[聖なる旅]


聖なる旅 



2008 初詣 阿蘇・伊勢 編




2008.1.1〜1.4

                                
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 12月31日〜1月 1日
 今年の年明けは、どこで迎えるのかな〜と思っていたら、再び熊本になりました。それも、久々の「阿蘇」に。阿蘇へのツアーもいろいろある中で、これ!というものが出てきた。その申し込みをした後で、八代に行くことになり、その途中で「阿蘇」の話が出てきて、間違いないことがわかった。(^^)
 
 前日の30日から、強い寒波が押し寄せてきた。この日も、朝からみぞれのような雪が降り、北風がピュ〜ピュ〜吹いている。夕食を済ませて、完全防備で出発。(^^)

 まず最初に向かったのは、蓮華院誕生寺奥の院。ここは、2005年にダライラマ法王の法話会があった場所。そして、去年の大晦日にも訪れていた。(2007 元旦編) あの時は、お参りだけさせて頂いていたけれど、今年はここで新年を迎えることになったのです。 しかも今回は、お寺にある世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」を、自分で撞けることに。(!) 

 境内にある「たんぽぽ堂」さんで、年越し蕎麦を頂いて、その飛龍の鐘へ。貫主さま達がお経を唱えられた後、いよいよ私たちが鐘を打つことに。世界一の大梵鐘で、除夜の鐘を打てるなんて感激〜♪ それも、この鐘は「至心に念じてつけば、楽を得、悟りを得るなど、大きなお加護と霊験がある。」といわれ、必ず一願成就されるとか。(わ〜い)

 響き渡る鐘の音を聴きながら、順番を待っている間に、護摩堂でろうそくを灯してお参りしたり、仁王様にご挨拶して心の準備。空を見上げると、オリオン座もくっきりと満天の星空。 肌寒いけれど、空気も澄んで清々しい。

 そして、いよいよ時が来た。大菩薩さまへの真言を唱えながら、鐘から繋がった紐をしっかり持って、20人ずつが一斉に打つ。その後、それぞれに合掌して祈願を。
 この鐘の音は、仏様の声であり、この前でお辞儀をすることは、仏様にお辞儀をすることになると言われていた。ここではお願い事をして良いということで、私は自分の天命を最善の状態で果たせることを祈った。


 その数分後に、新年が明けた。(ナイスタイミング!) 「明けまして、おめでとう〜!」 「今年もよろしく!」 柾至と握手&ハイタッチして、一緒にお祝い。遠くから、太鼓の音や花火の音も聴こえてきた。 振る舞いの甘酒も、温かくておいし〜い♪

 ダライラマ様が法話をされた、奥の院の中心である五重の塔へ。(大きさとしては、全国第一) 御本尊の皇円大菩薩(皇円上人)さまは、法然上人さま(親鸞聖人の師匠)の師匠であり、龍神になって入定された方。お線香を灯して、護摩祈祷で一緒にお祈りさせて頂いた。


 そのお堂の中に、ある詩の書が掛けられていた。それが、坂本真民先生の「二度とない人生だから」だった。(!) また、ここで出会うとは・・・。

 法話会のときに、八角五輪の塔を象ったもので、魂が込められているという、光明真言百萬塔を頂いていた。これも、黄金色に輝いているものだった。その時に、「神の眼を持つ叡智の石」である天眼石とも出会った。そう、それも「神の目」だったのです。
 ここで素晴らしい年明けを迎えさせて頂いたことに、心から感謝☆


 ゆっくり境内で過ごした後、阿蘇へと出発。バスに乗ったところで、一気に眠気に襲われた。3時半ごろ、大観峰に到着。そのままウトウトと眠っていた。5時半過ぎに外に出てみた。 「さ、さむ〜い!」  雪が降っていて、ヒュ〜ヒュ〜と風も強い。辺りは、すでに白く積もっている。外では、火が焚かれていた。・・・寒いのに、ご苦労さまです。
 しばらく売店に入って、温まっていた。この空模様だと、まず初日の出が観れないのはわかっていた。でも、ここで新年の夜を一晩過ごすことに意味があるのを感じていた。

  大観峰は、釈迦(観音)の涅槃像といわれる阿蘇五岳や阿蘇谷、九重の山々が眺められる天然の展望台になっている。阿蘇外輪山の最高峰に位置していて、いわば阿蘇の中心でもある。2003年に再び訪れたときは、展望台の先まで行って面白い体験をしていた。(阿蘇編) そう、あの時もフェニックスが現れていたのだった。(!)

 空が明るくなってきた7時過ぎに、柾至と外に出て写真を撮った。雪と風で吹き飛ばされそうになったけど(笑)、ここも空気が澄み渡っていて気持ち良〜い♪ 7年前に、二人で初日の出を拝んだのを思い出した。あの時の金色に輝いていた朝日は、今でも良く憶えている。(2001 初日の出編) 
 周囲は真っ白で、遠くの景色は観れなかったけれど、下界と遮断されているような空間に。


  バスは、ゆっくりと雪野原を走っていた。その景色を眺めながら、またウトウトしていた。ほとんど瞑想状態。(^^)  しばらくして、阿蘇神社に着いたときは青空になっていて、明るい陽射しが降りていた。

 本殿から、一の神殿、ニの神殿とお参りし、願かけ石で弥栄を祈り、良縁を繋ぐという高砂の松の木も一周り。すると急に空が変わり、再び雪が降り始めた。 その風情が、また素敵〜♪ 


 ここでも温かい甘酒を頂き、しばらく火にあたって、赤酒のお神酒を買った。最後に、心字池の周囲も散策。

 阿蘇神社は、2001年に幣立神社と一緒に周り、その後も何度かお参りに来ている。主祭神は、阿蘇火口に立つ巨石だった健磐龍命(タケイワタツノミコト)。阿蘇神社は、参道が拝殿ではなく、阿蘇山に向かっていることから、阿蘇山そのものが祭神ではともいわれている。
 阿蘇については、2002年の旅で強く意識させられていた。(阿蘇・宇佐編) ・・・当時のレポートを読んで、エメラルドグリーンとゴールドは阿蘇山の火口カラーであり、ペルーの象徴でもあったことを思い出した。(!)

 あの頃は、導かれるままに、何度も続けて阿蘇に訪れていた。そして最近になって、阿蘇の数霊が「宇宙の蘇り・宇宙の再生」を意味していることを知らされ、新しいサイクルが始まる年明けに呼ばれた意味もわかったのでした。 母なる地球の蘇りと再生に向けて・・・。


 神社を出発したところで、「333」の神の数字。続いて、レインボークリーニングに、ゴールドスポーツの看板も目に付いたり。(笑)  お次は、阿蘇ファームランド内でお買い物タイム。さらに雪は、しんしんと降り続いていた。 

 瀬の本高原に向かう道では、ゴールド色のススキに白い雪のコントラスト。時折、光が射し込むと雪に反射して、プラチナのようにキラキラ輝いてみえた。「222」から、ひふみの「123」、「88−88」と続き、牧場では鹿さんの姿も。(^^)


 お雑煮定食のランチを頂いて、高原の雪景色を眺め、柾至と雪合戦したり。(キャッキャッ) 最後の黒川温泉では、たっぷり3時間の自由時間。雪の黒川も、また素敵〜♪ 


 温泉組合の前では、アツアツで具沢山のふるまい汁と焼餅を、ご馳走になった。おいしかったなあ〜♪ この頃には風も落ち着いて、明るい陽射しでキラキラ。
 

 今回は、黒川荘の温泉に入ることにした。温泉街からは、ポツンと離れているけれど、すぐ目の前に屏風岩があり、露天風呂からも絶景で眺められる。ヨセミテを思い出した。(スケールは敵わないけど。^^) 
 時間はまだたっぷりあったので、リンゲル液のHWを持ち込んで、ゆっくりと一時間ぐらい入っていた。(源泉です。^^) ほとんど貸切だったので、ここでもまた瞑想状態に。 雪がはらはらと舞うように降って、この季節ならではの温泉を、心ゆくまで楽しんだ。
 そして、最後の最後に、ちょっとしたハプニングが(!) ・・・続きます。

 新年の年明けは、雪に包まれていた。雪といえば、しばらく住んでいたカナダは、一年の内の半分近くは雪に覆われていた。そのカナダで REIKIに出会い、自分の道を見つけた。

 初めてセドナへ行く直前に、雪の北海道に行くことになり、アイヌとの繋がりを思い出すことがあった。(雪の北海道編 Page2) その一週間後の春分の日に、ネイティブの聖地で雪の洗礼を受け、セドナに入って出てきたアイヌの人形のサインで、繋がっていたことがわかった。(春のセドナ 編 Page3) そして、去年の暮れから読み始めた「数霊」の本に、アイヌとネイティブアメリカンとの繋がりが書かれていて、その意味を確認することに。・・・ネイティブとの縁は、前の年に行っていた カナディアンロッキーの旅でも感じていたのでした。

 そう、雪の精霊さんとも、昔から仲良しだったのですね。(ふふふ) ・・・名前にもYukiが入っているし。(^^) 
 穢れも全て、清らかな雪で包み込んで浄化させる。そして時が来たら、その雪を溶かして光り輝かせていく。 私も、その雪のようでありたい・・・☆