[聖なる旅]


聖なる旅 



2008 冬至の高知 編



2008.12.21〜12.22

                              Page 2

                          

 12月 22日
 夜明け前から目が覚めて、新聞などをゆっくり読んだりしながら準備。今回も去年の夏至の日と、ほとんど同じコースで周ることに。でも帰りが飛行機なので、朝はゆっくり出来る。バイキングの朝食は、地元の食材を使ったメニュー。生野菜も種類が豊富で、ちょっとびっくりするくらい。赤米のご飯、具沢山のお味噌汁に、大根おろしや大粒の梅干も、私にはうれしい♪ ・・・かしましシスターズも食欲旺盛で、食べっぷりがお見事。(笑)
 お得なホテルパックだったので、あまり期待はしていなかったけれど、このホテルはサービスも良いし、すっかり気に入ってしまった。携帯の充電器も貸してもらえて、助かったし。(^^;  パックでなくても手頃で泊まれるようだから、また是非利用したいところ。(「高知パレスホテル」さん)

 お世話になるタクシーも、同じドライバーさんを手配しておいた。運転はもちろん、知識も豊富。安心してお任せ出来るから。(&名前のほうは勤王の志士のようで、龍繋がりも。^^) まずは、高知城の前でパチリ。お城と大手門が一緒に入るのは、高知城だけらしい。(ほ〜っ) 

 龍馬ちゃんの生誕地の前を通って、和霊神社へ。そう、今回は逆周りになった。八十八ヶ所参りでいうところの「逆打ち」ですね。(ふふふ) ・・・閏年に逆打ち参りをすると、何倍ものご利益があると言われている。

 いつも最後の締めとして訪れていた、和霊神社。龍馬が覚悟を決めて、ここから旅立っていった場所。その時の龍馬たちの思いを感じたのか、昇り口に立った時点で、すでにウルウルきてしまった。小さくて古いお社は、厳かな森の中にある。境内に入ったところで、鳥の鳴き声が響いていた。今日は、お社自体が顔のように見えた。(!) 私たちも、新たな旅立ちに向けてお参りを。


 続いて桂浜へと向かう途中で、「81−41」のカーナンバー。「光」と「神」の見事な組み合わせ。(パチパチ) 龍王岬と龍頭岬が見渡せるところへ。今回は、どちらも先端が龍の頭のように思えた。日本の龍体が、昇り龍と下り龍で一つになっているのと同じ。それも、雄と雌になっているのだと。・・・同じ場所でも意識が変わると、今までとは違った見え方になる。  「男女の和合」・・・鞍馬・貴船から続いている。そして、次のRAINBOW TOUR のテーマの一つにも。
 海岸を歩いて、龍宮橋の前へ。佐賀の予止日女さま(豊玉姫さま)への赤い龍宮橋に対して、ここは白い橋になっている。橋を渡って石段を昇り、いざ龍宮城へ。


 祠の土台には、五色の石。柵を越えて、雄龍の頭の上を覗き込んだ。(危ないと思ったら、真似しないでね。笑) お久し振りで〜す♪

 曇っていても、海の色がグリーンがかってきれいに見える。波も穏やかで静か。海だから寒いと思っていたら、さすが南国高知。九州と同じ気温でも、暖かく感じる。 私にとっては、嵐の後の静けさという感じ。(ほほほ)
 ・・・偶然居合わせて写真を撮ってくれた男性は、出発前のホテルのEVで一緒だった人だった。(やってくれます。^^)


 雌龍の岬へ。この先端で、金色に輝く光の道を示してもらったり(高知編)、みんなでHWや塩を撒いて過ごしたことが懐かしい。(高知編2003
 さて、では行きますか・・・。ゆっくり昇って、龍馬ちゃんのところへ。あ〜、やっぱりこの銅像はすごい! 何度、この像の前で涙したことだろう。 初めて存在を感じたのが、この場所だった。 そう、ここでは龍馬ちゃんを、リアルに感じることが出来るのです。(後姿は、さらに良〜い♪) 初対面の二人にも、引き合わせてご縁繋ぎに。 これからもよろしくね☆

 
 お土産店で、新しい龍馬のTシャツ(龍馬の名前に、金の昇り龍の絵柄なり。^^) と、スポーツタオルを柾至にゲット。私には、以前買ったハンドタオルの色違い。(龍馬ちゃんのかわいいイラスト入り♪) これでピンクとブルーが揃った。(これも和合かしらん。^^) 

 お次は、五台山で景色を眺めて「金色院 竹林寺」へ。ここには、私の干支の守り本尊である文殊菩薩さまと、迫力ある手水舎の龍神さまがいることから、必ずお参りするようになった。(「よさこい節」に縁のあるお寺でもあり)


 運転手さんが一緒に周りながら、八十八ヶ所参りの作法を教えてくれた。結界になる仁王門(山門)の前で、まずは合掌礼拝。真ん中は、お大師さまとご本尊さまがお迎えに来るので、左側を歩く。  手水舎の後で、鐘を撞く。線香は三本が基本。それは、「過去・現在・未来」と「言葉・心・行動」で一つになることを表す。(ほ〜っ!) そして、ロウソクに火を灯す。この時、別のロウソクの火から点けることはしない。出来るだけ上のほうから立てる。橋の上では、お大師さまが休まれているので金剛杖はつかない。・・・などなど。

 五重の塔の脇に、一言地蔵さまのお堂があった。ここでは、一つだけ願い事をして良いのだという。お参りした後で目を合わせたら、ぐんぐん入ってくるような力強いエネルギーを感じた。(!) ・・・ありがとうございます。

 
 室戸岬までは、市内から約2時間。移動中も、八十八ヶ所の歴史などについて、またお話してくれていた。私の名前の数霊と、マヤの数字に「88」が入っていることもあって、その話を耳にする度に今生で四国(始まりの国)に生まれた意味を感じるのでした。・・・
 途中の道の駅で、ランチも兼ねて休憩。珍しい「碁石茶」と生姜のアイスも賞味。

 セルフヒーリングで、それぞれに準備して到着。お大師さまが修行をして、金星からの光を受け取った場所。(詳しくは、夏至編 Page2にて) 御厨人窟(みくろど)の中へ入り、お参りした後で、しばらく三人で座って過ごした。・・・
 洞窟から出たところで、石像のオレンジゴールド色が目に入った。それが、何かの立ち姿のように見えていた。(!) もしかして金星・・・虚空蔵菩薩さま。(!?) 瞬間的に、そう感じられた。


 隣の「神明窟」で、アマテラスさまにお参り。・・・いつもありがとうございます。小さな社務所らしきところを覗いてみたら、御厨人窟の写真があった。それも、洞窟の中から朝日が見えている写真! これは凄いかも。 真っ赤な光に包まれた空に昇る朝日。こんな写真は、滅多に撮れるものではない。太平洋に浮かぶ、アマテラスさまの光と金星からの光の融合。

 そして、もう一つ目に留まったのが、ある岩の写真。外人のように、くっきりとした横顔になっている。その岩は、このすぐ先にみえる天狗岩とのこと。わ〜、ここでも天狗さん登場。しかも、とってもハンサム。(うふっ♪ 写真はこちらのページにも) ということで、この2枚の写真をゲット。今回は、その意味もあったのかも。 ・・・エネルギーを感じたくなったら、アポロで転写することも出来るから。(^^)

 また、こんな説明書きが貼られていた。

 ” 大日如来(宇宙)の室戸であっても、お大師さまはこの室戸の地に来て修行をしてみれば、空の有様も海の有様も、波も風も、昇る朝日も沈む夕陽も、星も月も雲も水も花も緑も、一切が移り変わってゆくという変転極まりない無常の有様を見ない日はなかったということです。

 お大師さまは、この室戸の洞窟でご修行をなされて、「虚空蔵求聞持法」を修められたと伝えられておりますが、変わることのない大日如来の真理と大日如来から発せられている、あらゆる説法を求聞し、一切が因縁の集合によって生滅を繰り返す無常の現象をおさとりなされて、大日如来と一体となられたということであります。 ”


 遊歩道を歩いていたら、太陽が顔を出してきた。太陽の周囲が、優しいローズピンクに包まれている。それがしばらくしたら、イエローゴールドに変わった。さらには、雲が大きな羽のようになり、空に向かって飛んでいくような形になった。・・・わずか10数分間の出来事。ここで、お大師さまが金星からの光を受け取り、太陽神の大日如来さまと一体になられたことの象徴のように感じられた。


 遊歩道を出て、慎太郎さんの像の前へ。ここでは離れているけれど、お墓は二人仲良く並んでいるのよね。(京都 鞍馬編) 日本の新しい夜明けが来るのを、これからも御二人で見守っていてくださいね。・・・さらに不思議な雲の形に。(両目が光った顔のよう。)
 

 そして、虚空蔵菩薩さまをお祀りしている、「最御崎寺(ほつみさきじ)」へ。参道の坂道は、海からの強い風と大きな海の音が一緒になって、ちょっとした嵐のようになっていた。(わ〜わ〜)
 
 空海の七不思議の鐘石(冥土まで音が届く)をトントン叩いて、本堂でお参り。弥山の本堂(88番札所)で、いつもヨレヨレぼろぼろの私を温かく迎えて下さっていた虚空蔵菩薩さま。いつも見守って下さり、ありがとうございます。 ・・・今日は元気な姿で、お参り出来て良かったです。(^^;
 


 参道を反対側に下ったところにある、室戸岬の灯台も見学。海の上に太陽が浮かんで、キラキラした光の道を見せてくれていた。「暗闇の中でも、光の道を照らす存在に・・・。」 


 最後に金剛頂寺へ。前回、名前だけ知って気になっていた。すぐ近くかと思っていたら、奥のほうに入った山の上を、ぐんぐん登ったところに出てきた。その名も「龍頭山」なり。(お〜っ!) 山門の両脇には、大分から奉納されたという大きなわらじ。ここで、最後の締めとしての鐘を撞かせてもらうことにした。思いを込めて、思いっ切りゴ〜ン!


 阿吽の龍もいた。ご本尊は薬師如来さま。お堂の奥には、お大師さまや石鎚山の絵もあり。境内には、一粒万倍の釜がある。お大師さまが、三合三勺の米を入れて炊い たら万倍に増えたと言われている。(写真下右) ここにも降りていた。(!) 
 本物(真実)の力を持ってすれば、何倍にも大きく広げていくことが出来る。そのことを伝えてくれている。まるで錬金術かマジックのようだけれど、アセンションを繰り返して進化させて行けば、それも可能なのだと。・・・


 >さらに後でわかったこととして、このお寺は室戸岬の最御崎寺と相対していることから、最御崎寺を東寺、金剛頂寺を西寺と呼ばれていたそうです。東西の統合ということで、最後にお参りした意味がわかりました。

 山を降りて、再び室戸の海岸に戻ったら、太陽がまさに沈もうとするところだった。わ〜すごい、また何というタイミング! それに、何という美しさ♪ 海と空がオレンジゴールドに染まっている。


 朝日の光景は、写真で見せてもらったけれど、まさか夕日まで拝めるとは思っていなかった。これも、今回は飛行機で来ることにしたから。(フェリー&バスだと、時間的に無理だった。) そして、前回とは逆周りにしたから。(逆打ちのご利益かしらん。^^) ・・・最後は、目のようにも。


 これまでの聖なる旅と同様に、全て導きからの直感を信じて決めたことだった。やはり、それが一番最善なのですね。アセンションをする度に、直感によるメッセージがハッキリしてきている。それは、ハイアーセルフ(内なる神)との繋がりが強くなるということでもある。エジプトから帰って、今まで以上のスピードと勢いで、アセンションのプロセスが起こっていた。途中でギブアップしたくなることも、何度もあった。でも逃げ出さずに、最後までやり遂げて良かった。今年のアセンションの完成と一つの区切りを、生まれ故郷の四国で、ここ高知で迎えさせて頂いたのですね。去年の夏至の日から冬至へと続いたプロセスも。・・・ありがとうございました☆

 空港へも、ちょうど良い時間に着いた。時間を見ながら動いたわけでなくても、流れに乗っていれば、自然と何もかもが調和して、ピッタリと合ってくる。 ゆっくりお店を散策して、チェックインをしようとしたところで、代表たちとバッタリ。(あらあら、また!) 同じ飛行機で、福岡へ帰ることに。・・・翌日は佐賀セミナー。その後の忘年会は、「竜馬」というお店になっていた。(ちゃんちゃん)

 空港の一階には、ローマのダヴィンチ空港の写真があったそうです。(!) この旅もまた、繋がっていきます。魂のための、次なる聖なる旅へと・・・☆