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聖なる旅



 
2010 冬至の伊勢 編


2010.12.20〜12.22

                                           
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 12月22日 (冬至) PART 2
 太陽神界への入り口となり、神柱が降ろされている神橋。その中心に今、太陽神からの光が降り注ぎ、一本の光の道が出来ている。 去年のRAINBOW TOUR で、太陽の国への扉を開いた朝もそうだった。(RAINBOW TOUR編 Page8) その後に、瀬織津姫さまの糸結びをした旅でも、黄金の光の道が出来ていた。太陽神と一体になるようにと・・・。(エジプト編 Page11) 

   

 昨日の夜、降り続いた雨で、橋が輝いているのですね。 自然界と一体になって、創られた光の道。 その光の道は、太陽(火)と雨(水)による、神(火水)の道でもある。 その道を、神界の元旦であり、太陽神が新生する日に渡って行く。(ドキドキ) その光を全身に浴びて、祈りながら一歩ずつ歩いた。

 ・・・ ここでまた、鞍馬寺の「光に向かって」のメッセージが浮かんできた。(抜粋して)

 「天を覆う雲は厚くとも、太陽は常に大空に在る。風が来て雲を払えば、黄金の光が燦然(さんぜん)と輝く。・・・・慈愛の温もりに抱かれ、智慧の光に照らされて、豊かな活力に満たされて、今ここに生かされていることの嬉しさと有り難さ、この歓びと感謝の輪を広げよう。
あなたも私も、あの人もこの人も、たがいに光り合い照らし合う、明るい未来を信じ希い(ねがい)ながら、1日1日を宝石のように大切に生きよう。」

   

 渡っている人に、写真を撮ってあげている女性がいた。またとない機会なので、私もお願いしてみると快く撮ってくれることに。その女性は、地元の人だった。すぐに話が通じて、お互いに連絡先を交換することにも。(^^) 

 太陽を背にすると、黄金(イエローゴールド)色に光った橋が映し出され、太陽に向かうとホワイトゴールドの光に・・・・☆

   

 この橋の輝きと光は、全ての条件が揃った今、この時でしかない。渡り終える前に、もう一度しっかり目に焼き付けて・・・。

   

 最初に御挨拶に向かったのは、子安神社と大山祇神社。 山の神である大山祇大神の神域で、私の大好きなスポット。入り口は、木花咲耶姫さまを表すような、美しい紅葉に彩られている。(前回は、桜の花でしたね。^^) 感謝の祈りを捧げた後、山から流れる岩清水にオメガナノWを注ぎ、「」を納めた。 (写真右) バイブレーションが高いですね。

   

 神苑の御手植松さんも、こんにちは。 火除橋を渡って、第一鳥居へ。境内全体が、朝日に照らされて光り輝いている。

   

   

 五十鈴川の御手洗場へ入ると、入れ替わるように誰もいなくなり、また私一人になった。(!) すぐさま場所を選んで、祈りと共にオメガナノWを注いで、川底に「和」の光を納めた。五十鈴川の水は、雨によって豊かに湛えられ、透明度も増していた。 この五十鈴川のように、地球の水が清められますように・・・☆

   

 その水で手を清め、ついでにお顔にも。(えへへ) 一通り終えて振り返ると、光が注がれてきた。 続いて、五十鈴川を守る滝祭神にも祈りを。その奥の道にも、柔らかな光が降ろされている。

   

 参道へ戻り、御正宮へと向かう道。 その先にも、さらなる光が待っている。

   

 近づくに連れて、光はさらに強くなる。眩しいくらいの光・・・☆

   

 そして、光の神殿となった御正宮の前へ。 (写真右は、石段下からのズーム)

   

 しばらく石段下から見上げながら、心をフォーカスさせる。深呼吸して準備が出来たところで、ゆっくりと一段ずつ昇っていく。太陽神の聖至高殿へ。

 拝殿の前に立ったと同時に、白い布が大きくめくれあがった。(!) そのまま風が吹き続けて、しばらく全開状態に。・・・ その間、何が起こっているのかわからないほど、呆然となっていた。風がぴたっと止まり、白い布が閉じるように降ろされてから、ようやく我に返った。 周りにいた人たちと、顔を見合わせた。しばらくして、一気に込み上げてきた。・・・

 そして思い出した。8年前に初めて訪れたときのことを。前の日の夜は、嵐のような雷雨だった。それが夜明けになって上がり、太陽が目の形となって現れ、伊勢に入る寸前には、龍神さまたちが一同に並んで姿を現していた。そして、ここに立った時、同じように突然風が吹いて、白い布がめくれあがっていた。(奈良・伊勢編 Page5) その後しばらく経ってから、白い布が上がるのは、アマテラス様に思いが通じた合図であることを知ったのだった。
 その後も参拝する度に、いろいろなことが起こっていて、風で揺らいだこともあったけれど、今回のような勢いは初めてだった。この前に立ったときは、ほとんど無(空)のような状態だったので、その光景を見つめながらも、頭はぼ〜っとしていた。
 その実感と意味がわかってきて、また涙が溢れてきていた。ここで、この間にしてきたことが、一つの形になったのを感じて・・・。

 振り返ると、あの日の一週間後に、神棚と磐座を手にすることになり、その日から示された通りに、太陽神界(天皇神界)に毎日、祈り始めたのだった。 Diary20より抜粋して・・・
 
 「日本列島の国土が神体であり、地球全体を祭祀なさる役目を持っている。日本国土の核は太陽の中においてある。太陽を生命の根元と言う。その太陽は間違いも無く神のことであり、その太陽の神界に核をおくのが日本列島である。・・・・
 自分の中に持っているものの、周りを全部取り払ってしまうと中味が出てくる。直日(心の中にある神の意識)が表へ出てくる。それが真の日本人になるということ。 ・・・目的は、日の本ツ国人として自覚し、自らの使命に目覚めること。・・・・そして、一人一人が日の御子となる。」  

 その後のペルーからネイティブの聖地、エジプトという太陽信仰の中心となる地での巡礼。それは、自分自身の直日を目覚めさせると共に、太陽神界の復活と新生のためでもあったのですね。神橋の光の道、境内(太陽神界の神域)に降り注がれている光は、そのことを表していた。「新生」した証として・・・・☆

 垣根越しに奥の神殿を見つめながら、潤んだ目で感謝の光を送らせて頂いた。 グループで来ていた女性たちも、それぞれに思うことがあったようで、「良かったね、良かったね。」と言いながら涙していた。その間、白い布は何事もなかったかのように、ぴったりと降ろされたままだった。・・・・・・