”彼との関わり合いの中で、自分自身を知るための機会や刺激を与られ、その結果現在の生き方に疑問を感じ、より有意義な生活を求め始める。” 
また、彼にとっての私は、”現実生活に通用するたくましい知性を養える関係で、長い間抱いていた願望を成就するためのヒントや機会が与えられ、お互いライバルのように競争しながら、向上のための刺激を与え続けていく関係になる。”  
 そう今までのことを振り返ってみると、まさにこの通りなのだ。私たちって、母子としてだけでなく、ときに兄弟だったり、恋人同士やライバルだったり、父と娘だったりする。これまででも、ほんとにたくさんのことを彼から学んできている。彼を見て気づかされたことがいっぱいある。
 子供はみんな純粋な心―魂―を持って生まれてくる。魂は生まれてくるまえに、自分の目的や使命を果たすために最も適した環境を与えてくれる親を選んで来るのだという。もしそれが真実なら・・・。例えどんな親子関係であっても、お互いの魂の成長に必要で意味のあるものなんだってことなのかも。
 私はちゃんとその役割を果たせているのかな。イヤ、まだまだだなあー。彼のほうが、私よりずっと冷静なときもあるし、私のほうが励まされたりしてるんだもの。まだ疑うってことを知らなくて、なんでもすぐに信じてしまうことから、その分傷つきやすいデリケートなところもあるように思う。でもそれも、彼の一部ならそれはそれでいいと思っている。時には悩んだり、苦しんだりしながらいろんな経験して、その中から自分の道を自分で見つけてほしいな。そして私は、必要な時にはいつでもすぐに手を差し伸べて、それまではだまって見守ってあげられるような親でありたいと思っている。
8月 16日
 世間のお盆休みもそろそろ終わり。
私にとっては、長〜い休みだった。外に勤めていた頃は、休みが待ち遠しかったりしてたのに、この仕事を始めてからは、もう仕事がしたくてしたくてたまらない。
 リフレクソロジーのお客様から、「大変なお仕事ですね、手が疲れるでしょう ―。」とよく言われる。そんなとき、決まって答えるのは「いいえ、私は仕事している時が一番楽しいんですよ。」  これは、格好をつけてるのでも、ムリしているわけでもなくて本当にそうなのだからしょうがない。肉体的には疲れることもあるかもしれない。でも一度セッションがスタートすると、どんどんエネルギーが上がってハイになっていく。余計なことも考えなくて、手が勝手に動いてるって感じで、1時間なんてあっという間に過ぎている。終わった後は、”いい仕事をした〜”と自己満足の充実感でいっぱい。自分でもセッション前より、顔がイキイキしてるのがよくわかる。
 リフレの先生も言ってた。「僕たちは与えるだけではなくて、同時に受け取っているんだよ。」ってこと、本当にそうだと思う。
 私はこの仕事が大好き!心からそう思える。今まで生活のためとか、仕方ないからとしてきた仕事もある。でもその経験があったから、こうして今の仕事に出会えたことにとても感謝してる。
 8月 9日
 今日からここでも日記をつけることにした。
私が日記をつけはじめたのは、中学に入った年からのこと。そのころの私というのは、ナイーブでとっても感受性が強く(今でもね・・・♪)気が弱いくせに強がりなところがあって、全然素直じゃなかった。それが自分の日記にだけは、その日に思ったことや感じたことを素直に書くことができてた。
 それがある日、その日記を兄に読まれたことがあって、もうその時の私は、兄のこと一生許さない!って思ったくらい怒ったのを覚えてる。自分の日記を読まれるくらいなら、死んだほうがマシって思ってた。
 あれからずっと書き続けて、もう何十冊ってなってる。昔は、よく1年前の自分を振り返って読んだりしたこともあったけど、いつからかそういうこともしなくなった、最近では、書き方もかわってきた。その日あったことや思ったことを書く以外に、何かの答えが見つからないときや迷ったとき、日記に書きながら問いかけていくと、いつのまにかその答えを書いてることが多くなった。
 ”すべての答えは、自分自身の中にある”ってことかな。
 また外の世界に対しても、自己表現することも必要なんだって、少しずつわかってきた。それは、カナダでの影響も強いと思う。ムリしなくて自然にできるようになってきてる。今こうして、ホームページを作っているのもそのひとつ。私が今までいろいろな経験をして、またこれからもっともっと成長していく中で、学んだことや気づいたことをみんなとシェアしたいって思えるようになった。