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聖なる旅



 2010 冬至の伊勢 編



2010.12.20〜12.22

                                           
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 12月22日 (冬至) PART 3
 胸いっぱいの状態で、荒祭宮へ向かっていると、また大きな大木が出てきた。ここにも、パワフルな光が注がれている。目が開けていられないくらいの光・・・。

   

 アマテラスさまの荒御魂。 「時にのぞんで、格別に顕著なご神威をあらわされる御魂」 「ここ一番のときに力を発揮する魂の働きであり、物事を実行するときに、この荒魂は大きく働いてくる。」 
 一つのことが完了して達成させたら、また次の道へ進んで行く。感謝の祈りを捧げて、大我のために出来ることをやり、最善の形で天命を果たして行くと誓う。 

 ここでも、また一人になった。新御敷地にオメガナノWを撒いて、「和」を納めた。そこでまた、上空から飛行機の爆音のような音が響いて、外宮の多賀宮(荒御魂)と同じことに・・・。 ありがとうございました☆

   

 戻る道には、いつも撫で撫でして御挨拶していた大木に、精霊の姿がはっきり。(左向きで、目もパッチリのおちょぼ口に。^^) ・・・ 今回の旅では、今まで隠れていた精霊たちも、姿を見せてくれていた。(^^)
 神楽殿の手前では、周りを囲われている石を見つけた。何の説明もないけれど、大事な石だと感じて光を送った。

   

 そして、風日祈宮へ。架け替え工事をしていた橋も、見事に完成している。これも20年に一度のことなので、前回のときに仮橋を渡ったのも貴重な体験だったのかも。 総ヒノキ造りで、欄干には同じく魔尼宝珠があり、黄金色に輝く光の橋になっていた。

   

 神風を吹かせて、日本を守った神さま。風の神というと、「ヴィーナス誕生」の風の神ゼフュロスも浮かぶ。(花の女神フローラと仲良く。^^)  私は、風を感じるのが大好き♪ 神々や精霊たちを、肌で直接感じることが出来るから。 私も自分色の風を、時に応じては一陣の風を吹かせたいと思う。
 ここでも一人になったけれど、感謝の祈りを捧げた後で、橋の上からオメガナノWと、「和」の光を川に流した。

   

 新しい御札を頂いて、来年の五十鈴を手にした。これで幾つ揃ったかな。(^^) 干支の五十鈴は、五十鈴川上流の清められた土で焼かれている。 素朴な形と色合いが、良い感じでお気に入り♪
 勾玉池で、残っていたオメガナノWを注いだ。これで一通り、やることは終わった。達成感と充足感を感じながら戻ろうとすると、ニワトリさんが出てきた。熱田神宮と同じように、また最後に出てきてくれた。それも今回は、真っ白な鶏さんだ。(!) 

   

 伊勢神宮の鶏は、神鶏と呼ばれている。鶏さんは、アマテラスさまの岩戸開きの時にも、一役働いてくれている。また、20年おきの御遷宮の儀式には、「生調」(生きみつぎ)として神さまに献上されるという。(白色の日本鶏のみ。 終わった後は、再び神苑へ戻る。)
 子供の頃、父が動物好きだったので、犬やインコ以外にも、小さな庭にウサギさんや鶏さんを飼っていたことがある。その時の鶏さんも、白い日本鶏だった。 「闇を払って、暁を知らせる。」 新しい夜明けの合図ですね ☆

 参集殿では、小さな鈴を買った。これまでピンク色からラベンダー色に黄色、3月の時には太陽をイメージした、朱色のグラデーションを手にしていた。 さて今回はというと、金色になったのです。(!) これまでは、手が出せなかった。 でも、ようやく手にする時が来たのですね♪ 鈴を鳴らすように、アマテラスさまからの黄金色の光を、周りに届けていきます☆

 休憩所でひと息ついてから、再び宇治橋の前へ。太陽の光を浴びて、ほとんど乾いていた。やはり黄金色に光っていたのは、あの時間だけだったのですね。 その代わりに、白く輝いて見えた。(プラチナホワイト〜♪) 改めて、ありがとうございます。 感謝の思いで、ゆっくり渡っていた。
 橋の真ん中で、掲げられている日の丸の国旗にも、光を送った。大和の心、日之本国人としての心に、多くの人たちが目覚めることを祈って・・・。 

   

 澄み渡っている五十鈴川の水を眺めていると、その視線の先に白鷺さんの姿が! 良くみると、その隣には黒い鳥も! 「白と黒で和合された。」 皆既月食の月から、冬至の太陽へと繋がれたように。 その印も、ここで見せてくれた。

 「陰(黒)極まれば陽(白)極まり、陽(白)極まれば陰(黒)極まる。」 古代においては、冬至の前後になると太陽の力が弱まり、人間の魂も一時的に仮死するとして、冬至の日は「死に一番近い日」と言われており、「陰極まれば万物みな衰えて死に、太陽の帰り来る”一陽来復”によって再びよみがえる。」と考えられていた。 太陽が復活する日であり、私たちの魂も「蘇生」する日として。・・・・ 

   

 鳥居を出て、最後にもう一度振り返り、太陽の女神アマテラスさまに感謝を伝えた。すると、ここで新生された三位一体の象徴でもある「聖なるクロス」の光で応えてくれた。 ・・・ これからは、この光を伝えて行けば良いのですね☆

   

 時間にして10時過ぎ。今朝ここに着いてから、3時間以上が経っていた。残りの時間は、お楽しみタイムとして、おはらい通りをゆっくり散策することにしましょう。(^^)

 まずは、おかげ横丁に入り、赤福さんへ。伊勢に来たら無視出来ないし、今回は締めくくりの白と赤で、めでたい紅白にしちゃおう〜♪ お餅と並ぶ名物の赤福ぜんざいを。実は、京都の旅から、ぜんざいを食べたいな〜と思っていたのだ。(えへへ) お座敷は、ホットカーペットで温かいので有難い。(ふ〜っ)

 ゆっくりしてから散策していたら、また列が出来ていた。何かと思ったら、冬至の振る舞いがあるという。まあ、ここでも! それもタイミングバッチリで、配り始める頃だった。(うふふ)  冬至に食べると病気にかからないという「小豆」と、同じく冬至に食べると中風にかからないという「南瓜」を一緒に煮た「いとこ煮」だった。
 内宮での「南瓜ぜんざい」に続いて、またまた有難く頂くことに。(えへへ) 招福まねき猫さん達の前に座り、ぜんざいとダブルの優しい甘みに、すっかり癒された♪

   

 お約束の恵比寿大黒焼き(横丁焼)は、お持ち帰りに。(ふふふ) 注連縄も並べられて、すっかりお正月ムード満載。

   

 まだまだ時間があったので、そこからさらに奥に進んでみた。川沿いに出て、五十鈴川下流のほとりを歩く。そして、その先にあるお店へ。

   

 大きな銀杏の下にある、この景観と佇まいが何とも言えない。伊勢の最後は、ここで満喫することに。入り口前には、大根が並んで干されていて、その風情も良い。 引き戸を開けて入ると、囲炉裏もあり、お座敷からは外の景色も眺められる。 お豆腐と穴子料理のお店「とうふやさん」。

 月替わりの「とうふや弁当」にした。(限定なので、お早めにね) 同じく京都では、とうふ料理も食べたいと思ったのだけど、それらしいお店が出て来なかった。ここに、ちゃんと用意されていたのですね。(^^) 
 お豆腐は、真っ白な寄せ豆腐に、白胡麻がたっぷりの豆腐と、季節のかぼちゃ豆腐も。(今日は、かぼちゃ尽くしなり。^^) 寄せ豆腐は、まだほんのり温かい。どれも大豆の風味が優しく、濃厚でなめらかな口あたり。 それに、ふろふき大根、穴子と野菜のかき揚げに骨せんべい、新鮮な牡蠣に出し巻き卵、ずわい蟹や紅白なますもあって、お正月料理のようにも。(わ〜い♪)
 まだお腹が空いていなかったので、こんなに食べられるかなと思っていたけれど、そこは優しいお豆腐料理。 五十鈴川を眺めながら、一口ずつゆっくり時間を掛けて頂くことに。 茶碗蒸しも、伊勢の海草が入ったお味噌汁も、ここで干して作られた漬物も、どれもおいしい♪ これに、豆腐プリンのデザートもあり。 心も身体も、すっかり満たされて大満足。v(^^)v

   

 時間も早かったので、静かにゆっくりと過ごせた。そうそう、靴を預けた番号が「111」になっていたのです。(!)  ・・・ この日のレポートを書いているのは、1月11日の前日から。(^^)
 
 「111・・・天と地を繋ぐ橋渡しとなる数霊、音霊そのものを表し、思念がやがて成就していく様を表す。111は宇宙からの呼び声。 ” An energetic gateway has opened for you , rapidly manifesting your thoughts into reality.

 天と地を繋ぐ・・・あれも同じく8年前だった。天と地を繋ぐ働きをされている天地観音菩薩さまが、御霊として入っていると伝えられたことがあった。(Diary 16) そういえば、お籠りになっているという延暦寺は、鞍馬寺に訪れたとき、無意識に眺めていたことも。(京都編 Page 5) もう一度ここで魂の原点に帰り、新生した気持ちで歩むこと。 その呼び声が、掛かったような気がした。

 そろそろ出ようとしたところで、左足が動き始めた。(!) そこで落ち着くまで、待つことにした。その間10分ほど必要だった。(あらあら) ようやく立てるようになったところで、おはらい通りへ戻った。その通りで、香りのお店に入ってみた。 (くつろぎやさん)
 天然香料で作られたオリジナルのお香が置かれていて、「夫婦岩」に「五十鈴」など、伊勢ならではの種類も数多くある。その中で手に取ったのは、「金木犀」だった。香ってみると、金木犀そのものの香りがする。金木犀の精霊には、10月の長野の旅でもお世話になっていた。・・・あの旅でも、観音さまを通して「再誕」してましたね〜。 これで決まり! (写真右 神宮の鈴と。^^)

   

 おっと! そろそろ次のバスの時間に・・・。おかげ横丁の前を足早に通り過ぎて、帰ろうとしていたら太鼓の音が聴こえてきた。(!) あら、これは!? 足が止まってしまい、再びおかげ横丁の中へ。

 やっぱりそうだった! 「神恩太鼓」だ。前回来たときも、ここで演奏されていた。女性を含めた三人で、迫力がある。その音が、魂に響いてくる。 神界の元旦が明けた祝いであり、太陽神(&私の魂)が新生された祝いの太鼓として。 最後の最後にまた胸がいっぱいになって、その場で涙がポロポロ。

   

 ちょうど始まったところだったみたい。 そして気付いた。(!) あの時、お店を出ようとしたところで、足が攣ったようになって動けなくなったのは、このための時間調整だったのだと。 そうでなければ、そのまま通り過ぎていて、太鼓の演奏があることに気付かないままだった。 私の身体・・・細胞は、わかっていたのですね。
 ライトボディとして進化していくと、高次の意識と繋がって、身体自らが直接メッセージを送ってきたり、身体そのものを動かしていく。そのことを、またここで体験し、実感させてくれた。それは、進んでいる方向性で良いことを、確認させてくれることにもなっていた。そして、前回と同じように、この太鼓の音は、次に進むファンファーレにも。 これから自信を持って、歩んで行けます☆

 いつもの神代餅をお土産に買って、もう一度鳥居の前から最後の御挨拶。そこで、雲の中に入っていた太陽神が、顔を出してくれた。明るく温かい陽射しを降り注ぎ、数分後にはまた雲の中へ。・・・・ 最後の最後まで、本当にありがとうございました。
 外宮の前を通って、ホテルへ戻った。荷物を受け取って、伊勢から出発。 太陽神界を出て、また旅立っていく・・・☆

   

 名古屋駅経由で乗り換えて、ホームに出たところで、後ろに気配を感じて振り返ったら、エビスビースの大きな看板がド〜ン! 黄金色を背景に、恵比寿さまがニッコリ。 実は移動中に、恵比寿大黒焼きを食べたばかり。(^^) ありがとうございます〜♪ 
 ・・・ まだ続きがあって、帰りの機内で斜め前の席の人が、エビスビールを飲んでいたのです。それも私の席から、良く見えるようになっていたりして。(ふふふ) そしてもう一つ。レポートを書いている今日(1月10日)は、十日恵比寿の日だったのでした。(ちゃんちゃん) 

 夕方には、中部セントレア空港へ到着。チェックインした後も、まだ時間がたっぷり。(転換前だった京都の旅と、対照的ですね〜。^^) 4階のちょうちん横丁へ。 
 白とピンクのクリスマスツリーが可愛い。そうなのよね、一足先に光の王国でクリスマス、京都では大祓い、そして今日は元旦を迎えたのだけど、現世ではまだクリスマス前だったのよね。(ふふふ)  ピンクのハートが、ドクンドクンと動いている。 私も、どんどん「ラブ注入〜♪」しちゃうよ〜。(笑)
 
   

 この空港には、仙台で入っていた「お粥と麺のお店 粥餐庁」がある。せっかくなので、また入ってみた。(えへへ) 黒米と海老、木の実などが入った季節粥を。 お腹の調整にもなって、ちょうど良い感じ。 そう、11月の仙台での旅からも繋がっていたのです。

 6月のペルーの旅が、RAINBOW TOURとしての一つの区切りになっていたように、今回の旅もこれまでの統合になっていた。そして、新年が明けて、次の聖なる旅の扉が開かれました・・・☆   (続きと補足は、Diary214215に)