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聖なる旅 



カナダ 2009 編



2009.12.16〜12.31
                                                                              

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 12月20日
 昨夜は少し眠ってから目が覚めて、そのまま明け方まで頭が冴え渡っていた。夜が明ける頃になって、ようやくウトウト。以前は、度々あることだったけれど、この最近は日本でもぐっすり状態だったので久し振り。 冬至を迎える前だからかも・・・・。

 朝から雨が降っていた。早速、ブレッドマシーンでパンを焼いてみることに。日本で使っているものとは機種が違うけど(B&D製)、同じ作り方でしてみた。2LB分(2斤分)ということで、量だけ倍量にしてセット。粉は全粒粉で、白神こだま酵母を持参。そう、この酵母で作りたいからこそ、手作りにするのだ。白神山地の大自然の微生物を摂り入れるために。(^^) それに、UFO水M−80蘇生塩。それに、ヘンプオイルもお忘れなく。v(^^)v

 お昼前には焼きあがるはず・・・ところが! 粉が分離されたままで、ちゃんと焼けてない!? 何がおかしかったのかな。・・・どうやらセッティングが甘かったようで、ブレードがちゃんと回らなかったみたい。(ははは^^;) 明日、再挑戦しよう〜。

 今日は夕方からのお出掛けなので、それまではお家で一人で待機。柾至は、友達と出掛けて合流することに。ランチの後は少しゆっくりして、再びPCに向かう。一人なので、ひたすら集中していた。 時間になって、お仕事から帰ってきたマイクと準備して出た。

 友達を招待して、早めのクリスマスパーティをすることにしたのだ〜。途中で、予約していたケーキをゲットして、スカイトレインの駅で柾至とRyoくんをピックアップ。Ryoくんは高校時代からの親友で、カレッジに入っていた。Ryoくんのお姉さんも、バンクーバーに留学していたらしく、偶然にも同じ場所に進学することになったのだった。現地の友達だけでなく、こうして日本からの親友が近くにいるというのも、幸せなことだね。(^^) 

 場所は、郊外にあるメキシカンレストラン。小さいお店だけれど、アットホームな感じで料理がおいしいらしい。去年もここで、パーティを開いたようだった。予約していたものの、中に入るとテーブルが足りなさそうだったので、大丈夫かしらと思ったら、入れ替わるように空いた。
 まず、マックスファミリーが来た。マックスとは、去年買い物していたところで、バッタリ会って紹介してもらっていた。・・・でも実は、7年ぐらい前にも会っていたことが判明。ロシア人の奥さんから「私のこと憶えている?」と聞かれて、首をかしげちゃったけど、お家にも行っていたことが後でわかった。あちゃ〜。(^^; 先に、ちゃんと聞いておけば良かった〜。(ぺこりん)
 あの時は、一ヶ月のシャスタでのワークに参加するために、柾至をホームステイプログラムに参加させたり、その後もマイクに預かってもらうために来ていた。ここでの滞在は短かったし、意識はシャスタに向いていたからか、バンクーバーでの記憶があまりない。(レポートも書いてないし。) マイク曰く、とにかくあの時の私は、柾至のプログラムに同行してシアトルにも寄っていたし、あちこちの移動で忙しそうだったらしく、憶えていないのも無理はないと言ってくれたけれど。(ははは^^;)

 高校生と小学生の女の子も一緒。ロシア人の奥さんにも良く似て、二人とも可愛い。そこに、イタリア人のサムさんのところにホームステイしていたという、Koukiくんも到着。今はワーホリで、お仕事しながら自立中。年上だけれど、柾至とも良い友達になっているみたい。隣だったのでお話していたら、お母さんがかなり自由な精神を持っているようで、病気を理由にしてでも仕事を休んで海外を旅したりと(笑)、これまでも親子でいろいろな国を旅してきたらしい。(まあまあ) そういう人とは是非、お友達になりたい。(^^)

 結石の手術を終えたばかりのルハンも来てくれた。早くも回復して元気そうで良かった。去年の夏、バンクーバーに移り住んだ彼と、10年振りの再会をしていた。彼のことは16歳から知っていたけれど、あれから15年以上経って、こうしてまた一緒に時間を共有出来るのもうれしい。
 プロビとも久々の再会。レーニンは残念ながら、帰国中で来れなかったけれど、25日には帰ってくるから滞在中には会えるかも。(うふっ) パーティの間に、SMSでメッセージも送ってくれていた。他には、トルコ人の親子さんに、同じくワーホリで来ている日本人の女の子たちも。あと一組が、日程を間違えていたらしくて、また別の日に会うことになりそう。 みんな揃ったところで、お店は貸切状態に。(^^)

 お料理は、適当に頼んでくれていた。私がイメージしていたメキシコ料理と違って、クセもなくて口に合うものばかり。フレッシュサラダに、ムール貝やサーモンゴロゴロの魚介類たっぷりのスープもおいしかったし、大きなお魚を揚げたものやチキンのグリルなども。一杯あって、食べきれないくらい。飲み物も、ちょっとスパイスが入った甘めのドリンクがあったり。 みんなで乾杯して、ワイワイ話しながら楽しんだ。 
 ・・・ 食べ始める前に、ちゃんと写真撮っておけば良かった。気付いたときには、ほとんど残骸に近くて。(^^;

 そうして、一通り食事が終わったところで、ジャジャ〜ン。もう一つのパーティの目的だった、サプラ〜イズ! 何かというと、柾至のバースデーのお祝い。 このプランは、出発前にマイクから聞いていた。招待した人たちにも知らせていて、知らぬは柾至ばかりなり。本来なら、年明けの誕生日の日にしたかったけれど、私が年内に帰ることになったので、早めに開くことにしたのだ。 ・・・ なかなか気が利くじゃん。(笑)

 そのためのケーキは、到着した日に選んで予約。カナダに住んでいたときは、いつも手作りで焼いていたけれどね。 いろんな種類があって、中にはドラゴンのデザインもあったりして迷っちゃったけど、もう大人なのでシンプルでオーソドックスな形で、レインボー模様にした。レストランの裏から持ち込んで、キャンドルを立てて準備が出来た合図で、お部屋のライト消灯。  
 みんな揃って、HAPPY BIRTHDAY〜!! 実は、入院していたルハンは、サプライズだということが伝わっていなかったようで、入ってすぐに彼にカードとプレゼントを渡すなんてことも。(!) そこでマックスがすかさず、「あれっ!? 今日マサシの誕生日なの?」なんてボケたりして。 ナイスフォロー! 

   

 全く気付かなかった柾至は驚いて、サプライズ成功でめでたしめでたし。みんなからのプレゼントも受け取って、うれしそう。ウイッシュをしてキャンドルの炎を消して、みんなへケーキカット。・・・ 子供のバースデーパーティって、実は両親の為なのかもね。 毎年こうして、元気に育ってくれたことへの歓びを感じ、感謝を祈るときのようにも思えるのでした。(^^) だから、今年もこうして一緒にお祝い出来たことが、私にはうれしかった♪ (誕生時の写真は、こちらのコーナーに。懐かしすぎる〜!・・・またすぐ泣くんだから。^^;) パーティを主催してくれたマイクにも、心で感謝していた☆

   

 ・・・ 最後は、みんなで記念写真。お世話になった、お店の人たちともパチリ。食べきれずに残ったものは、持ち帰れるように包んでくれていた。 みなさん、一緒に楽しい時間を過ごしてくれて、ありがとう〜♪