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聖なる旅 



カナダ 2008 編


2008.8.2〜8.11
                                                                              

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 8月 6日
 昨日の夜から、喉が苦しくなった。目が覚めてからも、身体がだるい。そのまましばらくベッドにいて、8時過ぎに起き上がった。M-80でうがいをして、特製ドリンクを飲んだら、少し楽になってきた。やはり喉にきたのね。
 昨日は、ただドライブしてリラックスしただけのつもりだったけれど、結界となったライオンズゲートからの RAINBOW DAY になって、身体の岩戸開きが進んだみたい。(^^)

 昨日買ったストロベリーも、大きくておいしい♪ 柾至のパパが、オーガニックストアで買ったスパイスの効いたハーブティを、チャイにして作ってくれた。香りが強くてパワフルな感じで効きそう〜。しばらくしたら、くしゃみが立て続けに出ていた。身体の中からもポカポカして良い感じに。

 今日は、まず大学の見学へ。これが今回カナダに来た、最初の目的だった。ブリティッシュコロンビア大学(UBC)は、カナダで2位、世界では33位のランクになっている大学。柾至のパパも、この数年コースを取っていた。今のところ、柾至の志望校NO1になっているので、この日にアポイントを取って、案内してもらうことになっていた。

 住んでいるところからは、20分ぐらい。広大なキャンパスは、観光名所の一つにもなっている。私もせっかくなら一緒に周りたかったけれど、今の状態では最後まで付いていけないかもしれないので、キャンパス内でゆっくり過ごすことにした。
 また、その場所にピッタリのローズガーデンがあった。(わ〜い♪) 駐車場からもすぐ近くだったし、ここなら一人でも時間が潰せそう。(うふふ)


 まずは、ゆっくりひと周りしてバラの花を観賞。香りも嗅ぎながら、深呼吸。 蝶々もヒラヒラ舞い、鳥の鳴き声が響いている。バラ園の周囲は、森林になっていて空気も良い〜♪

 大木にもたれ掛かって、またまた読書タイム。この頃に読んでいた本は、ジャスムヒーンの「神々の食べ物」。今の私の状態のことが書いていたので、夢中になって読んでいた。




 学生たちや訪問に来た人たちが、次々に出入りしていて、彼らから場所を尋ねられるなんてことも。(おっとっと。) すみませ〜ん、すっかり気分だけは馴染んでいるもので。(^^;

 陽射しが暖かくて気持ちが良い。バラと木に囲まれて、静かで心地良い時間を過ごしていた。3時間近く経って、二人が戻ってきた。 最初に担当の人と面談をした後、キャンパスツアーに参加したらしい。かなり歩いたようなので、やはり一緒に行かなくて良かったみたい。まだ寮の見学もあったけれど、私のことが心配になって早めに戻ってきたとか。あら、私は全然大丈夫だったのだけど。(ほほほ) 
 ・・・・後でビデオを見せてもらった。自然に恵まれた中で、博物館に芸術センターなどの設備も整っていて、一つの街になっているとか。カナダで最も美しいキャンパスと言われるだけのことはあるみたいね。良いなあ〜、私が入りたいくらい。(笑)


 その後はドライブして、ブルーベリー農場に行ってみた。そこで、収穫したばかりのブルーベリーを一箱買った。5LBだから、2.5キロ弱ぐらいかな。(写真下) こ〜んなにいっぱい。それで10ドルだから安い! たっぷりあるので、早速つまんでパクパク。う〜ん、フレッシュでおいしい♪ これも、日本では出来ない贅沢さ。(^^)


 その先にあるファーマーズマーケットへ。好きだなあ〜、こういうお店。農家から直送のお野菜や果物がいっぱいで、ウキウキしちゃう。その量も半端じゃなくて、ド〜ンと山盛り。トウモロコシは、自分で外の皮を剥いてから袋に入れる。(3本で1ドルなり。) アプリコットもおいしそうだったので買ってみた。


 その先にある川沿いで降りた。さっと水で洗って、さっきのトウモロコシとアプリコットもパクパク。どっちも甘くておいし〜い。そう、トウモロコシも新鮮なものは、生で食べるのが一番! もっとたくさん買っておけば良かった。(^^) 採れたてを自然の中で食べるのは、これまた最高〜。(しあわせ♪)


 そこから、さらに奥に入ってみると、静かな郊外のニュータウンのようになっていた。(リバータウンかな) また雰囲気が違って良いなあ〜。カモさん達も遊んでいる。まだ夏だけどコスモスさんも。平和だなあ〜。


 夕方になったところで、ダウンタウンへ。その途中で、観音さまのお寺の横を通った。ちらっと見えだけど、かなり派手目のお寺だった。
 続いて、大きなドラゴンが! それも金色に虹の色も入っていて、うねっているよ。 どうやら、この日はフェスティバルだったらしい。お祭りだなんて、何だかうれしいな。そういえば台北を出るときも、お祭りに出くわしていたし。とにかく、めでたい♪ 
 夕方のラッシュで、少し道が混んできた。オタワですぐ近くに住んでいた甥っ子(柾至のパパのお姉さんの長男)が、この最近バンクーバーに引っ越していたので、連絡をして会うことにした。
 この前は閉まっていて入り損ねた、例のイタリア料理のお店で待ち合わせ。ディナータイムでオープンしたばかりだったので、一番乗りで入って待っていた。

 しばらくして、彼(ルハン)が入ってきた。わ〜久し振り〜。カナダを出るときは、ウオータールーに行っていたので、会うのは10年以上にはなるかも。なんと、彼はもう30歳になっていた。そう、初めて会った時、彼は16歳だったのだ。(!) う〜、そんなに月日が経っているなんて信じられない。・・・私もそれだけ年を取っているということだけど。(笑) この日は、彼のお気に入りだという、日本語の文字が描かれたTシャツを着ていた。
 あの頃の彼は、キラキラして眩しいくらいに輝いていた。16歳にしては落ち着いていたので、10数年以上の年の差も感じないくらいに。最初に会った頃から話が通じていた。私たちが移り住んでからも、すぐ近所だったから、よく一緒に過ごしていた。
 彼は、とても頭が良くて優しい子だった。今は、独立してフリーのプログラミングの仕事をしているので、どこに住んでも出来るらしく、環境の良いバンクーバーに引っ越してきたらしい。ビーチのすぐ真ん前に住んでいて、エンジョイしているとのこと。(良かった、良かった♪) 

 ここのピザは、石釜で焼いていて、バンクーバーで一番人気だけあって、おいしかった。(ロブスターのピザだよ〜) パスタも自家製の手打ち。シーフードのパスタは、クリームソースでマッスルの貝も入っていて、これまたGOOD。ルハンのロブスターのパスタもおいしそうだったな。次は、それにしよう。(^^)  この手の食べ物は、久し振りだったので食べれるかなと思ったけど、心配無用でパクパク食べれた。(へへへ) 読んでいた本に書いていた通りに、身体が自らその時に合わせてくれているみたい。(イエイ!)


 お店を出てから、スタンレーパークへ。柾至とは、アイポッドの音楽を交換したりして盛り上がっていた。ちなみに、ルハンの弟は、柾至より一つ上で誕生日は3日違い。

 丘の上に来ると、ちょうどサンセットタイムになっていた。ライオンズゲートブリッジが、見えている。・・・狛犬のライオンさん、昨日はありがとう♪ もう喉の調子は、治まっていた。おかげさまで、一つまたくぐり抜けたみたい。(うふふ) 




 黄金色の夕日に、白く浮かんだ月も見えていた☆