[聖なる旅]





聖なる旅



阿蘇 ・ 宇佐 編

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2002.9.18〜9.20



9月 18日
 あれよあれよという間に突如決まった阿蘇ツアー。この流れは、シャスタからだった。シャスタで幣立が話題になったとき、東京に住むRokoちゃんが、日本に帰ったらぜひ行きたいと言っていた。Rokoちゃんは、9月の終わりにはアメリカに発ち、しばらく帰ってこない。だから、その前に行っておきたいとのことで、早速電話がかかってきた。その頃の私は帰ったばかりで、お仕事が山積み。かなり難しい状態ではあったけど、可愛い娘が言うのなら(私たちは人魚の親子だった。^^)、何とかしてあげたいとも思った。平日なら調整出来るかもということで、一緒に来るKayoちゃんの仕事の都合もあり、18日・19日で考えてみることに。あとは、柾至のこと。一緒に連れて行くか、友達のところにお願いするか・・・。そこへ、学校から帰ってきた柾至。話題は修学旅行。「いつだった?」「18・19日だよ。」 「・・・!?」 は〜い、わかりました。行って来ま〜す!(笑) 幣立は何度か訪れたけれど、考えてみれば、自分から率先して行ったことはなかった。いつも、周りからお誘いを受けたり、そのための機会を用意してもらって訪れたところだった。今度もそう。呼ばれたときには、忙しいとか何とか、自分の都合など言ってる場合ではない。何か行く意味がある。それは行けばわかる。承知しました〜。行かせて頂きま〜す!って感じ。v(^^)v
 そこに、同じくシャスタで一緒だった大分のHiroくんも参加することに。(私たち3人は、シャスタの”ほのぼのトリオ”だった ^^) レンタカーを借りる必要もなく、準備万端。そこへ、ふと浮かんだのが沖縄のSaemiさんのこと。彼女も以前、幣立に行ってみたいと言っていた。9月頃にサードを受けに来るとも言っていたから、ちょうど良いタイミングでもある。そのことを思い出して連絡を取り、5人のメンバーが決まった。 

 16日は、どしゃぶりの激しい雨が降っていた。17日には天気も落ち着き、Saemiさんはサードを受け、Rokoちゃんは太宰府を周り、夜はKayoちゃんと筥崎宮の放生会のお祭りへ。(これもいいタイミング) Rokoちゃんは、麒麟のところに光りが降りているのが見えたそうだ。私は、この日に珍しい夕日を見ていた。例によって、「おもしろい雲が出てるよ」の柾至の声で、窓の外を見ると、真っ赤な夕日の横に、意味ありげな形をした雲。山のようでもあり、何かが横たわっているような・・・。阿蘇の五岳が浮かんだ。確かこんな形だったよね。良く似ている。カメラを出している間に、どんどん空が変わってしまった。ほんの数分の出来事だった。このツアーでは、また何かが起こりそう・・・。
 18日の朝、Rokoちゃんのお友達Kayoちゃんとご対面して、4人で高速バスに乗って大分の日田へ。迎えに来てくれたHiroくんに再会し、”ほのぼのトリオ”も九州で再結集して、いざ出発! 小国を通るというので、それならばとお気に入りの「林檎の樹」に寄って早くもティータイム。(ウフッ♪) 久々のアップルパイに満足したあとは、究極のメロンパンをお土産に買い込んで、林檎ソフトのおいしさに一同感激しながら、先に進む。(まだこれからなのよ〜) 阿蘇の五岳が見えてきた。やっぱり昨日の雲と似ていた。そこに、例の一筋の雲が出てきた。それから、次々に大きな雲が出てきて、いくつも青空に走った。天女が舞っているような雲もあり、太陽の周りにはレインボーの雲まで!お迎えのサインだ。Kayoちゃんも、「こんな雲見たことない!」と感激。
 

 高千穂に着いて、まずは渓谷をお散歩。汗ばむほどのいい陽気。池の奥にある水車は、シャスタのワーク中に、RokoちゃんがHiroくんとのリーディングで見たものと似ていたらしい。RokoちゃんとKayoちゃんは、流しそうめんにトライ! ここは、去年柾至たちと入ったお店。竹の筒を使った本格的な流しそうめんに二人は感激して、大はしゃぎ♪ 私たちはここで、思いっきり盛り上がったのでした。(^^) Rokoちゃんのカメラで覗いてみると、周囲には紫の光りがたくさん降りていた。シャスタと同じエネルギーが来てくれている。やっぱり繋がっているのね〜。
 次は、天の岩戸神社へ。いつものように、天の岩屋を見せてもらった後、天の安河原へ。そこで、Kayoちゃんにあるハプニング。(Kayoちゃんは、エネルギーにとっても敏感。) やっぱり、ここのエネルギーは強烈みたい。(写った写真も強烈!) 去年、写真を撮ろうとして起こった出来事を思い出した。私は、しばらく五十鈴を鳴らした。


 戻る道で、前に兄たちと立ち寄った「あまてらすまんじゅう」のお茶屋さんへ。前回もここでシンクロが起こったり、インスピレーションをもらったことがあったので、寄ってみることにしたのだ。また例によって、お茶を頂き、勾玉おじさん登場。今度は、父に黄色の勾玉を買った。このおじさんは、身体障害者の人たちに教えながら、勾玉を作っている。Kayoちゃんは、この勾玉を持っていると、気持ち良いと言っていた。「ここのおじさんて、違う世界から来た人みたいね。」そう、ちょっと不思議な目をしたおじさんなのだ。

 続いて、くしふる神社へ。境内の例の大きな樹からエネルギーをもらい、Kayoちゃんの気分も落ち着いた。ここも相変わらず、すごいエネルギー。すぐ近くにある高天原にも行ってみた。(写真左) Rokoちゃんが参拝している後ろから、私は五十鈴を振った。この時、Rokoちゃんの背中に付いて来ていたエネルギーが、上にあがって行ったのを感じたそうだ。Kayoちゃんも、ここで軽くなって楽になったらしい。光りの中で昇華した。ここは、結界が張られていたようで、自分たちだけでは来れなかったのかもしれない。だから、私たちに付いて来て、ここで光りに送って欲しかったのだろう。高天原を降りる時、「ご苦労さま、今日はここまでですよ。良く来てくれましたね。」 温かいエネルギーが降りてきて、包んでくれた。空は、優しい金色の夕日に染まっていた。




 
 宿泊は、これまた私のお気に入りの「暖心」へ。予定通りのピッタリ午後6時。時計を見て動いているわけではないのに、それぞれにベストな時間になっている。相変わらずお見事〜。(感謝・感謝) 一息ついてから夕食タイム。紫に染まった古代米から、珍しいゴーヤのデザートまで全10皿!(おまんじゅうを食べたことを、ちょっと後悔^^;) 自家製のお野菜にこだわりの調味料と、珍しい食材まで賞味出来て大満足。小食のHiroくんも、この時ばかりは頑張ってました。(^^) ここに来る前は間食は厳禁ね。(笑) 
 夜は、高千穂神社でお神楽見物。演じる人達がその都度変わっていて、それぞれに個性があるので、何度見てもおもしろいし、岩戸開きの舞は迫力もあって、惹き付けられる。最後の舞の前に、神々を呼ぶ唄を唄ったときは、エネルギーも最高潮に達していた。(4枚目の写真) 終わった後は舞台にあがって、お面も持たせてくれて、一緒に写真を撮らせて頂いた。外に出たところで、勾玉おじさんにバッタリ。弓道の練習が終わったところとか。(Rokoちゃんも弓道をしていたそうだ) またまたシンクロ続き。宿に戻ると、お庭で鈴虫が鳴いて、夜空に響いていた。高千穂の星も、シャスタに負けないくらいにキラキラ光っていた。明日の朝は、日の出に挑戦! さて、今回もきれいに見えるかな・・・。乞うご期待!